2012夏 トルコ - イスタンブールの旅 【前編】

2012/08/10 - 2012/08/11

2012年の4月にツアーでトルコを周遊したのですが、消化不良で堪能できなかった
イスタンブールをどうしても再攻略しようと、4ヶ月後に計画していたイタリアに
無理やりくっつけてイスタンブールに弾丸ステイしてきました。

今回のメインの目的は「旧市街のステイ」。先回のツアーではイスタンブールの
宿泊は旧市街からかなり離れており、我が家の旅のテーマである朝日＆夕日の
その地の景色を撮ることができず、無念の思いをしました（笑）
そのリベンジとばかりにイスタンブールを組み込んだために、旅全体が「弾丸」
になってしまいましたが（笑）、でも最高のステイとなりました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回の旅はEtihadでした。
アブダビ経由、イスタンブールです。

マイルは提携しているANAにつけられます。

アブダビといえば、我が家はAl Dhabiラウンジ。

ここで乗り換えの間の束の間のひと時です。

さすが、油の国だけに質は高いです。


美国のUnitedラウンジとは一線を画しています。

アラビア語は難しい…

搭乗時間が近づいてきました。

もうひとフライト、頑張ります。

と言ってる間にイスタンブールに到着。

空港からイスタンブールに向かうタクシーからの景色。

Kennedy Ave沿いの水辺の公園の景色には癒されます。

今回リベンジに宿泊したホテルは Golden Horn Sultanahmet Hotel。
旧市街にあって少々入り組んだ場所にあるので
タクシーの運転手も迷ってましたが、目の前がブルー・モスクという
絶好のロケーションです。

http://www.goldenhornhotel.com/?dil=en

スタッフもみんなフレンドリーでいい人たちでした。

ホテルの部屋からの眺め。

アヤソフィアと、

ブルー・モスクの両方を遮るものなく見ることが出来ます。

ホテルのレストランのテラスから。

モスクとバックのマルマラ海が綺麗です。

ひと息ついて散歩に

数か月振りのブルー・モスク

今回はツアーではないのでマイペースでまわれました。

先回4月に訪れた時はモスクの中はイモ洗い状態でしたが
今回は比較的ゆったりできました。

見事な天井に見とれて口を開けて上を眺めていたら、
地元の修学旅行?のお姉さまたちから一緒に写真を
と声を掛けられ、腰からスカートを巻いた状態で
きっちりフレームに納まってきました。

アジア人の男がスカートはいて口を開けて天井を眺めてる・・・
よっぽど彼女たちからは珍しい生き物に見えたんでしょうね（笑）

ブルー・モスクの出口からアヤソフィアを望む

次は2度目のアヤソフィア。

今回は、前回行けなかった２階に上がりました。

円盤が目線の高さです。

トルコ語ではアヤソフィアと呼ばれ、日本でもそう呼ばれていますが、
綴りをみるとハギア・ソフィアですね、「聖なる叡智」という意味だそうです。

何度も曲がりくねった階段を通って1階まで降りてきました。

個人的には、1階から上を見上げる方が
荘厳な雰囲気がして好きです。

異国の匂いがプンプンします。

でも宗教の壁を越えて博物館にしたことは英断ですね。

前回は観光バスでの移動でしたが、今回は体のために
ブルー・モスクからガラタ橋まで歩きました。

マルマラ海、ボスフォラス海峡、金角湾、
どこを切り取っても水のある街、いいですねぇ

手前がイェニ・ジャミィ、奥がスレイマニエ・ジャミィ

ガラタ橋周辺はいつも活気に溢れています。

夕暮れ時のサバ・サンド屋

いい雰囲気です

イスタンブールのカモメは食いっぱくれはありません（笑）

夕暮れ時の街を一望するため、ガラタ塔に向かいましたが、
係員に、「悪いけどもう閉めるよ」と言われ
残念ながら登れませんでした。

年中無休で夜8時くらいまでやってるはずなんですが・・・
はめられた〜

気を取り直してガラタ橋までおりてきました。

ガラタ塔からの夕暮れは見れませんでしたが
代わりにガラタ橋から素晴らしいサンセットを
拝むことが出来ました。

フォトジェニックなひと時、しばしお付き合いを

マジックアワーのガラタ橋、いいですねぇ

写真を撮らせてもらっているばかりでは申し訳ないので
名物サバサンドを試食。

塩焼きのサバをレタスと一緒にフランスパンに挟んだ
シンプルなものですが、焼き立てのサバとレモンソースが
思いのほかマッチしてそこそこ美味しかったです。

現地の人たちはピクルス・ジュースも一緒に飲んでましたが、
先回のツアーで飲んだアイラン（ヨーグルト・ドリンク）の
苦い経験が脳裏をよぎったため、後ろ髪をひかれながらも
遠慮させていただきました。

でも、店はいつも人でいっぱいでした。

帰りは20分の登り坂を歩く気力＆体力はなく
トラムを使わせていただきました。

ホテルへはトラム・ステーションSultanahmetから歩いて3〜4分。

部屋からは24時間、アヤソフィアとブルー・モスクを見ることが出来るので

ライアップされた雄姿もゆっくりとベッドから鑑賞できます（笑）

こうしてイスタンブールの夜は更けていきました。

この旅行記へのコメント （4）

• haruさん 2014/05/15 01:17:42

  魅惑のイスタンブール

  GeckoA4さま
  
  トルコ・イスタンブール編、楽しく拝見しました。
  イスタンブールさすが東洋と西洋の交わる所だけあって何ともエキゾチックですね。
  
  サンセットも夜景もお写真素敵です。
  
  ガラダの塔、残念でしたね。
  私もベニスのサンタ・マリア・ディ・ミラコーリ教会に行った時にやられました。
  クローズ17時のはずなのに、16時40分にはもうドア閉じられていました。
  「オー・マイ・ガッ〜！」
  少し後から来たイギリス人女性と「まだ１５分前なのに、もう閉めるのってどうゆうこと〜？！」
  「信じられない！」などと、思わず愚痴り合いました。
  リベンジで訪ねたのに、またも中に入れず終い。グスン（；；）
  
  日本なら必ず時間まで開けておくのだけど、そうここはヨーロッパ。
  自由と言うか何と言うか。文化の違いでしょうかねえ。
  
  お互いめげずにがんばりましょう。
  
  後編UP待っていま〜す。
  
  haru

  GeckoA4さん からの返信 2014/05/15 20:17:47

  RE: 魅惑のイスタンブール

  haruさま
  
  そうなんですよ~
  
  ガラタ塔にはやられました(笑)
  まあ日本以外はこんなものですね。
  
  先回訪れた時は登れたんですが、天気が良くなかったので
  ここもリベンジの一つでしたが、見事に裏切られました。
  でもそのお陰で素晴らしい夕景を見ることができたのも事実ですが。
  
  haruさんはベニスでやられましたか....
  ラテンの国の方です、諦めましょう(泣)
  
  同じイタリアという事では、私もその後に訪れたシエナのマンジャ
  でも時間切れでシャットアウトされたんですよ！
  どうやら私は「塔」と付くものには相性が悪いようです。
  
  お互い苦難は色々ありますが、めげずに行きましょう
  そのうちいいことがあることを祈って^^
  
  GeckoA4

• たらよろさん 2014/05/11 22:43:56

  町中がモスク

  こんばんは、GeckoA4さま。
  
  素晴らしいトルコの風景をため息混じりで拝見しました。
  まるで、素敵な旅行雑誌♪
  このままトルコのイメージフォトにしちゃって良いんじゃないかしら。。。
  マジで素敵な写真ばかりで、今だにボケーっとしています（笑）
  
  町中がモスクだらけで、イスラムの世界にいま立っているんだなって
  身体中で体感できますね。
  
  モスクの外観だけでなく
  その内部の美しさも空いた口が塞がらないほどに美しい♪
  おっしゃるように、ほけっと上を口を開けて見つめているだろうな（笑）
  
  アラビア語は難しいっていう以前に全く意味がわかりません。
  どのように読むのか発音するのか、、、
  ある意味学びたい気もするけれど、、、
  
  
  たらよろ

  GeckoA4さん からの返信 2014/05/12 23:39:44

  RE: 町中がモスク

  たらよろ様、こんばんは
  
  もったいないお言葉、ありがとうございます！
  イスタンブールの街は、どこを切り取っても画になります。
  
  旅行記にも書きましたが、夕暮れ時のイスタンブールの街を
  ガラタ塔から眺めようとタクシーの運転手に塔の営業時間まで
  聞いて開いているのを確認し、喜び勇んで駆けつけたところが
  目の前で「今日はおしまい」と血も涙もなく係員に断られた時は
  ショックでしたが（笑）、おかげでガラタ橋の活気に溢れた
  マジック・アワーの雰囲気を味わうことが出来ました。
  
  夕日に映えるミナレット、街中に響くアザーンと
  イスラムの街の異国情緒を五感で感じることができるいい街でした。
  無理やり立ち寄ってよかったです……その分、その後のイタリア
  ＆サントリーニの日程が短くなりましたが（笑）
  
  GeckoA4