2014/01/30 - 2014/02/08
74位(同エリア250件中)
○さん
「ガラパゴスってどんなところなんだろう」
「どんな動物たちと出会えるんだろう」
ガラパゴスへの想いは、以前から高まっていましたが、今回遂に旅行することが出来ました。
アシカやイグアナ、ゾウガメや鳥達、ガラパゴスは世界中他のどこに行ってもめぐり合うことの出来ない動物達の不思議で素敵な楽園でした。
この旅行記では、旅行5~6日目、サンクリストバル島旅行を紹介します。
-旅行日程-
1月30日
上海→シカゴへ空路移動
シカゴ夜景観光
1月31日
シカゴ→ヒューストン→ボゴタ→キトへ空路移動
2月1日
キト→ガラパゴス(バルトラ島)へ空路移動
サンタクルス島観光(ダーウィン研究所等)
2月2日
フロレアーナ島1日ツアーに参加
ツアー内容(アシロデラパス観光、ブラックビーチで海ガメとのシュノーケリング等)
2月3日
フェリーでサンクリストバル島へ移動
サンクリストバル島観光(ティヘレータスの丘、プラヤマンビーチでアシカとお昼寝等)
2月4日
フェリーでサンタクルス島へ移動
サンタクルス島観光(トルトゥーガベイ)
バヒアツアーに参加(グンカンドリ・アオアシカツオドリ鑑賞、アシカとのシュノーケリング等)
2月5日
フェリーでイサベラ島へ移動
イサベラ島ツアーに参加(ガラパゴスペンギン鑑賞、ティントレータス、シュノーケリング等)
2月6日
フェリーでサンタクルス島へ移動
ガラパゴス→キト→ボゴタへ空路移動
2月7,8日
ボゴタ→ヒューストン→ロサンゼルス→上海へ空路移動
旅行終了
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 船 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サンタクルス島プエルトアヨラの町から、朝7時の定期フェリーに乗り、サンクリストバル島を目指します。
サンクリストバル島は、サンタクルス島から東に約2時間、ダーウィンが最初に上陸した島で、ガラパゴス諸島の州都プエルトバリケソモレノもここにあります。 -
サンタクルス島とサンクリストバル島間には2便/日の定期船があります。
定期船とは言っても大型の船ではなく、昨日の日帰りツアーで乗船したのと同等の25人乗りモーターボートで、片道30ドルとなります。 -
サンクリストバル島の町、プエルトバリケソモレノに到着すると、フェリー乗り場で、スーパーマリオ風のおっちゃんが「自分のところの宿に泊まらない?」と声をかけてきました。
旅慣れた妻がこの人は信頼できると見極め、この人の宿に宿泊することとしました。
アメリカ人で約25年前にガラパゴスに移住し、何件か不動産を保有し、そこに旅行者を低料金で宿泊させているそうです。
そのためホテルではなく、民家を借りるようなイメージですが、15ドル/人で温水シャワーや空調も完備されており、可愛らしく快適な部屋でした。 -
このおじさんはとても親切で、チェックイン後にマイカーでティヘレータスの丘の入り口付近まで送ってくれました。
その途中の市内では、「このレストランはランチが3ドルでおいしい」とか「このパン屋さんはケーキもあるよ」とか有効な情報をたくさん教えてくれました。
このおじさんによると、「サンタクルス島はツーリスティックでレストラン等の値段も高く、俗化されてしまっているため、3日で病気になってしまう」そう。
確かにサンクリストバル島プエルトバリケソモレノの街は、素朴で暖かく、サンタクルス島のプエルトアヨラよりも、居心地の良い街でした。 -
おじさんの車を下り、ティヘレータスの丘を目指します。
木々の茂る気持ちの良い道です。 -
丘への登り坂を登ると、海を見下ろす素晴らしい眺望が待っていました。
空には数多くのグンカンドリが翼を大きく広げ、ゆったりと飛び交っています。
グンカンドリ:
他の海鳥から獲物を略奪するため軍艦との名前がついた鳥。
営巣地のノースセイモア島等では、オスは赤い喉袋を膨らましてメスにアピール。
大空を優雅に飛翔。 -
断崖の木にグンカンドリが羽を休めています。
喉のところに赤い袋がついていているのがオス、求愛行動としてこの喉袋を膨らませ、メスにアピールをするそうです。 -
ティヘレータスの丘からは、プエルトバリケソモレノの街も見下ろすことが出来ました。
-
ティヘレータスの丘の下に位置する入り江には、アシカやペリカンがいました。
ここでシュノーケリング、透明度が高く気持ちが良いのですが、岩場なので急に深くなり浅瀬はありません。
あと1m以上もあるペリカンが直ぐ近くに近づいてくるとちょっと怖いです。 -
徒歩で約20分、プエルトバリケソモレノの町に戻り、おじさんに紹介されたレストランで遅めの昼食です。
"バラクーダ"という名前のレストランで、ランチは3ドル!、とってもお値打ちです。
地元の人々もたくさん利用していました。
ここでも料理はミニコースで提供され、まずはフルーツジュースとミネストローネ風のスープを頂きます。 -
次はメイン料理。
とてもジューシーな白身魚料理です。
ガラパゴスの主食はパンではなく米なので、日本人にとってはそれも有難いですね。
これで3ドルなんて、なんだかちょっと申し訳なくなります。 -
タクシーでロベリア海岸に移動。
宿のおじさん情報で、「この海岸でシュノーケリングすれば、ウミガメに会える」ということでしたが、岩場が海まで遠く続き、波も大きいかったため、シュノーケリングは断念しました。
この海岸には観光客は殆ど居ませんでした。 -
再びタクシーでプエルトバリケソモレノの街の近く、プラヤマンビーチに移動します。
こちらは砂浜で、観光客も多い明るいビーチです。
そして浜辺にはたくさんのアシカたちが。
アシカのコロニーになっている素敵な浜辺です。
子アシカたちもたくさんいます。 -
じゃれ合う2頭の子アシカです。
仕草や泣き声、その全てが愛らしかったです。 -
日差しが強かったため、砂浜の木陰で横になっていると、1頭のアシカが遊びに来ました。
本当にまったく人間に対する警戒心がありません。
私の1m位横で昼寝を始めました。 -
昼寝をしながら、鼻をかいたり、寝返りを打ったり。
結局は仰向けで寝るのが良いみたい。
写真にも写っている緑色の種子が美味しそうだったので、一口食べてみました。
でも、苦味が強くまずかったので、"ぶっ"と吐き出しました。 -
休んでいた木陰の横に看板がありました。
よくよく読んでみると、先ほど私が口にした種子に関する記述です。
おもいっきり"Poison Apple Tree"って書いてあります!
また、"very poisonous to human..."って大丈夫か!?
そういえば口の中がなんとなく痺れてきたような、、、
あわててうがいをしました。
毒リンゴなんて、ディズニーの世界だけのものかと思っていました。
今後はその辺のものをうかつに口にしないように気をつけます。 -
彼がこのプラヤマン海岸のボスアシカのようです。
羊のように「メェメェ」と大きな声で鳴きながら、のしのし歩いたり、泳いだりしていました。 -
こちらは親子アシカ、子供達はお母さんに甘えてちょっかいを出しては怒られ、人間の親子と同じだなって思いました。
-
ここでのシュノーケリングでもウミガメに出会うことが出来ました。
-
白い砂浜、青い海、可愛いアシカ。
素敵な思い出を作り、毒リンゴの影響を心配しつつ、プラヤマン海岸を後にしました。 -
海岸を歩いていくと、海上に浮かべられた縦横10m程度の板の上で、たくさんのアシカたちが昼寝をしていました。
凄い密度です。 -
プエルトバリケソモレノの街と海上に浮かぶヨットやボートです。
-
少し歩いた埠頭で、地元の子供からおばちゃんまでの幅広い年齢層の集団が海を見つめています。
何をしているかと思ったら、、、 -
皆で高さ約3mの埠頭から海にダイビングして遊んでいました。
子供だけでなく、おばちゃんたちも一緒に遊んでいるのが良いですね。
バック転したり、手を広げたり、それぞれの技を競い合っているようです。 -
せっかくなので、私も挑戦!
頭から飛び込むはずが、高さにびびって足からの入水になりました。 -
再び徒歩でプラヤデアモル海岸へ移動。
ここは"恋人達の海岸"とも呼ばれる海岸で、広い砂浜が広がっています。
ここにもアシカのコロニーがあり、たくさんのアシカたちがごろごろしています。 -
プエルトバリケソモレノの街へ戻る途中、先ほどのプラヤマン海岸の近くで、かき氷屋さんを発見。
-
練乳やシロップのたつさんかかったかき氷は、とても美味しかったです。
1ドル。 -
プエルトバリケソモレノの町に戻りました。
多くの建物には、可愛らしいペイントがされており、街の雰囲気を明るくしています。 -
海岸沿いのメインストリートです。
レストランや土産屋が並びます。 -
ここの海岸にもアシカたちがごろごろ。
サンクリストバル島はアシカたちにとって最高の島のようです。
他の島よりも圧倒的な数のアシカに出会うことが出来ました。 -
ベンチでアシカと一緒に休憩、そして記念撮影をしました。
-
アシカ用に作られたと思われる、ウォータースライダーです。
ただアシカたちは人間が思ったような使い方はしていないようです。 -
海岸にはアシカも多いのですが、カニもたくさんいます。
ガラパゴスベニイワガニ:
海辺の岩場にうじゃうじゃいる。
おとなは約20cm、北海道の毛蟹位の大きさ。
成長と共に体が赤く変化する。 -
本日の夕食は街中の"ラッキー”というレストランにしました。
開放感のある2Fの席は気持ちが良かったです。
ここでも、スープとメイン料理とジュースがセットになっていて、3.5ドルでした。 -
まずはジュースとスープ。
-
メイン料理は、肉料理を選択しました。
ガラパゴスの料理は、とても愛着がもてました。 -
翌日は朝7時の定期船でサンタクルス島プエルトアヨラに戻ります。
早朝から、宿のおじさんが港まで車で送ってくれました。
最初から最後までお世話になり、サンクリストバル島旅行で、このおじさんにめぐり合えたことは、とても幸運でした。 -
おじさんとアシカに見送られ、サンクリストバル島を後にします。
約1日の滞在でしたが、グンカンドリやペリカン、そしてたくさんのアシカたちとの触れ合いは、楽しく貴重な思い出となりました。
サンクリストバル島は、ツアーに入らなくとも個人で動物や自然と触れ合うことが出来、また素朴で暖かい街や人の雰囲気も素晴らしい島でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Akira Mutoさん 2017/10/19 20:29:15
- おっちゃんの宿の名前
- 岐阜の武藤と言います。11月にガラパゴス諸島サンクリストバル島に行くのですが、プエルトバリケソモレノに到着後、フェリー乗り場で出会った、スーパーマリオ風のおっちゃんの宿の名前は何という名前でしょうか?この記事を読み私もこの宿に泊まりたくなりました。
-
- Akira Mutoさん 2017/10/04 12:08:20
- スーパーマリオ風のおっちゃんの宿の名前
- 岐阜の武藤と申します。私は来月からガラパゴス諸島へひとり旅で行く予定で、高いクルーズツアーなど頼らず、自力で回るつもりなので、とても参考になります。
サンクリストバル島で宿泊したスーパーマリオ風のおっちゃんの宿の名前を教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。
muto_tohox@ybb.ne.jp
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