モロッコ＆ドバイ立ち寄り母娘旅♪　③マラケシュ～カスバ街道を走りアトラス山脈超え編

2011/02/03 - 2011/02/12

モロッコの母娘旅の続き、大変お待たせ致しました！
バタバタしていて滞ってしまいましたが、ようやくアトラス山脈越えから再開です♪

エリア カスバ街道周辺(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

マラケシュから約３時間半、カスバ街道を、ワルザザードの手前にあるアイト・ベン・
ハッドゥへ走りますが、その途中でアルガンオイルの工房見学とランチです。
向こうの山が雪化粧してる・・・

アルガンオイルの工房。

モロッコのこの辺りでしか取れない、アルガンという樹の種子のオイルで、『モロッコの黄金』とか『黄金の液体』などと呼ばれていて、とても貴重なオイルなんです！！
この硬い種子を石割ると、こんな感じで中の核が出てきます。

それを石臼みたいなものでペースト状にすりつぶして、オイルを搾油します。

この作業は、モロッコの先住民ベルベル族の女性が行っているのですが、ここまでオイルを搾油するのに、あの小さな実の核がどれだけ必要なんだろう・・・
大変な労力なのでしょうが、ベルベル族の女性達の社会的自立にも繋がっているんですって。

アルガンオイルは、抗酸化作用のあるオレイン酸とビタミンＥの含有量が多く、モロッコでは治療薬としても使われていたり、ベルベル族には赤ちゃんにも１滴飲ませる習慣があるそうです。

工房の一画には、ピュアオイルやアルガンオイルの石鹸、化粧品、ヘアケア商品などを販売しています。
美容にも健康にも良いアルガンオイル、日本でも少しずつ知られるようになってきましたね〜！
貴重なオイルなのでちょっと高いけど、日本より安いのでピュアオイルや石鹸などを買い込んじゃいました。
お土産の石鹸は、お肌のアレルギー持ちの友人にもとても喜ばれましたよ〜♪

更にカスバ街道を登ると・・・

道路の端に雪が残ってる！！

実は１週間前には雪で覆われ、通行出来なかったらしいのです・・・
出発前に現地から情報が入り、私達が行く頃には大丈夫でしょうと言われて出発したのですが、全く問題なし！！
童心に戻ってドライバーさんと雪合戦♪

道中のレストランでランチ。
サラダとミントティーで一息。

メインは野菜のタジン鍋。
これもいつの間にか、日本で流行りましたね〜！
蒸し料理なので、素材の味を活かしていて、しっとりして美味しいんですよ♪
油っこくないしわりと薄味なので、日本人の口にも良く合います。

と、おチビちゃんが寄ってきた！
アラブには、ネコちゃんが多いんです。

おチビちゃんにおねだりされる母・・・
しばし、癒されました♪

お腹もいっぱいになり、再び出発です。
途中、桜？　と思ったら、アーモンドの木なんですって！！

良く見ても、桜の花に似ている・・・

アイト・ベン・ハッドゥ

『クサル』という要塞の村で、アラブ人に追われたベルベル人達が築いた要塞です。
今でも５〜６家族が住んでいて、高い壁の見張り台や分厚い土壁などが張り巡らされ、全体が迷路のようになっています。

ここは映画のロケ地にも使われ、『アラビアのロレンス』、『ソドムとゴモラ』、『ナイルの宝石』、『グラディエーター』、『ハムラプトラ２』などの撮影が行われました。
１９８７年に世界遺産に登録されましたが、土造りなので傷みもかなり進んでおり、今でも修復が進められています。

お母さん達が団らん中？

と思ったら、お仕事中でした。

台所。
火を焚く場所もあるけど・・・

近代的なものもあります！

リビング？

更に登っていくと・・・

建物の全容が見えてきました。

まだまだ登ったら、村全体が見渡せます！
夕日に染まってきた・・・

アイト・ベン・ハッドゥの見学も終わり、ワルザザードへ向かいます。

今夜のお宿、ファラヘル・ジャノブ・ホテルに到着！

お部屋はアラブっぽくていい感じ〜♪

ここもバスタブ有りでした。


翌日もカスバ街道を走り、楽しみにしていたサハラの北端エルフードやトドラ渓谷を行きます。
なるべく早くアップしますので、お楽しみに〜♪