星野リゾート ウトコ オーベルジュ＆スパ（3）＆大雪による交通麻痺

2014/02/06 - 2014/02/08

星野リゾート ウトコ オーベルジュ＆スパ・ステイ最終日

発生した非常事態にどう対応したか......。

たいへんではあったけど、これも旅の醍醐味。

エリア 室戸岬周辺(高知)

やっぱりね......。

朝日は見られず。

画面中央はフラッシュが反射したもの。

相変わらず砕け散る波

これじゃ、鳥羽一郎「兄弟船」のイメージだよ。

ニュースを見ていたら、東京が20年ぶりの大雪であるとの報道。

そして、JAL11便欠航！ANAは31便！

自分の乗る便は飛ぶよう祈る。

（その後、羽田発着の便のほとんどが欠航となった）

欠航するかしないかは、自分個人の努力とまったく関係なし。

慌てたところでどうにもならない。

それで、朝食前にプールでプカプカ......。

でも、やはり気が気でない状態での朝食となる。

この日は和食をチョイス。

食後、ビジネスセンターのインターネットで運航状況をチェック。

搭乗予定の JAL1490 の欠航を知る。

次の日に大事な用事があるから、どうしてもこの日のうちに帰らなければいけない！

羽田に着陸できるかわからないけど、欠航がまだ決定していないANAを使うか？それとも陸路で帰るか......。

チェックアウトをし、空港へ向かう途中、高校野球の常連である明徳義塾のバスを見かけた。

空港に到着し、JALではなく、ANAのカウンターへ。

東京行きは5便のうち、既に2便は出発済み。残った3便のうち、次の1便は飛ぶものの、羽田に着陸できない場合は、高知に引き戻すことになると言われた。万一そうなったら、この日のうちに東京へ戻ることは不可。大阪行きは予定通り運航するとのことだったから、賭けをせずに伊丹まで飛んで、そこから新幹線を使うことにした。

空席のあった伊丹行き1612便でチケットを購入し、まだ出発していない1608便にキャンセル待ちをかけた。13時40分のこの便に乗りたい！

客席が74席しかないボンバルディア。やはり乗れなかった。16時半の便に搭乗決定。

時間があるから、屋上へ行った。

寒いけど、高知の天気はこんなにいい。

20年ぶりの記録的な大雪が降っている東京、大丈夫かな？

搭乗を回避した羽田行きANA566便は90分のディレーで出発。

ネットで確認したら、羽田到着の航空便はほとんど欠航。

高知に帰って来ることになるのではないか......

帰ってくるなよと乗客のために祈りつつ見送った。

（この便は無事に羽田に着陸した。そのとき、自分はまだ高知にいた）

運航ボードをしばらく眺めていた。

眺めていても、状況は変わらない。

お腹がすいたから、空港内のレストランで高知最後の食事をすることにした。

鰹兄弟定食

鰹のたたきと鰹のコロッケ

ここで食べたたたきが一番おいしかった。

大阪行きは5分遅れで出発

飛行機に乗る人とロビーで見送る人がガラス越しに話せる電話

この飛行機でまずは伊丹へ。

伊丹空港からは空港バスで新大阪駅へ向かう。

このままなんばへ行ってしまいたい！

宝塚大劇場へも行きたい！

でも、どうしても今日中に帰らないといけない。

19時発ののぞみ50号

ホントに望みをかけちゃうよ。

今日中に帰りたい！

車内でお弁当

高知空港のレストランで持ち帰り用に買った三色さば寿司。

おいしかったぁ！

小田原までは順調だったけど、その後、速度を落として運転。

スピードは落ちても、前進してくれるならそれでいい。

画像は20分遅れで到着した新横浜駅。ホームにまでこんなに雪が！

多くの駅員さんが一生懸命雪かきをしていた。

首都圏の鉄道は、私鉄も含めて、すべて運転見合わせとのアナウンス。

最悪、東京からタクシー？うちまでいくらかかるんだ？

画像は翌日来ることになる有楽町。

東京駅

自分が乗る線は動いていた。大幅に遅れているとのアナウンスはあったけど、平常時と同じ間隔なのであれば、結局は遅れていないも同じこと。一安心。

自宅に着いたのは23時半ごろ。

ホテルを出たのが11時だったから、実に12時間以上かかっての帰宅。

自販機の前のゴミ箱にてんこもりの雪。

で、なぜこの日のうちにどうしても帰ってきたかったか......

翌日に宝塚雪組公演の千秋楽を観に行くことになっていたのだ！

しかも、前楽と大楽の両方。

宝塚は今年で100周年。

蘭寿とむ（花）と壮一帆（雪）が退団し、新しいトップが誕生する。

たいへんな思いで高知から帰ってきたけど、ヅカが無事に観られたから、OK！