ハロン湾周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
いよいよハノイ三日目、実質的に弾丸アーの最終日となった。<br />本日の目的地は、ハロン湾クルーズ。<br /><br />ハロン湾は、1994年に世界遺産に認定されるまでは<br />どこにでもあるような静かな港町だったそうだが、<br />世界遺産に登録された後、今では国内外各地から<br />年間200万人を超える観光客が訪れる賑やかな観光地に変貌を<br />遂げ、沢山のホテルも建設されて、<br />その観光地化にうまく便乗できた地元の漁師や住民たちは<br />非常に裕福になっていったとのことである。<br />(実際、ハロン湾観光に係る物価は、ハノイ市内で感じていた物価と<br />比較して、かなり高いと感じる場面が何度かあった。)<br /><br />地理的には、中国の桂林から続く石灰岩地帯の南端に位置し、<br />主に石灰岩からなる小さな島々が長い年月を経て<br />その柔らかい部分が侵食されて今の絶景が形成されたそうで、<br />島々の中には鍾乳洞も何か所かあるそう。<br /><br />さて、三日目の行程は以下の通り。<br /><br />早朝、大型バスにてハノイ市内各ホテルから日本人客をピックアップの後、<br />ハロン湾に向かい出発。<br />ハノイからハロン湾までは、片道約4時間(約150km)。<br />事前情報では、途中からはかなりの悪路になるとか。。<br />(悪路というのは、曲がりくねった山間部や非舗装のガタガタ道か<br />などを想像していたが、ゆっくりとした作業でなかなか進まない<br />道路工事の関係だった。)<br />ハロン湾到着後、約3時間の昼食付ハロン湾クルーズに。<br />その後、またまたハノイまで約4時間かけて帰る。<br />そして、ハノイ市内にて夕食後、4日間コースの我々は<br />ノイバイ空港まで送ってもらい、<br />現地時間0時30分(日本時間2時半)発の便で帰国の途に。<br /><br />いかにも強行軍を思わせる行程だ。<br /><br /><br />さて、今回ツアーでの現地ガイドは、<br />「ハノイ日本語ガイドクラブ」の社員で、我々の場合は、<br />三日とも違うガイドであったが、共通するところは、<br />余り日本語が上手でないところ。<br />人によっては、結構一生懸命に耳を傾けていなければ、<br />何を言っているのかわからない時があったり、<br />それどころか、こちらからの質問の意味を解せず<br />適当に笑ってごまかすか、聞こえないふりをするガイドもいた。<br />かなりの強行軍のツアーであったが、<br />中身はそれなりに満足できたものの、<br />現地ガイドの日本語の習熟度については、<br />ちょっと残念な側面があった。<br /><br /><br />【参考】<br />NHK世界遺産:http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards111.html<br />

冬のハノイ、弾丸ツアー三日目。世界遺産ハロン湾クルーズの日です。

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2013/12/31 - 2014/01/03

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あまちゃん

あまちゃんさん

いよいよハノイ三日目、実質的に弾丸アーの最終日となった。
本日の目的地は、ハロン湾クルーズ。

ハロン湾は、1994年に世界遺産に認定されるまでは
どこにでもあるような静かな港町だったそうだが、
世界遺産に登録された後、今では国内外各地から
年間200万人を超える観光客が訪れる賑やかな観光地に変貌を
遂げ、沢山のホテルも建設されて、
その観光地化にうまく便乗できた地元の漁師や住民たちは
非常に裕福になっていったとのことである。
(実際、ハロン湾観光に係る物価は、ハノイ市内で感じていた物価と
比較して、かなり高いと感じる場面が何度かあった。)

地理的には、中国の桂林から続く石灰岩地帯の南端に位置し、
主に石灰岩からなる小さな島々が長い年月を経て
その柔らかい部分が侵食されて今の絶景が形成されたそうで、
島々の中には鍾乳洞も何か所かあるそう。

さて、三日目の行程は以下の通り。

早朝、大型バスにてハノイ市内各ホテルから日本人客をピックアップの後、
ハロン湾に向かい出発。
ハノイからハロン湾までは、片道約4時間(約150km)。
事前情報では、途中からはかなりの悪路になるとか。。
(悪路というのは、曲がりくねった山間部や非舗装のガタガタ道か
などを想像していたが、ゆっくりとした作業でなかなか進まない
道路工事の関係だった。)
ハロン湾到着後、約3時間の昼食付ハロン湾クルーズに。
その後、またまたハノイまで約4時間かけて帰る。
そして、ハノイ市内にて夕食後、4日間コースの我々は
ノイバイ空港まで送ってもらい、
現地時間0時30分(日本時間2時半)発の便で帰国の途に。

いかにも強行軍を思わせる行程だ。


さて、今回ツアーでの現地ガイドは、
「ハノイ日本語ガイドクラブ」の社員で、我々の場合は、
三日とも違うガイドであったが、共通するところは、
余り日本語が上手でないところ。
人によっては、結構一生懸命に耳を傾けていなければ、
何を言っているのかわからない時があったり、
それどころか、こちらからの質問の意味を解せず
適当に笑ってごまかすか、聞こえないふりをするガイドもいた。
かなりの強行軍のツアーであったが、
中身はそれなりに満足できたものの、
現地ガイドの日本語の習熟度については、
ちょっと残念な側面があった。


【参考】
NHK世界遺産:http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards111.html

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
3.5
ショッピング
3.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
観光バス
航空会社
ベトナム航空
旅行の手配内容
その他
利用旅行会社
JTB

PR

  • 本日の移動は、この大型バスで。<br /><br />参加人員は三十名強で、本日も運よく<br />一人で2座席を確保できました。

    本日の移動は、この大型バスで。

    参加人員は三十名強で、本日も運よく
    一人で2座席を確保できました。

  • ハロン湾では、似たような船がたくさんあり、<br />自分が案内する客と違うツアーの客を区別するため、<br />このピンバッジをつけてほしいと渡された。<br />ベトナムの国旗のピンバッジだ。

    ハロン湾では、似たような船がたくさんあり、
    自分が案内する客と違うツアーの客を区別するため、
    このピンバッジをつけてほしいと渡された。
    ベトナムの国旗のピンバッジだ。

  • ハノイ市街を出てハロン湾へ向かう途中、田舎の方に入ってくると<br />車窓には農業地帯が広がる。<br /><br />ベトナム北部、ハノイ近郊の米作は、基本的には二期作で<br />冬のこの時期は休耕時期。<br /><br />南部のホーチミン市以南のメコンデルタ地区では<br />近年、三期作が主流になってきているとのこと。<br /><br />この日のガイドさんの話によると、<br />南部で三期作が増えてきたのは、党のドイモイ(改革開放)政策<br />で自作農が増えただけではなく、<br />日本からの支援によるところも大きいとのこと。<br />また、この橋は日本からの支援でつくられた、<br />このトンネルも日本からの支援でつくられた、<br />何度も日本からの支援に感謝している、<br />もっと支援をお願いしますなどと<br />しきりに日本を持ち上げる発言が多かった。<br />日本全体だけではなく、安倍総理や総理夫人が訪問した時の話や<br />アベノミクスの話、他の日本の政治家の誰それがどうした<br />などといった話もよく出てきた。<br />先ほど配られたピンバッジのこともあり、今日のガイドさん、<br />日本贔屓の人なのか、党の意向を一定反映した人なのか?<br /><br />ただ、このガイドさんがバスの中で<br />いろいろとベトナムについての話をしてくれている中で<br />ぽつっとこぼした言葉から、この国が社会主義国であるのが<br />あまり感じられなかったこの国でも、<br />やはり言論の自由はまだ完全には保証されてはいないような<br />雰囲気が感じられた。

    ハノイ市街を出てハロン湾へ向かう途中、田舎の方に入ってくると
    車窓には農業地帯が広がる。

    ベトナム北部、ハノイ近郊の米作は、基本的には二期作で
    冬のこの時期は休耕時期。

    南部のホーチミン市以南のメコンデルタ地区では
    近年、三期作が主流になってきているとのこと。

    この日のガイドさんの話によると、
    南部で三期作が増えてきたのは、党のドイモイ(改革開放)政策
    で自作農が増えただけではなく、
    日本からの支援によるところも大きいとのこと。
    また、この橋は日本からの支援でつくられた、
    このトンネルも日本からの支援でつくられた、
    何度も日本からの支援に感謝している、
    もっと支援をお願いしますなどと
    しきりに日本を持ち上げる発言が多かった。
    日本全体だけではなく、安倍総理や総理夫人が訪問した時の話や
    アベノミクスの話、他の日本の政治家の誰それがどうした
    などといった話もよく出てきた。
    先ほど配られたピンバッジのこともあり、今日のガイドさん、
    日本贔屓の人なのか、党の意向を一定反映した人なのか?

    ただ、このガイドさんがバスの中で
    いろいろとベトナムについての話をしてくれている中で
    ぽつっとこぼした言葉から、この国が社会主義国であるのが
    あまり感じられなかったこの国でも、
    やはり言論の自由はまだ完全には保証されてはいないような
    雰囲気が感じられた。

  • 冬場とはいえ畑作は行われている。<br /><br />この国の女性もよく働くそうで、<br />車窓から見る農業を行っている人は<br />圧倒的に女性が多かった。

    冬場とはいえ畑作は行われている。

    この国の女性もよく働くそうで、
    車窓から見る農業を行っている人は
    圧倒的に女性が多かった。

  • ハノイ郊外のこの地方でも三期作に挑戦しているのか、<br />まれにこのように稲が育てられている風景も見られた。<br /><br />

    ハノイ郊外のこの地方でも三期作に挑戦しているのか、
    まれにこのように稲が育てられている風景も見られた。

  • ハロン湾までの片道4時間の間に、往復とも<br />トイレ休憩を兼ねて一度だけおみやげ物屋に立ち寄る。<br /><br /><br />余談になるが、バスの中でのベトナム戦争に関するガイドさんの話パート1。<br />ベトナム戦争時、米軍がベトナム中部で猛毒のダイオキシンが含まれた<br />大量の枯れ葉剤を使用し、その健康被害については<br />日本ではベト君・ドク君の話が有名だが、<br />実際には、300万人以上被害者がいるそうで<br />現在も多くの人々がその影響で苦しんでいるとのこと。<br />ベト君は数年前に病気で亡くなられそうだが、<br />ドク君は結婚し、男女一人ずつの双子の親となり、<br />その子供達の名前は、それぞれ富士山と桜にちなんだ<br />ベトナム語の名が付けられているとのこと。

    ハロン湾までの片道4時間の間に、往復とも
    トイレ休憩を兼ねて一度だけおみやげ物屋に立ち寄る。


    余談になるが、バスの中でのベトナム戦争に関するガイドさんの話パート1。
    ベトナム戦争時、米軍がベトナム中部で猛毒のダイオキシンが含まれた
    大量の枯れ葉剤を使用し、その健康被害については
    日本ではベト君・ドク君の話が有名だが、
    実際には、300万人以上被害者がいるそうで
    現在も多くの人々がその影響で苦しんでいるとのこと。
    ベト君は数年前に病気で亡くなられそうだが、
    ドク君は結婚し、男女一人ずつの双子の親となり、
    その子供達の名前は、それぞれ富士山と桜にちなんだ
    ベトナム語の名が付けられているとのこと。

  • 行きと帰りは違う店なのだが、どちらの店も、<br />店の入り口付近で障害のある子供から大人の<br />主に女性たちが刺繍作業をしている横を通って、<br />おみやげ物コーナーに入っていく。<br />もちろん、その人たちが作った刺繍も<br />商品として売られている。<br /><br /><br />バスの中でのベトナム戦争に関するガイドさんの話パート2。<br />ベトナム戦争では、多くの若い男性が戦死し、<br />60〜70代の未婚の女性ばかりの村もあるとのこと。

    行きと帰りは違う店なのだが、どちらの店も、
    店の入り口付近で障害のある子供から大人の
    主に女性たちが刺繍作業をしている横を通って、
    おみやげ物コーナーに入っていく。
    もちろん、その人たちが作った刺繍も
    商品として売られている。


    バスの中でのベトナム戦争に関するガイドさんの話パート2。
    ベトナム戦争では、多くの若い男性が戦死し、
    60〜70代の未婚の女性ばかりの村もあるとのこと。

  • 出来上がった刺繍は、こんなにきれいな作品です。

    出来上がった刺繍は、こんなにきれいな作品です。

  • ハノイを離れ、田舎の方に入っていく。<br />現地ガイドさんの説明によると、<br />学校は午前、午後の二部制になっているとのこと。

    ハノイを離れ、田舎の方に入っていく。
    現地ガイドさんの説明によると、
    学校は午前、午後の二部制になっているとのこと。

  • ハノイからハロン湾までに至るまでの悪路の原因は、<br />ベトナム時間での道路工事の進捗の遅さ。<br /><br />日本以外の多くの国と同じように、<br />ベトナムも御多分に漏れず、時間に追われている風でもなく、<br />ゆったりと道路工事がなされていた。<br /><br /><br />因みに、ハノイなどの大都市でも、職場への出勤時刻に<br />10分や20分の遅刻するのは当たり前で、<br />日本人のように遅刻しないないように<br />必死になることもなく、あまり気にしていないそう。<br /><br />ついでに言うと、ベトナムの人が就きたいと思う職業は<br />公務員だそうで、物を言うのは「コネ+金」。<br />これは、わが国でも共通するところがあるように思うが、<br />公務員になれば、少々の遅刻はまかり通るし、<br />就業時間が午後5時だとしても、<br />4時半頃に帰るのも当たり前のように行われていて、<br />早く帰って、アルバイトに出かけている人も結構いるとか。。<br /><br /><br />

    ハノイからハロン湾までに至るまでの悪路の原因は、
    ベトナム時間での道路工事の進捗の遅さ。

    日本以外の多くの国と同じように、
    ベトナムも御多分に漏れず、時間に追われている風でもなく、
    ゆったりと道路工事がなされていた。


    因みに、ハノイなどの大都市でも、職場への出勤時刻に
    10分や20分の遅刻するのは当たり前で、
    日本人のように遅刻しないないように
    必死になることもなく、あまり気にしていないそう。

    ついでに言うと、ベトナムの人が就きたいと思う職業は
    公務員だそうで、物を言うのは「コネ+金」。
    これは、わが国でも共通するところがあるように思うが、
    公務員になれば、少々の遅刻はまかり通るし、
    就業時間が午後5時だとしても、
    4時半頃に帰るのも当たり前のように行われていて、
    早く帰って、アルバイトに出かけている人も結構いるとか。。


  • さて、いよいよハロン湾に到着。<br /><br />港には、結構豪勢なジャンク船が並んでいたが。。

    さて、いよいよハロン湾に到着。

    港には、結構豪勢なジャンク船が並んでいたが。。

  • 我々が乗船するのはこんな船だった。<br />(船にもランクがあって、この船は☆2つだった。)<br /><br />港に着くや、すぐこの船に案内され、<br />船内で昼食をとりながらのハロン湾クルーズに出発!<br /><br /><br />(クルーズ船の大きさやグレードは様々で、<br />クルーズの時間やコースは多様で、海上遊覧だけでなく<br />無人島上陸や鍾乳洞見学、水上生活者の家の訪問などの<br />付随プランが付いたものなど色々なプランがあるようだった。<br />また、船上泊できる個室付きの大きなクルーズ船もあり、<br />特に、旅慣れた欧米人には人気があるとのことであった。)

    我々が乗船するのはこんな船だった。
    (船にもランクがあって、この船は☆2つだった。)

    港に着くや、すぐこの船に案内され、
    船内で昼食をとりながらのハロン湾クルーズに出発!


    (クルーズ船の大きさやグレードは様々で、
    クルーズの時間やコースは多様で、海上遊覧だけでなく
    無人島上陸や鍾乳洞見学、水上生活者の家の訪問などの
    付随プランが付いたものなど色々なプランがあるようだった。
    また、船上泊できる個室付きの大きなクルーズ船もあり、
    特に、旅慣れた欧米人には人気があるとのことであった。)

  • 港にはツアーごとに貸切されたよく似た船が多く停泊しており、<br />また、今回のツアーではクルーズ途中に一度下船して<br />鍾乳洞観光があるため、<br />鍾乳洞観光後に乗り間違える人が多いのか、<br />ガイドさんは、何度も船の番号は5995ですよ、<br />よく見て乗り込んでくださいと言っていた。

    港にはツアーごとに貸切されたよく似た船が多く停泊しており、
    また、今回のツアーではクルーズ途中に一度下船して
    鍾乳洞観光があるため、
    鍾乳洞観光後に乗り間違える人が多いのか、
    ガイドさんは、何度も船の番号は5995ですよ、
    よく見て乗り込んでくださいと言っていた。

  • 同じバスのツアー客が乗り込むとすぐに出港。<br />昼食をとりながらのクルーズのため、<br />既に船内のテーブルには、白いテーブルクロスがかけられ<br />食事のセッティングがなされていた。<br />昼食は、シーフード料理。<br /><br />すぐに、飲み物の注文を取り始められる。<br />そして、順次食事が運ばれてくる。<br /><br />

    同じバスのツアー客が乗り込むとすぐに出港。
    昼食をとりながらのクルーズのため、
    既に船内のテーブルには、白いテーブルクロスがかけられ
    食事のセッティングがなされていた。
    昼食は、シーフード料理。

    すぐに、飲み物の注文を取り始められる。
    そして、順次食事が運ばれてくる。

  • 初めの料理が運ばれてくるか来ないかのうちに、<br />小さな船が寄ってきた。

    初めの料理が運ばれてくるか来ないかのうちに、
    小さな船が寄ってきた。

  • 近くで撮れた魚介類を船内に入って売りに来たのだった。<br />持ち込まれたのは、ワタリガニに大アサリ、シャコガイで<br />珍しさも相俟って我々はシャコガイを二匹買った。<br />買ったものは、船内で調理してくれるとのことだった。<br />値段は忘れたが、ハノイ市内での物価と比較したら、<br />めっちゃ高かった。日本での値段と変わらないと思った。<br />ということは、この国の物価レベルを考えると、<br />観光客目当てのボッタクリ!<br />ハロン湾に来る道中で、ハロン湾が世界遺産になり<br />観光客も増えたので、この地域の人々は<br />車もいいものを乗っていて、お金持ちが多いと<br />現地ガイドが言っていたが、それも十分うなずけた。<br /><br /><br />(実は、この魚介類売りの船が出た後、しばらくして<br />果物売りの小船も来たのだが、現地ガイドが事前に<br />果物はあまり安全でないので買うのは<br />止めといた方が良いと言っていたので誰も買わなかった。)

    近くで撮れた魚介類を船内に入って売りに来たのだった。
    持ち込まれたのは、ワタリガニに大アサリ、シャコガイで
    珍しさも相俟って我々はシャコガイを二匹買った。
    買ったものは、船内で調理してくれるとのことだった。
    値段は忘れたが、ハノイ市内での物価と比較したら、
    めっちゃ高かった。日本での値段と変わらないと思った。
    ということは、この国の物価レベルを考えると、
    観光客目当てのボッタクリ!
    ハロン湾に来る道中で、ハロン湾が世界遺産になり
    観光客も増えたので、この地域の人々は
    車もいいものを乗っていて、お金持ちが多いと
    現地ガイドが言っていたが、それも十分うなずけた。


    (実は、この魚介類売りの船が出た後、しばらくして
    果物売りの小船も来たのだが、現地ガイドが事前に
    果物はあまり安全でないので買うのは
    止めといた方が良いと言っていたので誰も買わなかった。)

  • まず始めに出された料理は、アサリの香草炒め。

    まず始めに出された料理は、アサリの香草炒め。

  • スープ

    スープ

  • 食品偽装で一躍有名になった「バナメイエビ」の料理。

    食品偽装で一躍有名になった「バナメイエビ」の料理。

  • こんなちっさな(ボロッちい)船で調理されているのに、<br />案外まともな味付けだった。<br /><br />船首の方にトイレがあり、その向こうに調理室が見える窓があり<br />覗いてみたら、予想通りあまり清潔とは言えない調理場だった。<br />しかし、日本の料理屋さんでも見えないだけで<br />似たり寄ったりのところが多いと思うし、<br />一応、料理はみんな火を通したものばかりだったので<br />さほどショックはなかった。

    こんなちっさな(ボロッちい)船で調理されているのに、
    案外まともな味付けだった。

    船首の方にトイレがあり、その向こうに調理室が見える窓があり
    覗いてみたら、予想通りあまり清潔とは言えない調理場だった。
    しかし、日本の料理屋さんでも見えないだけで
    似たり寄ったりのところが多いと思うし、
    一応、料理はみんな火を通したものばかりだったので
    さほどショックはなかった。

  • これも見た目は良くないがイカの揚げ物で<br />左のソースにつけて食べる。そこそこ美味しかった。

    これも見た目は良くないがイカの揚げ物で
    左のソースにつけて食べる。そこそこ美味しかった。

  • イカの揚げ物をソースにつけ、バターライスと共に食す。<br />

    イカの揚げ物をソースにつけ、バターライスと共に食す。

  • カニグラタンではなく、クリームソースの中に<br />カニの身やその他の具材を詰めて揚げたもの。

    カニグラタンではなく、クリームソースの中に
    カニの身やその他の具材を詰めて揚げたもの。

  • 魚の種類は分からないが、<br />あっさりとした白身魚だった。

    魚の種類は分からないが、
    あっさりとした白身魚だった。

  • 揚げ春巻き。

    揚げ春巻き。

  • ようやくシャコも出てきた。<br />結構大きい。<br />実は、初めて食べたのだが、なかなか美味しかった。

    ようやくシャコも出てきた。
    結構大きい。
    実は、初めて食べたのだが、なかなか美味しかった。

  • キャベツ中心の野菜の料理。<br />もちろん、火は通してある。

    キャベツ中心の野菜の料理。
    もちろん、火は通してある。

  • 他の料理は、見た目はイマイチながら、<br />味の方は、★二つ半〜★三つくらいの味で<br />案外美味しかったのだが、<br />後からデェ〜ンと大皿にてんこ盛りで出されたこのライスだけは、<br />はっきり言って不味かった。<br />同行者は、殆ど誰も食べなかった。<br />いや、食べられなかった!

    他の料理は、見た目はイマイチながら、
    味の方は、★二つ半〜★三つくらいの味で
    案外美味しかったのだが、
    後からデェ〜ンと大皿にてんこ盛りで出されたこのライスだけは、
    はっきり言って不味かった。
    同行者は、殆ど誰も食べなかった。
    いや、食べられなかった!

  • ハロン湾は、「海の桂林」とも呼ばれ、<br />大小1600もの島々があるとのこと。<br />湾内には、小さなクルーズの船がたくさん出ている。<br />クルーズのコースは様々だそう。<br /><br />我々が行ったときには、ハノイ市内から遠く離れ<br />街を走るバイクの量は非常に少なく<br />ハノイの百分の一とか千分の一レベルなのに、<br />ハノイ市内とあまり変わらず、晴れているのにもやっていた。<br />この靄は、霧ではなく、間違いなくスモッグ。<br /><br />ここは中国国境から車で1時間くらいだそう。<br />数年前、香港に行った時、ビクトリアピークからの景色も<br />靄っていてあまり見えず、その時のガイドは季節風の影響で<br />中国からのスモッグが流れ込んできていると言っていた。<br />ここも同じように中国からのスモッグの流入が原因なのだろうか?

    ハロン湾は、「海の桂林」とも呼ばれ、
    大小1600もの島々があるとのこと。
    湾内には、小さなクルーズの船がたくさん出ている。
    クルーズのコースは様々だそう。

    我々が行ったときには、ハノイ市内から遠く離れ
    街を走るバイクの量は非常に少なく
    ハノイの百分の一とか千分の一レベルなのに、
    ハノイ市内とあまり変わらず、晴れているのにもやっていた。
    この靄は、霧ではなく、間違いなくスモッグ。

    ここは中国国境から車で1時間くらいだそう。
    数年前、香港に行った時、ビクトリアピークからの景色も
    靄っていてあまり見えず、その時のガイドは季節風の影響で
    中国からのスモッグが流れ込んできていると言っていた。
    ここも同じように中国からのスモッグの流入が原因なのだろうか?

  • よその船にも物売りが。。

    よその船にも物売りが。。

  • 『海の桂林』のパノラマ写真。

    『海の桂林』のパノラマ写真。

  • 鳥の形をした岩。<br />人気のある岩の一つ。

    鳥の形をした岩。
    人気のある岩の一つ。

  • この岩もかなり人気のあるスポットのようで、<br />何隻かの船が列をなしていた。<br />なかなかユーモラスだ。

    この岩もかなり人気のあるスポットのようで、
    何隻かの船が列をなしていた。
    なかなかユーモラスだ。

  • 「フローティングビレッジ」と呼ばれる<br />水上生活者の村だろうか?<br />現在でも、ハロン湾には4か所の水上生活者の村が点在し、<br />約1600人の人々が水上で生活をおくっているとのことだった。<br />我々は立ち寄らなかったが、何隻もの船が立ち寄っていた。

    「フローティングビレッジ」と呼ばれる
    水上生活者の村だろうか?
    現在でも、ハロン湾には4か所の水上生活者の村が点在し、
    約1600人の人々が水上で生活をおくっているとのことだった。
    我々は立ち寄らなかったが、何隻もの船が立ち寄っていた。

  • 鍾乳洞のある島に到着。写真はその船着場。<br />見学する鍾乳洞は「ティエンクン(=天宮)鍾乳洞」といい、<br />1990年代に発見されたのだそう。<br />奥の船着場に鍾乳洞の入り口があり、<br />鍾乳洞を出てくると手前の船着場に乗ってきた船が待っている。<br /><br />ここの鍾乳洞は、規模としてはさほど大きなものではないが<br />ライトアップの色遣いがかなりド派手。<br />一見の価値あり?<br /><br />この鍾乳洞の入場料は、日本円換算で約800円。<br />他のベトナムの観光施設と比べて驚くほどの割高だった。<br /><br />

    鍾乳洞のある島に到着。写真はその船着場。
    見学する鍾乳洞は「ティエンクン(=天宮)鍾乳洞」といい、
    1990年代に発見されたのだそう。
    奥の船着場に鍾乳洞の入り口があり、
    鍾乳洞を出てくると手前の船着場に乗ってきた船が待っている。

    ここの鍾乳洞は、規模としてはさほど大きなものではないが
    ライトアップの色遣いがかなりド派手。
    一見の価値あり?

    この鍾乳洞の入場料は、日本円換算で約800円。
    他のベトナムの観光施設と比べて驚くほどの割高だった。

  • 日本の鍾乳洞の中は、湿っていて、外気より<br />何度か温度が低いが、この鍾乳洞は外気より温度がやや高い。<br /><br />

    日本の鍾乳洞の中は、湿っていて、外気より
    何度か温度が低いが、この鍾乳洞は外気より温度がやや高い。

  • 自分がこれまで行ったことのある鍾乳洞は、<br />地中に入っていくものばかりだったが、<br />ここは岩山の中にあるので<br />鍾乳洞内に外からの光が差し込んでいるポイントもあった。<br />「ティエンクン(=天宮)鍾乳洞」という名の由来らしい。

    自分がこれまで行ったことのある鍾乳洞は、
    地中に入っていくものばかりだったが、
    ここは岩山の中にあるので
    鍾乳洞内に外からの光が差し込んでいるポイントもあった。
    「ティエンクン(=天宮)鍾乳洞」という名の由来らしい。

  • 写真はピンボケだが、このド派手な色遣いのライトアップは<br />感覚的には、日本人や欧米人を意識したものではないだろう。<br />ベトナム人の感覚か、隣国の中国を意識したものだろうか?

    写真はピンボケだが、このド派手な色遣いのライトアップは
    感覚的には、日本人や欧米人を意識したものではないだろう。
    ベトナム人の感覚か、隣国の中国を意識したものだろうか?

  • クルーズも終わり、港に戻ってきた。<br />港の両側には、リゾートホテルが建設されていて、<br />写真の建物も、建築中のリゾートホテルか<br />リゾートマンションだと思われる。<br /><br />ここで注目したいのが、この建築中の建物。<br />ベトナムには地震がないそうで、こんな立派な建物だけではなく、<br />街中の建物もほとんどがレンガ造り。<br />日本では考えられないような軟弱そうな構造。<br />現地ガイドの説明によると、震度3くらいの地震が来ても<br />壊れるんじゃないかと。。

    クルーズも終わり、港に戻ってきた。
    港の両側には、リゾートホテルが建設されていて、
    写真の建物も、建築中のリゾートホテルか
    リゾートマンションだと思われる。

    ここで注目したいのが、この建築中の建物。
    ベトナムには地震がないそうで、こんな立派な建物だけではなく、
    街中の建物もほとんどがレンガ造り。
    日本では考えられないような軟弱そうな構造。
    現地ガイドの説明によると、震度3くらいの地震が来ても
    壊れるんじゃないかと。。

  • 港の、前の写真の(建設中の建物がある)対岸には<br />立派なリゾートホテルが完成していた。<br /><br />このような建物を見てもも、何かここが社会主義国とは思えない。

    港の、前の写真の(建設中の建物がある)対岸には
    立派なリゾートホテルが完成していた。

    このような建物を見てもも、何かここが社会主義国とは思えない。

  • ハロン湾の少し手前に、写真のような果物を売っている<br />人達を何人か見かけた。<br />現地ガイドに聞くと、姫リンゴを売っているそうで、<br />ベトナムでできるリンゴは、写真のような小さな<br />姫リンゴしかなく、全然甘くはなく酸っぱいそう。<br /><br />ということなので、やっぱり安心できるホテルや<br />レストラン以外で、普通のリンゴが出てきたら<br />注意すべきだなと思った。<br /><br /><br />ところで、帰る途中での話だが、<br />我々が乗っていたバスが検問に会った。<br />現地ガイド曰く、<br />検問ではいろんな書類がチェックされるそうだが、<br />東南アジアの国ではよくあることだが、<br />この国も『ごめんなさい』よりもチップで片が付くそうで、<br />日本円換算で、普通の車なら2000円、<br />大型バスなら3000円くらいが相場だそう。<br />しばらく待たされた後、運転手がバスに戻って運転再開。<br />ガイドさんが、『上手く挨拶できました。』と解説  ( ̄Д ̄;;

    ハロン湾の少し手前に、写真のような果物を売っている
    人達を何人か見かけた。
    現地ガイドに聞くと、姫リンゴを売っているそうで、
    ベトナムでできるリンゴは、写真のような小さな
    姫リンゴしかなく、全然甘くはなく酸っぱいそう。

    ということなので、やっぱり安心できるホテルや
    レストラン以外で、普通のリンゴが出てきたら
    注意すべきだなと思った。


    ところで、帰る途中での話だが、
    我々が乗っていたバスが検問に会った。
    現地ガイド曰く、
    検問ではいろんな書類がチェックされるそうだが、
    東南アジアの国ではよくあることだが、
    この国も『ごめんなさい』よりもチップで片が付くそうで、
    日本円換算で、普通の車なら2000円、
    大型バスなら3000円くらいが相場だそう。
    しばらく待たされた後、運転手がバスに戻って運転再開。
    ガイドさんが、『上手く挨拶できました。』と解説  ( ̄Д ̄;;

  • 港に戻って、またまた4時間余りかけてハノイに戻って夕食に。。<br />夕食場所は、「シーズンズ・オブ・ハノイ」。<br />ここもツアーに組み込まれていたレストランで、<br />ハノイでは結構有名な店らしい。

    港に戻って、またまた4時間余りかけてハノイに戻って夕食に。。
    夕食場所は、「シーズンズ・オブ・ハノイ」。
    ここもツアーに組み込まれていたレストランで、
    ハノイでは結構有名な店らしい。

  • 店はフランス統治時代の軍幹部の邸宅を改装したものだそうで、<br />欧風の雰囲気が漂う店内で、<br />ベトナム北部料理を中心とした料理が味わえる。<br />料理の味については、比較的日本人の口に合う味付けで<br />そこそこ美味しくいただけた。

    店はフランス統治時代の軍幹部の邸宅を改装したものだそうで、
    欧風の雰囲気が漂う店内で、
    ベトナム北部料理を中心とした料理が味わえる。
    料理の味については、比較的日本人の口に合う味付けで
    そこそこ美味しくいただけた。

  • 写真は、夕食場所の「シーズンズ・オブ・ハノイ」のドリンクメニュー。<br />値段は、例えば、ハノイビール、ハイネケン、タイガービールの<br />ボトルが50,000ドン(日本円換算で約250円)と<br />日本のレストランなんかと比べるとかなり安い。<br />

    写真は、夕食場所の「シーズンズ・オブ・ハノイ」のドリンクメニュー。
    値段は、例えば、ハノイビール、ハイネケン、タイガービールの
    ボトルが50,000ドン(日本円換算で約250円)と
    日本のレストランなんかと比べるとかなり安い。

  • 牛肉のフォー。<br />スープや麺は、とてもあっさりとしていて美味しかった。<br />ただ、肉はやや固かった。

    牛肉のフォー。
    スープや麺は、とてもあっさりとしていて美味しかった。
    ただ、肉はやや固かった。

  • 生春巻き。<br />生ものだったが、ちゃんとした店だったので<br />美味しくいただいた。

    生春巻き。
    生ものだったが、ちゃんとした店だったので
    美味しくいただいた。

  • 野菜炒め。

    野菜炒め。

  • 空芯菜の炒め物。<br />しっかりとした歯ごたえがあり、思ったほどのクセもなく<br />美味しく頂けた。<br /><br /><br />【参考】<br />「空芯菜(クウシンサイ)」とは、茎が空洞のためこの名前がついたそうで、<br />中国原産の野菜で、東南アジア一体で栽培されているなど<br />栄養価が非常に高い野菜。<br />見た目はややホウレンソウにも似ているが、<br />多量のベータカロチンのほか、ホウレンソウの何倍もの<br />カルシウムやビタミンA,B,Cが含まれているらしい。<br /><br /><br />

    空芯菜の炒め物。
    しっかりとした歯ごたえがあり、思ったほどのクセもなく
    美味しく頂けた。


    【参考】
    「空芯菜(クウシンサイ)」とは、茎が空洞のためこの名前がついたそうで、
    中国原産の野菜で、東南アジア一体で栽培されているなど
    栄養価が非常に高い野菜。
    見た目はややホウレンソウにも似ているが、
    多量のベータカロチンのほか、ホウレンソウの何倍もの
    カルシウムやビタミンA,B,Cが含まれているらしい。


  • 豚肉とたまねぎの炒め物

    豚肉とたまねぎの炒め物

  • ライス(ココナッツ油炒め)。

    ライス(ココナッツ油炒め)。

  • 確か白身魚のフライの炒め物だったと思う。<br />この後に、お茶とデザートのプリンが出てきた。<br /><br /><br />食事が終了すると、本日同行のツアー客達は、<br />殆どが翌日も観光があるためホテルに送られて行ったが、<br />我々は現地2泊の弾丸ツアーなので、<br />そのまま約1時間ほどかけノイバイ空港まで送ってもらうことに。<br />空港に着いたのは、午後9時過ぎ。<br />チェックインは比較的スムーズに行けたので、<br />翌3日0時30分発の便で関空に向け帰ることになるのだが、<br />それまで3時間以上狭い空港ロビーで待たされることに。。<br /><br />既に空港ロビーには多くの搭乗待ちの人々(日本人だけじゃない)がいて、<br />ロビーのシートは全く空いていず。<br />我々だけでなく、他の人々もみんな疲れているのは分かるが、<br />荷物をシートにおいて占領している人や<br />シートを何個か占領して寝転んでいる人などの不埒もんも<br />結構多く見かけられ、かなりイラつかされた。<br />仕方ないので、最初は数少ない免税店をうろついても見たが、<br />購買意欲をそそるようなものもなし。<br /><br />一つだけ助けられたのが、もうワンフロアー上に、<br />1か所だけ喫煙ルームがあったこと。<br />喫煙ルームでビールでも飲みながら時間つぶしをしようと思い<br />ベトナムビールを買ってみると、免税店なのに街中のスーパーで<br />日本円換算で40〜50円程度で売られているビールが、<br />100円もする。なんじゃこりゃ!<br /><br />待ちに待った飛行機は、定刻通り0時30分(日本時間午前2時30分)に<br />ノイバイ空港をテイクオフ。<br />関空には、6時40分に到着予定。<br />約4時間のフライトなので、寝ている暇もない。<br />離陸後、すぐに機内食も配られ、疲れすぎて眠れそうにもないので<br />ワインを何杯も注文して飲んでいたら、少しうとうとしだしたが<br />そうこうしているうちに関空に着いた。<br /><br />ベトナム航空の機長は、相当訓練されているのか<br />行きも帰りも非常にソフトな着陸だった。これは良かった。<br /><br />ハノイ4日間のコースは、わずかな滞在時間の間に<br />いろんなところに連れて行ってくれ、結構楽しかったが、<br />相当ハードなツアーでもあった。<br />まさに弾丸ツアーと呼ぶにふさわしいものであった。

    確か白身魚のフライの炒め物だったと思う。
    この後に、お茶とデザートのプリンが出てきた。


    食事が終了すると、本日同行のツアー客達は、
    殆どが翌日も観光があるためホテルに送られて行ったが、
    我々は現地2泊の弾丸ツアーなので、
    そのまま約1時間ほどかけノイバイ空港まで送ってもらうことに。
    空港に着いたのは、午後9時過ぎ。
    チェックインは比較的スムーズに行けたので、
    翌3日0時30分発の便で関空に向け帰ることになるのだが、
    それまで3時間以上狭い空港ロビーで待たされることに。。

    既に空港ロビーには多くの搭乗待ちの人々(日本人だけじゃない)がいて、
    ロビーのシートは全く空いていず。
    我々だけでなく、他の人々もみんな疲れているのは分かるが、
    荷物をシートにおいて占領している人や
    シートを何個か占領して寝転んでいる人などの不埒もんも
    結構多く見かけられ、かなりイラつかされた。
    仕方ないので、最初は数少ない免税店をうろついても見たが、
    購買意欲をそそるようなものもなし。

    一つだけ助けられたのが、もうワンフロアー上に、
    1か所だけ喫煙ルームがあったこと。
    喫煙ルームでビールでも飲みながら時間つぶしをしようと思い
    ベトナムビールを買ってみると、免税店なのに街中のスーパーで
    日本円換算で40〜50円程度で売られているビールが、
    100円もする。なんじゃこりゃ!

    待ちに待った飛行機は、定刻通り0時30分(日本時間午前2時30分)に
    ノイバイ空港をテイクオフ。
    関空には、6時40分に到着予定。
    約4時間のフライトなので、寝ている暇もない。
    離陸後、すぐに機内食も配られ、疲れすぎて眠れそうにもないので
    ワインを何杯も注文して飲んでいたら、少しうとうとしだしたが
    そうこうしているうちに関空に着いた。

    ベトナム航空の機長は、相当訓練されているのか
    行きも帰りも非常にソフトな着陸だった。これは良かった。

    ハノイ4日間のコースは、わずかな滞在時間の間に
    いろんなところに連れて行ってくれ、結構楽しかったが、
    相当ハードなツアーでもあった。
    まさに弾丸ツアーと呼ぶにふさわしいものであった。

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