プノンペン（トゥールスレン博物館、キリングフィールド）

2011/06/12 - 2011/06/19

トゥールスレン博物館＆キリングフィールド＆独立記念塔など

エリア プノンペン(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩 バイク 飛行機
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

プノンペンの朝焼け

ホテル前の風景

７時に起床し、ホテルの朝食。
アイスコーヒーおいしかった。
食べ終わった頃にジャムに蟻がたかってきた。

ホテル前にいるバイタクに話しかけてトゥールスレン博物館へ。
ここは元高校だった場所をポル・ポト時代に拷問場所にされたところ。
そもそもポル・ポトは極端な共産主義だったので、ノー・シティ、ノー・マネー、ノー・ファミリー、ノー・レリジョンという政策をとった。
都市があるから貧富の差が生まれるので、みんなで地方で農業をやらせる。
お金があるから人の欲が出るので、経済の基本を物々交換にしよう。
家族のつながりがあると国は一心にならないから、家族のつながりは大切にしてはいけない。
宗教はバカバカしいものなので信じてはいけないということで寺院などは破壊された。
さらに学問は革命の邪魔になるということで、知識人、医師、講師、技術者などはみんな殺されたそうです。
このトゥルースレン博物館にも記録にあるだけで約2万人が収容されましたが、生き残ったのはわずかに7人。

この場所が発見された時にあった遺体のお墓です。

独房
鎖につながれて狭い独房に収容された。

有刺鉄線が張りめぐらされている校舎もあります。

拷問の様子

大部屋に収容されている様子。

収容された人の顔写真。
子供の写真もあった。

街を散策しながら歩いてホテルに戻りました。
12時にチャックアウト次のゲストハウスに向かいます。
歩いて5分くらいのところです。
６ドルなので、冷蔵庫なし、クーラーなし、テレビ壊れてる、かび臭い部屋でした。
荷物が置ければそれでよかったので大丈夫でした。

ロイヤルＧ．Ｈ．はツアーも行っているので、キリングフィールドまでトゥクトゥクを用意してもらいました。往復で１０ドル。
この旅でトゥクトゥクは初めてだったのですが、ゆったり乗れていいですね。写真もじっくり撮れるし。

キリングフィールドまでは３０分くらい。

キリングフィールド
その名のとおり大量虐殺が行われ罪もない人たちが殺された場所。

慰霊塔
見上げるほど高くまで積み上げられている遺骨の前に立ってみて、こんなに無実な人たちを殺した結果何が残ったのか、何のためにこの人たちは殺されたのかと思ったら悲しくなってきた。
過去の過ちを繰り返さないためにも、この歴史を伝えていかなくてはいけないと思った。

この場所には１６６体の頭のない遺体が埋められていた。

悲しくなりながらプノンペンに戻ったが、プノンペンに戻ると以前にそんなことがあったのがうそであったかのように騒がしかった。
建設中の建物

日本と同じ歩行者信号機

ホラー映画館

プノンペンにはこんな高層ビルも建っています。

ＫＦＣもあります。

独立記念塔
フランスからの独立を記念して建てられた塔。

カンボジア・ベトナム友好の塔

？

国立博物館

屋台で買ったとうもろこし。
ちょっとかわが硬かった。
25円くらい。

夕飯の海鮮ヌードル

アンコール瓶ビール

一度部屋に戻り荷物を整理して９時にチェックアウト。

何度か街で会って、「空港まで乗っていってよ」と話してきたトゥクトゥクの兄ちゃん。なんか憎めない感じだったのでお願いすることにした。
空港まで６ドルでいいと言ってくれたし。使わないのであまったリエル紙幣はあげたけどね。
奥さんのお腹にはお子さんがいると言ってた。頑張って稼いでね。
「またプノンペンに来たら会おう」と言ってたけど、もう一度来ることはあるかな。
不安だった１人旅もなんとか無事終了。２３時５０分のフライトソウル経由で帰国です。