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普段は入れない皇居が観桜のために開放されている。今日がその最後の日というので行ってみた。<br /><br />竹橋駅の改札を出たら、「乾門(竹橋)からは入れません、二重橋駅にまわってください」との放送が駅構内であった。<br /><br />「おい、もう改札出ちゃったぞ」<br /><br />仕方なく、再び改札口を入り、二重橋駅に向かった。165円の損害だ。<br /><br />二重橋駅を出ると皇居前広場は群衆であふれている。こんなにたくさんの人が皇居に押しかけていくのか、すごい人の波だ。やはりシニアが多いな。皇居前広場をぐるっと回って、坂下門に着いた。荷物検査とボディチェックの検問があった。<br /><br />坂下門を入ると桜見物の行列は一方通行で進んでいく。左に宮内庁の建物、奥の方に新宮殿が見える。右に美しい櫓が見えた。富士見櫓だ。江戸時代には天守閣の代わりを務めてきた。<br /><br />やがて蓮池濠、石垣の上に多門櫓が見える。左手に道灌堀がある。武蔵野の静寂さをとどめている。むむ、桜を見に来たのに江戸城の遺構ばかりに注意が行くぞ。天守台の石垣が遠くに見えた。この石垣はクリーム色をしていて美しい。日本の石垣築城技術は大したものだなと思う。「かみそり一枚入らない石積み」というのを南米のどこかの遺跡で聞いたが、江戸城もなかなかなものだ。<br /><br />というわけで、無事けがすることもなく、乾門に着いた。今日は天気に恵まれた。

皇居のお花見に行きました

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2014/04/08 - 2014/04/08

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traveldog

traveldogさん

普段は入れない皇居が観桜のために開放されている。今日がその最後の日というので行ってみた。

竹橋駅の改札を出たら、「乾門(竹橋)からは入れません、二重橋駅にまわってください」との放送が駅構内であった。

「おい、もう改札出ちゃったぞ」

仕方なく、再び改札口を入り、二重橋駅に向かった。165円の損害だ。

二重橋駅を出ると皇居前広場は群衆であふれている。こんなにたくさんの人が皇居に押しかけていくのか、すごい人の波だ。やはりシニアが多いな。皇居前広場をぐるっと回って、坂下門に着いた。荷物検査とボディチェックの検問があった。

坂下門を入ると桜見物の行列は一方通行で進んでいく。左に宮内庁の建物、奥の方に新宮殿が見える。右に美しい櫓が見えた。富士見櫓だ。江戸時代には天守閣の代わりを務めてきた。

やがて蓮池濠、石垣の上に多門櫓が見える。左手に道灌堀がある。武蔵野の静寂さをとどめている。むむ、桜を見に来たのに江戸城の遺構ばかりに注意が行くぞ。天守台の石垣が遠くに見えた。この石垣はクリーム色をしていて美しい。日本の石垣築城技術は大したものだなと思う。「かみそり一枚入らない石積み」というのを南米のどこかの遺跡で聞いたが、江戸城もなかなかなものだ。

というわけで、無事けがすることもなく、乾門に着いた。今日は天気に恵まれた。

旅行の満足度
3.5
観光
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄

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  • 二重橋前駅を降りたら、大変な人ごみだった。係官の警護?案内のもと、皇居前広場を時計回りに進んでいく。<br /><br />やっと桜田門が見えてきた。

    二重橋前駅を降りたら、大変な人ごみだった。係官の警護?案内のもと、皇居前広場を時計回りに進んでいく。

    やっと桜田門が見えてきた。

  • 二重橋前を行くお花見の行列

    二重橋前を行くお花見の行列

  • 皇居前広場、玉砂利が足をとらえて歩きにくい。

    皇居前広場、玉砂利が足をとらえて歩きにくい。

  • 東京観光の定番、二重橋だ。皆ここで立ち止まって写真を撮りだした。<br /><br />伏見櫓が見える。二重橋というのは、確か向こうに見える橋が江戸時代に何かが二重だったからだったな。記憶不確かですみません。

    東京観光の定番、二重橋だ。皆ここで立ち止まって写真を撮りだした。

    伏見櫓が見える。二重橋というのは、確か向こうに見える橋が江戸時代に何かが二重だったからだったな。記憶不確かですみません。

  • ちょっと列の前のほうに出てパチリ。<br /><br />花見と関係なく、ゆったりと歩いている人、いいですね。<br />マイペースで写真を撮っている人もなかなかです。

    ちょっと列の前のほうに出てパチリ。

    花見と関係なく、ゆったりと歩いている人、いいですね。
    マイペースで写真を撮っている人もなかなかです。

  • また歩き始めた。<br />玉砂利は 一歩進むたびに足がずずっと下がる

    また歩き始めた。
    玉砂利は 一歩進むたびに足がずずっと下がる

  • 車の上からのお巡りさんの案内もずいぶん上手になったな。<br /><br />

    車の上からのお巡りさんの案内もずいぶん上手になったな。

  • 次の集団が警官の誘導で進んでいくというめったに見られない光景。

    次の集団が警官の誘導で進んでいくというめったに見られない光景。

  • 坂下門の手前で、荷物検査とボディチェックがありました。<br /><br />確かに鞄のふたを開けておいたので簡単に終わった。<br /><br />ボディチェックは金属探知機でノーサインで通過。

    坂下門の手前で、荷物検査とボディチェックがありました。

    確かに鞄のふたを開けておいたので簡単に終わった。

    ボディチェックは金属探知機でノーサインで通過。

  • いよいよ坂下門を通る。<br />門は皇居だけあって、メンテナンスが行き届いていた。鉄扉に錆びひとつなく、黒光りしていた。

    いよいよ坂下門を通る。
    門は皇居だけあって、メンテナンスが行き届いていた。鉄扉に錆びひとつなく、黒光りしていた。

  • 新宮殿が向こうに見えた。

    新宮殿が向こうに見えた。

  • この建物は宮内庁

    この建物は宮内庁

  • 三層の富士見櫓が美しい。東御苑からだと後姿しか拝めない。これがこの角度から見られただけで今日はラッキー。

    三層の富士見櫓が美しい。東御苑からだと後姿しか拝めない。これがこの角度から見られただけで今日はラッキー。

    富士見櫓 名所・史跡

    西の丸から見た富士見櫓の正面は美しい by traveldogさん
  • 桜も盛りを過ぎて葉桜になっていた。

    桜も盛りを過ぎて葉桜になっていた。

  • ソメイヨシノ、枝垂桜、カンザン いろいろな桜があった。

    ソメイヨシノ、枝垂桜、カンザン いろいろな桜があった。

  • この石垣の曲線の美しいこと。<br /><br />今日はお城見だ。

    この石垣の曲線の美しいこと。

    今日はお城見だ。

  • だが桜もまたよし。これは関山(カンザン)という赤みのかかった桜。

    だが桜もまたよし。これは関山(カンザン)という赤みのかかった桜。

  • まだ見事な花を咲かせていた。

    まだ見事な花を咲かせていた。

  • 松の木の下に見えてきたのは、多門櫓。これも東御苑からだと裏側からしか見えない。正面の姿はいいものだ。

    松の木の下に見えてきたのは、多門櫓。これも東御苑からだと裏側からしか見えない。正面の姿はいいものだ。

  • 蓮池濠の石垣の上に多門櫓がある。

    蓮池濠の石垣の上に多門櫓がある。

  • 今度は桜に目が行きます。<br /><br />お城を見て、桜を見てと忙しいお花見だな。

    今度は桜に目が行きます。

    お城を見て、桜を見てと忙しいお花見だな。

  • 道灌濠が静寂さを保ち、東京の真ん中とは思えない。昔の武蔵野を彷彿とさせる。<br /><br />皇宮警察の婦人警官の帽子が写ってしまった。帽子がとても可愛らしい。

    道灌濠が静寂さを保ち、東京の真ん中とは思えない。昔の武蔵野を彷彿とさせる。

    皇宮警察の婦人警官の帽子が写ってしまった。帽子がとても可愛らしい。

  • 今日はお花見日和。皇宮警察のお巡りさんの制服が暑そうだ。

    今日はお花見日和。皇宮警察のお巡りさんの制服が暑そうだ。

  • 振り向けば、秋を思わせるこの景色にしんみり。

    振り向けば、秋を思わせるこの景色にしんみり。

  • この景色、気に入ってしまい、何枚も写真に収めた。<br /><br />同じ場所にいつまでも立ち止まるのは後ろから来る人に迷惑だったかな。<br />

    この景色、気に入ってしまい、何枚も写真に収めた。

    同じ場所にいつまでも立ち止まるのは後ろから来る人に迷惑だったかな。

  • 右に曲がると東御苑、今日はまっすぐ行って乾門(いぬいもん)から出ることにする。

    右に曲がると東御苑、今日はまっすぐ行って乾門(いぬいもん)から出ることにする。

  • 相変わらず行列が続いている。

    相変わらず行列が続いている。

  • 乾濠<br /><br />いよいよ出口も近い。

    乾濠

    いよいよ出口も近い。

  • 乾門が見えてきた。

    乾門が見えてきた。

  • 乾濠の向こうに天守台が見える。この天守は明暦の大火(1657年)で焼失し、以後再建されなかった。

    乾濠の向こうに天守台が見える。この天守は明暦の大火(1657年)で焼失し、以後再建されなかった。

  • 乾門付近から見た北桔橋(きたはねばし)。

    乾門付近から見た北桔橋(きたはねばし)。

  • いよいよ終点「乾門」

    いよいよ終点「乾門」

  • 門を出たところにも桜が咲いていた。

    門を出たところにも桜が咲いていた。

  • 北桔橋門 「きたはねばしもん」と読む<br /><br />江戸時代には、はねばしがあった。<br />石垣の高さが美しさを醸し出している。お気に入りの景色。

    北桔橋門 「きたはねばしもん」と読む

    江戸時代には、はねばしがあった。
    石垣の高さが美しさを醸し出している。お気に入りの景色。

  • 出た付近にある国立公文書館前の桜。

    出た付近にある国立公文書館前の桜。

  • これは、近代美術館前の桜並木。<br />公文書館とはお隣同士。

    これは、近代美術館前の桜並木。
    公文書館とはお隣同士。

  • こちらは平河濠の桜並木。<br />お堀と桜がマッチして美しい。今日はいい目の保養をした。<br /><br />

    こちらは平河濠の桜並木。
    お堀と桜がマッチして美しい。今日はいい目の保養をした。

  • 桜を見たあと、昼食にチラシ寿司を食べた。<br />やっぱり、花と団子の両方必要だ。

    桜を見たあと、昼食にチラシ寿司を食べた。
    やっぱり、花と団子の両方必要だ。

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