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紀州加太(きしゅうかだ)と友ヶ島を訪れ、明治時代に作られた要塞(砲台跡や弾薬庫跡)を見学しました。<br />レンガ作りの建物や施設は今では貴重な遺産となっています。<br /><br />要塞は大阪湾を防衛する目的で、南側からの海路にあたる紀淡海峡に作られました。<br />紀淡海峡は3つの瀬戸(海峡)があるため、要塞を紀州加太、友ヶ島、淡路島 各々に設置した経緯があります。

紀淡海峡を守った紀州加太の砲台跡を訪ねて

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2014/03/01 - 2014/03/03

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かっちん

かっちんさん

紀州加太(きしゅうかだ)と友ヶ島を訪れ、明治時代に作られた要塞(砲台跡や弾薬庫跡)を見学しました。
レンガ作りの建物や施設は今では貴重な遺産となっています。

要塞は大阪湾を防衛する目的で、南側からの海路にあたる紀淡海峡に作られました。
紀淡海峡は3つの瀬戸(海峡)があるため、要塞を紀州加太、友ヶ島、淡路島 各々に設置した経緯があります。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 3つの瀬戸とは<br /><br />紀淡海峡の東側にある紀州加太から、加太瀬戸、中ノ瀬戸、由良瀬戸と続きます。<br />由良瀬戸は西側の淡路島に近く、水深が深くて潮流が速いところです。<br />

    3つの瀬戸とは

    紀淡海峡の東側にある紀州加太から、加太瀬戸、中ノ瀬戸、由良瀬戸と続きます。
    由良瀬戸は西側の淡路島に近く、水深が深くて潮流が速いところです。

  • 加太瀬戸を通る貨物船<br /><br />宿泊した紀州加太休暇村の部屋から見えました。<br />いろんな船が航行しているので、1日見ていても飽きないと思います。<br />

    加太瀬戸を通る貨物船

    宿泊した紀州加太休暇村の部屋から見えました。
    いろんな船が航行しているので、1日見ていても飽きないと思います。

  • 友ヶ島には、加太港から観光船で向かいました<br /><br />友ヶ島は地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名だとわかりました。<br />要塞は沖ノ島と虎島にあります。

    友ヶ島には、加太港から観光船で向かいました

    友ヶ島は地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名だとわかりました。
    要塞は沖ノ島と虎島にあります。

  • 友ヶ島の島内地図です<br /><br />沖ノ島と虎島は陸続きになっています。<br />島に渡った当日は午後海が荒れる予報なので、2時間だけの滞在になります。<br /><br />

    友ヶ島の島内地図です

    沖ノ島と虎島は陸続きになっています。
    島に渡った当日は午後海が荒れる予報なので、2時間だけの滞在になります。

  • 本物の砲弾がありました<br /><br />船着き場に砲弾が置いてあります。<br />現在は、大砲、砲弾がすべて撤去されています。

    本物の砲弾がありました

    船着き場に砲弾が置いてあります。
    現在は、大砲、砲弾がすべて撤去されています。

  • 最初に行ったところは第5砲台跡で、貯蔵庫のような建物がありました<br /><br />森の中にあるレンガ作りの建物です。

    最初に行ったところは第5砲台跡で、貯蔵庫のような建物がありました

    森の中にあるレンガ作りの建物です。

  • 第5砲台跡の入口です<br /><br />この先がどうなっているのやら?

    第5砲台跡の入口です

    この先がどうなっているのやら?

  • 第5砲台跡です<br /><br />今一砲台跡がどこだかわからず??。<br /><br />

    第5砲台跡です

    今一砲台跡がどこだかわからず??。

  • 海沿いに10分位歩くと、第2砲台跡が見えてきました<br /><br />海の近くにあるので、少し砲台のイメージが湧いてきました。<br />

    海沿いに10分位歩くと、第2砲台跡が見えてきました

    海の近くにあるので、少し砲台のイメージが湧いてきました。

  • 第2砲台跡です<br /><br />壊れかかっていて、中には入れません。

    第2砲台跡です

    壊れかかっていて、中には入れません。

  • 壊れた要塞の外壁から、綺麗な青い海が見えています

    イチオシ

    壊れた要塞の外壁から、綺麗な青い海が見えています

  • 左にある階段を上ったところが砲台のようです<br /><br />砲台を固定するボルトみたいなものが見えます。

    左にある階段を上ったところが砲台のようです

    砲台を固定するボルトみたいなものが見えます。

  • さらに歩いていくと、第1砲台跡があります。<br /><br />入口に柵があり、入れません。

    さらに歩いていくと、第1砲台跡があります。

    入口に柵があり、入れません。

  • 第1砲台跡を上から見たところです<br /><br />立ち入り禁止になっていて、構造がよくわかりません。

    第1砲台跡を上から見たところです

    立ち入り禁止になっていて、構造がよくわかりません。

  • この近くに友ヶ島灯台がありました<br /><br />明治5年に日本で8番目にできた洋風建築の灯台です。<br />

    この近くに友ヶ島灯台がありました

    明治5年に日本で8番目にできた洋風建築の灯台です。

  • 下から灯台を見上げてみました<br /><br />石造りの建物で、近代化産業遺産になっています。<br />昭和55年に改築しましたが、100年以上の歴史を持ち、今でも稼動しています。<br />シルバーでも役立つ(笑)

    下から灯台を見上げてみました

    石造りの建物で、近代化産業遺産になっています。
    昭和55年に改築しましたが、100年以上の歴史を持ち、今でも稼動しています。
    シルバーでも役立つ(笑)

  • 灯台から淡路島が見えます

    灯台から淡路島が見えます

  • 灯台が見守る海には大きな貨物船が航行しています<br />

    灯台が見守る海には大きな貨物船が航行しています

  • この灯台の位置は、日本標準時子午線が通る場所なのでビックリ!<br /><br />標準時子午線とは日本の標準時間を定める東経135度の地点です。<br />小学校で確か明石と習った覚えがありますが、この友ヶ島もその子午線上にあるのだなと妙に納得しました。

    この灯台の位置は、日本標準時子午線が通る場所なのでビックリ!

    標準時子午線とは日本の標準時間を定める東経135度の地点です。
    小学校で確か明石と習った覚えがありますが、この友ヶ島もその子午線上にあるのだなと妙に納得しました。

  • 島内にはツバキが多く、今は真っ赤な花を咲かせています<br />

    島内にはツバキが多く、今は真っ赤な花を咲かせています

  • 山をしばらく登ると、一番大きな規模の第3砲台跡に到着しました<br /><br />ここに砲台が4ヶ所と弾薬庫跡などがあります。

    山をしばらく登ると、一番大きな規模の第3砲台跡に到着しました

    ここに砲台が4ヶ所と弾薬庫跡などがあります。

  • レンガ造りの弾薬庫は地上ではなく、地下に建てられています

    レンガ造りの弾薬庫は地上ではなく、地下に建てられています

  • 弾薬庫の内部に入ってみます<br /><br />大きな空間があります。

    弾薬庫の内部に入ってみます

    大きな空間があります。

  • 弾薬庫の奥には、隣の弾薬庫と繋がる通路があります

    弾薬庫の奥には、隣の弾薬庫と繋がる通路があります

  • 弾薬庫の内部から外を眺めてみました

    弾薬庫の内部から外を眺めてみました

  • 弾薬庫の入口です

    弾薬庫の入口です

  • 弾薬庫に通じるトンネルです<br /><br />レンガを螺旋状に積み重ねるトンネルの技術が使われています。<br />

    弾薬庫に通じるトンネルです

    レンガを螺旋状に積み重ねるトンネルの技術が使われています。

  • 友ヶ島の桟橋には、迎えに来てもらう船の時刻表があります<br /><br />3/1からは4本運行されています。<br />でも、今日は午後から海が荒れるので、11時30分が最終便です。<br />

    友ヶ島の桟橋には、迎えに来てもらう船の時刻表があります

    3/1からは4本運行されています。
    でも、今日は午後から海が荒れるので、11時30分が最終便です。

  • 本日、最終便の船がやってきました<br /><br />砲台跡見学2時間では、一部あきらめたところがありましたが、無事桟橋に戻れました。<br />もし、戻れなかったら今夜は島で野宿だったかも。。。<br />今の時期、島には宿も売店もないので、ひと安心。

    本日、最終便の船がやってきました

    砲台跡見学2時間では、一部あきらめたところがありましたが、無事桟橋に戻れました。
    もし、戻れなかったら今夜は島で野宿だったかも。。。
    今の時期、島には宿も売店もないので、ひと安心。

  • 観光客以外に、釣り人もみんな島を去っていきます<br />

    観光客以外に、釣り人もみんな島を去っていきます

  • 加太に戻り、今度は休暇村近くにある深山(みやま)の第1砲台跡を見に行きます<br /><br />案内板によると、砲台と弾薬庫が一帯となった構造だとわかります。<br />

    加太に戻り、今度は休暇村近くにある深山(みやま)の第1砲台跡を見に行きます

    案内板によると、砲台と弾薬庫が一帯となった構造だとわかります。

  • 大砲の写真です<br /><br />

    大砲の写真です

  • 砲弾を大砲から放物線を描いて飛ばします

    砲弾を大砲から放物線を描いて飛ばします

  • 深山の弾薬庫跡です<br /><br />弾薬庫はやはり地面を掘った地下に設置されています。<br />

    イチオシ

    深山の弾薬庫跡です

    弾薬庫はやはり地面を掘った地下に設置されています。

  • やはり弾薬庫の内部に入りました

    やはり弾薬庫の内部に入りました

  • 弾薬庫の入口です

    弾薬庫の入口です

  • 砲台跡は、山の頂上より少し低い位置にあります<br /><br />海上から砲台が見えないようになっていることがわかります。

    砲台跡は、山の頂上より少し低い位置にあります

    海上から砲台が見えないようになっていることがわかります。

  • トンネルの中の弾薬庫と手前にある砲台が近く、合理的な環境です。<br /><br />

    トンネルの中の弾薬庫と手前にある砲台が近く、合理的な環境です。

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