2014/03/01 - 2014/03/03
54位(同エリア219件中)
かっちんさん
紀州加太(きしゅうかだ)と友ヶ島を訪れ、明治時代に作られた要塞(砲台跡や弾薬庫跡)を見学しました。
レンガ作りの建物や施設は今では貴重な遺産となっています。
要塞は大阪湾を防衛する目的で、南側からの海路にあたる紀淡海峡に作られました。
紀淡海峡は3つの瀬戸(海峡)があるため、要塞を紀州加太、友ヶ島、淡路島 各々に設置した経緯があります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
3つの瀬戸とは
紀淡海峡の東側にある紀州加太から、加太瀬戸、中ノ瀬戸、由良瀬戸と続きます。
由良瀬戸は西側の淡路島に近く、水深が深くて潮流が速いところです。 -
加太瀬戸を通る貨物船
宿泊した紀州加太休暇村の部屋から見えました。
いろんな船が航行しているので、1日見ていても飽きないと思います。 -
友ヶ島には、加太港から観光船で向かいました
友ヶ島は地ノ島、虎島、神島、沖ノ島の総称名だとわかりました。
要塞は沖ノ島と虎島にあります。 -
友ヶ島の島内地図です
沖ノ島と虎島は陸続きになっています。
島に渡った当日は午後海が荒れる予報なので、2時間だけの滞在になります。 -
本物の砲弾がありました
船着き場に砲弾が置いてあります。
現在は、大砲、砲弾がすべて撤去されています。 -
最初に行ったところは第5砲台跡で、貯蔵庫のような建物がありました
森の中にあるレンガ作りの建物です。 -
第5砲台跡の入口です
この先がどうなっているのやら? -
第5砲台跡です
今一砲台跡がどこだかわからず??。 -
海沿いに10分位歩くと、第2砲台跡が見えてきました
海の近くにあるので、少し砲台のイメージが湧いてきました。 -
第2砲台跡です
壊れかかっていて、中には入れません。 -
イチオシ
壊れた要塞の外壁から、綺麗な青い海が見えています
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左にある階段を上ったところが砲台のようです
砲台を固定するボルトみたいなものが見えます。 -
さらに歩いていくと、第1砲台跡があります。
入口に柵があり、入れません。 -
第1砲台跡を上から見たところです
立ち入り禁止になっていて、構造がよくわかりません。 -
この近くに友ヶ島灯台がありました
明治5年に日本で8番目にできた洋風建築の灯台です。 -
下から灯台を見上げてみました
石造りの建物で、近代化産業遺産になっています。
昭和55年に改築しましたが、100年以上の歴史を持ち、今でも稼動しています。
シルバーでも役立つ(笑) -
灯台から淡路島が見えます
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灯台が見守る海には大きな貨物船が航行しています
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この灯台の位置は、日本標準時子午線が通る場所なのでビックリ!
標準時子午線とは日本の標準時間を定める東経135度の地点です。
小学校で確か明石と習った覚えがありますが、この友ヶ島もその子午線上にあるのだなと妙に納得しました。 -
島内にはツバキが多く、今は真っ赤な花を咲かせています
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山をしばらく登ると、一番大きな規模の第3砲台跡に到着しました
ここに砲台が4ヶ所と弾薬庫跡などがあります。 -
レンガ造りの弾薬庫は地上ではなく、地下に建てられています
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弾薬庫の内部に入ってみます
大きな空間があります。 -
弾薬庫の奥には、隣の弾薬庫と繋がる通路があります
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弾薬庫の内部から外を眺めてみました
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弾薬庫の入口です
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弾薬庫に通じるトンネルです
レンガを螺旋状に積み重ねるトンネルの技術が使われています。 -
友ヶ島の桟橋には、迎えに来てもらう船の時刻表があります
3/1からは4本運行されています。
でも、今日は午後から海が荒れるので、11時30分が最終便です。 -
本日、最終便の船がやってきました
砲台跡見学2時間では、一部あきらめたところがありましたが、無事桟橋に戻れました。
もし、戻れなかったら今夜は島で野宿だったかも。。。
今の時期、島には宿も売店もないので、ひと安心。 -
観光客以外に、釣り人もみんな島を去っていきます
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加太に戻り、今度は休暇村近くにある深山(みやま)の第1砲台跡を見に行きます
案内板によると、砲台と弾薬庫が一帯となった構造だとわかります。 -
大砲の写真です
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砲弾を大砲から放物線を描いて飛ばします
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イチオシ
深山の弾薬庫跡です
弾薬庫はやはり地面を掘った地下に設置されています。 -
やはり弾薬庫の内部に入りました
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弾薬庫の入口です
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砲台跡は、山の頂上より少し低い位置にあります
海上から砲台が見えないようになっていることがわかります。 -
トンネルの中の弾薬庫と手前にある砲台が近く、合理的な環境です。
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