一本桜をひたすら巡るタビ、そして１７本

2014/04/11 - 2014/04/13

急にとれた、３連休。
奈良リベンジかな、それとも去年桃源郷に出会えた高遠付近行こうかな･･･

計画は特にない、ただ桜に出会いたい！
天気予報では、最終日の日曜、西日本はくずれてくるとのこと。
だったら雨マークのない長野にしょう！

１泊目だけ前日に予約したものの、２泊目はどこにいるか分からないから流れで決めることに。

しかし本当に無計画過ぎて、チャリ積んだはいいものの、ほぼ持って帰るだけになってしまった（笑）

だって飯田は坂が多いし、寒いし、、、

ひたすら桜を追うタビになりました。

エリア 飯田(長野)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

気ままな旅スタート。
車で飯田に向かう。

とーーー!

いきなり、なんじゃこりゃ☆
ピンクの木。

車を急いで止める。

何の木なんだ？後から聞いたらどうもアーモンドの木ではないかと。
見事な１本木。
そして大量のピンクの花。

ちょっとステキすぎるでしょ♪

わたしの町では終わってしまった桜。

北上するごとにピンクの桜があっちにも、こっちにも。

まるで時間を遡っているようだ。

素敵なピンクの気配を感じると、車を止めて寄り道。

だってノープランだから･･･

①本目の桜、長泉院のシダレサクラ。

こんな素敵な桜なのに、他に一人しかいなかった。


貸し切りだ。

きれいなピンクしとりました。

途中で丘の上から、桜越しに南アルプスを見れるポイントが。
うまく撮れなかったけど。。

撮影していたおじさんは、この桜開花を待っていたとのこと。

②「愛宕神社の清秀桜」は終わっていたので、境内に咲いていたサクラ。

しかしこのあとチャリで桜めぐりをするはずが、碁盤の目状の同じような通りが続く街並みで、カンにまかせて走ってたら、お目当ての桜に行き着けなかった。。

ちょっと疲れた・・

『カフェ狐』で、お茶♪

この店、目の前が公園でカフェの雰囲気も良い。

そしてあわいろ工房さんのケーキうまい♪

いいカフェだわん。

でもなんか頭痛がしてきた・・

ホテルで休んだら、テキメンで気持ち悪くなってきた☆☆

疲れが出ると気持ち悪くなる。
最近分かってきた自分の体のサイクル。

無理をせず今日は休もう。
夕飯はナシ。

翌朝。
体調をもち直し、リベンジ。

昨日の反省を踏まえて今日は地図をしっかり見て、
車で回ることにしたヨ。

本日の桜③「専修寺のシダレ」

樹齢400年。
ふりかかるような、しだれ桜。

釈迦牟尼仏を覆う天蓋のよう。

朝早いので、おそうじのおじさん以外誰もいない。

ムフフ。

こちらを後にし・・

④本目「黄梅院のしだれ桜。」樹齢400年。

武田信玄の長女黄梅院姫の菩提を弔うために、建てられたと伝えられているそう。
（by南信州飯田のフリーペーパー）

こちらも見事な枝振り！！

花びらの色が飯田市内随一といわれる。

ちょっと電線がジャマだけど・・

元気に咲いてくれてます。

またすぐ近くの⑤本目「正永寺のシダレ」

樹齢400年。イナバウアー！
すごい木だな。

こちらは残念ながら、花は終わり。

⑥本目「安富桜」
飯田市美術博物館敷地内にあります。
樹齢450年。
こちらも花は終わり気味。

でも幹のすごい迫力。

木と語らうヒト。

幹が「どやっっ！！」
って自信ありげ。

直立してるバルタン星人に見えてきた（笑）

美術館の敷地をぬける。

⑦近くの「飯田城桜丸の夫婦桜」を見て（こちらも終わりかけでした）

車を走らせ
⑧松川プールの桜を見に来ました。

池に桜、映えるなあ。

橋を渡って・・・

山を見渡す景色もいいね。

飯田の桜に満足し、「日本で最も美しい村」連合に加盟している、中川村に向かう。

途中桜に目をとられ、寄り道。

奥に行くと杉の木に囲まれた神社があった。

この松川町にある「大洲七椙神社」には樹齢1000年の杉が7本あるとな。

その間一度も病気や落雷に遭っていないという。

年齢を感じさせない、すごく元気な枝ぶり。

カメラに収まりません。

また別のところに寄り道。

青空に飛行機雲。

境内から見ると、中央アルプスが近い。

⑨目的地「大草城跡公園」に到着。

ここは人気でたくさんの人が。

ど満開の桜の渦。

加えて快晴！

また桃源郷に出会ってしまった。

芝生に桜の影。

この場所の桜だけでも大満足だね☆

しだれ桜はまだ早いみたい。

中川村を後にして、お昼ご飯を食べに移動。

と天竜川にかかる立派な橋が。

登録有形文化財に指定された「坂戸橋」。

橋から川を見下ろす。

天竜川融雪期の増水で、木の橋は何度も破壊され、

これは明治に作られた当時東洋一最大だった橋だそうです。

そばを食べ、「信州里の果工房」でお土産を買い、飯田へ戻ります。

偶然通った⑩「飯沼神社の桜」

300余段ある階段登りましたよ。

息あがったので、休憩しながら。

そして本日の旅館、めぼしいところは、さすがに空いてなかったので

やむなくホテルにチェックイン。

夕飯食べた後、お店から出たら
お月様。

ﾗｲﾄｱｯﾌﾟも見たかったから、再び飯田の町へ。

⑪「大宮通り桜並木」

飯田大火からの復興を願った桜。

素敵だったからまた来ちゃった♪

「黄梅院の桜」。

少し人はいたけど、すぐまた一人に。

そして「専照寺の桜」

しーんとした空気と見事な桜、仏様を見ていたらシンミリ。

桜の過ごしてきた400年という長い年月。

拝みたくなってしまった。

最終日。こうなったら？桜にロックオンして、桜めぐりしよう！！

まず⑫「杵原学校」へ。かつての中学校。こちらも有形文化財に登録されています。

知らなかった。
有名なところなんだ。
朝早いのにたくさんの人。

なんてきれいなフォルム。

校庭に合ったもうひとつの桜越しに撮ってみた。

素敵な校舎にも入ってみよう。


山田洋次監督、吉永小百合主演の映画「母べえ」ロケ地でした。

こういう建物好きなんだよな。

懐かしい机。椅子に座ってみたり☆

教室の窓越しに撮る桜も、撮影ポイントで混みこみ。

移動して⑬「増泉寺のベニシダレザクラ」を見に来ました。

ここもすでに何組かの先客が。

樹齢300年。

管理者の方も言ってたけど、なんですぐ入り口目の前に桜の木を植えたんだろう？

地面に降りかかるような美しい枝振り。

シャンデリアみたい。

桜の木の周りをぐるっと１周。

桜守りがちゃんとお手入れしてくださってます。

この界隈の桜をすべて巡るぞ。

⑭「惣教寺」へ。

無住寺なので、訪れる人も少なく。ひっそりと。

静かに健気に咲いています。

⑮「八幡社」こちらもかつての分教場（学校）。

参道を登り切った場所にあります。

⑯「久米寺跡」のシダレ。

手前の土壁の蔵と相まっていい感じ。

でっかいハチの巣！

自然のチカラ！愛おしいのう。

カーブミラー越しにみると、一味違って面白い。

寺跡地から見下ろすと、素敵な村の風景。

水仙もあちこちで。

最後の桜⑰「光明寺のシダレザクラ」

誰もいない。

鳥の鳴き声と水の流れる音しか聞こえない。

帰り道、天竜峡にちらっと寄り道。

ホント無計画な思い付き旅で、どこ行こうと頭を悩ませたけど、
でも振り返るといい時間だったな。

この旅行記へのコメント （2）

• pedaruさん 2014/04/20 05:24:52

  桜ドライブ

  mayたんさん　お早うございます。
  
  桜と言えば、信州ですね。と言いたくなるような桜旅、六義園の枝垂れ桜も顔色を失うような桜が、事も無げに咲いていますね。
  しかも、人影は少ない、混みあう中での桜見物もいいのでしょうが、pedaruは静かに鑑賞したい派です。
  
  天蓋桜の下の仏様、近所の豆腐屋さんのオジサンに似てますよ〜・・・・
  
  海外旅行では何時もハラハラさせられることの多いmayたんさんの旅行記ですが、やっと安心して見られました。でも２泊目、予約なしなどmayたんさんらしさの片鱗が見えました。
  
  それにしても、なんと沢山の桜をご存知ですね〜、下調べ？それとも第六感、素晴らしい桜巡りでしたね。
  
  pedaru

  mayたんさん からの返信 2014/04/21 20:28:58

  RE: 桜ドライブ

  pedaruさん、コメントありがとうございます。
  
  天蓋桜の下の仏様に似ているなんて！
  なんて有難いお顔されているのでしょう。
  お目にかかりたい（笑）
  
  私も人が少ないところでひっそり咲いている桜好きです。
  そういう意味でも信州は穴場かも？
  とっても田舎ですが。
  
  無料冊子の「南信州飯田」に桜がたくさん
  紹介されていました。おかげで素敵な桜にいっぱい出会えました♪