2014　2月　寝台特急の旅　１泊２日　「北斗星号（ソロ個室）」

2014/02/21 - 2014/02/22

２月になり、仕事もだいぶ落ち着いてきました。

最近、寝台特急にすっかり魅了されてしまい、頭の中がブルトレに染まっています。（苦笑。困ったものです。）

３月中旬に廃止になる特急あけぼの号は、予約が殺到しているほどの人気だとか。今回は、食堂車で夕食をいただきたかったので北斗星号に乗ることにしました。キップの発売前に予約の手配をしたため、取れると思って安心しきっていましたが、かろうじて個室寝台は予約できたものの食堂車のディナー券が取れませんでした。金曜日の下りなのに寝台は全て満席、食堂車も満席。信じられません。廃止報道が出されてから、混み合っているようです。

エリア 上野・御徒町(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

仕事を定時で終え上野駅１３番ホームに到着。

今日は満席だとか。

本当に信じられません。

食堂車で優雅なディナーを考えていたんですが残念。

北斗星は結構乗っていますが９号車の個室は初めて。
ワクワクします。

木目調の壁ですが、車両の古さが目につきます。
昭和５０年ぐらいに製造された車両だとか。

指定された１人用個室です。
なんか天井が低く狭いですね。

リネン類は一通りそろっています。

１９時過ぎに定刻通り上野駅を出発です。

２１：３０ごろ、パブタイムが始まりました。

当初は、利用しようと思っていたのですが、１時間前から並んでいる方がおり、結構な行列ですごかったので諦めました。

コーヒーを買いに行ってみよう。

食堂車の事務スペース。
左側が厨房で右側がテーブルになっています。

厨房も忙しそうです。

相席で満席だとか。
まだ、並んでいる人もいるみたいです。

私の学生時代は金曜日でもガラガラだったのに。
本当にビックリ。

実は、食堂車のこの空間、好きなんですよね。

ここでしばらく立ちながらコーヒーをいただきました。

福島駅を定刻通り出発。

ちょっと早いのですが、そろそろ眠くなってきたため就寝。

おやすみなさい。

朝になりました。

窓を開けると北海道。

北斗星号、何かまた遅れているみたいです。

昨年のような函館打ち切りとかは困りますが、遅れながらも札幌まで運行してほしいです。この時点で４０分程度遅れていました。

今日の天気は晴れですね。

個室内が少し暑くなってきたため、部屋のドアを開けて換気。

一応個室内にも換気扇はあるのですが、効きが悪いですね。古い車両のため仕方ないですね。

朝の個室通路です。
静かですね。

８時を過ぎました。

朝食をいただきに食堂車に行きます。

朝食は、６：３０から営業するのですが、なぜか営業開始と同時にいつも満席になるようで、８：００以降の利用がお勧めだそうです。

席は空いており、すぐに案内されました。
空いていると思っていたのですが、結構埋まっていました。

メニューは、和食、洋食、アラカルトジュース。
私は、和食とジュースを頼みました。

雪景色が流れる車窓を眺めながら、のんびり朝食です。

本当に非日常の空間でホテルとは異なる特別な時間ですね。

まず、アラカルトのりんごジュース（市販の濃縮還元ですが。）と夕張メロンゼリー。

粉吹雪を舞わせながら、時速９５ｋで運転。

内浦湾が見えてきました。

和食です。
ご飯がパサパサしていますが、美味しくいただきました。

洞爺駅に到着。

食後は、コーヒーをいただきました。

内浦湾の海岸に沿ったこの区間は、好きですね。

朝食後、ロビーカーを覗いてみましたが、人でいっぱい。
一瞬、人がいなくなった隙に写真を撮りました。

朝食の営業を終えた食堂車です。

夕食後のパブタイムや朝食なども全て予約制にすれば、並ぶ手間や食材のロスなども防げると思うのですが、毎日満席というわけでもないからそこまではできないのでしょうね。

苫小牧駅に到着。
何人かが下りられました。

約１時間遅れで札幌駅に到着。
１２時を過ぎていました。

札幌駅にもカメラを抱えた人が多くおり、写真を撮っていました。
私も１枚、撮りました。

札幌駅のホーム、一部凍結していて滑りました。ちょっと油断していた為、怖かったです。

寝台特急北斗星号、今回は、何とか札幌まで無事到着することができました。

北斗星号、使用している国鉄時代の車両も相当劣化しており、いつまで営業できるのか危うい感じがしました。果たして、北海道新幹線開業までもつのでしょうか？車体の補修も頻繁に行っており、たとえ満席でも１列車単位の収支で換算すれば赤字のような気がします。今さらながらですが、国鉄時代と同じ料金体系を少し改め、もう少し寝台料金を値上げしてもいいような気がしました。
次回は、いつ乗車できるかわかりませんが、国鉄時代最後の傑作であるツインデラックスに乗ってみたいと思います。

さて、これから本日の目的地・函館に向かいます。札幌到着が１時間遅れたせいで慌ただしいなぁ。