お水取り　満行の夜　奈良　東大寺　二月堂

2014/03/14 - 2014/03/15

お水取り　満行の夜　奈良　東大寺　二月堂
満行の夜を記録してみました。ここまで色々撮った動画はありませんぜ！！
動画は、達陀、下堂、結願上堂、咒師神所、惣神所、満行下堂を収録しています。

http://www.youtube.com/watch?v=epQceb3ZxVE&feature=share&list=UUxm2rrJNCexJvaEAgpjzing
ということで最終日のお松明を見たかったが仕事で無理。それなら何とか達陀を見ようということで二月堂へ。駐車場が遠い。はあはあいいながら機材を持って二月堂へ。おお内陣はいっぱい。まあ予想どうりなので聴聞（行の音を聞く）すばらしい。当日の見たものは
　23：55　達陀
　24：05　晨朝の勤行
　24：15　下堂、休憩
　25：20　結願上堂
　27：10　牛玉宝印授与
　　　　　司が練行衆の額に牛玉宝印を捺して参籠の功徳の証とする
　27：30　咒師神所
　　　　　咒師と処世界が飯道社前の神供所で護法諸神を供養　　　　　　　　残された練行衆は勧進の間で休息
　27：40　咒師日没
　27：45　惣神所
　　　　　大導師を先頭に、南出仕口より出て、三社を巡拝する
　28：05　大導師初夜
　28：10　灌頂護摩
　28：30　満行下堂
という日程で満行下堂まで見てきました。
これを見な、お水取りを見たとは言えまへん。練行衆の行のすごさを少しでも垣間見る事が出来非常に良かったと思います。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 自家用車 徒歩

聴聞しながら夜景を見る。素晴しい。

この扉の中が内陣です。

北茶所。食堂ですわ

いったん下堂します

動画で見るとみんな走ってゆくのがわかります

内陣外より中を見る

寒いが防寒服を着て転寝していました。

北茶所のなか。明治からの匂いがする

昭和３０年代の古いスキー場の休憩所みたいな雰囲気

いよいよ最終の上堂

司が上がってくる

ここからお掃除モード。後片付け。

じつはここで、壮大な乞食ごっこがおこなわれる。行で使ったものが捨てられるのであるが、結界の切れ端や杖のようなもの松明の残り。観客はむさぼるように奪い合う。かく云う私も杖一本分捕る。これこれこの人が持っているただの木の棒ですが。自慢しときます。

まだバタバタとお掃除が続きます。

行もほぼ終り笑顔がこぼれる

きびしいのう。おばはんらがわけわからずフラッシュ焚くからこうなる。

これから咒師（呪師）神所

呪師が祈る

惣神所　いよいよ練行衆が神所を拝みに行く。
神仏習合（しんぶつしゅうごう）とは、日本土着の神祇信仰と仏教信仰が混淆し一つの信仰体系として再構成（習合）された宗教現象。神仏混淆（しんぶつこんこう）ともいう。

もう終りやなあと笑顔

いよいよ練行衆が若狭井に拝みに行く

こんな光景マニア以外まず誰も見たことないはず。

上の神所へ

上の神所から降りてくる

登廊のそばの神所を拝む

なにやらありがたくなってくる。感無量である。

月夜の満行

さあ行がおわり最終の結願下堂

牛玉宝印をもち階段を下りる。満行の夜

お水取り本行がおわった。

なにやら後始末。このあと、マクドによりコーヒーを飲み帰阪した。６時である。