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挑戦的なタイトルですみません。観劇は正直素人です。そこは断っておきます。ですがそれなりにチケット手配にはうるさいほうです。<br /><br />今回縁があって5ヶ月ほどで12タイトル14回の観劇をする機会に恵まれました。それでも皆さんに適切なお勧めを示すのは大変難しい。「ミュージカルを体験したい、でも高いし、どう選んでよいかわからない」、そんな方に一言助言申し上げたい。何かの参考になれば。<br /><br />ただ、仕事の関係ですべてが当日手配です。売れ残りの穴埋めチケットの点はご了承を。<br /><br />さて、黄金週間に突入し、演目が冬季に比べてざっくりと減りました。客入りのよくない演題はあっさり終了です。そんな中で現状では以下のものがあります(「0」印はこの冬に見たもの、「#」はそれ以前に見たもの)。ロンドン講演開始年度で並べると:<br /><br />1985 Les Miserables<br />1986 The Phantom of the Opera #<br /><br />これらは文句なしのロングランですが、それだけに価格も高価、はっきり言えば tourist trap です。品質もいいのでしょうが高すぎ。類似の芝居は東京でも見れます。それではと妥協して3階席や奥の席を手配するも(それも決して安くはない)、そもそもせっかくの芝居なのに遠い席というのも違う気がする。正直上記2タイトルはお勧めしません。<br /><br />1999 The Lion King 0<br />1999 Mamma Mia! #<br />2002 We Will Rock You 0<br />2005 Billy Elliot<br />2006 Wicked 0<br />2008 Jersey Boys 0<br />2009 Thriller Live<br /><br />このあたりが中堅どころ。かなりいい席でも70ポンドを切る手配も容易です。映画同様好みで選んで下さい。ジュークボックスならRock, Mamma or Jersey、パフォーマンスはThriller, ストーリならBilly。<br /><br />人気のLion Kingですが、小道具や舞台演出は効いているのですが、前半子役が中心というところが納得いきません。また内容からたいへん観客にこどもが多い。本物の芝居・歌唱を見に来た人にはお勧めしません。ただ、アフリカ的なサウンドの世界は一興です。<br /><br />2011 Matilda The Musical<br />2012 The Bodyguard 0<br />2013 Charlie and the Chocolate Factory<br />2013 Once 0<br />2013 The Book of Mormon<br />2013 The Commitments<br />2014 Dirty Rotten Scoundrels<br />2014 I Can&#39;t Sing! The X Factor Musical<br /><br />ここはまだ新しく中にはロンドンらしい作品が残っていて、ニューヨークや日本公演とは一味違う作品が期待できるかもしれません。これらの中でも頭ひとつ抜けた評価は、Matilda, Once, Mormonでしょうか。<br /><br />さて、この中(2014春)の演題から、お勧めを3点盛らせてもらうと以下になります:<br /><br />Gold: Once<br />ダブリンを舞台に、アイルランド人ギタリスト(boy)とチェコ人ピアニスト(girl)を中心にした即席バンドの物語。これをニューヨークで見てはいけない。アイルランド特有のあのクラシック楽器をジャカジャカとモダンにかき鳴らすリズミックな楽曲群を存分に楽しめます。そして話がまたいい。チェコ人やアイルランド人の訛りがいい。ジョークがわかりやすい。<br /> さらに1階席(stall)の方は上演前にステージに上がれて、俳優・女優さんのアップに混じることができます。<br /><br />Silver: We Will Rock You<br />意外にジャカジャカしてなくて、ストーリが中心。ロックとはかけ離れた世界から話が始まるので結構おもしろい。ただ、みどころは主役のヴォーカルにあった気がする。この冬最初の演目だったが未だにあの伸びやかな声は耳に残る。<br /><br />Bronze: Mamma Mia!<br />ジャージーも悩んだし、スリラーもよかった、という話は聞きましたが、ここは素直に「もう一度見たいランクNo. 3」。ABBAの曲が大好きでなじみます。話はWicked同様複雑なので下調べがないと英語に自信がないと混乱します。ギリシャをモチーフにしたきれいな舞台でした。<br /><br />(番外)Stomp<br />これもお勧め。厳密にはミュージカルではないのですが、一幕オンリーで短時間。値段も安い。ただ独特のパフォーマンスは笑いあり、感激あり。何より、子供大喜び。そのあとのレストランでの行儀が悪くて始末が大変でしたが。。ロンドン五輪の閉会式で登場したんですかね。<br /><br /><br />席の手配<br />超重要。TKTSなど当日面前で手配も安くていいのだろうけど、値段と座席はひじょうに複雑な関係だし売れ残りはいい席がまばらなのでぜひネットで手配されたい。<br /><br />一番のお勧めはATGグループ。これは座席レベルで空席がわかるので、ゆっくり、じっくり手配できる。<br /><br />http://www.atgtickets.com/<br /><br />残念ながらATGグループの限られた演題のみ手配が可能。Onceの5/1(木)昼の部とかを見ると、Stall E6が40GBPとある。<br /><br />これがダメなら、Last Minute Theater Tickets 特にApp Storeで&quot;LMTT&quot;と出てくるアプリがよくできています。上記のOnceを検索するとStallはK列で48GBPとのことなので、ATGの勝ちです。<br /><br />上記のような席の手配でロングラン系なら100ポンド超、Lion King、Wicked, Jersey, Rockなどで40-60ポンド。評判のよくないタイトルで30-40GBPという感じです。<br /><br />TicketMasterは極めて一般的な手配なので、決して安くは出しません。計画的な手配でお使い下さい。また公式なチケット再販売システムのStabHubも今のところ流通量が大変少なく、上記手配に敵うことはあまりないようです。<br /><br />上記の入手方法で手配の方法が固まったら、どこの席を狙うか。お勧めは2階席B-D列です。Stallは舞台の迫力こそありますが、舞台の奥手が見えません。2階席はドンピの俯瞰かつ距離感で臨場感と舞台の俯瞰とを両取りできます。A列が理想ですが、最前列というだけでプレミアがつき値段があがります。B-D列くらいまでは大して変わらないので。<br /><br />最後にチケットの回収。計画的な手配だと自宅に送付される場合があるようですが、直前手配の場合、直接劇場のbox officeに行き「ticket colletion, pls」というと名前を聞かれるので苗字を答えます。すると特段の照合・認証なく手渡してくれます。くれぐれも開始直前にいかないこと。15分など待ち行列の場合も多いです。まずチケットをゲットしてから腹を満たしましょう。<br /><br />なお、一般に劇場内は撮影禁止です。撮影したい気持ちはよくよくわかりますし、開演前なら、という気持ちもあるでしょうが、ルールはルールです。しっかりメモを取るなりして記憶に残す努力をして下さい。そして劇場外の大看板のほうはぜひともお写真を。<br /><br />来年には使えなくなる、揮発性の高い情報ですが、ご参考まで。<br /><br /># 見出しの写真は、No. 2でお勧めしたかった、Dirty Dancing. ただ今、UKツアー中。最終日後の看板をはずす作業中。<br />どうぞよいたびを。

ロンドンでのミュージカルの選び方(2014春)

4いいね!

2013/11/01 - 2014/04/05

7236位(同エリア10353件中)

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sqichi

sqichiさん

挑戦的なタイトルですみません。観劇は正直素人です。そこは断っておきます。ですがそれなりにチケット手配にはうるさいほうです。

今回縁があって5ヶ月ほどで12タイトル14回の観劇をする機会に恵まれました。それでも皆さんに適切なお勧めを示すのは大変難しい。「ミュージカルを体験したい、でも高いし、どう選んでよいかわからない」、そんな方に一言助言申し上げたい。何かの参考になれば。

ただ、仕事の関係ですべてが当日手配です。売れ残りの穴埋めチケットの点はご了承を。

さて、黄金週間に突入し、演目が冬季に比べてざっくりと減りました。客入りのよくない演題はあっさり終了です。そんな中で現状では以下のものがあります(「0」印はこの冬に見たもの、「#」はそれ以前に見たもの)。ロンドン講演開始年度で並べると:

1985 Les Miserables
1986 The Phantom of the Opera #

これらは文句なしのロングランですが、それだけに価格も高価、はっきり言えば tourist trap です。品質もいいのでしょうが高すぎ。類似の芝居は東京でも見れます。それではと妥協して3階席や奥の席を手配するも(それも決して安くはない)、そもそもせっかくの芝居なのに遠い席というのも違う気がする。正直上記2タイトルはお勧めしません。

1999 The Lion King 0
1999 Mamma Mia! #
2002 We Will Rock You 0
2005 Billy Elliot
2006 Wicked 0
2008 Jersey Boys 0
2009 Thriller Live

このあたりが中堅どころ。かなりいい席でも70ポンドを切る手配も容易です。映画同様好みで選んで下さい。ジュークボックスならRock, Mamma or Jersey、パフォーマンスはThriller, ストーリならBilly。

人気のLion Kingですが、小道具や舞台演出は効いているのですが、前半子役が中心というところが納得いきません。また内容からたいへん観客にこどもが多い。本物の芝居・歌唱を見に来た人にはお勧めしません。ただ、アフリカ的なサウンドの世界は一興です。

2011 Matilda The Musical
2012 The Bodyguard 0
2013 Charlie and the Chocolate Factory
2013 Once 0
2013 The Book of Mormon
2013 The Commitments
2014 Dirty Rotten Scoundrels
2014 I Can't Sing! The X Factor Musical

ここはまだ新しく中にはロンドンらしい作品が残っていて、ニューヨークや日本公演とは一味違う作品が期待できるかもしれません。これらの中でも頭ひとつ抜けた評価は、Matilda, Once, Mormonでしょうか。

さて、この中(2014春)の演題から、お勧めを3点盛らせてもらうと以下になります:

Gold: Once
ダブリンを舞台に、アイルランド人ギタリスト(boy)とチェコ人ピアニスト(girl)を中心にした即席バンドの物語。これをニューヨークで見てはいけない。アイルランド特有のあのクラシック楽器をジャカジャカとモダンにかき鳴らすリズミックな楽曲群を存分に楽しめます。そして話がまたいい。チェコ人やアイルランド人の訛りがいい。ジョークがわかりやすい。
 さらに1階席(stall)の方は上演前にステージに上がれて、俳優・女優さんのアップに混じることができます。

Silver: We Will Rock You
意外にジャカジャカしてなくて、ストーリが中心。ロックとはかけ離れた世界から話が始まるので結構おもしろい。ただ、みどころは主役のヴォーカルにあった気がする。この冬最初の演目だったが未だにあの伸びやかな声は耳に残る。

Bronze: Mamma Mia!
ジャージーも悩んだし、スリラーもよかった、という話は聞きましたが、ここは素直に「もう一度見たいランクNo. 3」。ABBAの曲が大好きでなじみます。話はWicked同様複雑なので下調べがないと英語に自信がないと混乱します。ギリシャをモチーフにしたきれいな舞台でした。

(番外)Stomp
これもお勧め。厳密にはミュージカルではないのですが、一幕オンリーで短時間。値段も安い。ただ独特のパフォーマンスは笑いあり、感激あり。何より、子供大喜び。そのあとのレストランでの行儀が悪くて始末が大変でしたが。。ロンドン五輪の閉会式で登場したんですかね。


席の手配
超重要。TKTSなど当日面前で手配も安くていいのだろうけど、値段と座席はひじょうに複雑な関係だし売れ残りはいい席がまばらなのでぜひネットで手配されたい。

一番のお勧めはATGグループ。これは座席レベルで空席がわかるので、ゆっくり、じっくり手配できる。

http://www.atgtickets.com/

残念ながらATGグループの限られた演題のみ手配が可能。Onceの5/1(木)昼の部とかを見ると、Stall E6が40GBPとある。

これがダメなら、Last Minute Theater Tickets 特にApp Storeで"LMTT"と出てくるアプリがよくできています。上記のOnceを検索するとStallはK列で48GBPとのことなので、ATGの勝ちです。

上記のような席の手配でロングラン系なら100ポンド超、Lion King、Wicked, Jersey, Rockなどで40-60ポンド。評判のよくないタイトルで30-40GBPという感じです。

TicketMasterは極めて一般的な手配なので、決して安くは出しません。計画的な手配でお使い下さい。また公式なチケット再販売システムのStabHubも今のところ流通量が大変少なく、上記手配に敵うことはあまりないようです。

上記の入手方法で手配の方法が固まったら、どこの席を狙うか。お勧めは2階席B-D列です。Stallは舞台の迫力こそありますが、舞台の奥手が見えません。2階席はドンピの俯瞰かつ距離感で臨場感と舞台の俯瞰とを両取りできます。A列が理想ですが、最前列というだけでプレミアがつき値段があがります。B-D列くらいまでは大して変わらないので。

最後にチケットの回収。計画的な手配だと自宅に送付される場合があるようですが、直前手配の場合、直接劇場のbox officeに行き「ticket colletion, pls」というと名前を聞かれるので苗字を答えます。すると特段の照合・認証なく手渡してくれます。くれぐれも開始直前にいかないこと。15分など待ち行列の場合も多いです。まずチケットをゲットしてから腹を満たしましょう。

なお、一般に劇場内は撮影禁止です。撮影したい気持ちはよくよくわかりますし、開演前なら、という気持ちもあるでしょうが、ルールはルールです。しっかりメモを取るなりして記憶に残す努力をして下さい。そして劇場外の大看板のほうはぜひともお写真を。

来年には使えなくなる、揮発性の高い情報ですが、ご参考まで。

# 見出しの写真は、No. 2でお勧めしたかった、Dirty Dancing. ただ今、UKツアー中。最終日後の看板をはずす作業中。
どうぞよいたびを。

旅行の満足度
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
鉄道
旅行の手配内容
個別手配

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