1967/07/04 - 1967/11/24
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Holisunさん
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海外旅行にはリスクはつきもの、つい最近も新婚旅行中にタクシーの中で物取りに遭い、新郎は撃たれて死亡、新婦も重傷と言う事件が起きてしまった。
私の職場でも新婚旅行に出かけたカップルが東南アジアで人力車に乗ろうとしたらハネムーンだと言うのに2台に分乗させられ、前を行く夫の力車を後を往く新婦の力車が追う形で市内案内が始まったらしい。
その後しばらく行ったところで、後ろについて来ているはずの妻の乗る力車が見当たらない。
慌てて夫は妻を探してくれと頼んだが見つからない。私たちの職場でも支援金を集めて彼を現地へ送り出し、妻の行方探しに行ったが、結局彼女は見つからなかった。
こうして旅先では思いがけないことが起きるものです。
私がインドのボンベイ(現在のムンバイ)でギャングに遭い、バックごと現金、パスポート、国際免許証、トラベラーズチェック等旅を続けるのに必要な必需品が消えたことがあり、東京の自宅の隣に住むイギリス人大学教授に国際電話を入れたら、彼の最初の一言が「殺されなくてラッキーだったね!」だった。
彼は一橋大学と津田塾大で当時教鞭をとっていたが、英単語の豆辞書・通称;豆単(イワタの豆単で受験生に親しまれたもの)その帯に推薦文を書いた人物だから名前を出せば懐かしい人もいるかも知れないが、彼はボンペイの空港でポーターに荷物を預けてポーターの後をついて行ったら角を曲がった瞬間、まるでマジックのようにポーターが消えてえらい目に遭ったことがあると言われた。 落胆していた私を励ます意味もあったのかと思うが、外国ではある程度の緊張を持たないととんでもないことに遭遇すことが分かる。
日本ほど治安の良い国は少なく、旅行者を餌食にしている輩はどこの国にもいるのだ。
当時、アメリカでは質屋で10ドルぐらいからピストルが売られていた。 私はギターを旅の土産にしたいと中古のギブソンを買おうと質屋に入った時のこと、当時でもギターと言えば「ギブソン」、300ドルで買えれば超廉価でありがたいと考えた。
現地で映画ロケに呼び出され、エキストラで10日ぐらい働いただろうか? 時給が8ドルだったから偶然にも600ドル近く現地で稼ぐことができた。
当時日本ではニコヨンと言って1日働いて254円が最低賃金だったから、いかにアメリカが高給だったかが分かる。
一日働いただけで約二か月分の給料18000円を稼げたから懐は温かく、日本だったらよっぽどの人でないと買えないギブソンを手に入れられる事を喜んだものです。
当時のアメリカの消費税は6%で外税だったと記憶していますが、税金分を安くしてやる、と言うんです。 それで護身用にピストルをかっえ置くと良いと薦められて、実弾を一箱(50発入りだったかな?)をつけて30ドルからあるからどうか・・と薦めてきた。
アトランタだけでなくどこを歩いても警備員やセキュリティスタッフまでが銃を持っていたから護身上、何の疑問も持たずピストルがほしいと思ったのです。
その時目に入ったのがローヤルのタイプライター、これが135ドルプラス外税で約10ドル、ピストルを買う余裕がなくなったのです。
今、我が家にはそのローヤル・タイプライターが飾り物になっています。 ピストルなど買わずに帰国して良かった、とつくづく思うこのごろです。 旅先の衝動買い、頼まれものは要注意ですぞ!
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