霧の中から現れた神秘的なマチュピチュに出会った旅 Vol.2 【クスコ編】

2007/04/25 - 2007/05/07

インカ道を歩いてマチュピチュを目指すというツアーを見つけた時「これだ！」と思い、すぐにツアーに申し込みました。「３泊４日のテント泊」や「4200ｍの峠越え」など不安なこともありましたが、実際歩いてみたら小さな不安に終わりました。時間をかけてゆっくり自分の足で歩いて辿り着いたマチュピチュは、格別なものでした。霧の中から現れた神秘的なマチュピチュは感動的で忘れることはできません。

☆☆☆
プーノからクスコまでは小型バスに揺られて移動。車窓からは、小さな町の様子、アンデスの山々、牧草地など、のどかな風景が楽しめました。クスコに到着後、世界遺産にも登録されている市街地をぶらり散策。スペイン統治時代に作られた荘厳な建築物やインカ時代の精巧な石組みに圧倒されました。
☆☆☆

◆利用航空会社：コンチネンタル航空
◆行程
　【１日目】
　　移動（成田→ヒューストン）
　【２日目】
　　移動（ヒューストン→リマ）
　【３日目】
　　移動＜リマ、プーノ＞
　【４日目】
　　観光＜チチカカ湖＞
☆【５日目】
　　移動・観光＜クスコ＞
　【６日目】
　　観光＜ピサック、オリャンタイタンボ＞
　【７〜９日目】
　　インカトレイル
　【１０日目】
　　観光（マチュピチュ）
　【１１日目】
　　移動＜クスコ→リマ→＞
　【１２、１３日目】
　　移動＜ヒューストン→成田＞

エリア クスコ(ペルー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩

<4/29>
プーノからクスコへは小型のバスで移動しました。朝５時くらいにホテルを出発。途中小さな町で休憩し、煮込みの羊肉を売る小さな屋台に立ち寄りました。

保温のため紙や布で肉を何重にも包んでいます。頂いた肉は臭みもなく、やわらかく美味しかったです。

この日は日曜日。教会の中を見学させてもらっていると多くの信者が祈りのため集まって来ました。ペルーではローマカトリックが95％を占めるそうです。

標高4335mにある鉄道駅、ラ・ラヤ駅。トイレ休憩に立ち寄りました。

標高が高いため、さすがに寒かったです。

貨物列車がやってきました。

丸々とした太った巨大なクイにびっくり！

約８時間かかって、ようやくクスコに到着しました。ホテルにチェックインし、クスコの街の眺望を楽しみました。

かつてインカ帝国の首都であったクスコ。オレンジ色の屋根がどこまでも続いています。

クスコ市内を散歩に出かけました。

有名な12角の石。この周りには観光客が多くいるのですぐに見つけられます。周りの大小様々の石とぴったりと接合し、インカの高度な石積技術を示しています。

アルマス広場へ出てきました。正面の建物は、ラ・コンパーニア・デ・ヘスス教会。1650年の大地震で崩壊後、再建されたそうです。

シンメトリーが美しいルネッサンス様式のカテドラル。

カラフルな壁画。

インカ帝国時代、太陽の神殿があった場所に上部の神殿を取り壊し、残った土台の上に建てたのがサント・ドミンゴ教会。クスコを襲った大地震の際に上部の教会は崩れ落ちたのに土台の石組はビクともしなかったというのは有名な話です。

ホテルからみたクスコの街の夜景。やわらかいオレンジ色の明かりが温かみを感じます。