ルルドからオロロン・サント・マリーを訪れたくて日程に組み込んだところ、列車の乗り換えの際にポーの町で数時間過ごせることができました。<br /><br />ポーの町はピレネー山脈を望む高台の上に築かれ、南フランスの有数の観光地・保養地として人気があるそうです。<br />そんな町だとは知らずに、ただただオロロンへの途中での寄り道気分でお邪魔したのですが、素晴らしい眺めに大満足のひと時でした^^<br />この町は、ブルボン王朝の創始者アンリ４世の生誕地としても有名で、彼の生まれたお城が現在も残っています。<br />そのお城については、後ほどご紹介します。<br /><br />☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★'.･*.･:☆'.･*.･:★ <br /><br />【スケジュール】<br /><br />11月25日（月）伊丹空港から乗り継いでマルセイユへ移動<br />11月26日（火）マルセイユからカルカッソンヌへ移動＆散策<br />11月27日（水）カルカッソンヌで<br />11月28日（木）カルカッソンヌからアルビへ移動<br />11月29日（金）コルド・シュル・シエル日帰り観光<br />11月30日（土）アルビからカオールへ移動<br />12月 1日（日）サン・シル・ラポピー日帰り観光<br />12月 2日（月）カオールからＧＲＡＭＡＴへ移動<br />12月 3日（火）ロカマドール日帰り観光<br />12月 4日（水）ＧＲＡＭＡＴからボルドーへ移動<br />12月 5日（木）サンテミリオン日帰り観光<br />12月 6日（金）ボルドーからバイヨンヌへ移動＆サン・ジャン・ピエド・ポル日帰り観光<br />12月 7日（土）サン・ジャン・ド・リュズ日帰り観光＆バイヨンヌ市内散策<br />12月 8日（日）バイヨンヌからルルドへ移動＆ルルド観光<br />12月 9日（月）ポー＆オロロン・サント・マリー日帰り観光<br />12月10日（火）バイヨンヌからペルピニャンへ移動＆バニュルス・シュル・メールとコリウール日帰り観光<br />12月11日（水）ヴィルフランシュ・ヴェルネ・レ・バン日帰り観光<br />12月12日（木）ペルピニャンで散策（実はこの日、とんでもない1日になってしまった！）<br />12月13日（金）ペルピニャンからマルセイユへ移動<br />12月14日（土）カシのカランクでハイキング<br />12月15日（日）マルセイユから帰国便へ<br />12月16日（月）成田で乗り継いで伊丹空港へ<br />

南西フランス3週間の旅　【４８】ポーの町へ

27いいね！

2013/12/09 - 2013/12/09

4位(同エリア18件中)

#街歩き

エリア

ポー(フランス)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

グルメ: 4.5

交通: 3.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA

旅行の手配内容: 個別手配

ネットで調べた列車の時刻はルルド発８：３２の予定

なので、朝食前に切符を買っておこうと駅の切符売場へやってきました。
お出かけの用意はもちろんなしで・・・
７：００〜窓口が開きます。
予定の列車の切符を求めると、ノートレイン！と？？？
え？なぜ？ポーに行きたいんですけど〜
「それなら、８：３５発のバスがあるわよ」と教えてくださった。
その切符を下さいというと、時計を見て、７時台の列車ならポーに行けるよとも教えてくださった。
一瞬悩んで、朝食をパスしたらその列車に乗れる！
とあわててお部屋に駆け戻り、お出かけの用意をして、フロントの人に朝食はパスしますと伝えて駅に戻ったら、なんと列車は出た後、自分の中では７：３５（と思い込んでいたのは間違い！）に間に合うつもりが実際に出発するのは２０分頃ので遅れてしまっていた^^;

さっきの切符売り場のおばちゃんに列車出ちゃったよ〜と言いに行くと、なんですぐに乗らなかったのよ〜と、私が部屋に戻って荷物を取りに行ってるなんて考えもしなくて、さっき来たときそのまま列車に乗りに行ってると思っていたようでした。
仕方ないので、最初に教えてもらった８：３５発のバスに乗ることにして、いったんお宿に戻って朝食をいただく時間の余裕ができてしまいました。
フロントのお兄さんは、いったんキャンセルしたのに笑顔でノープロブレム！と気持ちよく朝食ルームへ案内してくれたおかげで、ゆっくり朝ごはんがいただけました。

そして、駅舎の前にあるバスターミナルへ。
今度は乗り遅れないように１０分前には到着。
バスに乗り込んで出発を待ちます。

かなりの空席がありゆったりしていてラッキー♪というのはこの時だけでした。
やがて、出発の予定時間になったのですが、運転手さんの姿がないまま。。。

不安になって周りの人に聞いたけど、このバスで確かにポーへ行けるとのこと。

予定の１０分後になってようやくこの運転手さんが姿を現しました、ゆっくりゆっくり歩きながら。。。
１０分も遅れているのだから走ってきたらいいのに！とも思ったんだけど、これで出発できるよ！
ことろが。。。運転手さんはまた駅舎のほうへもどっていく〜

いつ出発するんだろうと、バスから降りて駅構内の発車時刻などの電光掲示板を確かめに行くと、トゥールーズからの列車が２０分遅れの表示があり、どうやらその列車の到着を待っている様子で、駅員さんと運転手さんが話をしながら待っていたのです。

事情が呑み込め、そうだ！今のうちにトイレに行っておこうと近くのトイレに行くと、運転手さんと駅員さんがそこは開いていないからあっちの遠いほうへ行って！とのジェスチャー。
バスの発車に間に合うか運転手さんにOKをもらって、遠いほうのトイレに走って行ってきました。
やっとこさ２０分以上遅れて列車が到着し、その列車に乗っていたたくさんの学生さんたちがこちらのバスに乗り込んできて、あっという間に満席！
立っている学生さんもいたかな？
学生さんたちは皆大きな荷物を抱えての移動のようです。
そういえば今日は月曜日、１週間分の荷物を持って学校生活へ戻る日ですね。

バスは予定より３０分遅れで出発、＆列車で行くよりもバスのほうが３０分も所要時間がかかることから、これでポーでの滞在時間が１時間ほど短くなり、ちょっと焦り気味のデコです。
でもね〜焦っても今更しゃあないよ！と腰を落ち着け、車窓を楽しむことに・・・
途中の町を通過し
何やら寄ってみたくなる建物を見つけながら
バスは走ります。
開けたところからはピレネー山脈を遠くに眺めながら
お食事中の牛さんたちのすぐ横も通貨
雪山がきれいに見えますよ^^
ある鉄道駅でたくさんの学生さんたちが降りていきました。
その鉄道駅前で学生さんたちが乗り換えたのがこのバスです。

スクールバスなのかな？
車内は急に寂しくなってしまった。。。

すぐに、フォアグラ工場らしき建物を通り過ぎ
ポー目指して
ピレネー山脈を眺めつつ走り続けます。
車窓のピレネーの風景を楽しみながら
車窓のピレネーの風景を楽しみながら
車窓のピレネーの風景を楽しみながら
風景は変わって町の中を走り
大きな町だなぁと思ったら
ポーの町でした。
鉄道駅前のバス停に到着

いったん駅舎に入って、オロロン・サント・マリー行きの列車の時刻を確認

１２：２０発の列車に乗れるようにここへ戻ってくることにして
駅前の小川を渡ります。
手前の左に見えているのがケーブルカー乗り場です。
ちょうどドアが閉まって、ケーブルカーが出発しようとしていたところでしたが

運転手のお兄さんが気付いてくれて、ドアを開けて乗せてくれました。
飛び込みで乗れた車内
１分ほどで到着します。
わざわざ閉めたドアを開けて乗せてくれた運転手さんがこのお兄さん

しっかり何度もお礼を言って^^

笑顔のステキな好青年でした^^
オロロンから戻ってきて、もう一度このケーブルカーに乗りに来たときは、

このお兄さんがちょうどお仕事が終わり、次の運転手さんと交代するところでした。
駅前からも目立っていた立派な建物の前にはたくさんの国旗が並んでいます。
ケーブルカーを降りた所は広い展望所になっていて
ピレネーのほうまで見渡せる素晴らしい眺めが楽しめます♪
イチオシ

この中央の山の形が特徴的！

まるで鯛が上を向いているような顔の部分です。

以前カヌ太郎さん（勝手にお名前を出してしまってごめんなさい）の旅行記で拝見したときに記憶に残っていたお山がきっとこれですね！
イチオシ

展望台から上の建物を見上げて
展望台でお掃除中の電気自動車
しばらく眺めを堪能
いつまでも見ていたいのですが、滞在時間が予定より１時間遅れたので

先を急ぎましょう！
お城へまず行ってみたいので
ピレネー大通りを西へ
ここにも貸自転車が並んでいます。
ピレネー大通りからの眺めも素晴らしいです。
イチオシ

ピレネー大通りからの眺め
イチオシ

ピレネー大通りからの眺め
ピレネー大通りを西へ進むと見えてくる記念碑とサン・マルタン教会
記念碑前
記念碑の隣がお城かなと勘違いして中へ入ってしまった^^;

一般の観光客は入らないみたいです。

中へ入ってしまって外に出ようとしたらロックがかかってしまって出られなくなり、困っているところに来た警備員らしきおじさまに出していただきました^^;
その時「出られないなら、ここに泊って行っていいんだよ！」とジョークを言ってくる愉快なおじさまでした。
記念碑の年号を見ると、二つの世界大戦のもののようです。
サン・マルタン教会
サン・マルタン教会の周りを歩いて、またあとで来ることにして
ピレネー大通りをさらに西へ
ここからも、「鯛のお頭山」（カヌ太郎さん命名）がよく見えますよ〜
お城と間違えた建物が続きます。
いったい何の建物だかわからずじまいですが。
そして、見えてきたのが、今度こそお城！
これですよ！来たかったお城は！
前の広場からの眺めです。

でも、入口らしきところは工事中で柵が。。。

え〜、ここも入城できないの？？？
お城前の広場からの眺め
入城できないのか確かめにお城の入り口を探しに広場から下りてきました。
ツタが絡まる石造り
門らしき柵が開いているところがあり
そこから敷地内へ
敷地内に入れてお城の塔を見上げてます。
すると工事の警備員の方が出てきて、こちらについておいでと中へ導いてくださいました。

よかった！入れそうです♪

中の様子は次の編で^^