2014/05/04 - 2014/05/05
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0712302hさん
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屋久島第二弾は、両親と白谷雲水峡へ。
ガイドさんもお願いしてみた。
1週間前の天気予報は曇りだったのに、近づくごとに曇り時々雨、雨時々曇りへと変化し、とうとう前日には完全な雨マークに。
しかも、まさに登山中が雨、夕方からは曇りだなんて、何て運の悪い家族!
不安のために愚痴っぽくなり始めた母とそんな母に機嫌悪くなる父……おいおい、出発前からこんなんで大丈夫か!?
兎にも角にも、雨具を身につけ、ガイドさんと白川雲水峡へ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
駐車場に8時30分到着。
車を下りた途端に「ザーッ」という音。
母「凄い雨が降ってるわね。大雨の中を行って、大丈夫かしら??」。
私「これ、川の水が流れる音だよ」。
今回も、すごい勢いで水の流れる音が私たちを迎えてくれました。
加えて、目の前に広がる鬱蒼とした森。
「私たちは、このくらいの雨は、雨だとは言いません。
屋久島は本来 “雨の島” ですから、今日は本当の屋久島の姿を楽しめると思います。
確かに晴れた屋久島もいいですけど、雨が降った方が植物が喜ぶ、というか、生き生きと緑色に輝く植物を見ることができますよ」
軽く準備運動をしたら
「さあ、行きましょう!」 -
最初の見所は「飛流おとし」。
何重にもなった木々が傘代わりになって、あまり雨は気にならない。
そういえば、秋に縄文杉まで歩いたときには、木々が照りつける太陽を遮ってくれたなあ。
途中、ガイドさんに聞いてみた。
「一番好きな季節はいつですか?」
「そうですね、それぞれの季節に良さがありますけど、個人的には人が少ない4月でしょうか」。
4月ですか……覚えておこう。 -
桶川歩道は、少しアップダウンがありつつも歩きやすい道。
ガイドさんが色々説明してくれるから楽しい。
一見立派に見えても、樹齢1,000年に満たない「小杉」である場合が意外と多い、ということ。
屋久杉は成長が遅く、年輪が密だということ。
形が良く商業的価値の高い屋久杉は切り倒され、現存しているのは、商業的価値が低かったため切り倒されずにすんだものである、ということ。
ということは。
福山雅治や岡田准一クラスは、いの一番に切り倒されたってわけか………。 -
雨が少し強くなってきた。
「休憩しましょう」の声で、チョコレートでエネルギー補給。
沢の水の何て美味しいこと! -
白谷小屋はすぐそこ。
トイレは駐車場近くとここだけ。
避難小屋も同じく駐車場とここだけ。
雨が降ると、食事をとる場所がないのが白谷雲水峡の難点か。
トイレも縄文杉コースの方が随分整備されている印象。 -
「苔むす森」に到着。
「少し前まで “もののけ姫の森” という看板が出ていたんですよ。
でも、国立公園に広告になるような看板を出していいのか、という声があって、撤去されたんです」
まずいんですかねえ。
それでも、やはりここはダントツに人気の場所。
そうなると、中に入ろうととする輩も当然出てくる訳で。
「この柵も最近出来たんですよ」 -
宮崎駿監督もお気に入りだったという、苔が美しく輝く「苔むす森」。
そこは、靄のかかった薄暗い森の中で静かに生きる植物たちの呼吸が聴こえるような空間でした。
監督のインスピレーションが刺激されて、多くの作品やキャラクター達が生まれた場所でもあります。 -
水分を纏った苔はフワフワして、気持ちいい。
「苔は、草の土台、と書くでしょう。
言葉の通り、植物にとって、なくてはならないものです」
ここでコダマ登場(笑)…暗くて綺麗に撮れなかったのが残念! -
そのコダマ、大きな滴からヒントを得たものだ、とか。
これだけ書いても、実はジブリ作品をあまり見たことがない私。
最初に見たのは、小学生の頃に「風の谷のナウシカ」。
これが小学生には難解過ぎて、ジブリ離れを起こし、次に見たジブリ作品は、随分飛んで大学時代に「もののけ姫」。
「自然と共存することの大切さと難しさ」や「人間の身勝手さ」を理解するには、ある程度の人生経験が必要でした。
と言いながら、見た目だけは十分に大人、中身はいつまで経っても未熟、な私。
ナウシカ、今なら少しは理解できるんだろうか。 -
ガイドさんが、先に行った知り合いのガイドさんと情報交換をしたところ……
「太鼓岩は、見事に霧に遮られ、全く下界は見えなかった」とのこと。
ちなみに天気のいい日には、見事な景色が広がるそうです。
「どうしますか?」
景色が見えないって分かってるところに行ってもねえ……。
「じゃあ、“苔むす森” に負けないくらい苔の綺麗なところがありますので、そちらに行きましょう」 -
桶川歩道を少し逸れた道を進むと、森がより深くなり、人影もまばらに。
しばらく進むと、ガイドさんの言葉通り、“苔むす森” に負けるとも劣らない美しい苔の世界が広がっていました。
「同じ鹿児島にこんな場所があるなんて…。素敵な場所ね」と母。 -
気がつくと、すぐそこに餌を探すヤクシカ。
近くにいたもう一匹のお腹はぽっこり膨れていました。
「6月が出産時期なので、もうすぐ生まれますよ。
屋久島の鹿は3〜4歳で出産します。
普通は1〜2歳なので、遅いんです」。
人に怖がる素振りは全くありません。
「ここは、イノシシやオオカミといった天敵がいないので、基本的にのんびりしています。
ただ、近頃タヌキが出るようになりました。
誰かが “つがい” で放したんでしょうね、昔はいなかったんですけど」。 -
縄文杉コースより「楽しめる」白谷雲水峡。
「楽しむ、という意味ならそうかもしれません。
縄文杉コースは、縄文杉を見るためにひたすら歩く感じですから」。
距離も時間も白谷雲水峡は縄文杉コースの半分以下。
縄文杉コースもよかった。
でも、景色も楽しみながらのハイキングなら、断然白谷雲水峡がいい。
しかも、縄文杉は、せっかく何時間かけて行っても、保護のために遠くからしか観察できないのが、仕方ないとはいえ残念。 -
弥生杉。
木肌が白くなっているのは、老化の証拠。
「倒れるのもそう遠くないかもしれません。
でも、この木が倒れることで、光が当たり、また新しい杉が育ちます。
若い世代にとったら、世代交代のチャンスでもあるんですよ」。
きっと、人間も同じ。 -
先日の久住登山では、水を1リットル持参しましたが、今回持参したのは空のペットボトル。
冷たくて美味しい水が溢れている屋久島。
なんて贅沢なんでしょう!!!!
「降った雨のうち、森が必要な分を蓄えて、残った分が沢の間から流れてきます。
超軟水です。日本人の味覚にも合うんですよね。
屋久島は水が不足することはありませんよ」 -
あっという間に登山口。
ゆっくり歩いて約4時間、1万歩の旅終了。
ガイドさんが宮之浦港まで車で送ってくれました。
色々ありがとうございました!
お陰で両親といい思い出を作ることができました!! -
帰る頃になって雨が上がり始めた。
帰りのトッピーは宮之浦港16時発。
種子島経由なので、鹿児島着は18時40分。
連休3日目とあって、満席。 -
1泊2日の旅、無事終了。
「せっかくの登山なのに雨。何てツイてないんだろう」と思ったバカな家族に、とても美しい姿を見せてくれた屋久島の自然。
しなやかで強くて、凛として、美しかった。
ありがとう。
自然の恵みに、心から感謝。
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