富山旅行記～2014 魚津市内編～

2014/01/07 - 2014/01/09

18切符で旅をしました。
18切符のいいところは、勿論、安いところですが、好きな場所で、好きな時に下車出来る。のんびり旅は、新しい発見や、普段目立たない、小さな街に気付けます。北陸新幹線の開業が迫ってますが、三セクになる前に、北陸を出来る限り周る、それが今年のテーマの一つです。今回の旅は、開業間近な北陸新幹線の駅を見てきました。一人旅だったので、かなり地味めに足を使って攻めて来ました。

1日目…石川旅行記～2014 金沢市内編～→石川旅行記～2014 内灘町編～→石川旅行記～2014 金沢市内編～
2日目…富山旅行記～2013 高岡市内編～→富山旅行記～2014 黒部市内編～→魚津市内(米騒動発祥の地・しんきろうロード)→石川旅行記～2014 金沢市内編～
3日目…石川旅行記～2014 金沢市内編～

エリア 魚津(富山)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●舌山駅サイン＠富山地方鉄道 舌山駅

最終目的地、魚津まで地鉄で向かいます。

●乗車する電車＠舌山駅

やってきました黄色とグリーンのツートンカラー。
長時間乗車するには、個人的には無理だと思いました。
想像以上に揺れたからです…(泣)。

●電鉄魚津駅＠富山地方鉄道 電鉄魚津駅

魚津に到着しました。
舌山駅を出たときはガラガラだったのですが、途中から高校生が乗車してきて、満杯になりました。
賑やかでした〜。

●電鉄魚津駅ホーム＠富山地方鉄道 電鉄魚津駅

とても新しい駅ですね。
高架になっています。

●富山地方鉄道 電鉄魚津駅

調べてみると、2013年6月に新しくなった駅。
まだまだ新しい匂いが残る駅舎でした。

電鉄魚津駅 駅

●新宿商店街＠富山地方鉄道 電鉄魚津駅前

駅前に“新宿”と名のついた商店街がありました。
魚津に“新宿”があるなんて…。
驚きました。

●伏見稲荷魚津大社

駅から歩いて数分の場所に“伏見稲荷”がありました。
新宿に続き、2度目のびっくりです。

●旧十二銀行 米倉

魚津は、米騒動発祥の地。
そして、この旧十二銀行の米倉は、まさにピンポイント。
歴史的な現場です。

●旧十二銀行 米倉 解説文

簡単にいうと、この倉庫から、汽船への米の積み出し阻止が発端で、1918年米騒動が勃発したようです。

●米騒動 解説文

第一次世界大戦により、物価は急上昇し、庶民の生活は困窮し、米価は、戦前の4倍になってたそうです。この状況下で、北海道への米の輸送船“伊吹丸”が魚津に寄港した際、米価高騰に苦しんでいた主婦らが、この米倉前に集まり、米の積み出しをやめるよう要求、結果、搬出は中止となったようです。この事件が、富山県内から全国に広がり、やがては当時の内閣が総辞職をするまでに至ったそうです。

●魚津の米騒動モニュメント＠旧十二銀行 米倉界隈

可愛らしい米俵が3つ…。
米騒動のモニュメントのようです。

●富山湾

旧十二銀行から海沿いを歩きました。
富山湾に面しています。
画像は、滑川方面です。

●富山湾

こちらは、黒部方面です。
進行方向です。
小雨ですが、雨が降っています。
歩いているので体温は上がっていますが、非常に冷たかったです。
風が無かったのが幸いです。

●富山湾

非常に海が綺麗です。
夏になると、泳ぎに来るのかな？？？

●かもめ

かもめ君と目が合い、見つめあい…、逃げていきました(笑)。

●灯台＠魚津港界隈

魚津港の防波堤の灯台のようです。
寒々と立ってます。

●たてもん祭り＠魚津港界隈

“たてもん祭り”の大きな写真が展示されていました。
“たてもん”とは…。

“たてもん”は高さ約16mもある大柱に、90余りの堤灯を三角形につるし下げ、総重量約５トンもあるそり台にたてて、80人ほどの人々によって威勢よく曳きまわす船型の万燈です。
　この形は三方に贄者を山と積んで神前に供える形をかたどったもの、あるいは全体が帆をあげた漁船をかたどったものといわれ、また神前に供え捧げたてまつる言葉がなまり「たてもん」とよばれるようになったといわれています。

…と、魚津市のHPに書かれてました。抜粋です。

●魚津港

静かな港です。
数人の方が船で作業をされてました。
人の数より、かもめ君の数の方が多いです。

●第12神徳丸＠魚津港

大きな船が1隻停泊中…。

●魚津観光マップ＠魚津港界隈

コンビニの駐車場近くに、観光マップがありました。
魚津といえば、僕は、“蜃気楼”を思い浮かべます。
水族館や観覧車のある遊園地もあるそうです。
梨や林檎も取れるそうです。
凄いぞ、魚津！

●海の駅“蜃気楼”

道の駅ではなく、海の駅がありました。
その名も“蜃気楼”
残念ながら、今日は、定休日のようです。
運が悪い(泣)！

海の駅蜃気楼 道の駅

●現在地＠海の駅“蜃気楼”

ざっくりと現在地を確認します。
チューリップの“入善”とほたるいかの“滑川”が近くにあります。
富山は、非常に観光に恵まれた土地だと思います。

●風の地平線−蜃気楼＠海の駅“蜃気楼”

海の駅“蜃気楼”の駐車場に、モニュメントがありました。
“風の地平線−蜃気楼”
海の風と歴史の流れる様を表したようです。

●“蜃気楼の眺め”解説＠海の駅“蜃気楼”

条件が整えば、写真のような風景が見えるそうです。
確か、毎年、発生すればニュースで流れている気がします。

●蜃気楼観測地点

勿論、この天気じゃ、この季節じゃ発生するわけも無く…。
幻想的な風景を見てみたいですね。

●鱒寿し＠JR魚津駅

お目当てのラーメン屋さんが、定休日だった…、なんてよくある話で、軽くショック。歩きつかれて、JR魚津駅で放心状態でした(笑)。
なので、何かお腹に入れようと、駅のコンビニを物色していると、お手軽な“鱒寿し”を見つけました。富山と言えばこれでしょう！大好き、鱒寿し！いつか、富山でお気に入りの鱒寿し屋を見つけたいな！

●富山あんぱん＠ヴィドフランス

金沢に戻る途中、乗換えの為、JR富山駅で少し時間があったので、改札外のパン屋に入りました。仮設の建物の中にあった“ヴィドフランス”日頃からお世話になってます。個人的には、高いですが、美味しいので好きです。
珈琲を飲みたかったのですが、その時見つけた“富山あんぱん”迷わず買いました。

●富山あんぱん＠ヴィドフランス

生クリームと粒あんのハーモニー最高。
甘すぎず、上品に。
やっぱりヴィドは美味しい！
この後、ウトウトしながら、金沢まで戻りました(疲)。

この旅行記へのコメント （2）

• ヨシさん 2014/03/05 17:56:22

  魚津の風景は初めて見ました。

  魚津は行ったこともなく、写真などでも見たことがなっかったもので。
  
  このような地方都市は日本中にいくつもあると思いますが、魚津を選んだのはどんな点なのですか？
  
  それと、地方の第三セクターと思われる鉄道にも、青春１８切符が利用できるんですか？
  
  いつも、ポイントをついた旅行記、感心してます。

  ろくおさん からの返信 2014/03/06 11:26:20

  RE: 魚津の風景は初めて見ました。

  ヨシさん、こんにちは。
  書き込み、毎度、有難うございます。
  
  元々、高岡市内と黒部市内に出来る、北陸新幹線の駅を見る事が目的でした。でも、せっかくなのでもう一都市…と思っていて、候補に挙げたのが、小矢部、滑川、魚津でした。当日、雨が降っており、小矢部は自転車がいるので却下、滑川と魚津の選択は、魚津の方が、知名度があるから、そして名前が好きだから(笑)選びました。いずれは富山は細かく周ってみたいと思っているので、魚津を先に選んだからといって意味はないです。色んな角度から、色んな都市から晴れた日の立山連峰を眺めてみたいです。
  
  三セクになると、基本的には18切符は使用出来ません。例外適用の区間はありますが、ほぼ使えないと思ってたほうがいいかと思います。
  なので、例えば、関西方面から18切符で富山に行こうとすると、高山経由になると思います。(果てしなく遠い旅になりそうですよ、そして、恐ろしく混雑するかもしれません)
  
  安く北陸を旅するなら、開業までの1年、まさに今しかないと思われます。
  
  ろくお。