2013/03/03 - 2013/03/03
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アルプ・グリュムさん
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東海道17番目の宿場である興津宿は、難所の薩た峠を越えてきた旅人の休憩として、越えて行く旅人の旅装を整える宿として賑わいを見せた。
飛鳥時代にすでに「清見関」が設けられていたほど軍事・交通の要衝でもありました。
興津宿の史跡は碑として設置してありますが清見寺、興津坐漁荘は見どころがたくさんあり歴史を感じることができました。
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興津宿の散策は興津駅からスタートします。
前回訪れた薩た峠では由比駅から興津駅まで歩き、興津宿も散策したいと思っていましたが、疲れ切った私の足では無理と判断し帰途に着きました。
今回は改めて興津宿を散策します。 -
興津宿の旧東海道は平坦な道なので楽でした。
要所に点在する旧東海道の痕跡を求め歩きます。 -
旧東海道沿いには由緒ある店舗が点在しています。
高山仙吉商店は米屋で、昔懐かしい展示物が見られます。 -
興津のたい焼き屋
頻繁に車で買いにくるので、地元ではかなりの評判の店の様です。 -
大澤製麺所
麺の博物館と称し天日干しの素麺の昔ながらの製法が見られます。 -
興津宿公園
案内板にはここが伝馬所(街道の宿駅で人馬の継ぎ立てを行う所)があった場所と記されています。 -
興津宿公園には興津宿の案内板あり当時の一軒一軒の旅籠が図示されています。
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興津宿由来の案内板
英語と共にハングル文字が併記されています。 -
旧東海道には関係ありませんが興津町役場跡の碑
興津は静岡市清水区に編入され、取り壊されたそうです。 -
興津宿東本陣跡の碑
市川家の旅籠があった場所です。 -
興津宿東本陣跡の碑
民家の左側にはは木製の碑があります。 -
興津宿東本陣跡の碑
民家の右側は石碑となって地面に固定されています。 -
潮屋の宮様まんぢうも見えます。
明治時代に、或る宮様が興津の清見寺にお泊りになられた際
興津の特産の小さなお菓子「まんぢう」を差し上げました。 -
水口屋跡
江戸時代の水口屋は、脇本陣であり、明治以降は西園寺公望や伊藤博文など、日本の政治経済の大物たちが数多く宿泊しました。 -
興津宿公園の案内板にも載っていた由緒ある薬局の扇子屋
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西本陣跡
バイク、サイクルショップの隣には手塚家の旅籠がありました。 -
西本陣跡
今は空き地となっています。
興津宿に関するモニュメント等が建てられることを祈ります。 -
大正天皇在東宮海水浴御成道
明治22年に東海道線が開通してから電車で海水浴に来られました。 -
清見寺 総門
この寺は由緒、見所がたくさんあり興味深く拝観しました。
山門の裏側には東海道線の線路が貫いています。
線路のルート決定の由は不明ですが他のルートを考えなかったのでしょうか? -
清見寺 鐘楼
文久三年(1863年)の改築にして、麓鐘は正和三年(1314年)の鋳造である。 -
清見寺 大方丈
文政年間の改築された素晴らしい日本の建築美を誇っています。 -
清見寺 大方丈
横の壁には歴史を物語るたくさんの詩文が掲げられています。
文久3年の文字も見られました。 -
清見寺
徳川川家康公手習乏間遺構 -
清見寺
徳川川家康公手習乏間遺構 -
清見寺
大方丈裏には庭園があります。 -
清見寺 庭園
徳川家康も愛した由緒ある庭園です。 -
清見寺
五百羅漢は日本各地に存在しますが、清見寺は江戸中期(天明8年)の仏像です。 -
清見寺
五百羅漢の仏像の表情はすべて違います。 -
清見寺 仏殿
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清見寺
大方丈と仏殿間の渡り廊下 -
清見寺 臥龍梅(がりょうばい)
隠居後の徳川家康が清見寺訪問の際に清見関梅を取寄せ接木させたもの。
奥の建物は23番の札所の瑞雲院。 -
興津坐漁荘
明治から昭和にかけて活躍した政治家、元老・西園寺公望が1920年に興津清見寺町に建てた京風の純和風建築の別荘です。
平成16年に復元されましたが本物は愛知県の明治村に移築されています。 -
興津坐漁荘
現在では復元されましたが興津坐漁荘跡として石碑が残っています。 -
興津坐漁荘
別荘からは眼下に駿河湾が一望できたそうですが現在の海ははるか先です。。 -
井上肇侯爵の銅像
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清水清見潟公園
寒桜でしょうか? きれいに咲いています。 -
興津坐漁壮
清水清見潟公園から見た興津坐漁荘。
石垣の部分までは海だったそうです。 -
皇太子殿下御海水浴跡の碑
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皇太子殿下御海水浴跡の碑
今では埋め立てにより海が遠くに離れてしまいました。 -
清水清見潟公園
道路の右側は別荘地で昔の海岸の波よけの石垣が残っています。 -
歴史と文化のまち興津の大きな壁絵を発見しました。
興津まちづくり推進委員会の力作で興津の見所を絵に描いて紹介しています。
駿河湾には魚も描かれています。 -
清水清見潟公園の一角には展望台が設置してありますが正面は埋め立て工事中で、斜め前方に海が臨めます。
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清水清見潟公園横には石垣が残っています。
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清水清見潟公園外側には防潮堤も残っていますが海ははるか先です。
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清水清見潟公園外側には防潮堤に通路として歩道が作られいますが防潮堤のコンクリートの厚さが厚いことが分かります。
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割烹旅館岡屋
興津宿の旅籠として営業していた由緒ある割烹旅館です。
私も宿泊して江戸時代の旅人気分に浸ってみたいと思いました。 -
興津駅に戻って散策は終了です。
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