2014/01/28 - 2014/01/30
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からみもちさん
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プノンペンもやはり過ごしやすかった。
首都なのだが、高い建物もそんなにない。
しかし、建物も人も車も多い。車もけっこうきれい。もちろんバンコクには遠く及ばないが。
バタンバンからプノンペンは、やはりCapitol tourのバスを使った。7.5ドル。所要時間6時間。
St.182とMonireth Blvdとの交差点から西に数百メートルのバスターミナルで、ロンリープラネットの地図にはなかった。
プノンペンでは、ロイヤルパレス、国立博物館、監獄博物館を観光した。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
降りたバスターミナル付近の風景。
さすがにきれいな車が多く、街自体もごちゃごちゃしてる。 -
まずは宿探し。
泊まったのはこのGolden Sun Guesthouse。1泊15ドルだが、この立地から見たとおり、日当たりがとても悪かった。
この宿があるGolden St.界隈は、ホテルも充実し、外国人向けのレストランや日本料理やなんかもある。 -
シアヌーク通り沿いにある細長い公園。奥の茶色の建築物が、独立記念碑。
-
ロイヤルパレスの入口。
このときは昼休みで、1時30分開門まで外で待たされる。
入場料6.5ドル。
半そで半ズボンは禁止で、中で服を有料で貸し出ししている。 -
ロイヤルパレス見取り図。
バンコクの王宮と比べたら見所は少ない。
1時間あれば見て回れる。 -
君王殿。ロイヤルパレスでメインの建物。
中は、国王に謁見する場所だったらしく、椅子とかが並んでいる。 -
シルバーパゴダ。
ロイヤルパレスの南側の区画にある。
中は、宝石をちりばめられた煌びやかな仏像が何体も安置されていて、一見の価値がある。 -
シルバーパゴダの傍らには、アンコールワットのミニチュアがある。
なかなかよくできている。 -
シルバーパゴダの区画の周囲の回廊には、ラーマーヤナの壁画が描いてある。
100年位前のものらしい。 -
東西文化の融合のような、雰囲気がある鐘楼。
-
敷地内には築山があり、麓に祠があって、その辺りの葉っぱに地元の高校生が何かを書いていた。
願掛けか何かかな。 -
カンボジア国立博物館。入場料5ドル。
ロイヤルパレスの北側にある。
ここも1時間くらいで見て回れる。 -
博物館の建物に入ってすぐのところにそこそこ立派な像がある。
展示室内は撮影できないが、さすがに立派な仏像がいくつもあり、見る価値はあったかな。 -
中庭にも像が展示されている。ベンチもちょっとだけある。
-
博物館の建物自体も美しい。1910年代に建てられたという。
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ロイヤルパレスの東側は、トンレサップ川が流れている。
先のほうでトンレサップ川とメコン川が合流している。 -
川沿いにも外国人向けの町並みがある。
こちらはバーやらパブやらが何軒もあり、にぎやかそうだ。 -
翌日には、Tuol Sleng博物館へ行った。
ゴールデンストリートエリアからだと、2キロ弱なので、歩いていける。
右側は、博物館前の食堂。
とりあえず、見学した後食欲がなくなると困るので、先に食事をとる事にした。 -
食堂で食べた食事。10,000リエル。
鶏肉は乾き気味で冷めていて、あまりうまくはなかった。
監獄博物館を前にして舌鼓を打つ状況でもないので、これでもよかったかな。 -
Tuol Sleng博物館入口。2ドル。
普通に町中にある。
1970年代に、ポルポト派がこの施設に人民を収容し、拷問や処刑を行った場所。
17,000人を超える人々が、ここから郊外のキリングフィールドに運ばれ、虐殺されたという。 -
この施設はもともと高校の校舎で、それを収容施設に改造したという。
こういう建物が3棟あり、教育部屋やら牢獄やらに分かれている。 -
A棟にはいくつか個室があり、ここには高級な政治犯が収容されていたという。
1979年にベトナム軍がプノンペンを占領した時、これらの部屋のベッドには合計14体の死体が惨殺されたままベッドに放置されていた。
惨殺死体の写真も飾ってあったが、ショッキングだ。 -
こちらの部屋では、レンガで細かく区切られ、当時はそれぞれの仕切りの中に人が囚われていたという。
-
仕切りの中は本当に人一人が寝るくらいのスペースしかない。
この鎖で繋いで逃がさないようにしていたようだ。
もともとが高校で、広さや壁や床の感じも日本の学校とも似てるので、自分のいた学校の教室がある日こんな風に改造されたら、ということを想像しやすい。 -
首が4体。ポルポト派の首魁の4人なのかな。
杭州の岳飛廟のような感じで、許さない、というカンボジア人の気持ちを表しているのかもしれない。 -
ポルポト派の首魁4人の経歴。
顔が削ってある。
誰がこういうことをやるのか。カンボジア人なのかそれとも旅行者か。 -
他にも、拷問の道具や、被害者の写真や、犠牲者の骸骨がたくさん入ったガラスケースやら、生々しい展示物がたくさんあった。
その他、子供が強制労働に狩り出された写真などが飾ってあった。
しかしその子供が満面の笑顔で写真に写っていて、もしかしたら当時は政府の宣伝目的で今とは真逆の意味で使われていたのかな、と思った。
当時ポルポト派が起こしたデモクラチッククメール運動も中国の文化大革命の影響だったようだし、当時ここに収容されていた人々も、最先端の共産主義思想についていけない落伍者やら異端者やらとして蔑まされていたのかも知れない。
ただ拷問されて殺されていたわけではなく、やる方も正当化できる目的があったのであり、今考えると残酷とか何とかで済ませられるけど、当時生きていて、そう思えたか、そう言えたか、というと普通は難しいはずだ。
この施設は、異端者とレッテルを貼ると人間はどんな残虐なこともできてしまう、という現実を改めて知ることができる施設だ。
自分に理解できない考えを相手側が持っていても、相手側の人権を尊重する、というのは基本的なんだけど本当に大事なことなんだよ、ということを、中国に暮らしている身としては骨身にしみて感じる。 -
夜中の独立記念碑のライトアップ。
プノンペンはバンコクほど人も車も多くなく、料理もおいしいし、過ごしやすい町だと思う。
インターネットも普通につながるし。
1999年にようやく内戦が終わり、国会の選挙も終わり、なんとなくイメージしていたような危険なことはなく、今は安定しているのかもしれない。
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