冬のレッサーパンダ詣とイルミネーションで埼玉こども動物自然公園と昭和記念公園へ(1)カフェ・ラテ・キャラ・メル・リリィ・ハナビ・コウタの夢のわらわら7匹大暴れ~慈しみの母の顔したリリィちゃん
2013/12/14 - 2013/12/14
330位(同エリア735件中)
まみさん
ほぼ毎日のようにチェックしていたレッサーパンダ・ブログで、埼玉こども動物公園では、今年生まれの4匹の子パンダたちが、そのうち2匹のお母さんのリリィちゃんとお姉さんのハナビちゃんだけでなく、さらに大人のオスのパンダと一緒に7匹で展示されていることを知りました。
その様子を、なまで見たくて見たくてたまらなくなりました。
幸い、埼玉こども動物自然公園は我が家からアクセスしやすいので、その7匹展示が終わる前に見に行くことができましたが、記事にあったとおり、リリィちゃんが、自分の子たちだけでなく、ナツちゃんの子供たちの母代わりになっているけなげな様子を、目の当たりにすることができました。
今回は、コウタくんが屋外展示の7匹目でした。
屋外でコウタくんに会えるのはずいぶん久しぶりなので、外でコウタくんに会えたのは嬉しかったです。
ところが、午後の一時でしたが、コウタくんは急にスイッチが入ったように興奮し出し、凶暴にすらなってしまいました。
コウタくんは子パンダたちを片っ端から追い回し───はじっこで目立たないようにおとなしくしていたただけのラテかメルすらも追い立て、とっくみあいのけんかをしましたが、子パンダたちは、子供同士のじゃれ合いのときとは違う、本気の悲鳴をあげて、おびえていました。
あんな絶叫は聞いたことがなかったです。
カフェだったと思いますが、コウタくんに追い回されて木の上に逃げて、追いつめられてしまいました。
あの高い木の上から落ちたら、無事ではすまないだろうと、ほんとうにはらはらしました。
この私ですら、写真を撮ってなんかいられませんでした。
子パンダが木の上に追いつめられたのは2度もありました。
コウタくんに追い回された子パンダは、どうしても自分では安全だと本能で思う木の上に逃げてしまうようです。
子パンダの絶叫を聞いて、リリィちゃんが間に入って子パンダたちを守りました。
必死にコウタくんをなだめ、コウタくんから逃れた子を背後にかばい、慰めたりもしていました。
涙が出そうになるほど感動的でした。
コウタくんは、そのリリィちゃんとも取っ組み合いをしていました。
午前中のコウタくんは、少なくとも子パンダととっくみあいをしていても、単に手加減できなかっただけに見えたのですが、その午後の一時は、コウタくんはほんとに手がつけられないほど興奮していました。
子パンダを追い回すのでなければ、興奮したコウタくんは見ていて面白かったのですが……2足歩行で立ち上がったままとことこ歩いたし、細い竹にのぼってぎゅい~としならせて地上に落ちたり、一匹で飛び跳ねたり、ほんと、どうかしちゃったのかとびっくりしました。
やがて嵐がすぎて、コウタくんが落ち着いた後、いつのまにか木の上の方に避難していたハナビちゃんが、もう大丈夫かな、ってかんじで下りてきたときは、ちゃっかりしているな、とほっとした分、笑いがこみあげてきました。
コウタくんの興奮時間が一時だったからよかったものの、あれではとてもリリィ母さんの気が休まるときがないと思いました。
コウタくんは次から次へと子パンダにちょっかいを出し、絶叫あげる子パンダたちをリリィちゃんがかばって回っていましたから。
リリィちゃん、ほんとにおつかれさまでした。
でも、ずうっとそんなはらはら続きだったわけでありません。
だいたい11時頃から15時まで約4時間はりついていた間(子パンダ4匹とリリィちゃんが固まって眠ってしまったときに、隣のミーアキャットやプレーリードッグを見に行ったりしましたが)、大半はまったりと、子パンダぞろぞろの微笑ましいのどかな様子が見られました。
もちろん、子パンダたちは、ごはんを食べているのでなければけんかしていて、子パンダ同士のじゃれあいであっても激しくて、はらはらしたときもありました。
でも、子供同士のけんかなので、コウタくん相手よりは、まだ安心して見ていられました。
リリィちゃんも、子供同士のけんかのときは、基本的に手出しせずに、見守っていました。
ちゃんと見守っていたリリィちゃんの顔は、慈しみの母の顔でした。
リリィちゃんと対照的に、独身貴族のお姉さんのハナビちゃんは、基本的にマイペース。ますます茶目っ気たっぷりの愛嬌ある顔つきになりました。
基本的に子パンダたちをスルーしていましたが、一度だけ、木の上で子パンダに通せんぼされたときは、「ぐわっ」とものすごいうなり声を出して威嚇しました。
でも、リリィちゃんが飛んでくるような事態にはならず、ハナビちゃんの方がよけてあげたように見えました。
また、一度、ハナビちゃんがコウタくんを追いかけ回しているところもみましたが……、ハナビちゃん、ぐわっぐわっとうなり声がすごく、本気で追い立てているように見えました。残念ながら恋しているレッサーパンダのほほえましい姿にはとても見えませんでした(苦笑)。
見ていてはらはらすることも多かったけれど、子パンダたちはすくすく育っているようで、ほっとしました。
子パンダのうち、カフェくんは大木のクスノキのだいぶ上の方まで登れるようになっていました。
たぶん、子パンダ全員、渡り木のある途中までは、登っていたと思います。子パンダだと見分けがつかないことも多かったので、断言できませんが。
子パンダたちはみんな食欲旺盛で、よく食べ、よく遊び、よく眠り……いや、眠っていた時間は短かったです。
7匹もいると、誰かが昼寝していても、誰かしら起きているものだけど、子パンダたちは、リリィちゃんのそばで5匹、団子になって眠りました。
でも、そのうちの何匹かはもそもそして寝ていてもおとなしくしていなく、寝かしつけても起きてしまう人間の子を連想しました@
今回はまたまた1日の撮影枚数をさらに更新して、自分でもびっくりするくらいたくさん写真を撮ってしまいましたが、大半がレッサーパンダの写真だったので、主に子パンダだけのじゃれじゃれ写真は、次の旅行記にまとめました。
<埼玉こども動物自然公園と昭和記念公園のイルミネーションをはしごした1日の旅行記のシリーズ構成>
■(1)カフェ・ラテ・キャラ・メル・リリィ・ハナビ・コウタの夢のわらわら7匹大暴れ~慈しみの母の顔したリリィちゃん
□(2)Baby Red Panda!~子パンダ4匹じゃれじゃれ特集
□(3)ゆず湯にカピバラ全員集合!~その他の動物たち~放し飼いマーラの親子にも会えた@
□(4)昭和記念公園のノスタルジックなファンタジー・イルミネーション復活!
埼玉こども動物自然公園の公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/
<タイムメモ>
09:30頃 家を出る
10:00 高坂駅到着
10:07発の鳩山ニュータウン行きバスに乗る
10:15 埼玉こども動物自然公園に到着
10:25~10:40 なかよしコーナー
10:45~13:30 レッサーパンダ
13:30~13:55 ミーアキャット&プレーリードッグほか
13:55~15:00 レッサーパンダ
15:05~15:15 マヌルネコ
15:20~15:35 放し飼いマーラ
15:50~16:05 ワラビー&ゆず湯のカピバラ
16:10~16:25 コアラ&カナダヤマアラシ
16:30頃 埼玉こども動物自然公園を出る
16:41発のバスで高坂駅へ
17:39 夕食のあと高坂駅発の東武東上線に乗る
18:53 JR立川駅到着
19:25~21:00 昭和記念公園イルミネーション
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
- 旅行の手配内容
- その他
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-
10時15分に埼玉こども動物自然公園に到着!
午前中はゲートの写真を撮ろうとすると逆光になります。
クリスマスツリーが飾られていました。
ほんとは9時半の開園と同時に入れるように来たかったけれど、朝、ふとんの中でちょっとぐずぐずしてしまいました。 -
本日、お外にいるレッサーパンダたちは……
久しぶりにコウタくんにお外で会えます!
ちなみに、本日、ミンミンの写真は一枚も撮れませんでした。ごめんね、ミンミン。
子パンダ4匹のうち、カフェとラテはミンミンとナツちゃんの子供、キャラとメルがコウタくんとリリィちゃんの子供です。
誕生日は、ナツっ子の方がリリィっ子より1ヶ月早いです。
そのせいか、リリィっ子の方がナツっ子より小柄なのですが、だんだんと大きさに差がなくなりつつあります。
ハナビちゃんはミンミンとナツちゃんの子供で、一人っ子で生まれました。カフェとラテのお姉さんにあたります。
そしてリリィちゃんとハナビちゃんは母親同士がココとナツの双子なので、従姉妹にあたります。
という関係性を、母子以外、レッサーパンダたちは認識していないでしょうね。 -
10時45分に到着したときは、子パンダたちはごはん中@
ナツっ子のカフェくんかと思っていましたが、よくよく見ると、白眉毛が逆三角。
ということは、リリィっ子のキャラくんでした。
目元はコウタ・パパにそ〜っくり! -
下からたっちして笹を食べているのは
てっきりナツっ子のラテくんか思っていましたが、リリィっ子のメルくんかも。
ラテくんもメルくんも、白眉毛がくっきり2つに分かれています。 -
もぐもぐメルくん
-
じーっとターゲットを見つめるラテくん
ナツっ子ラテくんは、顔の雰囲気からも、現場で見分けがつきやすかったです。 -
あーん
-
ぱくっ!
-
子供らが去ったあとに……
コウタくんです。
大人のパンダたちは、一目で分かりました。
それだけ見慣れたんですねぇ、私も。
コウタくん、見事な立ち姿です。 -
つかまりたっちのまま手を伸ばして笹を引き寄せる
-
精悍な顔立ちのコウタくん
-
あぐあぐするナツっ子のカフェくん
-
もっと葉っぱがあるターゲットを見っけ!
カフェくんです。
でも、現場ではキャラくんかと勘違いしていたかも。 -
穏やかな母の顔のリリィちゃん
リリィちゃんが今年の春に札幌の円山動物園からやってきてから、ここ埼玉で何度も見ましたが、ハナビちゃんと同居していたときは気の強いお姉さんという風情だったのが、コウタくんと同居していたときは乙女でした。
そして今や、母の顔をしています。
リリィちゃんはほんとにここ1年で変わったと思います。 -
ごはんの後は木登り
カフェくんだと思います。 -
ミニ・コウタ〜!
キャラくんにしては眉毛がちょっと違う気がするけれど、ちょっと眉をひそめているからかしら。 -
子どもたちを見守るリリィちゃん
-
カフェくんがリリィちゃんに甘えてる@
-
甘えん坊がもう1匹やってきた@
ラテくんではなかったかと思います。 -
兄弟よ
リリィっ子ではないかと思います。
大人になったら別れ別れになるのだから、いまのうちにたくさん一緒に過ごして、思い出を作ろうね。 -
子パンダたちはみんな木登りができるようになった@
この子はキャラくんかな。メルくんかな。 -
いつのまにかはるか高い位置に移動していたコウタくん
-
子パンダは食欲旺盛!
-
笹を見る目が輝いているネ
うーん、キャラくんかな。 -
しっかりつかんで引き寄せる
昼過ぎ、もう残っている葉っぱは少ないけれど、たくさんあった笹は、7匹で食べ尽くしました。 -
いつのまにかはるか高い位置に移動していたハナビちゃん
そして早くもお昼寝体勢に。
ハナビちゃん、額の毛はどうしたの? -
木登りに余念ないカフェくん
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そろそろおねむなキャラくん
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ふかふかの枯れ葉の上で
-
ラテくんがお水を飲みに来た@
-
誰の尻尾かな〜
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お水を飲んだあとのコウタくん
午後の一時、いきなりスイッチがはいったとき以外は、おとなしかったんです、コウタくん。 -
「ママ〜」とやって来た我が子を見るリリィちゃん
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キャラくんの毛づくろいをするリリィちゃん
でも、キャラくんはうるさがっていました。
子パンダって、ある程度大きくなると、母親に毛づくろいされるのをいやがるのかしら。
それは自立の一歩? -
ママの毛繕いを嫌がって、むっくりと起きてしまったキャラくん
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でも眠気に勝てない@
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キャラくん以外の子パンダたち、再びわらわらご飯タイム
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生えている草を狙うカフェくん
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丸太の上から笹を引き寄せるラテくん
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ラテくんのお隣にいるのは、メルくんかな
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だんだんと距離が近づく@
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一緒に仲良くもぐもぐしよう@
-
ずりっと下に落ちたメルくんだけど
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今度は下から手を伸ばす
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笹にお口が届いた@
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キャラくんは食い気より眠気@
奥にいるのはリリィ・ママです。 -
お水を飲みに来たカフェくん
-
「ボクもそこで寝ていい?」
-
たれパンダ3匹@
手前からカフェくん、キャラくん、リリィちゃん。 -
可愛らしいツーショット。
また兄弟がやって来たので、一緒に顔を上げるカフェくんとキャラくんでした。 -
お兄ちゃんたちを足蹴にして寝場所を探るメルくん@
-
「なんか重いぞ〜」とキャラくん
少し離れたところで寝ているリリィちゃんの寝顔は、落ち着きのない子どもたちをこっそり笑っているようです。 -
子らが居ぬ間に……
もう葉っぱはほとんどなくなってしまったね、コウタくん。 -
ママのそばで固まってお昼寝
-
「なにかしら、この集団は?」
ってな顔で子パンダたちをチラ見しながら水を飲むハナビちゃん。 -
先にお昼寝をして、おなかがすいてきたハナビちゃん
-
残り少ない笹の葉にパクつくハナビちゃん
-
リリィ・ママのそばにみんなそろってお休みなさ〜い
-
窮屈だったのか、もそもそ移動したメルくん
そのうちまたみんなすぐに起き出しました。
冬のレッサーパンダはお昼寝時間も短く、とても活動的です。 -
でも、最後まで起きようとしなかったこの子
メルくんかな。 -
するすると木の上を渡るハナビちゃん
-
残り少ない笹にパクつくハナビちゃんの、ちょっぴりニヒルな微笑
-
木に登って嬉しそうなカフェくん
-
するすると木登りがすっかり上手になったカフェくん
子パンダたちの中で、1番危なげなく木登りしていたのがカフェくんだったと思います。 -
カフェくん、こっち見た〜@
-
お水を飲みに来たラテくん
-
再びリリィ・ママとお昼寝態勢に入った子パンダたち
-
水を飲みに来たコウタくん
このときのコウタくんは、子パンダがわらわらいても、特に構ったりしませんでした。 -
子パンダに構わず、お散歩、お散歩
-
ラテくん、灌木の葉っぱを味見かな
-
お水を飲みに来たラテくんの
-
曲がった尻尾が見たい〜
-
きゅっと曲がったラテくんの尻尾
-
仲良くお水を飲む
でももうそれ、からっぽじゃないかしら。 -
今度はカフェくん
-
そしてハナビちゃん
子パンダも可愛いけれど、やっぱりハナビちゃんはとっても可愛いです。
私がレッサーパンダにはまるきっかけになったのは、ナツちゃんとハナビちゃん親子なのです。 -
いたずらっぽい表情を見せたハナビちゃん
-
女の子らしい顔つきのハナビちゃん
そういや、額の毛は直ったね。 -
1番おっとりしてしていたラテくん
-
将来コウタ・パパ似の精悍な男の子になりそうなキャラくん
すでにコウタくんにそっくりですけど@ -
子パンダによりそうリリィちゃん
-
カフェくん、避難中
-
おつかれリリィちゃん
コウタくんが大暴れしたひととき、子パンダたちを懸命に守ってくれました。
いまは、ほんのひとときでも、しばしゆっくりお休みなさい。 -
コウタ嵐のあとの子パンダたち
-
気むずかしそうな顔がキュートなキャラくん
-
慈愛の微笑みを浮かべたリリィちゃん
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悲鳴ってるんじゃなくて、あくびだよ
白眉毛が逆三角のキャラくんです。 -
木登り大好きカフェくん
-
メルくん、来ちゃだめ、そこにいるのはコウタくんだよ!
いまのコウタくんは刺激しない方がいいからね。 -
カフェくんもコウタくんと必死に戦ったね
-
ぺろっと味見のカフェくん
-
木登りメルくん
現場では実はカフェくんかと思っていました。 -
高い木の上から地上を見渡すメルくん
レッサーパンダたちの前に張り付くこと、約4時間。ランチ抜き。
胸がいっぱいになって、食べなくても全然平気でしたから。
7匹もいれば誰かしら動いていて、可愛いしぐさを見せてくれて、シャッターチャンスがあって。
一日中張り付いていてもいいと思ったくらいでした。
でも、本日は、ゆず湯のカピバラも見たかったので、レッサーパンダの前にいるのは15時までと決めて、15時にすっぱり立ち去りました。
その約4時間の間にレッサーパンダの写真をたくさんたくさん撮ったので、子パンダたちのじゃれじゃれ写真の旅行記は別立てにしました。
「冬のレッサーパンダ詣とイルミネーションで埼玉こども動物自然公園と昭和記念公園へ(2)Baby Red Panda!〜子パンダ4匹じゃれじゃれ特集」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/10840963
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