2013/12/11 - 2013/12/11
23位(同エリア279件中)
デコさん
ヴィルフランシュ・ド・コンフランの村散策中、途中で向かいの山の上にあるリベリア砦へ行くことができました。
最初は、人の通った様子もない石段や、施錠された鉄の門の横の土の道で人が入っていいのかどうかわからず村へ引き返す場面もあったのですが、やはり気になる山の上の建物。。。
思い切って寂しそうな山道に入り、どんどん登って行ったら、眺めがよくなるわ、お天気も良くなるわ、で、青空に励まされる感じで砦に辿り着くことができました。
辿り着いただけでも満足だったのですが、門のところに入城料が書いてあり、入れるものと知らずに来たのに、とうとう中の見学までできてしまいました。
このリベリア砦についてのサイトを見つけることができましたので、ここにはっておきます。
興味をお持ちの方はどうぞご覧くださいね。
http://www.fort-liberia.com/
☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★'.・*.・:☆'.・*.・:★
【スケジュール】
11月25日(月)伊丹空港から乗り継いでマルセイユへ移動
11月26日(火)マルセイユからカルカッソンヌへ移動&散策
11月27日(水)カルカッソンヌで
11月28日(木)カルカッソンヌからアルビへ移動
11月29日(金)コルド・シュル・シエル日帰り観光
11月30日(土)アルビからカオールへ移動
12月 1日(日)サン・シル・ラポピー日帰り観光
12月 2日(月)カオールからGRAMATへ移動
12月 3日(火)ロカマドール日帰り観光
12月 4日(水)GRAMATからボルドーへ移動
12月 5日(木)サンテミリオン日帰り観光
12月 6日(金)ボルドーからバイヨンヌへ移動&サン・ジャン・ピエド・ポル日帰り観光
12月 7日(土)サン・ジャン・ド・リュズ日帰り観光&バイヨンヌ市内散策
12月 8日(日)バイヨンヌからルルドへ移動&ルルド観光
12月 9日(月)ポー&オロロン・サント・マリー日帰り観光
12月10日(火)バイヨンヌからペルピニャンへ移動&バニュルス・シュル・メールとコリウール日帰り観光
12月11日(水)ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン日帰り観光
12月12日(木)ペルピニャンで散策(実はこの日、とんでもない1日になってしまった!)
12月13日(金)ペルピニャンからマルセイユへ移動
12月14日(土)カシのカランクでハイキング
12月15日(日)マルセイユから帰国便へ
12月16日(月)成田で乗り継いで伊丹空港へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
村を通り囲む城壁から外へ出て線路沿いを駅の方へ進みます。
-
線路沿いから左上には石垣がありさらに上にそびえるように見えるのはいったい何?と気になって…
-
ここから上れそうと、石段を上ったものの、その上は人が入れない草むら…
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ちょっと行ったところにあったこの石段、途中から草に埋もれてこれ以上行けない!
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カーブを回り込んで進むとこの立て看板があり、20分ほどでたぶんあの建物に行けるみたい♪
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矢印を進んで来るとこの様なところに〜
とても一人で入っていくには不安な風景… -
一旦村の方へ戻りかけたんだけど、どうもあの上の建物が気になり…
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20分ほどで行けそうな看板もあったことだし…
戻ってきて山道に入ったら、車の痕がある土の道から横にこのような石段が続いていた。 -
上りはじめて振り返ったところ
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車で行くことも出きるようです。
雨が降ったらぬかるんで大変だろうな!! -
下のほうに駅が見えてきました♪
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石段がスロープに続き…
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少し上れば眺めが良くなるのも、ここも同じようで、もっと上ってみたくなってしまう〜
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こちらは、行きたいと思っていたカステイル方面。
かなり視界は良くない…行かなくて良かったかも(^_^;) -
こちらは列車に乗ってやって来た方面。
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途中から両手を使ってよじ登らないといけないところもあったけど、このような坂道に出られた(^_^;)
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木が邪魔だけど駅周辺が見下ろせるところに出られた♪
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ちっちゃく黄色い観光列車も見えます♪
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またまた石段!
あとひといきです(*^_^*) -
イチオシ
やっと到着(?⌒∇⌒?)
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休憩がてら眺めを楽しんで♪
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イチオシ
後ろを振り返れば立派な城壁が立ちはだかる!
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思っていた以上に頑丈そうな大きな砦です。
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見上げると橋があります。
あそこを渡って入れるのかも!? -
と、橋のところへやって来ました。
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これがリべリア砦♪
入れそう〜
リベリア砦は17世紀に3つの溪谷を支配するためにこの岩山の上に建てられたものだそうです。
どおりで回りの谷間の集落一帯を見渡せることができるはずです。
そのおかげで、ヴィルフランシュ周辺はしっかり守られたようです。
フランスでも最も「安全な」砦のひとつだと言われ、安全ということを逆手にとって監獄としてもつかわれたこともあるようです。 -
橋を渡って…
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城壁内に入ったら一人の男性が出てきてくれました。
案内されて… -
男性のあとをついていくと
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建物内のバーのなかへ
ここでチケットを購入(7ユーロ)、英語版の解説書を手渡されて口頭(フランス語のようで私には理解できないんだけど、そんなことお構いなしです^^;)で順路を説明してもらったのですが。。。
身振りを手振りを加えてくれるのでなんとなく雰囲気はわかりそうでも、いきなりたくさんの順路を言われても頭に入らず(T_T)
どうやら複雑な順路だなぁ〜ということだけは伝わってきた。。。 -
とりあえず、わかったふりして中庭に出てきた(^_^;)
そして中庭の積んである椅子を引っ張り出してきて座り込み、説明書を読み始めたんだけど、いつ頃誰がどの様に…と歴史的な内容は後にして、とにかく見てみたい! -
廻り出したらなんとかなるだろ!と、いつも通りのノーテンキさです。
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中庭に面して建つのは教会と言うか礼拝堂のようです。
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石造りの頑丈そうな礼拝堂の建物を角度を変えて。
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きっとシーズン中なら、ここでもテラス席が設けられるのでしょう。
でもね〜今の時期はひっそりし過ぎです。 -
中庭に面した城壁
ちょうど太陽王ルイ14世が統治していたこの期間はフランスとスペインの間でたくさんの戦いが繰り広げられた時代だそうです。
30年戦争、王位継承戦争、オランダ戦争・・・歴史的なことは(も?)不勉強なのですが^^;そういう時代ならこのような城塞は大きな存在だったはず。 -
見学通路が見えています。
今では見学の通路ですが、当時は敵を迎え撃つときには見張り&攻撃の兵が息をひそめて身を隠しながら任務遂行した場所。 -
中庭を見回してから城壁に上ってきました。
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城壁の銃口穴からの眺め
今では平和な風景が広がります。 -
こんな崖の山の上…
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こんなところによくぞ、こんな頑丈そうな要塞が築けたものです。
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しかも敷地内は広い!
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素晴らしい眺めです、現在は。
遠くまで眺められるここから、昔は戦うための見張りをしていたかと思うと、複雑な気持ちになってしまう… -
さすが砦だけあって、守りの固そうな立地です。
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逆光ですが、敢えて撮ってみました。
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イチオシ
礼拝堂のシルエット
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狭い中庭のモニュメント
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中の見学コースはこのような階段を上ったり下りたり次々に現れます。
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堅固な砦内のバックには山並みが遠くまで続きます。
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結構広い城壁内
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城壁からは、遠くにピレネーが眺められる〜
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結構高低差があります。
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イチオシ
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城塞の建物の向こうは深い渓谷
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木製の扉の上に見取り図がある。
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ここから地下へ
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最初は、結構いい感じ!と思えたけれど
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かなり下ってきました。
どこまで続くのか… -
と思い始めたら、平行移動の通路へ
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地下の建物内
ルイ14世の時代に起こりフランス中を震撼させた毒事件L'affaire des poisons の犯人とされた ブランヴィリエ侯爵夫人 が囚われていたのがこの建物の中にある地下牢だそうです。
夫人は愛人のために父親など家族4人を毒殺したとの罪で投獄の後、大量の水を飲まされた上、斬首・火炙りの刑になったそうです。
家族を毒殺だなんて、よくそんなことできるわ! -
地下でも何度か曲がり角もあり
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またまっすぐ通路を進みます。
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今度はひたすら上っていく(T_T)
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やっと終わりかと思わせておいて…
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まだまだ洞窟の中のような通路から抜け出せない!
それにしても壁がかなりぶ厚い! -
この通路でも窓ではなく、銃口穴なんですよね。
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途中の窓から
入ってきた辺りです。
あの上の橋を通って… -
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やっと外に出られた〜
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このように大砲を使っていた。。。
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あちこちに大砲が残る。
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ピレネーの眺めが素晴らしい
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ちょうど逆光のほうですが。。。
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イチオシ
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イチオシ
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礼拝堂に入ってみたいと入口を探す。
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礼拝堂の周りをぐるりと回ってきたところが、入口につながる階段。
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礼拝堂の中へ
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中は質素な感じ
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地味なステンドグラス
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聖水盤
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礼拝堂を出て
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これで一通り見てきたことになるようです。
上ったり下ったり、よくもまぁ歩き回ったものです。 -
説明書を係りのおじさんに返却しに行くと、帰りは階段をひたすら下りて行ったら鉄道の線路に出られるようなことを伝えてくれました。
これもフランス語での説明なので、手振り身振りから想像! -
最後にピレネーの山並みを見納めに
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このドアから帰ります。
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砦の姿も見納め〜
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きっともう来ることはないと思う・・・
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ドアの中へ入るとこれまた石段がひたすら続く地下通路!
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千段階段と言われるようですが、実際は734段しかないらしい。
たぶん半分くらいのところだろうと思うが、、、 -
このように途中で外の風景を眺められるところに着いた。
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暫く外の風景を楽しむにはいいけれど、
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この眺めを見ることはできても、
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イチオシ
このピレネーの風景がとても素晴らしいんだけど、
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敷地内から外に出られたわけではなく、また続きは同じような地下階段が延々と下っているのである。
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「734段しかない」と言っても、一人でこのような階段をひたすら下り続けていると、なんだか不安になってきてしまう。
ほんとに外に出られるんだろうかって。
もし、一番下まで行き着いたのに、そこから出られなかったら、この階段をまた戻ってこなくてはならない^^;
そうなったら、そんな戻る元気があるんだろうかって。。。 -
地下階段の一番下にやっとたどり着き、恐る恐るドアを押してみたら。。。
このドアの外に出ることができ、ホッとした瞬間!
あれ?ここって、鉄道の線路を渡って村から出てきたときに見たあの扉だったんだ!
ここが、上の砦とつながっていたのね^^ -
思わぬ村への近道でした!
この線路を渡って -
イチオシ
村の中へ戻ってきて見上げる砦方面
よくぞ上る気になり、しっかり見学し、頑張って下ってきたものだと自分を褒める気になってしまいました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- batfishさん 2014/03/04 22:57:37
- 大冒険ですね♪
- デコさん こんばんは〜♪
旅行記、楽しませていただいています。
このプチトランジョーヌ、私も乗ってみたくて
ピレネーハイキングとからめて少し検討してました。
このヴィルフランシュ・ド・コンフランの地名も
あ、聞いたことある!と思ってピレネーハイキングの簡単な本を
見てみたらやはりありました。
デコさんの旅行記でバス停の位置がわかりました(^^)
リベリア砦からの眺め、素晴らしいですね!!
これは、勇気を出して(?)山道を登ったデコさんへの
ご褒美ですね。1人だとちょっと躊躇する道ですよね。
周りを山に囲まれて、とっても魅力的な場所だなぁと思いました。
私もいつか行ってみたいです。
ピレネーハイキングはなかなか日本で調べるには資料が少なくて…
デコさんと同じように公共交通機関だけ使って旅行する私には
敷居が高いです。。。
日本からの往復を含めて最大10日間ではかなり厳しく、
今夏は断念しました(^^;
ぜひ、こちらもデコさんに先導していただきたい!と
お願いしてコメント終了しますm(__)m
続きも楽しみに読ませていただきます♪
batfish
- デコさん からの返信 2014/03/05 05:46:24
- RE: 大冒険ですね♪
- batfishさん、おはようございます♪
いつもご投票いただいてとっても感謝しています^^
ヴィルフランシュ・ド・コンフランやリベリア砦・・・
batfishさんもご存じだったのですね^^
私はお恥ずかしながら、ここ現地に来て、初めて知りました^^;
いつも下調べがいい加減で中途半端なもの!というのが改めて思い知った瞬間です。
それにしても、ほんとにいい眺めの砦&趣のある村の佇まいはお気に入りになりました♪
こんな報告でも、少しでもお役に立つなら嬉しい限りです~~
これからカシでのカランクハイキングを予定しています。
もしよかったらまたご覧頂けると嬉しいです。
カシカランクも素晴らしい風景でした。
(写真になるとその良さが半減しているように思ってしまいますが)
又のおいでを楽しみにお待ちしています(^0^)/
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