醤油の町・野田市と清水公園の花を巡る

2014/03/24 - 2014/03/24

暖かな陽気と桜の開花だよりに、またふらりと出かけたくなりました。

東武鉄道のHPを見ていましたら、野田周辺のオススメまち歩きコースがあり、なかなか良さそうです。
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日本の桜の名所100選になっている清水公園は、10年以上前次女が小学校の遠足で行った記憶があります。アスレチックで記念写真を撮ってきたような・・・？

満開の桜・・となると混みあうでしょうが、今ならそうでもないかしらと行ってみました。

エリア 野田・関宿(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

野田に行くには、まずJR武蔵野線で南越谷まで。

JR南越谷駅は、東武スカイツリー線新越谷駅に簡単に乗り換えできます。

写真などのんびり撮りながら乗換えしていたら、おめあての10:21発の急行は目の前で行っていしまいました。

仕方なく、すぐ後に来る各駅停車に乗りましたら、次の越谷駅で、なんと先ほど乗り逃した急行が待っていて乗ることが出来ました。

新越谷から春日部（クレヨンしんちゃん・・のまち）まで急行で約15分。

そこで東武野田線に乗り換えます。
なお、東武野田線は、4月1日から『アーバンパークライン』という愛称がつくそうです。

春日部駅の乗り換えは3分。慣れない駅なので写真など撮らず、さあ急げ急げ・・。間に合った。

10:38春日部駅発
10:58野田市駅到着

駅の改札を出ると、醤油工場がそびえる感じ。

東武野田線は、野田市駅から柏まで醤油の運搬のために開通しました。
キッコーマンの醤油工場内に線路が引きこまれ、野田市→柏（JR)→全国へ・・と製品が運ばれたそうです。道理で野田市駅はゆったりできています。

最もこれは、昭和60年頃までのことで、物流の主役がトラックになる前の話です。今は、キッコーマンのマークを付けたトラックが道路をビュンビュン走っていました。

市内をミニバスが走っています。

その名も『まめバス』
ここ野田市は枝豆の産地だからというのが名前の由来だそうです。

運賃は大人100円。200円1日券もあります。

まめバスには乗らないで、てくてく歩きキッコーマンの工場内にあるもの知りしょうゆ館にやってきました。

残念、第4月曜日は休館日だそうです。

しょうゆ館の外観を撮影だけして後にします。

街路灯も洒落ていますこと。

おなじみの亀甲に萬のマークがそびえる感じ。さすが醤油の町。

一旦、駅の方に戻り、キッコーマンの工場の敷地にそって歩き始めます。

まさに昭和の工場！

はじめに工場があって、そのために鉄道が敷設されたので、駅の近くはキッコーマン関係の建物ばかり。

工場の向かいには趣きのあるお宅。

創業者一族のお屋敷でしょうか？

粋な黒塀？

創業者のお一人である茂木氏のお屋敷は美術館になっているようです。

こちらも月曜休館で残念。

手前に趣きのある建物。

奥の方に見えるビルがキッコーマンの野田本社。

古い門。昔は工場の入口だったのでしょうか。

今は、奥はグランドになっていました。

キッコーマン本社の前にあるオブジェ

キッコーマンの野田本社。創業の地ですね。

昭和４年竣工の興風会館。国の有形文化財に指定されています。

地上4階地下1階、当時は千葉県庁に次ぐ高さの建物だったそうです。

街歩きを続けていくと天神様の前に。

梅と天神様。

八幡神社。
ぱっぱか獅子舞の奉納地とあります。

家に帰って調べたら、ぱっぱか獅子舞とは、獅子舞、居合術、棒術の3つの要素を含んだもので、お腹に付けた太鼓を鳴らす音から「ぱっぱか」というそうです。

先程駅前でみたまめバスの停留所。

マークが可愛い！

匡救道路

昭和大恐慌の後、（昭和5から7年）に、アメリカニューディール政策のように、財政資金投入政策したのが匡救事業。

この道路は、その政策によってできたものなのですね。

『お花見時期の通行制限」・・ということは、清水公園が近づいてきた模様。

公園の入口にたどり着きました。

ポニー牧場。

立体迷路。

若いカップルが楽しそうに入ってい行きました。

公園に入るのには入場料金は、かかりません。

花をみたいので、こっちの方へ。

『花ファンタジア』をめざしましょう。

あらあら楽しそうな場所にきました。
アスレチック。

小学校高学年と思しき少女たちが遊んでいました。

この後、中の一人がお水の中にドボン！！

かなり広い公園です。

花ファンタジアに着きました。

別途入場料がかかります。500円。

花の時期によっても値段は変動します。また、4月から消費税率が変わるのに伴い、値上げがあるかもしれません。

クロッカスが足元で花開きお出迎え。

ユリが芽を出し、『夏には、また見に来てよ。咲くから！！』と話しかけてくれたような・・。

牡丹も見頃に向けて準備中。

青い空に枝を広げるサンシュユも美しい。

梅も盛りは過ぎていましたが、この通り。

季節の花が整然と植えられていて、気持ちのよい散歩道です。

花ファンタジアを後にして、駅まで向かいます。

公園入口のイズタガアカは満開。

桜並木はまだまだでしたが、見頃は来週末（3/30頃）あたりでしょうか。

案外近い街野田市で、思わぬ歴史散歩と花めぐりを楽しんだ一日でした。
野田市の歴史に関しては、帰宅後ざっと調べただけですので、誤りなどありましたら、ご教示いただけると幸いです。

この旅行記へのコメント （2）

• 多良さん 2014/04/02 16:41:08

  超〜有名！＾＾

  知らなかったですが、千葉県って醤油の名産地なんですね〜♪
  
  TVの県民ショーで拝見しました＾＾。
  
  
  千葉では食堂のテーブルに2本の違うメーカーの醤油を置いている
  
  という話も出てきてビックリ！＾＾
  
  花もきれいで、いいところですね〜\(^o^)／
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多良

  さんちゃんさん からの返信 2014/04/05 23:45:59

  RE: 超〜有名！＾＾

  多良さん今晩は！
  
  野田市の他にも、千葉県ではたしか銚子市あたりが醤油の名産地だったと思います。
  
  沢口靖子さんが主演したNHKの朝ドラ「みをつくし」の舞台は銚子だったと思います。わたくしは、銚子にはまだ行ったことがないのですが・・。
  
  野田市、街を歩くのも風情がありますし、清水公園の花は見事ですし、良い所だと思いますよ。
  　さんちゃん
  
  > 知らなかったですが、千葉県って醤油の名産地なんですね〜♪
  >
  > TVの県民ショーで拝見しました＾＾。
  >
  >
  > 千葉では食堂のテーブルに2本の違うメーカーの醤油を置いている
  >
  > という話も出てきてビックリ！＾＾
  >
  > 花もきれいで、いいところですね〜\(^o^)／
  >
  > 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多良