トゥルーヴィルに行ったついでに瀟洒なリゾート地ドーヴィルも

2013/08/29 - 2013/08/29

せっかくトゥルーヴィルに行ったので隣町ドーヴィルも見ておきたい。

なにしろ映画『男と女』の舞台になった大人のムードいっぱい(と、勝手に想像していた)の町なのだから。

(作成中)

エリア ドービル(フランス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

トゥルーヴィルからトゥルーヴィル・ドーヴィル駅に戻ります。

駅を背にして右に行けばトゥルーヴィル。
反対の左ー行くとドーヴィル。

ようこそドーヴィルへ!
ようこそノルマンディーへ!


って書いてあります。

いきなりヨットハーバー。
さすが高級リゾート地です。
トゥルーヴィルも高級な別荘地があったけれど、そこは陽気で頑固なポスター職人サヴィニャックの住む町愛嬌があって親しみやすい。
ドーヴィルはオシャレなリゾートって感じかな。

町に入ったとたん星条旗が歩道の街灯にずらーとかかっています。

トゥルーヴィルではサヴィニャックのポスターがずらーっと並んでいましたがドーヴィルでは星条旗が、なぜか?

フランスの旗も赤・白・青のトリコロールだがアメリカの旗も赤・白・青なんですね。
この三色旗を国旗の色にしている国は多い。
とても良い色だと思う。
空にも海にも町並みにもどこでも似合ってて♪

中央広場の噴水の周りにも星条旗。

いくらなんでもただ事ではないな〜

カフェやレストランの中にも星条旗ですよ〜

オバマ大統領でも來ドーヴィルするのでしょうか?

市庁舎と観光案内所のある広場。
市庁舎がノルマンディー風の木組み・・・かっわいい♪

観光案内所で地図をもらって適当に歩きます。

この町では特別見たい場所があるわけではないのでひたすら歩こうという。

しかし、ドーヴィルという町は婦女子にはたまらない町のひとつに思える。

だってデパート、プランタンからしてノルマンディー風建物。
有名ブランドのお店もノルマンディー型木組みの家におさまっています。

ルイ・ヴィトンなんて可愛い過ぎ。

この建物はラルフローレン。

エルメスも!

同じ木組みの家でも各国それぞれ個性があるが、フランス国内でも地方によって個性がある。

アルザスは可愛くて、ブルターニュは素朴で、シャンパーニュはその中間かな。

木組みの家はどれもこれも好きだけど私個人の好みで1番好きなのはノルマンディー風の木組みの家!

青空にはカモメの群れ。

トゥルーヴィルでもドーヴィルでも一日中カモメの鳴き声が聞こえていた。
こんなにカモメたちに囲まれたのは初めて。

このホテルは『男と女』の舞台になったノルマンディー・バリエール。

きっと4トラのトラベラーさんの中で宿泊した人がいるはず。

ホテル・ノルマンディーバリエール。

ホテルや別荘が立ち並ぶ目の前は海岸。

映画では季節は冬。
暗い寂しい海岸が真夏はこんなに明るい。

まあ、男と女が出会って別れる部隊は冬の方が似合っているけど。

ブルーと白の船の海岸の目印かな・・シャレてて素敵だ。

沖の白いヨット。

夏〜太陽〜海〜〜白いヨット

カラフルなヨットもオシャレ。

海岸に並ぶビーチパラソルの色がトゥルーヴィルのビーチパラソルの色と違うのも楽しいな♪

なんだろうこの瀟洒なお城みたいな建物は。

ホテル?どなたかの別荘?

アメリカの国旗が街中溢れていた訳がわかった。

明日(8月30日)から9月8日までアメリカ映画祭が開催されるんだって。

そう思って町中のカフェを見ると映画人らしいカッコイイ人たちが格好つけて寛でたり打ち合わせしている。

「あの人はアメリカの監督よ、そんな雰囲気」
「あの人はフランスの女優らしい」
などと勝手に想像している私。

あら、ニジンスキーのプレート!

1912年の8月6日〜22日までドーヴィルのカジノ劇場でニジンスキーのバレエ公演があったんだ

何を踊ったんだろう。
数年前モンマルトル墓地のニジンスキーのお墓参りしたっけ。
お墓にはピエロの姿のニジンスキーの像があって気に入ったお墓だ。

こちらがカジノです。

高級車が置いてあります。
どなたかが乗ってきたのか、単に飾ってあるのか、ジャガーの新車の宣伝なのか。

ココ・シャネルのプレートのある建物。
1913年の夏にシャネルのブティック第1号店がドーヴィルのこの建物で開店したんですって。
るほどシャネルのブティックの1号店ね、ドーヴィルらしいのう。

シャネル1号店が1913年、ニジンスキーの公演が1912年か、、、

な

ドーヴィルも「花の町」

すぐお隣の町なのにサヴィニャックの看板がまったくないのね。

警察署もノルマンディー風の木組みの建物。

建物や町並みがシックに統一されていてなかなか良い町でした!

裏通りなんて歩けたらもっと庶民的な顔が見られて楽しかったかもしれないな〜

トゥルーヴィル・ドーヴィル駅に戻る途中にあった道路標識には、ノルマンディー橋やオンフルールが示されている。

行きたいなって旅心がそそられる♪

帰りの列車までまだ時間があったのでふたたびトゥルーヴィルに戻ってみました。

この景色、やっぱり好き!

比べると私はトゥルーヴィルの方が好きです♪
ダバダバダ♪より印象派＋サヴィニャックの魅力ですね。

ベルギー橋を渡ってドーヴィルから戻ってきたら全く違う庶民的な光景が現われました。
チープな露店市が開かれています。
チープさに思わず笑みが!

でも買いたいものナシ。
この地方のリキュール類にそそられたけど重いから断念。

最後にカモメを。

トゥルーヴィルとドーヴィルに共通しているのはカモメたちの賑やかな鳴き声♪

時間が許せばふたつの町を比較研究しつつ堪能するのも面白いかも♪

この旅行記へのコメント （6）

• wiz さん 2014/04/27 22:00:41

  隣町だけれど

  コクリコさん、Bonsoir!
  
  ドーヴィルの星条旗、きっとアメリカ映画祭のだなぁ、と思って読んでいたら、ちゃんと途中で解決されましたね!
  
  はじめのヨットハーバーの写真のもう少し海側に行くと、Trouvilleの町の眺望が良かったんですけれど、コクリコさん行かれましたか〜?　Deauvilleの中ではそこがけっこう印象に残る場所でした!
  
  私もちょっとだけDeauvilleを歩き、やっぱりTrouvilleの方が良いなぁと思って、列車に乗るまでの余った時間にTrouvilleに戻りましたが、コクリコさんも戻られたんですね〜♪　
  
  Trouville/Deauvilleは駅を挟んで両方の町に簡単に行けるからちょっとしたお得感?みたいなものがありますよね。　隣町だけれど全然違いますもんね。　とりあえず、Deauvilleの方は『男と女』で見ていたから、ちょっとだけでも足を踏み入れてみようーなんて軽い気持ちでしたが^ ^；　
  
  ノルマンディーの木組みの家並み・・私の中ではRouenが（斜めになっているところが多くて）面白かったような気がしま〜す。
  
  　　wiz

  コクリコさん からの返信 2014/04/29 14:03:03

  RE: 隣町だけれど

  wizさん、Bonjour!
  
  > ドーヴィルの星条旗、きっとアメリカ映画祭のだなぁ、と思って読んでいたら、ちゃんと途中で解決されましたね!
  
  wizさん、アメリカ映画祭がドーヴィルで開催されることご存知だったんだ!
  
  > はじめのヨットハーバーの写真のもう少し海側に行くと、Trouvilleの町の眺望が良かったんですけれど、コクリコさん行かれましたか〜?　Deauvilleの中ではそこがけっこう印象に残る場所でした!
  
  wizさんの旅行記の中に写真ありましたよね。
  写真見てステキな景色と思ってたのに当日はすっかり忘れていました〜失敗失敗。
  
  > 私もちょっとだけDeauvilleを歩き、やっぱりTrouvilleの方が良いなぁと思って、列車に乗るまでの余った時間にTrouvilleに戻りましたが、コクリコさんも戻られたんですね〜♪　
  
  パリに帰る前にもう一度寄ってみたくて。
  戻ったてほっと一息(^^)
  
  > Trouville/Deauvilleは駅を挟んで両方の町に簡単に行けるからちょっとしたお得感?みたいなものがありますよね。　隣町だけれど全然違いますもんね。　とりあえず、Deauvilleの方は『男と女』で見ていたから、ちょっとだけでも足を踏み入れてみようーなんて軽い気持ちでしたが^ ^；　
  
  同じく私も『男と女』の舞台を見たいと思って覗いてみました。
  真夏だから明るいのなんのって、wizさんがいらした季節の方が『男と女』の世界ですよね。
  ラストシーンだったっけ犬を海岸で散歩させてるシーンがあって、真夏ではあの雰囲気でませんよね。
  
  > ノルマンディーの木組みの家並み・・私の中ではRouenが（斜めになっているところが多くて）面白かったような気がしま〜す。
  
  同じノルマンディーでもドーヴィル、トゥルーヴィルは斜めになっているような感じしませんでしたよね?
  さらに奥のブルターニュも斜めでしたよ。
  ルーアンよりもっと素朴で荒っぽい斜め木組み(^^)
  ぜんぜんきちんとしてないのが面白かったです。

• まほうのべるさん 2014/04/27 12:35:45

  エルメスもヴィトンも素敵な建物！

  こんにちは、コクリコさん。
  女子には楽しい町ですね。
  
  エルメスもヴィトンもラルフローレンも市庁舎の建物もみな素敵」！
  おもおの個性があってめちゃ素敵！
  
  可愛いお店って入ったら「あれっヴィトンだ！」って感じ。
  でも入口にヴィトンのマークがしっかりあるから見逃すことはないよね。
  海沿いに建ち並ぶ街並みゆっくりお茶しながら眺めていたいな。
  
  ｂｙまほうのべる

  コクリコさん からの返信 2014/04/27 22:16:02

  RE: エルメスもヴィトンも素敵な建物！

  こんばんは!
  
  べるさんの所でちゃんと書き込む前に来ていただいてありがとうございます♪
  
  > 女子には楽しい町ですね。
  > エルメスもヴィトンもラルフローレンも市庁舎の建物もみな素敵」！
  > おもおの個性があってめちゃ素敵！
  
  ドーヴィルね、フランスや他の国の綺麗な町とちょっと違ってて、
  なんと言って良いか・・・「大人可愛い」かな、簡単に「シックな街」かなあ?
  南仏のリゾートとも違うし、ちょっと気取った街でもありました。
  私も女優さんになった気分で少し気取って歩いていたかも←ないない(^^;)
  
  > 可愛いお店って入ったら「あれっヴィトンだ！」って感じ。
  > でも入口にヴィトンのマークがしっかりあるから見逃すことはないよね。
  > 海沿いに建ち並ぶ街並みゆっくりお茶しながら眺めていたいな。
  
  いえいえ、私も最初は気がつかないで写真撮ってて
  「あれっヴィトンだ!」
  って思いました。
  街歩き派には楽しい町よ〜
  ノルマンディー風木組みの町並だけでなく海もあるからね〜
  すぐお隣のトゥルーヴィルとそれぞれ違う町並みだからなかなか面白かったです。
  
  

• るなさん 2014/04/27 10:14:34

  隙のない街

  Bonjour♪コクリコさん。
  
  めっちゃ懐かしいドーヴィルの街だぁ！私もトゥルーヴィルへ来たなら、お隣も寄っておかなくちゃって感じで、ものすごい駆け足で写真撮って歩いた記憶があります。
  
  ノルマンディバリエールの建物が見たくて、パリまで帰る電車までのほんの1時間で必死で歩きましたよ^^;ここまで駅から結構遠いですよね。
  
  あぁ...でも、木組みの可愛らしい建物のハイブランド店は全然気付きませんでした。
  
  街は本当に美しかったけど、あまりに隙がなさ過ぎて私には物足りない感じでした。
  整い過ぎてると面白くない^^;
  トゥルーヴィルの方が良かったな。
  
  ノルマンディももっとちゃんと旅したいなと思う今日この頃です。モンサンミッシェルにもまだ行ったことないし。
  行きたいとこばかりでホント困りますね（笑）
  
  るな

  コクリコさん からの返信 2014/04/27 22:04:07

  RE: 隙のない街

  Bonsoir! るなさん♪
  
  るなさんと同じ5月初めにトゥルーヴィル、ドーヴィルに行かれるさんしぇさんに間に合うように急いでUPしたので写真の配列も文章も変ですみませんでした。
  直したんだけど、また見直すと間違えがありそう(^^;)
  
  > めっちゃ懐かしいドーヴィルの街だぁ！私もトゥルーヴィルへ来たなら、お隣も寄っておかなくちゃって感じで、ものすごい駆け足で写真撮って歩いた記憶があります。
  > ノルマンディバリエールの建物が見たくて、パリまで帰る電車までのほんの1時間で必死で歩きましたよ^^;ここまで駅から結構遠いですよね。
  
  私は2時間位はいたかも。。。ほとんど海にいたけど。
  
  > あぁ...でも、木組みの可愛らしい建物のハイブランド店は全然気付きませんでした。
  
  私も最初気がつかなくて「おや?」っと思って。
  あんな木組みのブティック、モンテーニュ通りやシャンゼリゼ通りともまた違って新鮮で良いですね。
  
  > 街は本当に美しかったけど、あまりに隙がなさ過ぎて私には物足りない感じでした。
  > 整い過ぎてると面白くない^^;
  > トゥルーヴィルの方が良かったな。
  
  実は私もなんですよ。
  塵ひとつ落ちてない、落書きもない整った美しい街は面白みが欠けてて、
  それはそれで好きだけれど面白みのある街の方がもっと好きです。
  だからきっと海のある町の方が好きなのかも。
  港の女とかマドロスさん(古すぎ^^;)なんかいて私の妄想が膨らむのです。
  
  > ノルマンディももっとちゃんと旅したいなと思う今日この頃です。モンサンミッシェルにもまだ行ったことないし。
  > 行きたいとこばかりでホント困りますね（笑）
  
  先日の写真展の時、4トラの人たちとランチした時の会話で
  「モン・サンミシェルとジヴェルニーとどちらが好きか」
  と言う話題になって、
  唐辛子婆さんやトラッキーさん、(CANさんもだったかな?)はジヴェルニー派だったのですがElliEさんと私はモン・サン・ミシェル派でした。
  ジヴェルニー派はお花が好きな人向き、モン・サン・ミシェルは教会建築とか路地歩きが好きな人向きのようです。
  多分みなさんあの人混みでイヤになっちゃうのかもしれませんけど、私はあの修道院の佇まいや路地が好き。
  ElliEさんはモン・サン・ミシェルの対岸のホテルに泊まったので朝晩の人気のないモン・サンミシェルをくまなく歩いたからとても感動したそうです。
  印象派追っかけの私はジヴェルニー派でなくてはいけないかもしれないけれど、ここは簡便してもらってモン・サンミシェル派になりました。
  
  ノルマンディーときたら足を伸ばしてブルターニュへ♪
  って言いたいところですが、他にも行きたい国がたくさんあるでしょうから身体がいくつあっても足りませんよね。
  
  お返事が長くなってごめんなさい。
  来週からイタリアですよね♪
  気をつけて行ってらっしゃいませ〜〜