フォーレンダムで行く済州島クルーズ

2014/04/01 - 2014/04/06

クルーズが人気らしい。
30数年前の新婚旅行はエーゲ海クルーズだったけど、それ以来クルーズなんてやっていない。
たまたま4月1日に出発する5泊6日の済州島クルーズが見つかった。
3月31日に定年を迎え、今年は4月頭に暇ができる。
クルーズとやらを楽しんでみるか。

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

クルーズのスタートは横浜の大桟橋。
集合は１３時だが、１時間以上早く着いたので、
日本大通りの日本新聞博物館へ。

初めてですが、なかなかに充実した展示。

電通の上田碩三社長、UPI通信のマイルス・ボーン副社長が鴨猟の船が転覆して死亡した時の記事。

時事新報を創刊した福沢諭吉と朝野新聞の成島柳北。

神奈川県庁には桜が咲きかけていました。

大桟橋につくと、チェックインの人並。
HISとクルーズプラネットのチャータークルーズだけに、乗客はほとんどが日本人。
いつの間にか日本にもクルーズ文化が根付き始めていたのですね。

クルーズカードを作り、出国手続きを済ませて船へ。

６階の船室には宅配のスーツケースが既に運び込まれていた。
さほど手狭感は感じません。

バルコニーには横浜港が広がっています。
スイートではないけどそれなりの部屋。

さっそく船内探検。
ここは４階と５階にわたるメインのシアター。

５階にはカジノもあり、

図書室の近くにはスナックのカウンターも。

４階の資料を集めたギャラリー。

佐世保を出た後、佐世保寄港記念のプレートが追加されていました。
佐世保に大型クルーズ船が寄港するのは、このフォーレンダムが初めてなのです。

８階はメインダイニングやプール、ジャグジーなどが集まる、パブリック空間。

このチャーターツアーは、こども連れの優待サービスを充実させたため、想像以上にこどもたちが多く、元気な子どもたちは、プールで大騒ぎしていました。

こちらはトレーニングルーム。
スパやサウナも充実。

リドと名付けられたダイニングは朝昼夕の他夜食も取り放題。

そうこうするうち、３階への集合がかかり、避難訓練です。

避難訓練が終って横浜を出港。やがて日が西に傾き、ランドマークタワーやインターコンチネンタルホテルのシルエットがスカイラインに浮かび上がります。

ロッテルダムというメインダイニングで最初の食事。
ぼくはムール貝から。

妻はフルーツの前菜

何のスープだったかな？

帆立貝

妻の牛の煮込み。
これ正解だったかも。

ぼくは鴨

食後はシアターのエンタメを鑑賞して

バーで軽くハイボール

翌朝は、ラジオ体操と太極拳をはしご。
これは太極拳。中国人のインストラクターが指導してくれます。

朝食はリドで。

オムレツも作ってくれます。

スタッフはインドネシア人が多いです。

乗客はほとんど日本人。

今日は一日中航海。

子供向けプレイランドには誰もいません。

お昼になるとプールサイドにハンバーガーやタコスのコーナーができます。

船の中ではネットはつながりません。
衛星経由の有料アクセスがあるのですが、高い割につながらないとのアドバイスであきらめました。
潮岬通過中と大隅半島を回るとき、五島列島の近くでかすかな電波をとらえ、メールを確認しました。
この点はクルーズのストレスの一つかな。

この日はフォーマルナイト。
船長主催の式典の後、

フォーマルウェアでディナーへ。

シュリンプカクテル

こちらはコンソメ

何でしたっけ？

デザートはアイスクリームとソルベ

食後はオーシャンバーへ

ジャズの生演奏が楽しめます。

つまみも充実。

朝は図書室に行くと毎日数独が楽しめます。

船の中には免税売店がありますが、

最終日になるとバーゲンが始まります。

船内の食事は無料、飲み物は有料なのですが、席料が必要なレストランが二つあります。

その一つ、ピナクルグリルはランチでは１０ドルの席料が必要です。

アスパラのポタージュ

ニューヨークステーキはチーズのソースが最高！

焼き帆立とスフレ

さすがにどれもおいしくいただけます。

これは妻が頼んだハンバーガー

デザートはアイスクリームと

パンナコッタ

ビンゴのカード。
６枚４ゲーム分を3500円で買います。
運が良いと２５０万円になります。
残念ながら全くリターンなしでした。

ワインのテイスティングの教室。
参加料１０ドル

講師のバーバラのうんちくを聞きながら

ブルゴーニュの赤を

口に含んでテイスティング

西洋ギョウザをつまみましょう。

１０時過ぎると夜食がサービスされます。
ナシゴレンとかミーゴレンとか、インドネシア料理が多いです。
一仕事終えたクルーが食べています。
これはゆで卵のカレー煮。

最後の夜は、コンサートを楽しんだ後、バーで一休み。
おじちゃんおばちゃんたちが、ド演歌を歌っていた。
そうかあ。クルージングもそんな時代かあ。

ということで６日目の朝、横浜に帰ってきました。

帰宅して体重をはかったら、危惧したほどは増えていませんでした。
今度は海外のクルーズに挑戦してみましょう。

寄港地の済州島はhttp://4travel.jp/travelogue/10876789に、
佐世保はhttp://4travel.jp/travelogue/10876792にまとめました。