2014　2月　函館・湯の川温泉の滞在　１泊２日　「割烹旅館若松（新館南坊 和室１２．５畳）」

2014/02/22 - 2014/02/23

一年ぶりに函館に来ました。

本日滞在する湯の川温泉は、中学・高校時代に家族旅行で訪れた場所であり、懐かしいです。まさか、一人で来るとは。。。

湯の川温泉は、函館駅から少し離れていますが、函館空港からは近く津軽海峡に面した風光明媚な温泉街です。昨今、温泉の流出量が激減しており、維持管理が大変なようです。今回宿泊する旅館「わか松」は、豊富な自家源泉を持ち、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。

旅館「わか松」、昭和天皇も宿泊された名旅館ですが、バブルの時に大手旅行会社の助言で経営拡大し新館を築造したのですが、景気低迷の煽りを受け負債が多大となり数年前に倒産してしまったようです。その後、経営者の親戚の方がお菓子会社の経営をしながら事業を継承したそうです。
なんだか、色々と複雑で大変だったみたいですが、とても良い旅館ですので地道に頑張ってほしいと思いました。

函館駅から湯の川温泉まではタクシーで２０分程度で到着しました。

エリア 湯の川温泉(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

夕方、函館駅に着きました。
札幌からＪＲの特急で来たのですが、所要時間が３時間以上かかり、もうクタクタです。
飛行機にすればよかった。。。。

去年８月のトワイライトＥＸＰ乗車の際、札幌から函館までレンタカーで移動した苦行を思い出しました。

駅前のタクシー乗り場から旅館に向かいます。

すぐにチェックインをしました。

こちらは、ロビーです。

ひな人形が飾られていました。

本当は、本館に泊まりたかったのですが、新館を案内されました。

土曜日のおひとり様宿泊なのに広いお部屋にアサインしてくれました。

ありがとうございます。

主和室からみた踏み込み、玄関。

デロンギのコーヒーメーカーがありました。

冷蔵庫は、無料のミネラルウオーターがありました。

主和室から見た広縁です。
広縁も広くて快適です。
何といっても目の前の津軽海峡がいいですね。

こちらは、主和室です。
標準的な和室です。

仲居さんが、抹茶と経営者のお菓子会社が作っているお菓子を持ってきてくださいました。以前は、手作りの和菓子が出されたのですが、今は洋菓子です。

ちょっと床の間は、飾り過ぎかな。

こちらは、副室です。
なんというか、バブルの造りですね。

主和室と副室を一体化して居住空間にゆとりをもたせたい気がしました。
副室だけでは息苦しいです。

正面がトイレで左側がユニットバス・洗面、右側が副室です。

シンクは１つです。

普通のユニットバスです。
温泉があるため、使いません。

トイレはきれいでした。

さて、早速温泉に入りに行きます。
こちらは、男湯の入口です。

広いですね。

脱衣場です。
今日は、土曜日なのですが、空いているようです。

湯上りサービスもあります。

タオル類は豊富にありました。
シンクもよく掃除されており清潔です。

こちらは、温泉の成分表。
くせのないいい温泉です。

誰もいなくなったので急いで写真を撮りました。

内湯です。
そんなに広くはありませんが、源泉が絶え間なく流れています。

露天風呂です。
はっきり言って、狭いのですがいつ行っても貸切で使用できました。

海風を当たりながら、のんびりしました。

内湯から見た露天風呂です。

洗い場は、普通です。

温泉を楽しんだ後、自家源泉を見ました。

部屋に戻り、海を眺めていると夕食の時間になりました。

この旅館は、夕食、朝食とも部屋出しになります。

季節の前菜が出されます。
一品一品しっかり丁寧に調理されています。

蟹真丈のお椀です。
出汁もしっかりしています。
これからの料理に期待が持てました。

お造りは、本マグロ大トロ、にしん、ホタテ貝、生タコです。
泡醤油というのが名物のようですが、私は普通のお醤油の方がいいですね。

烏賊ソーメンと毛ガニです。
毛ガニは、絶品でした。

野菜の炊き合わせ。

焼物です。
これは今一つでした。

ご飯に赤だし。

デザートとほうじ茶。

仲居さんがしきりに私の口に合うか心配されていました。
標準以上の丁寧な調理でおいしくいただきましたが、あまり伝わらなったみたいです。
飲み物のメニューはそれなりにあるのですが、日本酒やワイン等がグラス単位で注文できないのはどうかと思いました。結局飲み物は、ヴーヴクリコのハーフをいただきました。

布団は、副室に敷いていただきました。

今日は、疲れたため早めの就寝です。

朝になりました。

温泉に入りに行きました。

ハトさんがこちらを覗いています。

朝食前に、朝刊と煎茶などをいただきました。

朝食です。
朝からごちそうです。
私には量が多くて食べきるのが大変でした。
味はとても良いです。
右上にあるのは、大沼産の高級な飲むヨーグルトだそうで、最初残したのですが仲居さんから勧められ飲みきりました。

あっという間でしたが、旅館「わか松」での滞在が終わりました。
のんびり、くつろがせてもらいました。
普段の忙しい日常でも時間をやりくりし、自分自身のために休暇を取ることは、本当に大切だと思いました。

今回は、念願の「わか松」に宿泊し、かけ流し温泉と上質な料理をいただき満足できる滞在でした。部屋もアップグレードしていただき感激しました。

東京への帰路は、青函トンネルを通りたかったため、ＪＲの特急と東北新幹線を乗り継いで行きましたが、、思っていた以上に時間がかかり、、またクタクタになってしまいました。。