2013年4月台湾旅行③「台中でエレベーターに閉じ込められる！？」

2013/04/29 - 2013/04/29

2013年4月、台湾旅行3日目（前編）。


・台中で、エレベーターに閉じ込められる！？
・宝覚寺で布袋様
・南京風トンカツに舌づつみ♪


＜2013年4月台湾旅行＞
・①「台中の夜市で輪投げに興じる」
　http://4travel.jp/travelogue/10849489

・②「日月潭ぐるぐる」
　http://4travel.jp/travelogue/10855683

・③「台中でエレベーターに閉じ込められる！？」
　http://4travel.jp/travelogue/10858554

・④「龍虎塔を見に行ったものの・・」
　http://4travel.jp/travelogue/10859716

・⑤「元カレとマンゴーかき氷！？六合夜市を食べつくせ！」
　http://4travel.jp/travelogue/10861360

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: その他
• 旅行の手配内容: 個別手配

　朝。７時に朝食を食べて、朝のお通じが出そうだったので、急いでエレベーターに。ドアが閉まりかけたと思ったら、アジア人が2人乗って来ました。
お腹の危険度は、60％／100。
もう、早く部屋に帰りたいのに〜！

　エレベーターがレストランのある1階から部屋にある5階に向かう・・と、2階くらいで、グラッ！とエレベーターが揺れ、停止。
　電気や冷房は付いているが、エレベーターは動かない。地震！？

閉じ込められた！？

落ち着こう・・。
エレベーターのコールボタンを押せば係員につながって、助けてくれるはず。

意を決して、コールボタンを押す。


と、「その場」で「ビーッ！」と音が鳴る。

あ、あれ・・！？

　隣と思われるエレベーターからも「ビーッ！」と音が鳴っているのが聞こえる。

・・コールボタンからの応答はない。

　これ、フロントとか、コントロールセンターに知らせるボタンじゃなくて、ただ単に、「ここに閉じ込められている」ことを音で知らせるだけのボタンだったのか！？
　マジかっ！(爆笑)

　何はともあれ、閉じ込められた僕とニャンコと、アジア人2人。

　とりあえず、お腹のピンチ度が75％になってきましたが、いつ出られるか分かりません。
　そういや、先月あたりに、台湾中部で震度５くらいの地震があったし、台湾は地震大国。もし、地震が原因なら、周りのエレベーターも全部止まっているだろうし、いつ救出されるか全く想像がつきません。
　クラクラ・・。
　お腹的に、これは大ピンチだ（笑）。レストラン横のトイレに行っておけばよかった。

　電気と空調が効いているのが救い。真っ暗で空調も止まっていたらと思うとゲンナリ。

　アジア人2人はシンガポール人らしい。一人は英語が出来るようで、こちらも英語が出来るニャンコ（通訳）を通じて、去年、シンガポール行ったんですよー、なんて話をしていたが、すぐに話題が尽きました・・

　「ヤクン・カヤトースト好きなんですよー」なんて、話をすれば良かったかな〜。

　沈黙が続く中、シンガポーリアンが、スマホを取り出し、操作し出ます。
　なるほど！電話か！
　お前、やるな！
　海外だから街中で使う事ないと、ホテルの金庫に入れていた我々が浅はかだった。今後は、スマホも持ち歩いておこう。

さぁ、スマホで連絡して救出してくれ！

・・と思ったら、連絡をするわけではなく、スマホで「パズドラ」みたいなゲームをやり出しただけでした（笑）

　１時間くらいたって、スピーカーから声がしました。

「△×■●☆・・」

・・てか、中国語オンリー！

　しかし、パズドラ・シンガポーリアンが中国語が分かるようで、話し出す。おぉ、我々2人だけ閉じ込められていたら、中国語分からないところでした・・。

　ここで、中国語が分かるシンガポーリアンが、英語に訳し、ニャンコが英語を日本語に訳し、「あと20分で動くから、そのまま待て！」との指示。

　とりあえず、シンガポーリアンと協力してエレベーターのドアを開けてみたものの、１階と２階の中間くらいで、肩車したら出られそうだったが、保守のおっさんが修理していたところなので、ドアを閉めて、そのまま待ちました。
　てか、閉じ込められた時点で、肩車して出たら良かったのかもしれないが、電気は点いているので、いつ動き出すか分からないから、怖かったんだよなぁ・・。

　結局、20分の指示後、35分くらいたった9時10分に、エレベーターが動きだし、2階に到着。ここで動いていた隣のエレベーターを乗り換え、無事に部屋に戻る。結局1時間35分閉じ込められました・・。
　トイレに駆け込み（85％）、こちらも無事に達成したのでした・・。
　結局、エレベーターが何で止まったかは不明。地震ではないようでした。

　本日は、高雄の方に移動予定でしたが、エレベーター閉じ込め事件で時間ロス。なんとか、体勢を立て直します。
　ホテルを出る時、おそらくエレベーター修理チームだろう、機材を持ったおっちゃんたちが入口から入ってきました。遅いよ！

　目的地は、「寶覺禅寺（宝覚寺）」。
　歩いて行くには遠く、市バスでしか行けないようだったけれど、本やネットで調べても、イマイチ行き方がよく分からず、台中駅前でタクシーを拾う。漢字で「宝覚寺」と書いた紙を見せて、オーケー。
　運ちゃんが「日本人か？」と聞いてきた。宝覚寺には、日本人墓地もあり、日本人が多く訪れるらしいです（というか、ほとんど日本人しか行かない？）。

　タクシーで10分くらいで到着。125元。
　ここには、日本人墓地もさながら、30ｍくらいの超巨大な「弥勒大仏像」（布袋様）があり、ビジュアル的に目を引きます。

　『地球の歩き方』の写真で一目ぼれした布袋様。

　と、日本人ツアーの団体がやってきて、横で、ガイドさんの話を隣で聞いていると、大仏の耳を触ると幸福になり、へそを触ると、お金持ちになるらしい・・が30ｍの高さにあるので、届かない〜〜

　中に入るドアもありましたが、閉まっていました。
　背中の卍型の空気穴？が可愛い。

　手前にあったミニチュア版で、耳とおへそを触ります。
　滞在10分ほど。
　他にすることはないですし、周りにも何もありません。

　お寺があるのは横道で、タクシーはつかまりそうにありませんでしたが、止まっていたバスの運ちゃんに「セントラル・ステーション？」と聞いて、うなずいたので、乗り込みます。
　20元で、イコカみたいなカードをワンウェイで借り、見慣れた台中駅に着いたので、降りました。
　初めて、無事に台中のバスを乗りこなしたっ！！

　10分でお寺に行き、10分滞在、10分で台中に帰り、急いで、ホテルに戻り、チェックアウト。エレベータ閉じ込めで時間ロスをしたけど、今日は高雄まで行きたいので、急ぎたいっ！
　チェックアウトの際に、ニャンコが「エレベーターに閉じ込められて残念だった」と書いてアンケートをフロントに出していました。

　台中駅で、再び、自販機での切符の買い方が分からず（順番に5箇所くらいボタンを押さないといけない）、係員窓口には山ほど人が並んでいたので、改札の人に聞いたら、自販機のボタンを押して買ってくれました。15元。
　時間は9:50。でも、次の電車は35分後の10:25発までなし。電車の時間を調べて、もうちょっと、ゆっくり出てくれば良かったかなぁ・・。

　と、ホテルの女性スタッフが走ってきて、「エレベーターに閉じ込められたそうで、申し訳ございません」と、紙袋を渡してきました。
　
　中を見ると、「次に泊まる時に50％オフ」券が入っており、有効期限が消されていたので、無期限かと思われましたが、さすがに、エレベーターに閉じ込められたホテルにもう泊まりたくないな・・（苦笑）
　券と一緒に、菓子折りの箱が入っており、帰国後、開けると、15個入り位のレモンケーキ。

　「おぉ、苦しゅうない！」と思いましたが、賞味期限が、閉じ込められた日の翌日で、帰国して見た時には賞味期限が過ぎていました（笑）
　ま、賞味期限後でしたが、とても美味しくいただきました（笑）

　携帯にはホテルからの不在着信。連絡もしてくれていたようです。
　ちなみに、このホテル、エクスペディアで予約したのですが、出発前に、国際電話で携帯に電話がかかってきて、英語で何言っているのか分からなかったので、全部「ＹＥＳ！」と答えておいたのですが（爆笑）、無事に泊れました。チェックイン時間も適当に答えてしまっていたので、ホテルに英語（翻訳機能仕様）でメールを書いて、訂正しておきました（笑）

　台中から新烏日駅に向かいます（約10分）。10:35着。

　新烏日駅からダッシュで、隣の新幹線「台中駅」に行き、高雄（左営）行きの切符を買って、ギリギリ新幹線に。
　10時46分発、11時30分着の新幹線に飛び乗れました。

　台中から新烏日駅に向かいます（約10分）。10:35着。

　新烏日駅からダッシュで、新幹線「台中駅」に行き、高雄（左営）行きの切符を買って、ギリギリ新幹線に。10時46分発、11時30分着の新幹線に飛び乗りました。

　のぞみ的な台湾新幹線に揺られて、11時30分、高鉄「左営駅」に到着。
　高雄ＭＲＴの二日乗車カードを購入。
　一枚230元（約800円）。

　高鉄「左営駅」に直結したＭＲＴ新左営駅から、「中央公園駅」まで。

　お昼もいい時間だったので、ここから、タクシー。
　お昼のレストラン「龍袍湯包（ロンバオヤンバオ）」に。タクシーで10分くらい、115元（約400円）。

　高級そうなお店構えだけど、お値段は、わりかし良心的。
　ここのオーナーさんは、昔、名古屋の「上海湯包小舘」で働いておられたそうで、メニューには日本語併記あり。店員さんも片言の日本語で対応してくれました。
　メニューは50個くらいあって、選べないっ！！！

　ショウロンポウやシュウマイを1つ頼んだら10個セットで出てくるけど、いろんな種類を食べたい！
　と、店員さんが、「全部、ハーフ（5個）モ、デキマスヨ」と、メニューに乗っていない裏技発動！

これは食べねばっ！

「籠包湯包（ショウロンポウ）（ハーフ）」（90元）

　「甘口ジャージャー麺（小）」（90元）

　「カニみそシューマイ（ハーフ）」（100元）

　「南京排骨(南京風トンカツ)+光麺セット」（120元）

　ショウロンポウやシューマイも美味しかったけれど、ヒット作は、「南京排骨(南京風トンカツ)」！

　醤油ダレベースのトンカツでメチャウマ。
　思わず、もう一つ頼んでしまいました！

　調子に乗って、野菜シューマイのハーフ（80元）も頼んだので、最後はお腹いっぱいで動けなくなってしまいました・・。

　どの料理もメチャウマで、これだけ食べて、2人で560元（約1900円）！

　うちの近くに出来ないかなぁ・・。

　食べた後は、タクシーで駅まで。
　メーターを倒さないので、「メーター！」と戦ったら、「どうせ、初乗り85元だから一緒だよ〜」とあきれつつ、一応メーターを倒してくれました。
　結局、85元の初乗り料金で「中央公園駅」に到着。
　行きはなぜか、115元もしたんですが、良心的なお値段。

　ＭＲＴを乗り継いで、ホテルに荷物を預け、MRTで、再び「左営駅」に。龍虎塔に向かいます！