2014/04/26 - 2014/04/26
958位(同エリア2131件中)
昆虫博士さん
カナダの国技 ラクロスを観戦してきました。
カナダは法律で国技を定めている国で、ラクロス(夏)とアイスホッケー(冬)の2つが国技です。ラクロスは北米先住民の儀式が由来と言われています。
今シーズンからメトロ・バンクーバー(ラングレー)に “バンクーバー・ステルス(Vancouver Stealth)” というナショナル・ラクロス・リーグ(National Lacrosse League: NLL)のプロチームができました。
ボックス・ラクロスという屋内ラクロスは、アイスホッケーと同じフィールドを使い、全体的にアイスホッケーとそっくりの競技でした。ただ、スケートでなく足で走らないといけないので、アイスホッケーよりも体力が要りそうです。
試合前に時間があったので、会場から遠くないダービー・リーチ地域公園を散策しました。のどかな田園風景が広がる、のんびりできる公園でした。
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1) 総集編: バンクーバーでスポーツ観戦 一覧
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2) 冬の国技 アイスホッケー観戦 (バンクーバー・カナックス)
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- 旅行の満足度
- 3.0
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ポートマン橋(Port Mann Bridge)が見えてきました。
メトロ・バンクーバーのコキトラム市(Coquitlam)とサレー市(Surrey)を結んでいます。
バンクーバー周辺では唯一の有料の道路です(3ドル)。 -
この橋は2,020メートルの長さがあり、ケーブルを使って橋桁を支えた橋では北米2位です。
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サレー市を抜けると、ラングレー地区(The Township of Langley)に入ります。
ラングレーに入ると、田園風景が広がります。 -
試合開始まで時間があったので、ダービー・リーチ地域公園(Derby Reach Reginal Park)をブラブラすることにします。
まずは、キャンプ場のある “Edgewater Bar” という場所を歩きます。 -
フレーザー川(Fraser River)の川岸にある公園です。
秋になるとこの川をサケが遡上します。
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フレイザーバレー(1/全3): 紅鮭の遡上 (ウィーバー・クリーク産卵水路)
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まだ肌寒いので、訪問者が焚き火をしています。
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のんびりと釣りを楽しんでいる家族が多いです。
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雲が川面に写り、とてもきれいです。
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続いて、同じ公園の “歴史地区(Heritage Area)” に移動しました。
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駐車場にはダックスフンドのような胴体の長い車が停まっています。
この近くで結婚記念写真を撮影しているようです。 -
この苔むした小屋はトイレです。
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歴史地区と言うだけあって、少し古い建物が残っています。
1890年にジェームズ・ヒューストン(James Houston)という農民がここに入植し、現在もその子孫がこの “ヒューストン・ハウス(Houston House)” に住んでいます。 -
“搾乳場(Milk house)” として使われた小屋です。
右の奥で、結婚記念写真を撮っています。 -
“Fort to Fort” トレイルを歩きます。
このトレイル名の由来は、新旧2つフォート(先住民との交易所)を結んでいることに由来します。
ハドソン・ベイ社のBC州における交易所が、1827年にこの辺りに作られました。
その後、1839年に現在のフォート・ラングレー国定史跡の場所に移りました。 -
音がすると思って探すと、木の枝にリス。
クルミのような木の実をガリガリと食べていました。 -
湿地帯は立ち入り禁止になっています。
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“Heritage Apple Tree”。
その昔、リンゴも育てていたのでしょう。 -
のどかな田園風景が続きます。
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トレイルは整備されていて、歩きやすいです。
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遠くの雪山がきれいです。
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コマツグミ(American Robin)がたくさんいました。
北米では、単に “ロビン(Robin)” と呼びます。
胸がオレンジ色なので、すぐに見分けられます。
また、卵がきれいな青緑色であることで有名です。 -
その後、ラクロスの会場であるラングレー・イベントセンター(Langley Events Centre)に移動しました。
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今日のラクロスの試合は、ナショナル・ラクロス・リーグ(National Lacrosse League: NLL)のバンクーバー・ステルス(Vancouver Stealth) vs. カルガリー・ラフネックス(Calgary Roughnecks)です。
ラフネック(roughneck)とは、「無骨者、乱暴者」という意味の他に「石油採掘者」という意味があり、石油で潤っているカルガリーにぴったりです。
入場料は1人28ドル(25ドル+諸経費3ドル)でした。 -
このラングレー・イベントセンターは、ラクロスのバンクーバー・ステルスに加え、アイスホッケーのジュニアチームであるラングレー・リバーマン(Langley Rivermen)のホームです。
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会場の外では、マーチング・バンドが演奏しています。
このバンドは後で、試合の合間にフィールドで演奏していました。 -
今回のラクロスは “ボックス・ラクロス(Box lacrosse)” と言って、フィールドはアイスホッケーとまったく同じものを使う屋内ラクロスです。
このボックス・ラクロスの他に、屋外で行うフィールド・ラクロスがあります。 -
バンクーバー・ステルスは、昨年までアメリカ・ワシントン州のエバレットが本拠地の「ワシントン・ステルス(Washington Stealth)」でした。
今シーズンは「バンクーバー・ステルス」になって、初シーズンです。 -
バンクーバー・ステルスの関連グッズも売られています。
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バンクーバー・ステルスのマスコット “Bomber” くんというキツネです。
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国歌斉唱です。
今回は両チームともカナダのチームなので、今回はカナダ国歌「オー・カナダ」だけです。 -
試合開始です。
各クオーターの最初は、フェイスオフ(Face-off)というボールの取り合いで試合開始になります。
また、どちらかのチームが得点した後も同様に、フェイスオフで試合再開になります。
このフェイスオフもアイスホッケーと同じです。 -
白黒のユニフォームがバンクーバー・ステルス、赤のユニフォームがカルガリー・ラフネックスです。
プロリーグですが、別に仕事を持っている選手が多いようです。 -
1度にフィールドに出られるのは6人までです。
ゴーリー(ゴールキーパー)が1人、ランナー(フォワード、ディフェンダー)が5人です。
これも、アイスホッケーと同じです。 -
ゴーリー(ゴールキーパー)は肩幅の大きなユニフォームで、重装備です。
ゴールの大きさも、アイスホッケーと同じです。 -
ゴーリーは虫網のような大きなスティックを使い、ボールをすくいます。
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ゴーリー以外の出場選手である “ランナー” は半ズボンでヘルメットとグローブをしています。
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“ランナー” はずっと走り回っていて、運動量が多いので、どんどん控えている選手と交代していきます。
アイスホッケーと同じです。 -
この場所に監督と控えている選手がいます。
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けっこう激しいコンタクト・スポーツです。
殴り合いの喧嘩も何回か見ました。 -
試合の長さは、1クオーター15分で、4クオーターあります。
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休憩時間には、いろんなイベントがあります。
気球が飛び、お土産を上から落としていました。 -
先ほど外で演奏していたマーチング・バンドの演奏です。
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そして、各種ゲームもあります。
ボックス・ラクロスは、アイスホッケーの陸上版ですね。
試合自体は、残念ながら カルガリー 14点 vs. バンクーバー 8点 で負けてしまいました。
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