2013/12/23 - 2013/12/23
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ひょんな事からモルディブに来てしまったSUR SHANGHAIとその旦那。
旦那の用事が済んだら、マーレ島以外の島でリゾート体験!! ヽ(*^ω^*)ノ
…は無いので、(;^ω^)>
それならマイナー好きのSUR SHANGHAIにはうってつけのマーレ島をじっくり歩いてみます。
毎日小刻みにあちこち行った内、マーレ島北岸を中心にした見所やランドマーク、それに街角の様子をこの編にアップしようと思います。
マーレ島の交通の要のナサンドラ桟橋周辺は前編でご紹介したので、この編はその続き。
桟橋が並ぶ北岸のボドゥタクルファヌ・マグ通り沿いに魚市場や野菜・果物市場まで行き、あとは2、3本裏手の道を通ってまたナサンドラ桟橋近くのトレー・ダーズ・ホテルへ戻るルートとしてまとめます。
モルディブの首都が置かれたマーレ島は、歩いて一周しても1時間半〜2時間程度の島。
見所は島の北側に集中していて、半日もあれば主な見所巡りも楽々。
是非歩いてみるといいと思います。
お時間が有れば、島の東岸から南岸まで出かけて、人工ビーチやサーフ・ポイント、日本政府が提供した援助で造られた防波堤を見て回るのもお勧め。
これらについては、下記の旅行記をご参照ください。
★マーレ島滞在記 −マーレ島南岸から東岸へ
http://4travel.jp/travelogue/10858793
表紙の画像は、派手な色に塗られたマーレ島の街角。
その前を通って行く人たちを観察してみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
これは、前編でご紹介したマーレ島の交通の要、ナサンドラ桟橋のあたり。
マーレ島北岸には、このとおりビルが立ち並んでいて、ここだけ見ると大都市のベイ・サイド的な雰囲気。
モルディブの首都としての機関、銀行、航空会社、郵便局、ホテル…なども北岸に集中しています。
ちなみに、画像中央付近に見える半円形のビルはモルディブの外務省。
SUR SHANGHAIたちが泊まったトレーダーズ・ホテルはこのアングルからは見えていませんが、外務省の裏手にありました。
この編では、まずビル群に沿って画像奥に向かって歩いていく道筋をご案内。 -
マーレ島はモルディブの首都が置かれている島ですが、規模的には歩いて一周しても1時間半〜2時間程度。
島の北東にあるナサンドラ桟橋から北岸沿いに魚市場や野菜・果物市場まで歩いて行くのも散策気分で楽しめます。
この道筋となる道は、どこを通って行っても坂道は全くありません。
桟橋からの眺めも楽しみながらのんびりどうぞ。
ただ、バイクの交通量が多くて、脇道からもビュン!と飛び出してきます。
ご注意を。 -
ナサンドラ桟橋から続くマーレ島北岸には、上の方で見たようにビルが並んでいますが、一際目を引くのはこの建物。
これは大統領のオフィスで、ナサンドラ桟橋からだと400mほど。
一応ガードマンさんたちもいるんですが、正門前のボドゥタクルファヌ・マグ通りの車道や歩道は一般人も普通に通れます。
でも、立ち止まってジロジロ見ていたら不審者と思われるかも。(;^ω^)
内部の見学は残念ながら出来ません。 -
大統領オフィス前で、来た方向を振り返る。
ビルの敷地はフェンス付きの塀で囲まれていても、正門前のボドゥタクルファヌ・マグ通りは、地元の人が自由に往来しているのが分かると思います。
マーレ島北岸はこんな立派なビルばかりなんだろうな、と思うとそうではなく…、 -
…大統領オフィスのすぐそばには、質素なアパート(?)風の建物も。
でも、ここはこれから取り壊されるのかな?と言った雰囲気。
何人もの人たちがリレー式に中の物を運び出してました。
次にマーレ島に来ることがあれば、ここにも新しいビルが出来ているのかもね。 -
大統領オフィス前の3番桟橋。
ここには、一般のフェリーなどは無くて、沿岸警備艇や火事などの際の救難用ボートが停泊していました。
マーレ島北岸の桟橋には番号が付いていて、1番桟橋はこのあと見に行く大統領専用。
ナサンドラ桟橋は、番号で呼ぶなら8番桟橋かな。 -
大統領オフィスの次に目に入るのは、ジュムフーリー・メイダーン(共和国広場)。画像奥の黄色っぽい建物は出入国管理局。
共和国広場と言っても、国旗掲揚塔のほかには特に何も無い空き地のような細長いスペースで、この時には芝生の手入れもいまひとつ。
画像右手にやたら高い壁の建物がちょっとだけ見えていますが、これは国防軍の建物で撮影禁止になっています。
こんなアングルならお咎め無しでしたが、もろに正面から撮ろうとしたらトラブルになるかも?
衛兵さんの写真も遠慮しておくのが吉。 -
ジュムフーリー・メイダーン(共和国広場)に翻る巨大なモルディブ国旗。
ここに掲げられているモルディブ国旗は、国内で一番大きいそうですが、その正確なサイズは?
バタリバタリと風に翻るその大きさが圧倒的で、別の日にフルマーレ島からフェリーで戻ってくる時にもよく見えました。
モルディブ国旗の赤は、過去から未来にわたる国民の英雄の勇気を表わし、血の最後の一滴まで国家に捧げることを示しているそうです。
赤に囲まれた緑色の四角は命の源のココヤシ。
そして、国旗中央の三日月はイスラム教の象徴なんだそうです。 -
ジュムフーリー・メイダーン(共和国広場)そばにある桟橋。
マーレ島北岸には桟橋がたくさんあるのに、屋根が付いているのはここだけ。
それはなぜかと申しますと、ここは恐れ多くも大統領専用桟橋のナンバー1桟橋なのでございます。
桟橋そばの歩道には大砲も置かれています。
実際には他のリゾート島からマーレ島観光にやって来るボートもこの桟橋を利用しているようです。
ここからだと、魚市場、野菜果物市場、お土産店があるチャンダニー・マグ通り、大きな金色のモスクが印象的なイスラミック・センターなどなども楽々の徒歩圏内。他の島からの半日観光に便利だからでしょうね。 -
大統領専用桟橋からさらに岸壁に沿って進んで行くと、今度は漁船がずらり。
その行く手には倉庫風の平屋の建物が見えてきます。
あれは野菜・果物市場の一つ。
そのお向かいには魚市場があったり、さらにもう少し先には別の野菜・果物市場もあり。
路上にも露店が並んでいて、見て歩くだけで楽しめますよ。
旅先のビタミンC補給源となる果物を買ってホテルで楽しむもよし。 -
倉庫風の果物・野菜市場は、外は荷物降ろしや取引のおじさんたちで賑やか。
中へは一般のお客さんもやって来るんですが、照明が暗くて陰気。
もう少し明るい雰囲気の市場がいい方は、後述するもう一つの市場へどうぞ。
左下の画像で、店番のおじさんが手にしている葉巻状の物体は、椰子から作った糖を棒状に包装したもの。
「ちょっと食べてみて!」と言われて味見させてもらったところ、案外癖の無い優しい甘みがありました。
「買わないか?」と聞かれたけれど、モルディブの次にはスリランカに行くし、途中で蟻なんかが寄ってきたら困るなあ。ごめんね、おじさん。 -
倉庫風野菜・果物市場のすぐお向かいは魚市場。
パッ!とした緑色に塗られていてすぐに分かります。
ここでは、買われたマグロやカツオが台の上で次々に捌かれて行く様子も見られます。
そういう光景が苦手でなければ、是非見て行くといいですよ。
市場外の路上では、モルディブの鰹節が売買されている様子も目にします。
鰹節と言うより生節に近い感じでしたが、思わぬ所で日本との食文化の共通点を見出した気分。
ただ、思ったのは、人口10万超と言われるマーレ島なのに、この市場はなんだか規模が小さい。
魚市場はほかにもあるのかな?
それとも、家族が食べるくらいの分なら自分たちで釣る人たちが多いのかも? -
思いがけなく小さかった魚市場と違って、野菜や果物のお店は市場の外にも軒を並べていた。
モルディブには1200もの島があっても、人が住んでいるのは200ほど。
加えて、農業に適した土地はあまり無さそうですが、ウィキペディアの記述によると、「2005年時点の農業人口は2万7千人。国土の43.3%が耕地となっている。」と言うのがちょっと信じられない。
主要作物はココナツ、バナナ、タロイモで、その他の野菜・果物、穀物は輸入に頼っているそうです。
こんな店先を見ると、野菜も果物も種類は結構豊富。
あれ?高原野菜のキャベツまで。(◎◇◎)
これが全部輸入物なの? -
倉庫風になった野菜・果物市場からはみ出したような露店が岸壁沿いに延々。
手前のお店は、今日はまだ開店準備中。
この時の品はマンゴーが多くて、あちこちで黄色い山になってました。
マンゴーはおいしいですが、ウルシの仲間の果物。
体質によってはかぶれる人もいるのでご用心。
SUR SHANGHAIの知り合いの一人は、うっかりマンゴーが入ったデザートを食べただけで口の周りが腫上がっていました。 -
イチオシ
倉庫風の野菜・果物市場から、露店も見ながら岸壁沿いに100mほど前進。
今度は二つ目の野菜・果物市場と遭遇。
ここは簡単な屋根掛けをしただけで、中も明るいのがよし。
日本でもよく見るタイプの野菜、正体不明の果物や、レッド・バナナまで、種類は更に豊富。
このほとんどが輸入物?
う〜ん、やっぱり葉物野菜はちょっとしなびた感じよね。
レッド・バナナは台湾で食べたのが最初だったな。
皮も赤みが強いし、果肉も普通のバナナよりオレンジ色っぽくて味も濃厚。
この市場で買ってお試ししてみては? -
イチオシ
マーレ島は、島の北半分に国の機関や観光客にとっても重要な施設が並んでいて、南半分が住宅地区。
それでも野菜・果物市場から一歩路地裏に入ると、島の北側にも民家の並ぶ一画もありました。
思い思いの色で塗られた外壁が一種の街角アート。 -
上掲の画像のような路地裏から、今度はオーキッド・マグ通りへと出ると、今度はドーーーンッ!!と周りを圧する建物が。
これは新大統領官邸(ティームゲ)。
もう一つの旧官邸(ムーレアージェ)とは違って白く威風堂々とした建物。
すぐお隣は最高裁判所や高等裁判所になっています。
マーレ島には見学は外観のみの見所やランドマークが多くて、この新大統領官邸(ティームゲ)も例外ではありません。
それでも、魚市場や野菜・果物市場があるマーレ島北岸のボドゥタクルファヌ・マグ通りや、お土産店がポツポツと並ぶチャンダニー・マグ通りからなら500mほどと近いので、周辺散策の途中に寄って見上げてみるといいですよ。 -
新大統領官邸(ティームゲ)からほど近いチャンダニー・マグ通り。
後述するイスラミック・センターとは背中合わせの位置で、左側の画像ではそのドームも見えています。
ここはお土産屋さんが並んでいる道、と聞いて、観光客向けの多少華やぎのある道かと思ったんですがちょっと外れ。(−−〆)
日本語の看板も少々混じる店舗のいくつかを見て回りましたが、店内の商品は「これぞ、モルディブ!!」と言った物が特に無く、ディスプレーもゴチャゴチャ。
ちょい気になった物も値札がついていなくて言い値が高いし、交渉する気持ちが減退…。
う〜ん、がっかり。
この通り沿いには客引きさんも出没しますが、一言断ればしつこくはないのが安心。
安易に付いて行くのはやめておいた方がいいと思います。 -
チャンダニー・マグ通りからすぐ近くにあるSTOトレードセンター。
ここはモルディブでただ一つのショッピング・センターと聞き、どんな感じだろうと行ってみたら、大きいスーパーのほかは、吹き抜けを囲んだちょっとガッカリなお土産屋さんとカフェが入っているだけの建物でした。
滞在中のスナックや飲み物を買いにスーパーに行くつもりで行けばがっかりせずに済みますよ。
ATMが並ぶコーナーもありました。 -
チャンダニー・マグ通り近くには、最近開店したばかりのようなファンタジー・ストアと言うスーパー的な食料品店も。
道の名はFareedhee Magu。
ガラス張りの明るいお店ですぐに分かります。
まだ新しいからなのか、棚に並んだ商品は少なめだったんですが、ほかのコンビニ的お店では見かけなかった乳製品やハム類もありました。
これから充実して行って欲しいお店。 -
チャンダニー・マグ通り周辺のお店は旅行者にとっても役立ちそうなお店があれこれ。
暗くなったあとも、写真屋さん、文房具店、ちょっとした着替えを調達できるファッション店、などなどが開いてました。
そうそう、イスラム教の礼拝が行われる金曜日には、お店はお休みだったり、午後からの半日開店だったりします。
お店によってまちまちなので要注意。 -
さて、いろんなお店がコチャコチャと並ぶチャンダニー・マグ通り近くには、国立博物館もあるんですよ。
木に囲まれた大きな建物で、外壁にも大きくNATIONAL MUSEUMと出ていてすぐに分かります。
10:00〜17:00開館。入場は16:30まで。
金曜と土曜日はお休みです。
外国人はチケット料金50ルフィア。そのほか、カメラ持込料金は10ルフィア。フラッシュは使用不可。
建物はずいぶん大きいんですが、2013年12月下旬現在は中身が少なくがっかり。
展示品入れ替え作業でもあったのかなあ。
いずれにせよ、上記のチケット代がとても高く感じられました。
冷房が効いているのは気持ちよかったです。
館内にはショップは特にありませんでしたが、1階ロビーには切手売り場があって、モルディブの記念切手が買えました。
左下の画像は、2007年9月29日に博物館裏手のスルタン・パークで発生したテロによる爆発事件についての展示。
この時には日本人を含む観光客も怪我を負うと言う事件でした。 -
マーレの国立博物館に展示されていたもののうち、目に留まったもの。
左から、水タバコ用のパイプ、クラシックな印刷機、そしてモルディブで最初に使われたらしきコンピューター。
これを見ると、コンピューターが今のように軽々と持ち運び出来る大きさになったのはつい最近のことなんだなあとしみじみ。
SUR SHANGHAIが初めて使ったのはデスクトップだったし、接続はピ〜ヒョロヒョロヒョロ〜のダイヤル・アップだったのよね。(。・w・。) ププッ
あと、印象に残ったのは、モルディブの公用語ディベヒ語に関する展示。
ディべヒ語で書かれた看板を見ると、アラビア語に似ていてもずいぶん細切れに見える表記ですが、これはアラビア文字から派生したターナ文字を使用しているからなんだそう。 -
ディべヒ語で書かれた看板、と言ってもピンと来ない人のほうが大多数だと思うので、街で見かけたものの例を一つ。
アラビア文字から派生したターナ文字は、雰囲気はアラビア語に似ていてもポツポツと細切れ。
漢字に例えると、繁体字と簡体字が似ているようで違うのと同じことかな。 -
国立博物館裏手にあるスルタン・パークへ行こうと通り抜けた小さい緑地。
すぐに車道に出てしまって「あれ? (o'ω'o)? 公園はどこ?」
…と思ったら、この緑地がスルタン・パークだった。(;^ω^)
元スルタン宮殿の敷地の一部だったと聞いて、規模の大きい公園を想像していたのが間違い。
2007年にテロによる爆発事件があったのもここなんですが、このとおり静かで、気付いた限りではそれを連想させるものはありませんでした。 -
これは、マーレ島に寄る人なら、必ず訪れるに違いないイスラミック・センター。
この画像は曇った日に撮ったので冴えませんが、1984年に建てられたという真っ白な壁と金色のドームが印象的。
●注: 非イスラム教徒の内部見学は、次の時間帯に限られているようです。
月・火・水曜日:9:00〜11:30、13:00〜15:00、16:00〜17:00。
木曜日:9:00〜11:30、13:00〜15:00。
金曜日:14:00〜15:00、16:00〜17:00。
見学の際は、肌の露出の少ない服装で、靴は階段下で脱いで行きましょう。 -
イチオシ
晴れた日には、青い空を背景にしたイスラミック・センターのミナレットやドームがきれい。
暗くなってからは、ライトアップされたミナレットが闇に浮かぶ姿もいい感じ。
時間帯を変えて訪れてみては? -
さて、ここから先の見所数ヶ所は、メドゥジヤライ・マグ通り沿いに並んでいます。
これは、国防軍の建物裏手にあるロータリー壁面の慰霊碑。
1988年11月3日に起こったクーデターで命を落とした兵士や市民の霊を祀ってあるそうです。
暗くなってからは、画像のように照らされていました。 -
新大統領官邸(ティームゲ)とは別の旧大統領官邸(ムーレアージェ)もメドゥジヤライ・マグ通り沿いにあります。
1913年に当時のスルタンによって建てられたコロニアル・スタイルのお屋敷で、スルタン制度が廃止されたあとは1953年〜1994年まで大統領官邸として使われていたそうです。
今は使われていない建物ですが、見学はゲートの外からだけ。
そのうちに一般にも歴史博物館のように公開して欲しい場所だと思います。
ゲート門柱のパステルカラーのモザイクが可愛くて、何も知らずに見たら元は大統領官邸だったとは思えません。
正面に向かって左側の門柱には英語で≪MULEE-AAGE OFFICIAL RESIDENCE OF THE PRESIDENT≫と書かれたプレートが出ていました。
旧大統領官邸(ムーレアージェ)のすぐお隣はゼヤラス墓地。
モルディブの人々をイスラム教に改宗させたと伝えられるアラブの商人バルベリのお墓があるんですが、ここも塀の外側からだけの見学になります。
その白い外観も撮った事は撮ったんですが、うっかり削除してしまったようで画像は無し。(;^ω^)> -
旧大統領官邸(ムーレアージェ)とはメドゥジヤライ・マグ通りを挟んでお向かいにあるのがフクル・ミスキー(別名:フライデー・モスク)。
ミスキーはモスクのこと。モルディブではモスクのことをミスキーと呼ぶんだそう。
このフクル・ミスキーは、サンゴ石を使って1656年に建てられた質素なモスク。
マーレ島では必見の場所になっていますが、大きなドームを持つ建物を想像して行くと「え?これが?」と驚くと思います。
●注: このモスクは塀で囲まれていて、非イスラム教徒はSUPREME COUNCIL FOR ISLAMIC AFFAIRS(日本語だとイスラム最高評議会?)の事前の許可が無いと敷地内にすら入れません。
ゲートに標識が出ているので、うっかり立ち入ったりしないように要注意。
よって、モスク本体は中段2枚の画像のように、ゲート外側からだけの見学になります。
敷地内の墓地は低い塀越しですが間近に見えます。
ここに葬られているのは、モルディブの歴史上重要な人たちになるそうです。
墓碑の形が二種類あって、てっぺんが尖っているのが男性、丸いのが女性。
碑銘も刻まれてはいますが、読めない言語なのが惜しい。
もう一つ印象的なのは、塀のすぐ外に立っているまっ白い灯台型のミナレット。
塔の中ほどに鮮やかな青で書かれているのはコーランの一節。
以前はここからアザーンも流されていたようですが、今では近くにできたイスラミック・センターにその役割は移っているそうです。 -
一旦、メドゥジヤライ・マグ通りを去って、路地を南に行くと突き当たるのはマジディー・マグ通り。
マジディー・マグはマーレ島をほぼ南北に分ける道で、この通りを挟んで北側にはこれまでご紹介した首都機能を果たす官公庁、観光客にとっても重要な施設や見所が集中しています。
マジディー・マグから南は、住宅が密集する地区で、通り沿いには、地元の人たち御用達の商店が並んでいたり、スタジアムがあったり。
左側の画像は、スタジアムがあるあたりのマジディー・マグ。
マジディー・マグは、西の外れから東の外れまで歩いても2kmほど。
東の外れには、別編でご紹介した人工ビーチもあります。
お時間が有る方は、歩いてみるのもいいと思います。 -
ここから先の数枚は、マーレ島のあちこちで見かけた街角や人々の様子。
マーレ島の小さい路地に入ると、こんな街角アートがあちこちに。
この点描で描かれた人物の顔は、あちこちで見かけました。
そういえば、マーレ島から日帰りで行ったヴィリンギリ島の町もそうだった。 -
マーレ島では、ちょっとした路地の入口もアート調。
思い思いの色で塗り分けて、標識が取り付けてあったり。 -
イチオシ
マーレ島の民家の並ぶ路地には、壁や塀に描かれたグラフィティも混じる。
-
イチオシ
この派手なピンクの壁が気に入ったSUR SHANGHAI。
壁に描かれた星マークやPPMって何?
この十字路で、道行く人を待って撮ったこんな写真がお気に入り。 -
マーレ島の街角も、あちこちで小規模な工事中の場所が。
モルディブの工事中マークの人って、結構筋骨たくましい。 -
工事中のビルがあった。
マーレ島にも、これからは高層ビルが立つのかな?
その手前には、まだ出来たばかりのようなモスクとミナレットもあった街角。 -
入ってみたビルの中で見かけた、太陽光発電設備に関する説明プレート。
日本の協力によって立ち上げられたクリーン・エネルギー・プロジェクトのよう。
日本とモルディブとの繋がりは、マーレ島を取り囲む防波堤や鰹節だけじゃなかったのね。 -
マーレ島のみならず、モルディブを守っているのは国防軍。
路上でも兵隊さんを見かけます。
あれ? 国防軍には女性もいるんだ〜。 -
あ、ここにもまた国防軍で務めているらしき女性が。
詮索するつもりじゃないけれど、お隣の男性との関係は? -
さ、そろそろトレーダーズ・ホテルに帰ろう、と戻って来たメドゥジヤライ・マグ通り。
もうホテルの裏手と言う所で見つけたこの建物。
これもマーレ島のランドマークの一つのような気がする。
…と写真に撮ってあとで調べてみたところ、これはモルディブの国会議事堂。
え〜! みんなその前を普通に行き来してたよ。 -
自分が泊まっているトレーダーズ・ホテルのすぐ裏手にモルディブの国会議事堂があったとは!
ホテルの斜め前には外務省もあるし、ほんと、マーレ島北側は一国の重要機関もずいぶん身近でびっくり。
モルディブの国会議事堂前のこの路地は、トレーダーズ・ホテルへ通じる道。
ホテルへ向かう途中で振り返ると、議事堂正面入口の壁にPEOPLE'S MAJLISと書いてあった。
こんな路地から見たら、あれが国会議事堂なんて誰も思わないよね〜。
と言いつつ、マーレ島北側の見所やランドマーク巡りを終わります。
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