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ここではパリ旅行の注意事項を書いていこうと思います。<br /><br />「フランス語」<br />フランスにいったことのある友人などから聞いていたウワサ、<br />「フランス語を話さないとすっごく冷たくされる、フランスの人は冷たい、愛想がない」<br />などなど、かなりマイナスのイメージ。<br />旅行前の心得として、なんとか頑張ってフランス語(会話)のヒアリングなどを続けていましたが、まったくといって頭にはなかなか入ってきませんでした。<br />そこで、私たち夫婦がとった作戦は「あいさつはフランス語!あとは野となれ山となれ」作戦!<br />ぼんじゅーる!(こんにちは)<br />ぼんそわーる!(こんばんは)はとにかくはっきり言いました。<br />あんまり気合をいれていったせいか、フランス語がわかると思われ、早口のフランス語で返されたときは泣きそうになりましたが、<br />ぱるどぅん?<br />で聞き返し、フランス語がわからないです、といえば英語で丁寧に返してくれる人ばかりでした。<br />田舎町の人も、お店の人も、現地の人も、あいさつをしっかりすれば親切な人ばかりだったように思います。<br /><br />ただ、街歩き中にときどき現れる「ジャパーン!オーサカ?トーキョー?」と言ってくるニコニコした怪しい人物には注意です。親切装うスリとネットに書かれていました。<br />実際に凱旋門の地下通路のところで会うことができました。笑<br /><br /><br />「スリ」<br />言語の問題は何とかクリアした夫婦でしたが、今回の旅路で切って切り離せなかった思い出、そう!スリ問題です。<br />結論から言うと、夫婦どちらもスられることなく旅を終えることはできました。<br />しかし、かなり警戒はしていきました。<br />今回立てた対策は、バックの中のお財布には40ユーロ以下の現金しか入れない。<br />パスポート、クレジットカードはおなかに直接まくタイプのベルトの中に入れる。<br />バックはチャックつきのショルダーにする。チャックは自分側をむけ、バックと体をなるべく密着させる。<br />ブランドものは身に着けない。<br />個人旅行のため、必然的にバス、メトロの移動が多いためかなり注意しました。<br />メトロでヒヤヒヤ体験としては、<br />入口付近の2人がけの椅子に座っていた時の話です。<br />向かい側には1人がけの椅子があり、女性が座っていました。<br />マドレーヌ駅に停車した時に、ロマっぽい老年の女性が乗ってきました。すかさず向かいの女性が「こちらの席にどうぞ」と席を促しましたが、ロマの女性は私の隣に座っていた外国人の男性に向かってなにやら怒鳴り始め、男性をどかし、椅子に座りました。<br />夫は私の前に立っている状態でしたが、ロマの女性は座ったとたんに大きく体を左右に揺らし始めます。手も体と同時に左右に大きく揺れ、肩と肩が触れるくらい大きく揺れ手が私の上着のポケット近くにさわり(やばい!)と思いすぐに椅子から立ち上がり離れたところに夫と移動しました。ポケットには、ハンカチとティッシュとぷっちょが入っており、確かにはた目から見ると小さいお財布が入っていそうに見える状態でした。そこは私の大きな反省点でもあります。<br />とられても問題ないものですが、やっぱりスられるという体験はうれしくない思い出になってしまうので、あの時にすぐ席を移動してよかったと思います。<br />移動後ちらっとロマの女性をみると、なにやらまた怒った声を出していて次の駅でおりていきました。<br /><br />次は夫が狙われたであろうケースです。サン・ラズール駅でホームに10代後半と思しき女の子2人が楽しそうに話をしていました。その子たちを横切り、わたしたちもホームで電車を待ちました。<br />すると女の子の一人が夫のバックをじーっと見つめはじめます。<br />もう一人の子は夫には背中を向けていたので、(変な子だな?)くらいに思っていましたが、一人の子の目線はチャックのあたりから離れることはありません。<br />(乗り込んだスキにとられるパターンかもしれない)と思い、電車が来る少し前に車両が変わるように大きく移動しました。<br />移動後、女の子たちを見ると今度は反対側のほうの人を指さしてそちらのほうに移動していきました。<br /><br />チュイルリー公園には、数多く署名を求める人たちがいます。<br />本当に活動をしている人もいるかもしれませんが、観光客には見分けはつきません。ネットのウワサだと署名をしている最中に近くから仲間がやってきてカバンの中のお財布をとられるようです。<br />そもそも、フランス語ではなく英語で声をかけてきますから怪しさは満点です。<br /><br />怖いことばかり書いてしまいましたが、スリに注意すればフランス旅行は本当に満喫できます。<br />建物も日本にはない、「おおおー!!!!」と思うものばかりですし、<br />なによりもフランスパンはかなりの美味しさです。1ユーロでおいしいフワフワパンを食べることができます。<br />これから行かれる皆さんも楽しい旅行ができますように!

フランス語ゼロでの夫婦旅行③

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2014/04/29 - 2014/05/06

5240位(同エリア16387件中)

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Neko

Nekoさん

ここではパリ旅行の注意事項を書いていこうと思います。

「フランス語」
フランスにいったことのある友人などから聞いていたウワサ、
「フランス語を話さないとすっごく冷たくされる、フランスの人は冷たい、愛想がない」
などなど、かなりマイナスのイメージ。
旅行前の心得として、なんとか頑張ってフランス語(会話)のヒアリングなどを続けていましたが、まったくといって頭にはなかなか入ってきませんでした。
そこで、私たち夫婦がとった作戦は「あいさつはフランス語!あとは野となれ山となれ」作戦!
ぼんじゅーる!(こんにちは)
ぼんそわーる!(こんばんは)はとにかくはっきり言いました。
あんまり気合をいれていったせいか、フランス語がわかると思われ、早口のフランス語で返されたときは泣きそうになりましたが、
ぱるどぅん?
で聞き返し、フランス語がわからないです、といえば英語で丁寧に返してくれる人ばかりでした。
田舎町の人も、お店の人も、現地の人も、あいさつをしっかりすれば親切な人ばかりだったように思います。

ただ、街歩き中にときどき現れる「ジャパーン!オーサカ?トーキョー?」と言ってくるニコニコした怪しい人物には注意です。親切装うスリとネットに書かれていました。
実際に凱旋門の地下通路のところで会うことができました。笑


「スリ」
言語の問題は何とかクリアした夫婦でしたが、今回の旅路で切って切り離せなかった思い出、そう!スリ問題です。
結論から言うと、夫婦どちらもスられることなく旅を終えることはできました。
しかし、かなり警戒はしていきました。
今回立てた対策は、バックの中のお財布には40ユーロ以下の現金しか入れない。
パスポート、クレジットカードはおなかに直接まくタイプのベルトの中に入れる。
バックはチャックつきのショルダーにする。チャックは自分側をむけ、バックと体をなるべく密着させる。
ブランドものは身に着けない。
個人旅行のため、必然的にバス、メトロの移動が多いためかなり注意しました。
メトロでヒヤヒヤ体験としては、
入口付近の2人がけの椅子に座っていた時の話です。
向かい側には1人がけの椅子があり、女性が座っていました。
マドレーヌ駅に停車した時に、ロマっぽい老年の女性が乗ってきました。すかさず向かいの女性が「こちらの席にどうぞ」と席を促しましたが、ロマの女性は私の隣に座っていた外国人の男性に向かってなにやら怒鳴り始め、男性をどかし、椅子に座りました。
夫は私の前に立っている状態でしたが、ロマの女性は座ったとたんに大きく体を左右に揺らし始めます。手も体と同時に左右に大きく揺れ、肩と肩が触れるくらい大きく揺れ手が私の上着のポケット近くにさわり(やばい!)と思いすぐに椅子から立ち上がり離れたところに夫と移動しました。ポケットには、ハンカチとティッシュとぷっちょが入っており、確かにはた目から見ると小さいお財布が入っていそうに見える状態でした。そこは私の大きな反省点でもあります。
とられても問題ないものですが、やっぱりスられるという体験はうれしくない思い出になってしまうので、あの時にすぐ席を移動してよかったと思います。
移動後ちらっとロマの女性をみると、なにやらまた怒った声を出していて次の駅でおりていきました。

次は夫が狙われたであろうケースです。サン・ラズール駅でホームに10代後半と思しき女の子2人が楽しそうに話をしていました。その子たちを横切り、わたしたちもホームで電車を待ちました。
すると女の子の一人が夫のバックをじーっと見つめはじめます。
もう一人の子は夫には背中を向けていたので、(変な子だな?)くらいに思っていましたが、一人の子の目線はチャックのあたりから離れることはありません。
(乗り込んだスキにとられるパターンかもしれない)と思い、電車が来る少し前に車両が変わるように大きく移動しました。
移動後、女の子たちを見ると今度は反対側のほうの人を指さしてそちらのほうに移動していきました。

チュイルリー公園には、数多く署名を求める人たちがいます。
本当に活動をしている人もいるかもしれませんが、観光客には見分けはつきません。ネットのウワサだと署名をしている最中に近くから仲間がやってきてカバンの中のお財布をとられるようです。
そもそも、フランス語ではなく英語で声をかけてきますから怪しさは満点です。

怖いことばかり書いてしまいましたが、スリに注意すればフランス旅行は本当に満喫できます。
建物も日本にはない、「おおおー!!!!」と思うものばかりですし、
なによりもフランスパンはかなりの美味しさです。1ユーロでおいしいフワフワパンを食べることができます。
これから行かれる皆さんも楽しい旅行ができますように!

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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