2013/11/30 - 2013/12/09
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satochanさん
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実はまだ中南米行ったことない。アメリカ大陸で行ったことがあるのはなんとアメリカだけ。小さいころ&大学留学とで住んだ。でも旅に興味があまりなく、アメリカ内をちょこちょこと旅行したから十分だった。
シンガポールからだとアジア・中東・アフリカ・ヨーロッパには集中しやすい環境ですが、アメリカは反対側なので遠い。気がつけば過去12年間あっち側行ってなかった。興味はあるけど行動に移す優先順位が他の場所よりも低かっただけですね。
で、ここにきてついに12年ぶりのアメリカ側。
キューバに行きたい、セントマーチンに行きたい、じゃあ全部行っちゃえ。
(この日記では☆の部分を書いてます)。
☆11/30 KLMでSGからアムステルダム経由ハバナ
☆12/1 ハバナ観光
☆12/2 ハバナ観光
☆12/3 ハバナ観光
12/4 Copaでパナマへ、パナマ観光
12/5 Copaでセントマーチンへ
12/6 セントマーチン観光
12/7 セントマーチン観光、夕方エルフラでパリへ
12/8 早朝着、パリ観光、夜SGへ
12/9 SG帰着
全部行きたいと思ったらとても金がかかったが、やっぱり自分の気持ち優先で買っちゃった。結果は本当に満足な旅となったのでOK!
キューバは、金融制裁を受けてる7カ国全部行きたいと思ってたのでキューバも行っておかねばならなかった。そうそう、カストロが生きてるうちに行っておきたかった。
実質3日しかなかったので結局ハバナでのんびり観光してました。地球半分周って来たから最初はゆっくりと。。。観光してモヒート飲んでみたいな調子でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
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始まりはいつもチャンギから。1:25発KLMでアムステルダム経由ハバナ。約24時間の旅。でも時差があるから同日着。
1時25分だから空港行くまでかなり余裕。仕事後に東京から来ていた友人とSGの友人たちとで火鍋を食べに行き、戻ってシャワー浴びて準備して、タクシーで空港へ。 -
アムステルダムまでは12時間。がっつり寝ました。
アムステルダムは8時ぐらいだったがまだ夜明けみたいな感じだった。ヨーロッパの冬って本当に暗いんだね。
スタバでコーヒー飲みつつ、wifiしつつ、ハバナ行きのゲートへ。 -
マイナー都市なのか一番ゲートが遠かった。
けれども客層はこれからリゾート行くぞ!的な人が多かったので、あまり緊張感がなかった(今まで行った制裁国があまりにも…だったから)
ハバナまでは8時間。時差ボケ直しにずっと映画を見ていた。
1)レミゼ→やっぱり劇場で見たい
2)007 Skyfalls→007シリーズ見たことがない。軍艦島って聞いたから見たが実際CGだなありゃ。話は別に普通。
3)The Butler→アメリカの黒人の歴史をReal Storyにからめてうまくやったもの。イディ・アミンやった人が普通の人になってて役者ってすごいなぁと思った。
4)なんか見たけど忘れたので大した映画じゃなかったのかも。
そんな感じでハバナに到着。 -
イミグレではツーリストカード、パスポート、機内で配られる税関申告書を出しただけでOKだった。保険もホテルの名前も出してない。
ツーリストカードは日本に戻った時にキューバ大使館行って買ってきたもの。KLMでは機内配布なし。
イミグレ出ると今度は荷物検査と税関なんだが、Things to Declareの列が大行列になってた。初めて見たよレッドレーンの大行列。
緑のNothing to Declareはもちろん並んでない。もちろん緑レーンで私はさらりとクリア。
イミグレ出て外に出て右に両替所があったのでCUCに換金。CADECAって言うらしい。しかもCADECAならどこ行っても共通レート。それなら町中でレート比べ合いしなくてもいいから楽だわ。
タクシーは25CUC。これも決まっているらしい。 -
クラッシックカーが早速普通に走ってて興奮する。
すごい! -
革命広場も通りかかった。あとで来ます。
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30分位で旧市街のカサ・パルティクラルへ。一応予約した。
Purple House
http://lacasapurpura.com/
Tripadvisorの評価がなかなかよかったし、旧市街も近かったので。
コロニアルな建物で風情がある。名前のまんまの紫の家。 -
若い夫婦(英語流暢)が一応仕切っているが、実際は奥さんのご両親のおうち。ご両親はあまり英語が通じないがなんとかコミュニケーション取って(最悪電話で若い奥さんにつないでくれるので大丈夫)お部屋に案内してもらったり説明受けたり。1泊25CUCで平均的。朝食付き。
お部屋もバスルームもきれいでお湯もしっかり出る。部屋に街でのおすすめや注意書きが英語であって役に立つ。
朝になると若い夫婦が来るのでその時に観光のこととかも聞けるし、タクシーなどもお願いできる。
とにかく人がいい。部屋が5室しかないけど5室とも連日埋まってた。 -
取り敢えずハバナの旧市街に行ってみよう。
それにしてもコロニアルだ。 -
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ローカルの買い物事情とかって興味がある。しかしあまりものがない。
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一応メインな通りっぽいんだけど、人が普通に住んでいる。洗濯物干している。
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ミニショップに入ってみた。ものはカウンター越しで、お姉さんに頼んで持ってきてもらうタイプのよう。
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カルシアロルカ劇場。バレエが見たいと思ってたのになんと改装中であった。がっかり。キューバのバレエ団すごいテクニックで見たかったのに。。。。残念。
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キャピトル。本当にホワイトハウスみたいだな。
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そしてオピスボ通り。にぎやかである。
取り敢えずモヒートでかんぱーい。 -
別の店行って夕飯。
レストランにいると音楽隊がやってきて3−4曲ぐらい演奏、でチップもらうってのが通例らしい。さらに「有名になりたいからCD買ってください」って感じでCDセールスも。有名になりたいから。。。どこでも演奏してる中で有名とは競争激しそうね。
キューバの音楽、ノリがいい。たまにキューバ人の通りかかりの人が入ってきてサルサを踊り、終わるとじゃあ!って感じで去っていく。あの音楽を聞くと血が騒いで踊りたくなるものなのかな。 -
食べたのは豚肉ソテーとモロと言われるキューバのごはん。見た目が赤飯だけどパラパラのごはん。若干塩味があって美味しい。
帰る途中まだ夜7時ぐらいなのにあたりが真っ暗。日が沈んだのはわかるが街が暗い。けど危ないわけでもなく人が普通に楽しんでる。電灯もあまりないのかこの国は。。。
24時間移動はさすがに疲れたので8時半ぐらいには就寝。 -
次の日、朝の朝食がこんな調子。これはすごいわ。豪華!
がっつり食べたら本当お腹いっぱいになっちゃった。
同じ宿に泊ってたイスラエル人カップルは4ヶ月の中米旅行だそうで。軍隊任務終わったから?と聞いたらやっぱりそうだった。でもそんなにパーティしそうな感じでもなかった。 -
こちらも中が素敵な感じです。
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バルコニーからの風景。風情があって素敵。
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今日は旧市街を散策することに。早速クラシックカー。てかどこもクラシックカーだらけ。
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旧市街、結構広くて、見る場所ちゃんと定めないと疲れるね。
一応宿おすすめルートがあり、それをたどって行くことに。
こちらはオピスボ通りにある歴史ある薬屋さん。 -
ヘミングウェイが泊まってたホテル。中のレトロなエレベーターがいい感じ。
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これホテルらしい。素敵ー。
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ダラダラと歩いてついたのはビエハ広場。素敵なヨーロピアンな広場。
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ここのカフェが有名だと宿の人に言われたのでカフェオレ飲む。
Cafe El Escorial。
確かに濃くて美味しい。歩き方にも載ってた。 -
さらにちょっと歩いたらハバナ・クラブの工場見学が。実際の工場じゃないけど作る工程やら歴史やらを勉強できる。7CUC。
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ハバナ・クラブって3年ものぐらいしか見かけないが、実は7年が美味しいらしい。3年ものだとカクテル用、7年以降はストレートで。さらに80年なんてのも存在するとか。
ラム酒ってモラセスから出来てると初めて知った。だから砂糖栽培が盛んなキューバなのか!
最後に7年ものラム酒の試飲。7年寝かせると色が濃くなる。すごく香りが良くてびっくり。ラムの美味しいやつってストレートだと香り満載なんだなぁ。 -
続いてビエハ広場に戻って、カフェの正面向いにある地ビールのお店へ。地ビールと聞いたので来た。Factoria Plaza Vieja。
黒ビール。黒いけどさわやかでさらりと飲める。さすがカリブのビール、重くない。お値段確か3CUCぐらいだったかな。
途中から雨が降りだした。タイミングを見計らって外にでる。 -
そこからちょっと歩いたらカテドラルのある広場に着いた。
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その横にヘミングウェイが通ってたモヒートの店があるみたいなので行ってみる。
バーは混んでたがレストランはそうでもなかったから入って昼食。
La Bodeguita del Medio.
彼いわく、モヒートはLa BodeguitaでダイキリはFloriditaなんだそうな。ダイキリあとで飲みに行ってみるかな。 -
豚肉もののセットがこの店ではおすすめらしい。そしてもちろんモヒート。ここのモヒートは5.5CUCもする(他のは大体3CUCぐらい)。豚肉セットも12CUCと高め。有名人税ですね。
ボリューム多すぎ。この半分の量で6CUCぐらいでちょうどいいような。。。。
豚肉ちょっとしょっぱかったがやわらかくてナイフいらなかった。モロも美味しい。フライはじゃがいもじゃなくてさつまいもっぽかった。カリカリして美味しかった。
モヒートもラムが効いてて美味しかったよ。 -
雨が止まないし、ダラダラしてたらもう16時だったので一旦宿に戻る。
お昼寝してからまた夕飯食べにおでかけ。その前にヘミングウェイがダイキリはここって言ってた店へ。
結構混んでいて、ほとんどみんなダイキリ飲んでた。ここのバーテンは世界一ダイキリ作ってんだろうな。
ストロベリーダイキリ。美味しいかった。あとつけあわせのバナナチップスが甘くないバナナのチップスでポテチみたいな味でおいしかった。
こちらがヘミングウェイさん。私ヘミングウェイのファンではないが。老人と海も読んだような読んでないような。まぁでも誰かが「美味しい」と言ったら一応行っちゃうよね。
夕飯は軽めのアパタイザー系のもので終了。またパフォーマンスがあってノリノリだった。 -
次の日の朝も豪華な朝食。この日はスウェーデンから来ていたおじさん3人とおしゃべり。
彼らも色々行っているなぁ。でもやっぱり北の話したら引かれたし、イランもシリアも行ったことあると言うと「独裁者いる国好きなの?」と聞かれる。あはは。。。。
本日は町中を走るハバナバスツアーのT3ルートで革命広場へ。それ以外でも新市街に行くので街を見るのにちょうどいい。 -
早速出発。このコルニッシュいいねぇ。
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旧市街を出るとモダンなビルが立ち並ぶ新市街へ。モダンていうか、社会主義国にありがちな味のない感じのやつ。
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革命広場です。
ゲバラさんは"Hasta la victoria simpre"
常に勝利に向かって。フィデル宛の最後の手紙の最後に書いてある有名な文言。 -
カミーロさんは"Vas bien Fidel"
歩き方では”いいだろフィデル”
何がいいだろ、と思ってよくよく調べたら
”you are doing fine, Fidel"って意味らしい。
カストロがカミーロに"am I doing fine?"って聞いた時のカミーロの答えが上。 -
革命記念塔、まわりのところに入るだけで3CUC、さらに博物館は3CUC。ぼったくりだな。ホセ・マルティ博物館はスペインからの独立に関する博物館らしかったので、ゲバラの方が見たいと思ったからパス。
この塔、チュチェ思想塔を思い出させる。 -
景色はいいね。
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遠くには旧市街も見えます。
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この看板が革命っぽくていい。
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ガイドブックには30分おきって書いてあったが実際は1時間おき。
またバスに乗り込み、風景を楽しむ。 -
これはまさしくあの高麗ホテルにそっくりだ(笑
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1時間半ぐらいで最初の旧市街前に到着。お腹が空いたのでランチ。
ロブスターうまかった! -
その後、町中の革命博物館へ。7CUCでカメラOK。
窓ガラスをよくよく見ると割れて放置されたまま。それを直すガラスもお金もないのか。。。。
実際使われてたものなので一応執務室とかも見学できるが見ものはゲリラ戦のものばかり。 -
説明書きが英語であったりなかったりなので全容がよくわからないが、もちろん社会主義国になってみんなハッピーてのが基本で、あとは前の政府(アメリカ寄り)に対する書き方がtyrant governmentといちいち書いてあったのがウケた。これじゃ北の「鬼畜アメリカ」と同じだよw
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最後に博物館の裏にあるグランマ号(カストロたちがメキシコからキューバに潜入した時使った船)も見た。厳重に保管されてたがなんかきれいすぎてがっかり。もうちょっと古さとかボロさとか、銃弾の跡とか残ってるものかと思った。だって政府軍に見つかったんだからちょっとはダメージ受けてるんじゃないかと。。。
まわりにはラウルやカストロとか使ってた車やら、攻撃するときに使ったバンとか。どれも塗装してあるのできれいな状態。もうちょっとボロいのを想像してたんだが。。。 -
またモヒート飲んで、旧市街ダラダラ歩いて、夕飯食べて終了。
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この日の朝、次の日は早朝に出発なので、朝に迎えに来てもらうようタクシー手配をお願いする。
朝食会場で会ったイギリス人はかなりのリピーター。ローカル事情も色々知ってた。キューバ人の若い女子も国から出てお金を儲けるために欧米人のおじさん(おじいさん)と結婚するのを目的としてるそうだ。もちろん全員じゃないよ、でも地方は本当貧しくてそうゆう傾向なんだと。しかも彼氏とは別れずにやるらしい。フィリピンと似ている。貧しさからの脱却、強そうだ。
最終日はもうひとつのハバナバスツアーのバスに乗ってみる。T1バスはどっかに行くらしい。見分け方は昨日のは2階建て、今日のは普通の観光バス。まぁ興味なければ乗りっぱなしで戻ってきてもいいしねー。
でも客は結構いた。 -
まずは名所のひとつ、カバーニャ要塞に行った。けれど誰も降りず。へーこれがみんなの目的じゃないんだ。
そこからずーっと高速でどこかへ。道がガタガタ。車も少ない。あの国と似ている。。。。 -
Tarara Residencialっていう集合住宅地に到着。キューバにしては高級そうな一軒家が立ち並び、雰囲気が良さそうだが・・・・実際には人気がなく空き家も多くて微妙。昔開発したけどみんないなくなった、みたいな感じ。降りていく人が数人いたけど。
その後は何人かがバス停で降りて行き、最後のバス停に到着。 -
なんだかビーチっぽかったのでここでちょっと散策することにする。
するとここは本当にビーチだった。しかもとても美しいビーチ。 -
水も温かい。知らなかったー!(多分ロンプラには載ってるであろう)。
そしてここはSanta Maria Beachというらしい。あとでバスの人に聞いた。 -
水着持ってくればよかったー!
しばらく遊んだ。観光客用に作られてるけどあまり人がいなくて良い。ビーチチェアなんかもあるので商売も成り立ってるんだろう。すごく快適なビーチ。何より水が本当に綺麗だ!
天気が良ければここは本当オススメだなぁ。しかもハバナバスツアーで往復5CUCだしさ。 -
また街に戻る。カバーニャ要塞をちょっとだけ。ここも景色いいのね。
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そして町に戻り、昼食食べて、ぶらぶらと。
これまた革命っぽいポスター。
最後にインターネット探し。実はパナマで泊まる宿の住所を忘れてしまったのだった。行けばなんとかなるかな、と思ったけど、なんとなくやらなくちゃならない気がしてTelegraphってホテルに行く。1時間6CUCと高い。wifiではなくホテルのパソコンで。しかも遅い。なんとか住所をゲット。のちのちやっぱりやっておいて良かったことになりました。
それにしてもネット断食は頭が世間から隔離される気がするな。もちろんなければないで何とも思わないんだろうけど。ちなみにキューバでは個人宅のインターネットは違法なんだそう。 -
そうそう、キューバのビール、このCrystalってのが美味しかった。
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宿近くのこの店のCrystalがキンキンに冷えててうまかった。場所はAmericanという音楽シアターの前。
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最後の晩餐は豪華にロブスター。ちょっとしょっぱかったがロブスターうまかった。かなりハッピー。
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宿に帰る前に通りかかった食堂。このスペースの無駄さ、てかこわいこのスペース。
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こちらが宿の近くにあるAmericanっていうところ。サルサをやっているらしい。
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朝はパナマへ移動。7時50分のフライトだけど4時半には出ろ、とアドバイスをもらったので4時半にタクシーを呼んでもらった。宿のお父さんが朝起きててもらって助かった。
空港まで25CUC。朝だけど追加チャージなかった。
空港はなんかまた社会主義国的な感じでモダンな作り。コパ航空は空いてた、混んでいたのはエアカナダ。
CUCがちょっと余ったのでUSDに変えて、残ったのでちょっと買いつつ、2時間ほどすごした。 -
しかしこの空港がまた激寒でシャツにジャージと羽織っても寒くて座っていられなかった。
夜明けとともに、電気が消えた。。。。節電ご苦労様です。
てなわけでキューバ、とても楽しかったです。ハバナしか行けなかったのが残念。でもツーリストカードさえあれば行くのは結構容易な感じ。あとガルシア・ロルカ劇場でバレエ見てないし、やっぱり地方都市も見たいし(やっぱり違うし良いらしい)また行きたいなキューバ。
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