2014/02/24 - 2014/02/24
69位(同エリア107件中)
まりも母さん
真壁の旧市街地のおひなさまをぐるぐる〜と見て、
私の一番好きな おひなさま飾りのある場所へ移動します。
メインの会場からは歩いていくのはけっこう遠い と思いますが、車ならすぐ。
ちょっと離れている事もあり、こちらに来る観光客の方はかなり少ないのです。
でもね〜ここ、そう思えば穴場です。
静かに素敵に飾られたおひなさまを、景観の良い中で、おもてなしを受けつつ楽しめます。
本当は、あんまり教えたくない位なんだけど〜
やぱっぱり、たくさんの方に見てもらう方が、いいですよね。
前半は真壁旧市街地の町歩き は別の旅行記に記載しています。
http://4travel.jp/travelogue/10863282
「真壁のひなまつり 和の風第十二章」は2014年3月3日まで。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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-
車で、入ってくる道は途中かなり細くて、
ここでいいのかな?と 初めての時はちょっと不安になる位。
駐車場も、空き地のような場所で、ここでいいいのかな?と思うような所です。
鳥居があって、その中へは車は入れないので、ここに停めるしか無さそう・・・と思って停める訳です。
鳥居を入るとゆるい坂道を下り、橋のかかった小さな川を渡ります。
拝殿の右の方の建物におひなさまが飾られているのです。
このルートは裏から入る感じの道です。
表参道は拝殿の正面に続いています。
この建物、社務所の桜斎軒におひなさまが飾られています。 -
>人皇六十七代三条天皇の御宇長和三年{1014}寅年の創建
との事で、なんと今年で創建1000年!
巨木も多い境内には、沢山の木々があり、
建物もいくつかあります。
社務所に使われているのだろうと思われる茅葺き屋根の大きな建物の複数の座敷を使っておひなさまが飾られます。
これは、玄関から見えるおひなさま飾り。 -
庭に面した扉は開けてありますので、庭側からおひなさまが見えます。
-
いくつもあるひな壇。
日本人形やつるし飾りなど、色々なものが飾られています。 -
今年は、ブルーの火鉢が縁側に置かれていました。
鉄瓶が乗せられた所も良いです。 -
そして、今年は座敷の左側の土間にも入ることができるようになっていました。
上がり口には古い灯油ストーブが置かれています。
レトロなストーブの炎が、見た目も温かな 和みの景色です。 -
奥のお部屋に人の気配もあったので、
「こんにちわ。見せて下さい」と声をかけると、
男性が出てこられて、すぐに温かいお茶を入れて下さいました。
お茶を頂きつつ、
「今年はこちら側からも見られるのですね。」と話すと、
「屋根を葺き替えまして、茅を取り払ったのです。そのついでに少しこのあたりも変えたのです」と。
え〜?屋根が変わった???
と急いで外に出てみると〜
本当だ。去年までは茅葺きだった屋根が、新しく変わっています。
そういえば、昨年来た時、改修工事があるって聞いたのを思い出しました。 -
茅屋根と小屋組みを一度取り払って、新しい小屋組みと屋根になりました。
その時に、おひなさまを保管する2階部分のお部屋を作ったり、リノベーションされたという事です。
茅葺き屋根は維持が大変な事ももあります。
ここは大きな木が多く、日影も多いので、茅屋根の維持はさぞ大変な事だったでしょう。
ちょっと残念な気もしますが、仕方ないのかな・・・。 -
きれいな組子細工の建具が入っていました。
これは、元々あったものではなく、
改修の際に 真壁の他の建物から要らなくなったものを譲り受けてはめたそうです。
こんなきれいな建具、使わない手はないですよね。
生かせてよかったです。 -
ストーブも長年使っていなかったものをレストアして今年から使うようになったそうです。
古いニッセンのストーブですが、ホヤが割れずにきれいに残っていたからこそ使えるのですね。
このストーブのある景色は大人気で、皆がここで写真を撮っていくそうです。
そして、このストーブは通称”ダルマストーブ”とも呼ばれるそうですが、それは、ガラスのホヤとか全体のスタイルがダルマなのではなく、
燃える炎がホヤに写った形がダルマ型に見えるからだそうですよ。
ほら、ガラスの上の方に「ダルマ型」のリングが見えます。 -
こちらは、社務所の建物(桜斎軒)の横の別の建物です。
こちらにも古い建物があります。
お話を聞きながら、今度は、ストーブで温めた自家製の麹や黒米で作った甘酒を頂きました。
普通の甘酒と違って、アズキのような香ばしさのあるおいしい甘酒でした。 -
これが屋根が新しくなった桜斎軒。
軒下を歩いてきたので、
戸袋や建具が新しくなっただけかと思った。 -
この神社の好きな所は、
お花が生けてあったり、ちょこっと飾られたものがかわいかったり、
お庭の苔むした所、置かれた石の飾りなど、
絵になるシーンが多い所です。 -
軒下に下げられた干し柿と唐辛子。
日本建築の建物に似合います。 -
台の上には飾りなのか、使うものなのか?
さりげなく置いてあるものが、かわいいのです。 -
もちろん、おひなさまの飾り方も素敵です。
建物を改修して、空間が広がった分、新しい照明がつきました。
その事もあって、おひなさまの飾り方に灯りの使い方も気になるようになりました、とおっしゃっていましたよ。 -
福寿草の鉢。
お庭にはまだまだ雪が残っていましたが、
春はもうすぐですね。 -
おもてなしのお礼を言って、土間から出て、他のお部屋のおひなさまを見せて頂きます。
玄関正面奥のおひなさまたち。
たくさん下げられた手まりが素敵です。
ひょうたんランプも置いてあります。 -
廊下に置かれた 御殿付きのかわいいおひなさま。
去年とはまた違った飾り方。 -
古いおひなさまも見えました。
お座敷には上がれませんが、沢山のおひなさまが並び、見ごたえがあります。 -
奥の部屋にも段飾り。
アールヌーボーなランプは洋のものですが、
ほんわかとした灯りが案外似合うものです。 -
布を使った、流し雛の飾りも。
広いお座敷を使っての飾りなので、こんな風に飾れるのですね。 -
昨年は廊下の内側に飾られたおひなさまは、ガラス越しにしか見られませんでしたが、
今年は、そちらではなく、お座敷4部屋にたっぷり飾られた所がよ〜く見えました。
この廊下のあたりもきれいになっていますね。 -
境内を歩きます。
さざれ石が置かれていました。 -
表参道の門から桜斎軒を見た所。
ここから見れば、屋根が新しく葺き返られたのがすぐに判りますね。 -
参道脇の竹林の中にいしおさんがいましたよ。
いしおさんたち、なんだか、生き生きして見えます。
石の妖精ですから、真壁のパワースポットの中は居場所にぴったりです。 -
権現山登山道入口の碑が。
真壁富士、山尾山とも言う標高396mの山への入り口。
このそばになぜかエキスポ70の道しるべが置いてあった・・・。 -
帰り際になってしまったけど、拝殿でお参りをします。
-
「景勝地 五所駒瀧神社」とあります。
境内に水路や川があり、土地も高低差があったりと、なかなか良い景色の神社です。
おひなまつりの季節にしか来た事が無いのですが、
それぞれの季節の景色も良いかもしれません。
今日も、おひなさま飾りは、とてもすばらしく、ゆっくり楽しむ事ができました。
真壁のひなまつりで、ここは絶対外せない場所ですよ。
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