2014/03/15 - 2014/03/22
407位(同エリア1581件中)
Ina穂さん
蒸気機関車に乗ってコタキナバル⇔パパール駅間を往復(約77キロ)するツアーに参加。仕事や買物目的で隣町へ移動するような乗客は1人もいません。ゆっくり走る機関車に乗って、のんびりとした街の雰囲気やボルネオの自然を味わうことができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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タンジュンアル駅でチケットと「パスポート」を受け取ります。ツアー会社に予約していたので、駅までの送迎や手続きは全てツアー会社が行ってくれました。
このツアーは水曜・土曜限定。経営にはステラハーバーがかんでいるようで、宿泊客価格があるようです。
右を歩くはチーフ的な客室乗務員。当方日本人だとわかると開口一番「私は有名な俳優の松坂弘だ」、「....誰だお前は?」笑えなくてゴメンなさい。似ていないのでこけられるとは思いますが「松方ひろき」で挑戦してみてください。 -
「パスポート」と「チケット」です。パスポートは目次を入れて16頁。北ボルネオ鉄道や蒸気機関車の生い立ち、各駅周辺の紹介、ランチメニュー、タイムスケジュール、地図が英文で掲載されています。
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写真はパスポートに掲載されている地図。蒸気機関車は(タンジュンアル駅を除けば)キナルットと終点のパパールの両駅にだけ停車します。タイムスケジュールは以下の通りです。
時間 スケジュール内容
10:00 タンジュンアル駅出発、朝食(パンとコーヒーまたは紅茶)
10:40 キナルット駅下車、中国寺院や街中を自由散策
11:00 キナルット駅出発
11:45 パパール駅下車、ウエット・マーケットや街中を自由散策
12:30 パパール駅出発、タンジュンアル駅に向けて折返し運転
12:40 昼食(ランチボックスのセットメニュー)
13:40 タンジュンアル駅帰着 -
駅周辺を紹介する頁。駅を通過または停車するたびごとに客室乗務員が駅名スタンプを押してくれます。
このパスポートって良くできてる!ほったらかしだったけれど遅ればせながら思い出の一品として大切にすることに決めました。 -
こんな感じで、テレマカシ(サマサマ)。
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蒸気機関車1両、荷物車的な車両1両、客車5両の7両で編成。客車にはそれぞれに駅名が付いています。乗った車両は「キナルット」。最初に停車する駅名でした。蒸気機関車はイギリス製、レトロな雰囲気の客車は日本人がデザインしているようです。
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北ボルネオ鉄道のトラのロゴが側面についています。
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荷物車的な車両。蒸気機関車と直接接続する2番目の車両です。
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2両目の荷物車的な車両以降に連結される客車。
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レトロなデザインの車内。座席はテーブルを挟んだ対面式で1車両に10テーブル。シートの柄が対面で違っていました。クーラーはありませんが窓からの風で十分でした。
トイレがとっても綺麗でした。例の「洗浄ホース」は付いていません。 -
客車の連結部分は両脇に手すりはありますがご覧の通りホロなし。当然この連結部分中央に立って天井なしの景色が眺められる。映画のシーンじゃなくて現実だ!と至極カンゲキ。
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往路:左側の景色その1。
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往路:左側の景色その2.パイナップル畑かな。
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往路:左側の景色その3.おっ河だ!...なんだか単調な山側の景色が続いていたので。
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往路右側の車窓からは、左側の景色に比べ見所満載です。コタキナバル空港、海の景色、生徒全員(だと思われる)が手を振ってくれる小学校、レンガ工場、もっと大きな東南アジア的な河の風景...
このツアーを体験されるのなら「往路(パパール方向)右側の席」を何とか確保することをオススメします。 -
朝食付き。ちょっとこれは...
ホテルの朝食で膨れ上がったおなかは受け付けてくれません。 -
キナルット駅で下車。
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駅前の商店。西部劇に出てくるさびれた町のようです。
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土産が買えるようですが、雰囲気にビビッて近寄りませんでした。
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近くには中国寺院、改築中のようです。建造物が比較的新しいからか、また、付近があまりにも殺伐としているからなのか、あまりピンと来るものではありませんでした。
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車両に戻ると冷たいお絞り。テレマカシ(サマサマ)。
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人が掘ったようなトンネルに予告なく・車内の電灯付けずに真っ暗闇への突入を体験。
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大きな河を通過。河辺には民家がありエキゾチックな草木が繁茂。雄大でアジア的な景色が広がっています。...でも進行方向右側の景色。シャッターチャンス失念!橋の黄色い柱が中央じゃわからない。
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パパール駅に到着。蒸気機関車は方向転換をはかります。
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パパール駅でローカル列車の到着を待つ人々。テレビで見るように列車から溢れんばかりのギュウギュウ詰めではなく皆さんが座れていました。
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パパールの町。素朴な町。高い建造物は見当たりません。空の色ががやけに青く感じました。
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ビルの1階に市場がありました。色々な店が食品をを並べています。
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おもちゃや、雑貨や、よろずや?。
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今度はタンジュンアル駅方向へ先頭付けするため、切り離された蒸気機関車が隣の線路を移動します。
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今回の主役は間違いなく貴方です。
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客車の前を通り過ぎていきます。
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ごつごつしている力強そうなディティールが頼もしい。鉄さまではありませんが惚れ惚れします。
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とにかく大きいです。
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帰りも宜しくお願いします。
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パパール駅からタンジュンアル駅に戻ります。動き出すと昼食がスタートします。
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左から。「エビ入りミックスベジタブルズ」、「フルーツ(パイナップル、ドラゴンフルーツ、スイカ、パパイアかな?)」、「チキンビリヤニライス」、「サティー、骨なしサバのスパイスフライ(きゅうりとパイナップルの漬物的サラダ)」
お味は、、、雰囲気の大量加点で☆2.5。 -
食後のデザート、日本では見かけなくなった3色アイス。甘いもの嫌いなのですが、あれっ?以外に美味しい!これも気候なのか雰囲気のせいなのか....。
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あっという間にタンジュンアル駅に。
コタキナバルの街やホテルのプール・ビーチに行動範囲を限定するのも良いけれど、折角ボルネオに来たんだからもうちょっと違う場所を見てみたい という方にはオススメです。
観光目的なるものが特になく、ゆっくり走る蒸気機関車の中でのんびり過すのがメインのこのツアー。対価に値するとっても良い思い出を作ることが出来たので文句なしの大満足でした。
ちなみに私たちがツアー会社に支払ったのは1人RM340(約10,200円)。
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