プラハのオペラハウス

2011/05/10 - 2011/06/10

言葉の回答より、写真が分かりやすいので参考にしてください

国民劇場からホテルへの移動
　トラムが最善です。　トラムの路線図は「地球の歩き方」シリーズに載っています。　劇場の前の通りにトラムの停留所があります。　トラムの番号は９番で、川を背にして進む方向の線です。　何度か折れ曲がって進むと、ヴァールラフ広場にでます、広場の前後にある停留所で24番に乗り換えます。　大きく一度曲がると、共和国広場に着くので、下車します。　降りてから進行方向に10数メートル進むと左手に市民劇場があります。　目指すホテルは、市民会館から２番目となる右手の小路にあります。

オペラハウスについて
　プラハには、国民劇場、エステート劇場、国立劇場の三つの大きなオペラハウスがあり、シーズン中はそれぞれの劇場が毎夜のごとく上演しています。　劇場の成り立ちを承知すれば、プラハ市民が最も誇りとするのは国民劇場のようです。　モーツアルトが［ドン・ジョバンニ］を初演したことで知られるエステート劇場は小ぶりですが、モーツアルト当時の面影を残しているそうです。　ホテルのすぐ近くの聖母の家があり、その奥２００メートルほどの所にあります。　国立劇場と聞くと国が運営していると誤解され向きがありますが、生硬な翻訳による過ちだと思います、カンパニー名と見た方が適切です。

観劇の時の服装
　普段着で十分です。　ドレスコードはありません。　「プラハの春音楽祭」のような晴れがましい場でも、タキシード姿は市長のご家族だけだったような気がします。　何も気にする必要はありません。
　ただし、お出かけが２月となると、寒さ対策を十分なさる必要があります。　当然ですが、コート類はクロークに預けなければなりません。

タクシーについて
　プラハ在住の知り合いの方に聞くと、ＡＡＡがよろしいようです。　ぼったくりもあるので注意しなさいと言われました。
　市内の移動は、ともかくトラムが便利です。　プラハ城も登りで苦労するより、トラムで裏手まで登り、降る方向でプラハ城から市にまで散策するルートが便利で疲れません。　
　地下鉄のエスカレータの速度は日本の倍ほどですのご注意ください。

移動のときの注意
　プラハは石畳の道が多いのでご注意ください。

チケットの購入（ネット）
　オペラ　http://www.bohemiaticket.cz/WBS/ang/index.php

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 100万円以上
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヴルタヴァ川を背にして見た国民劇場、ここに見えるトラムでホテルに戻ります

ヴルタヴァ川越しに見たプラハ城、同じ位置で逆方向に見たもの

正面左手から見た国民劇場

国民劇場は右手の建物、左手の建物は国立サーカスです。　奥の建物にはチケット売り場があります。

国民劇場の舞台

国民劇場のボックス席、平服であることが分かります

国民劇場のチケット売り場の案内図、劇場の左手の建物の中にあります。　チケットの交換はこの場所です。

チケット売り場

チケット売り場の中

オペラがはねた頃

帰る人々、服装が分かります

国立歌劇場前のトラムの乗り場、赤い服の人が立っている乗り場で乗車します。進行方向は日本と逆で、手前に向かう電車に乗ります。

トラムにある切符の打刻器

トラムのドアーの開閉ボタン

国民劇場からは、途中で１回乗り換えます。　乗り換えのホームの場所は同じですので迷うことはありません。　最終的の降りる駅は市民会館のすぐ近くの駅です。　この写真で見えるトラムの位置で降車します。　正面左手の建物が市民会館です。　たくさん乗降するので分かりやすい駅です。

前と逆の方向で撮影したものです。　国民劇場に行くときは、写真のトラムの位置で乗車します。　なお、トラムはこのような旧式のものは数が少なく、新しい型の車両がたくさん走っています。　

少し古いタイプの車両です。

これはさらに新しい車両です

バスも同じホームで乗降します。

市民会館、「プラハの春音楽祭」の初日はここで開かれます

市民会館の入り口です、アールデコで飾られています

市民会館の１階にあるレストランです、安くて賑わっています。　これは開演前に食事をとっている人々ですので、服装をご覧ください

「プラハの春音楽祭」の初日には大統領が列席します、これは大統領一家です。

こちらはプラハ市長ご一家です。　この方々だけが、タキシードを着用していました。

観客の服装をご覧ください。　国家的行事ともいわれる音楽祭なのに、タキシードは数人でした。

ホテルの前の小路を左に進むと、黒い聖母の家があります。　この建物の左手を２００メートルほど進むと、エステート劇場があります。　ただし、議場の裏手に出ますのでご注意ください。

エステート劇場は、モーツアルトが「ドン・ジョバンニ」を初演したことで有名です。　小振りですがなかなか良い劇場です。　初演当時の雰囲気が残っているそうです。

エステート劇場のホールです。　このホールに限らず、古いホールでいつも不思議に思うことなのですが、モーツアルトのような時代の照明はどうしていたのでしょうか。

これはエステート劇場の正面から見て右手の小路です。　チケットの交換や購入時に利用するチケット売り場は、この写真の右手の建物にあります。　位置は劇場の建物の中間辺りです。　看板がありますが、見過ごしかね無いのでご注意ください。

エステート劇場のクローク

国立歌劇場です

国立歌劇場のホール

これはチェコ・フィルがレジデントのドヴォルジャークホール。　プラハの演奏会場は、このホールと市民会館のスメタナホールが主なものです。　ヴルタヴァ川添いにあります。

ドヴォルジャークホールは遠くに見えます。　この路線はヴルタヴァ川と並行して走っています。

前と逆方向です。　ドヴォルジャークホールを背にしてカレル橋方向を見たものです・

近くには、国立マリオネット劇場があります。　プラハは人形劇が盛んなようでお土産店にも幾つも人形が飾ってありました。　ワン・ブロック裏手には、国立図書館などが入っている複合文化施設のクレメンティヌムがあります。　

入口の上に飾ってあります。

この日は「ドン・ジョバンニ」を上演していました。　予定が大きく崩れるので、鑑賞できなかったのは残念でした。

日本語のお誘いもありました。