2013/12/31 - 2014/01/03
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あまちゃんさん
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活気あふれるハノイの街、いよいよ弾丸ツアーの開始です。
この2日目が弾丸ツアーのメーンイベントともいうべき強行軍!
したがって、旅行記は二部構成に。
現地ガイドさんの話では、
ハノイの住人は田舎から出てきている人が多いそうで、
若い人が多く活気にあふれていました。
現地ガイドさん(女性)は、ベトナムの人口が約8千万人、
自分は35歳だが、この国では完全におばさんです。
ハノイは、南の商業都市ホーチミンと比べ15年、
日本と比べれば50年遅れていると言っていましたが、
2014.1.13の毎日新聞の『余録』に、
「ベトナムの平均年齢は28歳、人口は9千万人を超えた。
経済的豊かさの指標となる一人当たり国内総生産は約1,500ドルで、
日本の高度成長真っ只中の1960年代に当たる」と書かれていました。
ベトナムでは元旦と言っても休んでいる店などはほとんどなく、
新年のお祝い気分が少し漂う違和するものの、
約1か月後の旧暦お正月(テトと言うそう)がベトナムの人にとって
一番大切な年中行事だそうで、この時は多くの店が休みとなり、
ハノイに出稼ぎに来ている沢山の人々も故郷に帰って
家族と共にゆっくりと過ごすそうです。
だから、この期間にベトナムを訪れるのは、
多くの店が閉まっているので注意が必要とのことです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
-
ハノイ二日目。
弾丸ツアーが始まる前、朝食前のホテル前の道路。
出勤時間にはやや早く、交通量も閑散としてはいるが。。 -
天気は晴天のはずなのに、朝日が霞むくらい視界が悪い。
当日のツアー添乗の現地ガイドはこれを霧だといったが、
間違いなくスモッグ!
朝7時半過ぎ、ホテルに迎えのバスが来て、
弾丸ツアーに出発。
この後、いくつかのホテルに立ち寄り
同乗となる日本人のツアー客を乗せ、
ハノイ市内観光の開始。
まずは最初の観光地、ホーチミン廟に向かう。 -
各ホテルに向かう途中、
早くも路上で店開きしているおばさん。 -
朝食は、出勤前に、写真奥のような市内至る所にある
簡易食事処(?)でフォーなどの朝食をとる人が多いとのこと。 -
途中で見かけた花屋さんの店頭には色鮮やかな花輪が。。
この花輪、葬式用の花輪で、
独身の人が亡くなったときは、白一色の花輪になるそう。 -
途中、出勤ラッシュが始まった。
-
街中は3〜4階建てが多い。
店舗付き住宅では、上層階は結構
地方から出ている人に賃貸しているそう。
余談になるが、晩御飯は大勢の家族と共に
テレビを見ながら楽しみ、
日本より出勤時間の早いことと
特に、乾季の冬場は水力発電もままならず、
停電が多いことなどにより
9時とか10時の早い時間に休むそう。
また、そんな電力事情のため、
3階や4階までは電気が通っていなかったりするらしく、
実際、夜のハノイ市街は1〜2階はまだ明るいが、
町全体を見渡すと日本のように明るくはなく、
どちらかというと暗いという印象を持った。 -
また、休みの日なんかは、停電はしていなくても
もともと家の中が暗いため、この写真のように
近所の人たちが路上に集まって、
ご飯を食べたり、雑談を楽しんだりするそうで、
この日は元旦で休みの人が多かったせいか、
至る所でこんな風景を見かけた。 -
最初の観光地、ホーチミン廟に到着。
ここは、ベトナムの英雄、ホーチミンが独立宣言をしたところで、
写真中央の建物の中に、ガラスケースの中にホーチミンが眠っていて、
見学者は立ち止まることなくその周りをぐるっと回って外に出る。
遺体保存にあたっては、旧ソ連から
遺体が腐らないように遺体からそのまま内臓等を取り除くなどの
技術指導を受けたそうである。
ホーチミン廟は、月曜と金曜は休館日で、
開館日でも見学できるのは午前中だけとのこと。 -
この施設の見学には、ノースリーブでの見学禁止とか、
貴重品以外の持ち込み禁止、写真撮影禁止など
いろいろと規制が厳しく、
ややひざ上のスカートをはいていた女性は、
入場前に軍の警備員に呼び止められ、
たまたま首に巻いていたストールを腰に巻くことで
入場を許されていた。 -
この建物が、ホーチミン廟の入り口。
空港ほどではないが、金属探知機のようなゲートを通るなど、
厳しいチェックがなされていた。
入場後、ホーチミン廟に向かうに当たっては、
決められたエリアを二列渋滞で進むのが原則とされ、
列から外れたりすると警備をする軍人から
笛を吹かれ叱られる。
写真撮影が許されるのは、
レーニン廟の手前100〜200mくらいのところまで。
それ以降は禁止。
余談だが、この国は徴兵制が敷かれており、
原則、18歳〜25歳までの男性に兵役が義務付けられているとのこと。
このホーチミン廟を警護する軍人は、
大体がそれくらいの年齢の若者のように見えた。 -
こんな感じの若者たちです。。
まともにカメラを向けたら笛を吹かれて注意するかと思っての隠し撮り(笑) -
ホーチミン廟正面の写真。
ホーチミンは生涯独身だったそうですが、
花輪は独身の白色ではなく、ベトナムの父ということで
綺麗な黄色い花輪が立てられています。閉館日と服装には注意! by あまちゃんさんホーチミン廟 寺院・教会
-
ホーチミン廟の前に広がる広大なバーディン広場の
北側に建つ現在の共産党本部。 -
バーディン広場東側に建設中の新しい共産党本部の建物。
-
新年ということもあってか、見学者は長蛇の列!
もちろん、海外からの観光客だけでなく、
ベトナム全土から毎日多数が訪れているらしい。 -
ホーチミン廟を出て、観光バスを待っている間に
同行の日本人観光客がベトナム人の物売りさんから
何か買っていた。
ベトナム人のおばさん、いい笑顔だ! -
次に向かったのが文廟(孔子廟)。
孔子の霊を祀るために建てられた歴史的建築物。
1070年建立。
『孔子廟』という建物は、このベトナムのハノイだけじゃなく、
日本の長崎や台湾、マレーシアなど
東南アジアの各国、各地にあるそう。
現地ガイドから、ここはスリが多いので
カバンは体の前で持つようにと注意があった。
ここはベトナム初の大学が設立された場所でもあり、普段は
大学合格祈願やお礼参りに、民族衣装のアオザイを着て訪れる
学生が多いとのこと。
残念ながら我々が訪れたのは、ハノイでは真冬で
(もちろん、日本の冬みたいに寒くはないが)、
アオザイを着た若い人は見られなかった。
写真は、文廟門。
現在、この門は中央部分だけが開かれているが、かつては中央部分は王族や高官専用の門として使用され、一般市民は左右にある、現在は閉じられている小さい門から出入りしていたとのこと。ハノイ観光からは外せない! by あまちゃんさん文廟 (孔子廟) 寺院・教会
-
続いて、大中門。
大概の人は門の中央部を通っていくが、
中央は偉い人が通るところだと言って、
仏教徒だという現地ガイドは右の方を通って行った。
因みに、国民の約7割が仏教徒だそう。 -
次の門に至るまでの通路の両脇に
蓮の花をかたどった台座の上に
小さい植木鉢を集めて写真のような字をかたどった
飾りが置かれていた。
飾られていた文字は、「義」、「仁」、「信」、
「才」、「?」、「智」。 -
続いて3つ目の門に行き当たる。
この門は、奎文閣という。
この奎文閣はハノイのシンボルとして、ハノイ市のマークのデザインとして使われている。 -
奎文閣をくぐると、ティエンクアンという名前の池があり、その両側に石碑がずらっと並んでいる(次の写真)。
-
亀の頭の台座の上に大きな石碑が並んでいる。
石碑には漢字で名前が刻まれており、
15世紀半ばころからの約300年間、
官吏登用試験(科挙)の合格者と出身地が刻まれているとのこと。
科挙と言えば中国と思っていたが、ベトナムにも科挙制度があって、
1075年に始まり、1919年に廃止されたとのこと。
本家の中国が科挙制度を廃止したのはがベトナムが廃止した14年前だそうで、
ベトナムが東アジアで最後に科挙制度を廃止した国だとのこと。
なお、現在のベトナム人は、
漢字が読める人は殆どいないとのこと。 -
4つ目の門、大成門をくぐった先にあるのが、孔子の祀られている文廟。
正面は拝殿。
屋根瓦には、バッチャン焼きの瓦が敷かれている。
その奥に孔子が祀られている大聖殿がある。 -
本殿に入る手前の拝殿には、鶴と亀の置物が。。
鶴の胸の部分と、その足元の亀の頭をなでて
自分の頭をなでると頭がよくなるとの言い伝え。
京都の北野の天神さん(学問の神様、菅原道真を祀っている)
では、本殿前に焚かれている線香の煙に手を当て
その手を頭にかざすとよく勉強ができるというのに似ている (^o^) -
本殿内の中央には孔子の像が祀られている。
その両脇には、孔子のお弟子さんらしき人たちの像が祀られている。
日本のような賽銭箱のようなものはなく、
空いたところにベトナムの紙幣が供えられている。
もちろんお金がむき出しで置かれているので、
不信心な人が持って行かないように
関係者らしき人がそれを集めて回っていた。 -
同じ堂内の孔子像の後ろを抜けて左側に行くと
何やら赤い掲示板みたいなところに
指先で文字をなぞっているような人たちが。。
日本では絵馬に合格祈願などの文字を書いていますが、
同じような願い事をここでは指でなぞって書くそうです。 -
文廟をでたら相変わらずの交通量。
ここからは、
トイレ休憩を兼ねて(?)フリータイムがほとんどない
ツアー名物のボッタクリお土産店へ案内される。
途中、バナナを自転車に乗せたバナナ売りの人がいた。
大きな一房が約60円くらいだそう。 -
ベトナム名物、バイク4人乗り!
-
ガイド曰く、最高級のベトナムシルクのお店
というふれこみの土産物店。
買い物時間は十分にとられていて、時間に余裕のない
日本人観光客はせっせと買い物に励むのです (^o^)
でも、間違いなくボッタクリの店です! -
ベトナム名物路上宝くじ売り。
1枚2000ドンから買え、特等賞金7500万ドン。
毎日発売で、購入日の夜には当落が判明し、
翌日には賞金(高額賞金は除く)の引き換えができるそう。 -
続いては、約20分間のシクロでの旧市街散策です。
ガイドブックには、「料金は事前交渉制だが
乗車後も料金トラブルになることが多いので、
シクロの利用はお勧めしない。乗りたい場合は、
シクロに乗っての観光を組み込んだツアーを利用したい。」
と書かれていた。
実際乗車してみると、現地ガイドはチップは不要と言っていたが、
旧市街散策が終了しシクロから降りるとき、
シクロをこいでいたおっちゃんがチップをくれ!ってな
感じで手を出してきた。
当然無視したが。。 -
この後、ようやく昼食にありつく。
昼食は、フランス料理。
ベトナム風フランス料理と言った方がいいかも。
訪れたのは、「オーデリース」という店。
外観の写真を撮り忘れたが、
高級フレンチレストランというより
ビストロ的な雰囲気の外観だった。
ベトナムは、中国による千年間にも及ぶ支配に耐え
独立した後に、再び1887年から1954年まで
現在のラオス・カンボジアとを合わせたエリアが
「フランス領インドシナ」として
フランスの植民地となった。
そんな歴史的経過もあって、
ハノイ市内には結構フレンチレストランがあるそう。フランス料理店。でも、ベトナム風フランス料理と言った方がいいかも。。。 by あまちゃんさんオーデリース フレンチ
-
一品目は、ミックスサラダパルマハム添え。
そこそこボリュームあり。
この料理をはじめ、いずれの料理も
日本のフレンチのように
見た目には全くこだわっていなかった。 -
次が、パンプキンスープ。
意外とコクがあって美味しかった。 -
次がメインディッシュ。
ポーク料理か魚料理か、どちらかを選ぶ。
ベトナムでは、海の魚は結構高価なため、
ハノイ市民は普通、川や湖の魚を食しているとの話を
聞いていたのと、日本でもあまり刺身以外の魚料理は
好きじゃないのでポーク料理を選んだ。
メニューには、オーストラリアンポークのグリル
と書かれていた。
同行者は、魚料理を選び、一口もらったが、
どちらも見た目こそは良くなかったが、
味は思ったよりも美味しかった。 -
次がデザートのパンナコッタ。
-
そして食後のコーヒー。
コーヒーの横に添えられているのが、
なんだかお菓子のように思われたので、
店の人にこれは何かと尋ねると「シュガー」との答え。
でも、包装を開けてみると、やっぱりお菓子 ( ̄Д ̄;;
食事時に赤のベトナムワインを注文してみた。
正直言って、味は複雑!?
厳しい目に言うと、これって本当にワイン?
何とも形容しがたい味だった。
白ワインを頼んだ方がよかったかも。。
以上で味の方は、☆三つって感じ。
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