2014/03/25 - 2014/03/30
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ちょんたさん
姉との何気ない会話から始まった今回のカンボジア旅行。2人から催行が決まる旅行の申し込みが自分しかいないようだと嘆く姉に、じゃあ一緒に行こうかしらとつぶやいた妹の私。
思いがけなくも、私たち専用の車にガイドさんと言う豪華な旅になってしまい、大満足でした。
3日目は、午前中は昨日行かなかった残りの遺跡を巡り、午後は少し郊外まで足を延ばし、バンテアイ・スレイの「東洋のモナリザ」と言われるデヴァターに会いに行きました。そこで出会った粋な計らい…。
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ガイドさんの迎えを待っているロビーで良い香りに気がつき、近づいてみたこの花瓶のお花。
とってもきれいに揃っています。よくよく近づいてみてみると、驚いたことにこのお花の一つ一つを刺して作ってあったのです!!
悪く言うと、お花も蕾もくし刺し状態!!!
一体いくつの花を刺したのでしょう。しかもすぐに枯れてしまうでしょうから、ほとんど毎日のように取り替えなければいけないのに…。う〜〜〜〜ん、この労力。手間賃が本当に安いのでしょう…。美しさから垣間見る陰のようなものを感じるのは、考えすぎなのでしょうか? -
今日は、旅行会社から配られたスケジュール表によると
「アンコール遺跡大回りコースをご案内」という日です。
ブリア・カーン
ニャック・ポアン
東メボン
プレ・ルーフ
午前中はこれらを巡った後に昼食。
早速10時出発。最初の遺跡はブリア・カーン。 -
ブリア・カンとは「聖なる剣」の意味で、ジャヤヴァルマン7世がチャンバ軍に勝利した記念に建てたもの。王の父の菩提寺でもあるそうです。
仏教的要素はヒンドゥ教に破壊されてしまって顔の無い彫刻があるのは痛々しいですね。 -
今思い返しても、同じような写真になっていてよく思い出せないのですが、つわものどもが夢の跡…という独特のもの悲しさをどうしても感じてしまいます。
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それにしても急な階段!
ここは手摺もありません。 -
こっちを見てください〜いと言われても…。おっかなびっくり下を見て、ポーズしたつもりだったのですが、何ともへっぴり腰です。
今日はカンボジアスタイル。昨日のマーケットで買ったひらひらと薄いパンツが何とも涼しくて、さすがに土地の気候にあっているものだと感心しました。
そのままこの土地に残っても明日からマーケットで売り子さんが出来そうに似合っていると姉に言われましたが…。 -
この建物だけがジャングルの中に残っているのが奇妙な感じです。
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うわ!!高〜〜い!!
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かなり肌の荒い岩なのですが、それでもこのような美しい像が残っています。
これは一番高い当たりの像でした。 -
案の定、姉はまたまた超スローな降り方。でも、コサールさんがちゃんと付き添ってくれています。とっても気を遣って良くしてくれました。
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ここにも象の像が…。(笑)
神の使いなんですからね。 -
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少し田舎道を走り、今度はニャックポアンへ。
緑が多く、しかも鶏は放し飼い…。
他の家に行ったりしないのかしらと聞くと、ちゃんと自分の匂いがあるので、夕方になると帰ってくるのだそう。お利口なんですね!! -
両サイドは池。この道をかなり歩かないと着きませんが、ここが雨期になるとまたまったく表情が変わるのだそうです。
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手前の池は、真ん中の祠堂の池を取り囲むように4つ作られているのだそうです。
万病を治すと信じられているヒマラヤの聖なる湖、アナヴァタブタを模して造られた池に祠堂がたてられたのだそうです。
池の中央の祠堂は、2匹の蛇神ナーガが取り巻いています。 -
よ〜く見ないとわかりませんが、象の樋だそうです。こちらに出っ張って見えるのが象の鼻???
周りの4つの池に、それぞれ獅子、鳥・人間・象の口が樋になって水が流れる仕組みになっていたそうですから、すごいですね。
灌漑設備の建設に力を入れたジャヤヴァルマン7世の知恵! -
周りには結構人が沢山いるのですが、何とも静かな雰囲気です。
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さて、次は・・あら?どこだったかしら?
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いよいよ、ジャングルの樹に覆われている遺跡に初お目見え。
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歩いている本人は気がつかないかもしれませんが、後ろから見ると、この天井、ちょっと怖い!!
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あら、こんなところにガルーダが…。
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行ったことはないのですが、写真で見るギリシャ神殿の遺跡群と似ていませんか?
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暑さで気が変に…なったのではなく、よく見てください!
左の柱に、このように踊っているデヴァターの像が彫られていたので、同じポーズをしてみたのです。
でも、デヴァターではなくお化けが「出た〜」みたい!!(笑) -
打ち捨てられた壁に…。
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ここにも…。寂しげですね。
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お祈りをするところがありました。奥から光の漏れているところがあります。
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ちょっとした遊び心。
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ジャヤヴァルマン5世が亡くなってしまったために建設途中になってしまったタ・ケウ。
こちらは今は重機が入って修復中のようです。
今は入れません・・という説明を聞いていた途中でコサールさんが「あっ」と叫んだ、その視線の先には… -
真っ赤な洋服をした人の姿が…!!!
立ち入り禁止を無視して登ったのでしょうが、何ともひどいことです。
日本人でないことを祈りますが、多分雰囲気では違う国の人のようでほっとしました。 -
これは確か「東メポン」だと思うのですが…。
今は干上がっているが、池の中心に建っていたという、その船着き場という階段のところで写した気がします。 -
いろいろな国の援助で修復されているという看板が立っていました。
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さて、いよいよタ・プロームです。
ここは非常に印象的でした。
昨日行ったバイヨンを造成したジャヤヴァルマン7世が母を弔うために即位後まず手掛けたとされる大乗仏教寺院。
東西1km、南北700mの広大な敷地内には僧侶や踊り子など1万人が暮らし、周辺の村を合わせると8万人が奉仕していたと言われているのですが、この遺跡を呑み込むように生育しているスポアンと呼ばれるガジュマルの一種の根が蛇のように絡み付いている様はすさまじかったです。 -
この巨大な樹!!
いたるところがこの樹で覆われているのです。 -
どう写るんでしょうか。
パノラマという機能を使ってみたのですが…。 -
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台風にしろ、地震にしろ、この樹木の生育にしろ、自然の力とはすさまじいエネルギーを持つものですね。
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あと何年かするときっと隠れてしまうでしょう…可哀そうなデヴァター。
でも、自然の力に抗っても仕方ない…という微笑みがあるような…。 -
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お昼は中華。それにしても量が多い!!
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先ほどお祈りをしたところで結んでくれた赤い糸。
幸せが訪れますように・・と。
赤い糸で結ばれているという日本の言い伝えはここから来たのでしょうか? -
午後になって、郊外に走ること約1時間。
最後の遺跡、バンデアイ・スレイ。
本によると「精巧なレリーフで装飾された燃える炎のような紅色の寺院」ということ。
本当に今までのどちらかというと黒っぽい地味な色合いとは全く異なる、紅色の優しい感じの寺院でした。 -
でも、このように倒れているものもまだ数多く残っています。ここは東門を入った参道で、両側はリンガが並んでいます。
リンガとは確か・・うわ〜、ちょっと書けません…。 -
倒れたままの柱。戦争の悲劇なのでしょうか?
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驚くほど精巧に彫られらレリーフにはため息が出ました。
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この真ん中にリンガを立てて…・などという説明があったような…。
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建設を開始したのは、ラージェンドラヴァルマンで、その息子ジャヤヴァルマン5世の時に完成しました。
最初に建てられた時にはこの紅色がそれはそれはきれいだったことでしょう。 -
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あっと気がつくと、夕方近くになったと見えて、見物人は私達だけになってしまいました。
静かな、厳かな空間。おのずと話し声もひそめるような感じになってしまいます。
とそこへ、ここの管理人がにこにこして来て何かをコサールさんと話しています。
なんと!!そっと私たちを中に入れてくれたのです!何という奇跡。さっきの赤い糸のお蔭???? -
しかも、カメラを持ってそこに立って、次はあそこと指図してくれるのです。
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これが、1924年にフランス人のアンドレ・マルローが魅了され、盗み出そうとして逮捕された美しいデヴァター。
その体験をもとに発表した小説「王道」ですっかり有名になり、「東洋のモナリザ」と称えられているのです。 -
確かに、ちょっと横を向き小首をかしげている姿は、たおやかな美しさです。
秋篠寺の伎芸天にも似た雰囲気です。似てませんか? -
ここの柱に刻まれています。割合に小さなものなんです。
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あちらこちらに、他にも美しいデヴァターがいますが…。
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こちらは男性??インド系のハンサムさんです。
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すごい思い出に興奮気味です。
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そうこうするうちに、陽が沈み始めました。
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人気のない遺跡…。
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こうしてまた一日が暮れ、悠久の時が過ぎていくのでしょう。
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田舎道をひた走り…。
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最後の訪問地、スラ・スランに来ました。王様の沐浴池とのこと。
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こうしてカンボジア、最後の夜を迎えるのです。
実は私たちがここで沈む夕日を見ている時に、まだ幼顔の女の子たちが2〜3人やってきて、絵葉書を売りつけようと必死な顔をして訴えるのです。
拙い日本語で「イチマイ、ニ〜マイ、サンマイ・・ジュ〜マイ、ヤスイヨ〜。ニドルネ・・」と車に乗っても窓をたたいて訴えるのです。
同じ年頃の孫を持つ身としては、何ともやるせなさを感じました。まだまだ貧しく、国民に教育が行き届いていないカンボジア…。
「美しい」「世界遺産だ」と私たちが行ったところで、国民は潤うのでしょうか?
そんな子供たちを毎日見ているコサールさんは何を思うのでしょうか…・。
ああ、陽が沈みました。 -
最後のお夕飯は、宮廷料理です。
アンコール・パレス内レストランです。 -
よく歩いたわね〜、お腹もこわさなかったわね〜と乾杯!!
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後ろはまたあの楽器です。
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テーブルには蓮の花が…。
手前の白いのは、単なる「紙ナフキン」ですが、こうして組み合わせて置いてあるだけで優雅になります。 -
今日のメニュー。
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カボチャのスープ。良いお味でした。全体にカンボジアの料理はそう香料もきつくなく、多少甘めですが、辛くはなく、日本人にはあっている気がします。
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大きな海老。
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野菜もキチンと束ねられてます。
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肉料理。
このときは気がつかなかったのですが…。 -
付け合せの細長いインゲンのような豆が編まれていました!!
三つ編みのお豆です。
発想が面白いですね。 -
履いているものが似ているでしょう?
でも、これ、多分ズボンのように見えて、スカートだと思います。
踊りの人もこうして履いていましたが。 -
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デザート。こちらはカボチャのプリンが名物なんですね。どこでも出た気がします。
でも、ここに添えてある真っ赤なもの。なんなんでしょう???
いかにも辛そう…。 -
で、トライしてみることに…。
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恐る恐る口に入れたら…
なんと〜!!
甘い餡でできた練り物のようなお菓子でした!!
思いがけない楽しみが一杯詰まったカンボジアの3日目はこうして終わりました。
明日はいよいよ帰国の日ですが、また出発が夜なので、結構観光できそうなのです。
どこにしようかしらと迷いましたが、国立博物館に行くことに…。
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この旅行記へのコメント (2)
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- puyomushiさん 2014/05/31 14:52:42
- 私も東洋のモナリザ至近距離で見ました!
- ちょんたさん、はじめまして!
GWにシェムリアップに行きました、puyomushiと申します<m(__)m>
同じJALの深夜便で行きましたが、やっぱりビジネスでゆったり眠りたいですよね。
私は、いつもどこでも眠れるのですが、靴下を忘れてしまい、なんとなく冷えてうまく眠れませんでした。
東洋のモナリザを近くで、警備している現役の警察官のはからいで私も近くで見ました。
写真も何枚も撮ってくれましたが、有料です( ;∀;)
でも、近くで見る価値のある美しさだったな〜と思いました。
かぼちゃのプリンって有名なんですね。
ホテルの食事で、いただきましたが完食できませんでした((+_+))
表紙のお写真の花はジャスミンみたいです。
キレイ&よい香りでしたよね。懐かしい。
では、またおじゃまします(^^)/
puyo
- ちょんたさん からの返信 2014/06/12 21:58:16
- RE: 私も東洋のモナリザ至近距離で見ました!
- puyo様
お返事が遅れてごめんなさい!
そちらの旅行記も拝見いたしました。素敵なホテルにお泊りだったのですね!
そちらにもやはり蓮の花の飾りがあってびっくり。白い蓮の花も爽やかでよいものですね。そして同じく細かな白い花がびっしりと付いた飾り花も・・。
初ビジネス、快適でした。私も結構睡眠時間が短くても頑張れるタイプなので、大丈夫だと言ったのですが、乗ってみるとやはり快適です。
puyoさんも「東洋のモナリザ」を「特別な計らい」で近くで見られたんですね〜。(笑)
通訳のコサールさんがこぼすわけですね。
あのアンコールワットの収入がカンボジアに落ちないという話、私も聞きました。これには驚きですね。よく我慢しているものです。
カボチャのプリンは、ごく普通に中にカボチャの裏ごしして甘く味付けしたものを詰めてあるようなものでしたよ。puyoさんが召し上がったような味ではありませんでした。あれはスペシャルではないでしょうか?
でも、また行きたくなるような感じって、共通ですね。またお邪魔致します。
ちょんた
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