2013/12/31 - 2014/01/05
195位(同エリア699件中)
HALさん
年末年始を海外で過ごす人たちの列に入れてもらいました。8月に行くと決めてから、個人手配のために調べに調べた準備期間。いろんな質問に答えてくださった皆さんに感謝です。
1月2日ピサ、ピサの斜塔→フィレンツェ、ドゥオーモ→ウフィッツィ美術館→サンタマリアノヴェッラ薬局→ローマへ戻る
お出かけ前の質問では皆さんから色々とアドバイスをいただきました、ありがとうございます。
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旅行3日目です。この日は日帰りでピサとフィレンツェへ行くために早朝5時起きしました。駅で朝食を取り、在来線の特急、フレッチャビアンカで2時間30分、ピサセントラル駅まで移動します。フレッチャロッソよりは最高スピードは遅いですが、半島西側の海岸に沿って直行でピサまで連れて行ってくれます。
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1等車は2列-1列でした。てゆーか、はじめ2等車の表示を、指定席とってあった2号車と間違えていて、あれえ?2列2列だったっけな?と思っていたら検札で車掌さんに「ココと違うよ、もっと向こうの車両だよ」といわれるどじっぷり。
まあゆったりとした席で、早朝なためか乗客も少なく、時々見える海を眺めたり、列車のカーブのたびに傾くのを「強制振り子式(多分)、わーい」となったりしているうちにピサセントラル駅へ到着しました。 -
画面左手のピンクの建物が駅舎です。この日は終日あいにくの雨模様でした。駅には観光客に傘を売ろうと声をかけてくる人たち(アフリカ系?)がおりましたが、「サンキュー、バッドアイハブマイアンブレーラ」とかわしつつ道反対側のバス停へ移動しました。駅のタバッキでバス券(1.2ユーロ)を帰りの分も一緒に購入しておきます。
昨日の間違えた教訓で、地元の人らしい女性にバス停看板を指さして、斜塔行きってここでいいのと聞いているうちにバスが来ました。そうそうこれに乗るのよとまたしても親切に返してくれます。
LUM Rossaに乗車しました。車内は観光客だらけ・・と思っていたらそれほどでもなく、みんなして一斉に降りるのについて行こう作戦ができなさげなので、やはり地元っぽいおじいさんにたずねると、これまた凄く親切に教えてもらえました。バス停で城壁を指さしてあっちだよと。 -
城壁をくぐったら、ドゥオーモ越しに斜塔が見えました。傾いているのは分かっているのに、おお!かたむいてるー!と一気にテンション上がります。
雨も幸いなことに降り止んでおり、しばらく斜塔を写真に撮ったり、支えるポーズで一緒にうつったり、記念撮影しまくりました。周りもみんな同じポーズをしています。 -
塔の近くまで寄ってみると傾いてるのに加えて、沈んでる?となります。又降り出した雨が、強くなってきたため、納骨堂の土産物屋さんを覗いたりしてやりすごします。チケット売り場をのぞいたら、斜塔を登る時間毎の空き人数が表示される電光掲示板がありました。その時は、10時少し過ぎたところでしたが、結構余裕あるみたいです。HALたちがネットで予約していたのが、11時15分なのでもう少し早い時間に振り替えることができるかたずねたところ、NO!と一言ばっさりと。
チケット売り場横のロッカーに手荷物預けて10分前に塔に集合ですが、まだ少し時間があるのでドゥオーモをのぞいてみることに。ピサの斜塔を予約するとドゥオーモの見学は無料で出来るようです。 -
ドゥオーモの入り口は、斜塔の反対側です。高い天井にきらびやかな装飾。天井を支えるアーチやモザイクタイルの祭壇画、なんとなくビザンチン様式?イスラム様式?説教壇はゴシックスタイルで、色々と混じり合っているみたい。
後でガイドブックを確認したら、ピサロマネスク様式と呼ぶらしいです。多様な文化の混じり合いが、往時の繁栄を想像させられます。 -
納骨堂の正面から見て左端にトイレがありました。入口にカウンターがあり、0.5ユーロ払って使用します。
予約時間10分前には、ロッカーにカバンを預けます。ロッカールームには係員がいて、荷物を入れるのに立ち会ってくれます。これは荷物を引き取るときも同様で、ロッカールームは勝手に出入りができないようになっていました。
斜塔の入口に並びます。見上げると、結構迫力あるよ、コレに登るんか、登り切れるんか?体力の無さには自信があります。ちょっと不安になってきました。 -
階段のステップは、歩いて登るのにはちょうどよい高さですが、ぐるぐるしているので、ステップの磨り減りが右に左にと、塔の傾きによる重力に逆らっていないのが歩き辛い。あっとゆう間に息が上がって、ひーひーしながら登りました。結構なお年寄りも登っていたので、自分の体力がなさすぎるだけかも。もうあかーんとなる手前で登りきりました。
てっぺんからピサの街並みを望みます。 -
登ったからには降りなければなりません。やはりぐるぐると回りながら、右に左にとよろよろと下っていきまず。雨のために足元の大理石が濡れて滑りやすくなっておりましてちょっとこわい。
乗り物酔い止めの薬は飲んでましたが、気持ち悪くなるよりも登るしんどさの方がまさって、気持ち悪くなる余地は全くありませんでした。
これ冬だからしんどいだけで済んだけど、夏にはプラス暑さがあるんだよね Σ(´∀`;) -
バスで駅まで戻りました。在来線でフィレンツェまで移動します。電車の時刻も遅れなくほぼ正確でした。乗車率は半分くらいでした。しかし、この電車も途中の駅も、壁も、スプレーの落書きだらけです。文字のもあればイラストもあって、消すってしないのかなーと、車窓を眺めながら脳内に流れる「世界の車窓から」。
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座席は一人用の合皮張り椅子で4人がけボックスになっています。色は綺麗な水色でした。ヘッドレストの横にはちょっとした出っ張りがあり、居眠りするときに頭を預けられていい感じ。
バスに乗った時も思ったけれど、イタリアの駅だったりバス停だったりって、日本のそれらより間隔が長いような気がする。そして電車は飛ばす飛ばす。 -
フィレンツェに着きました。徒歩でドゥオーモをめざします。通りを一本間違えて、正面から近づく予定が側面から近づくことに。
感想は、でかっ☆建物が巨大すぎて全景が入りきらない。そしてとても壮麗で美しい。はぁ〜と感嘆のため息が出ます。中に入ってみるとさらにスゴかろーですが、ウフィツィ美術館の予約時間が迫ってきていますので、足を止めて眺めるだけにとどめます。 -
ドゥオーモの向かいにある洗礼堂の扉、ギベルティ作「天国の門」です。とはいえこれはレプリカで本物は美術館にあるそうです。
この前の「美の巨人たち(テレ東系)」でやってたぞ。地元出身の二人の、栄光と賞賛を巡る因縁のものがたり。もう一人がブルネッレスキで、ドゥオーモ隣接のジョットの鐘楼の建築家となった人。
通りを眺めつつ移動、ウフィツィ美術館を目指します。 -
ウフィツィ美術館はちゃんと予約しておりました。3番窓口でバウチャーをチケットに変えて、1番の入り口が予約者の入口、ってマジで?
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー なんだこの行列わ。グネグネとした列は遅々として進まずで、多少並ぶかなとゆうのが甘い考えだったとびっくりです。2番の当日券購入者の行列がそれよりさらにすごいことになっているのもびっくり。少し後ろに並んだどこかの日本人ツアーガイドさんが、「今日はまだ空いてます」とかゆってるのを耳にしたのもびっくり。さすがのウフィツィ美術館です、入館は30分程たってからでした。 -
(館内撮影禁止のため、図録から)
ひょっとすると時間が無いかもしれないとゆう予感の元、館内の作品配置を公式HPで確認していました。悲しいかな大正解で、美術館のすべてを見ることはあきらめました。それでも見たいものがありすぎて、あっちでうわーこちでうわーって、感動です。
第14室ボッティチェリの部屋で、「ヴィーナスの誕生」「プリマヴェーラ」を目にした時、イタリア来たよー!と思いました。今まで、本でテレビでサイゼリアで(笑)見ていて、すごく知っている絵が、実物がある。予想していたよりも大きくて、予想していたよりも色が薄いです。(記憶のそれらは色調補正かかってたかな?)
他にも、ダ・ヴィンチの「受胎告知」や、ミケランジェロの「聖家族」、パルミジャーノの「長い首の聖母」、ラファエロの「ヒワの聖母」などなど、数え上げたらきりがないほどの美術品の数々。詰め込みすぎてお腹いっぱいです。
ミュージアムショップで全作品カタログ(日本語版)を購入しました。16ユーロでした。 -
アカデミア美術館に本物があるそうですが、ウフィツィ美術館出てすぐの広場にあるダビデ像をパシャリと撮りました。こうやって見るとちょっと頭が大きいなと思いますが、見上げた時のバランスはいいのかな?
でも、風呂上がりのタオル引っ掛けたポーズに見えるよ。
徒歩で駅まで戻り、近くのサンタマリアノヴェッラ薬局へ行きます。店内が豪華すぎて、薬局?!マジで?とびっくり。(店内撮影OKなのかよくわからず写真撮っていません)店内は圧倒的に日本人だらけでした。多言語の商品リストもおいてあって、観光客慣れしてんなー。同行者が友人に頼まれたとかで商品名書いたメモを見せて、お買い物はあっさりと終了。 -
駅へ戻りました。まだちょっと余裕あったので、ホーム隣接のバルでオレンジジュースを飲みました。オレンジまるごと絞り器にかけて目の前で作ってくれます。冷えてはいませんが、甘みとオレンジの程よい苦味が美味しい。
そして電光掲示板の前で列車の到着ホームが表示されるのを待ちます。ちなみにこの時17時05分頃。一番上の17時19分発ローマテルミニ駅行きですが、未だに表示入りません。同じく表示待ちの集団が、この表示のちょっと前に、お目当てが表示された瞬間におーとかわーとかどよめいて、一番遠くのホームへ一斉に移動していきました。
HALたちの乗るフレッチャロッサは結局17時10分過ぎてから、表示が入りました。5分の遅延です。 -
フレッチャロッサの1等車は、ドリンクとお菓子のサービスがあります。飲物は種類が結構あったみたいですが、HALは水を頼みました。プラコップに注いでくれます。お菓子は「スイートとソルトのどっち?」と聞かれ、しょっぱい方をもらいました。ちょっと大きめのクラッカーで、細かく砕いたハーブっぽい葉っぱが練り込まれており、ほどよい塩気にオリーブの風味がしました。
車内には無料のWi−Fi(WiFiFrecciarossa)があって、ネット接続可能ですが、速度はちょっと遅いかな。
テルミニ駅に着いた後は、駅地下のスーパー寄ってから、ホテル帰る途中のリストランテで食事して返りました。明日はローマ市内を回ります。
(つづく)
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