2013夏 カリフォルニア ドライブ14：サンフランシスコ　そして帰国

2013/08/16 - 2013/08/18

ソノマからサンフランシスコへ。途中、サウサリートをぶらぶら。
サンフランシスコは霧に覆われていて、真夏なのに２０度程度でとっても寒い。ゴールデンゲートブリッジは、霧で全く見えず。ここに来るのは４回目だが、こんなに見えないのは初。今まではGWに来ることが多かったが、８月だと霧がいっぱい出るのだろう。霧のサンフランシスコ初体験ということでこれもまた良しか？しかし、ゴールデンゲートブリッジの有料道路、６ドルなのだが別途罰金的に３０ドル徴収される仕組みになっていたりして、残念な感じでした。
眺めが良くないので、ツインピークスに行くのは諦め、美術館をはしご。「リージョン・オブ・オナー美術館」と「デ・ヤング美術館」、これらは姉妹美術館なのだろうか？共通チケットで入場できます。
サンフラン市街は、夏の金曜日ということなのでしょう大渋滞で観光を断念。
翌日、帰国日。心配していたハーツでのレンタカー返却でしたが、シカ衝突の件、全く問題なく保険適用していただきました。そして、数日前にアップグレード確定していたビジネスクラスで無事帰国。色々あったけど、これだから旅行は止められません。次はどこへ行こうかな。
長々とお付き合い頂いた皆様、ご訪問ありがとございました。


旅行日程

□　8/10 成田→サンフランシスコ→フレズノ　　　　フレズノ泊
□　8/11 フレズノ→ヨセミテ　　　　　　　　　　　ヨセミテ泊
□　8/12 ヨセミテ　　　　　　　　　　　　　　　　ヨセミテ泊
□　8/13 ヨセミテ→マンモスレイク　　　　　マンモスレイク泊
□　8/14 マンモスレイク→マーセド　　　　　　　　マーセド泊
□　8/15 マーセド→ソノマ　　　　　　　　　　　　　ソノマ泊
■　8/16 ソノマ→サンフランシスコ　　　　サンフランシスコ泊
■　8/17 サンフランシスコ→(機中泊)　　　　　　　　　機中泊
■　8/18 →成田

■：当ページの旅行記で記述している部分です。

この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/traveler/hanken/album/10807847

エリア サンフランシスコ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ソノマからサンフランシスコへ。
サンフランに近づくと山肌に霧が降りてきています。これが、サンフランシスコの霧なのでしょうか？

サンフランシスコ手前のサウサリートに立ち寄ります。
ヨットハーバー、リッチな街です。

そしてカフェ、優雅なひと時

そして、これらは別荘なのでしょうか？うーん、リッチな立地。

個人的には、この赤い木(と実)が気になりました。

ゴールデンゲートブリッジが良く見える、Ridge Batteryへ。
おぉ、霧で全く見えません。ここに来るのは４回目ですが、こんなに視界が悪いのは初めてです。今まではGW、今回は８月。時節の違いかな？夏は霧が出やすいのだろうか？

参考までに、前回(2007年5月)に撮った、ほぼ同じ場所からの写真。
対岸の山、ツインピークスにも行きたかったのですが、この霧なので断念しました。

Ridge Battery。軍事的な要衝でもありました。昔の砲台跡があります。

さぁ、サンフランシスコへ！
いつも思うのですが、Ridge BatteryからUS101号への合流は、助走距離が短くかなり厳しいです。今回は交通量が少なく、危険はありませんでしたが。

ゴールデンゲートブリッジ上も視界がよくないので、慎重なドライビング

橋上で真横を見ると、、、、やはり真っ白です

橋を自転車や徒歩で渡る人も多いです。いつか天気の良い時に実行してみたいです。

そして、「問題」の料金所。ゴールデンゲートブリッジは、片側、南下する時だけ６ドル徴収されるのは知っていました。ゲートは日本でいうETC的なものが普及していて、その装備がある車はそのまま行ける。で、2007年の時には存在したキャッシュ払いの有人ブースは？と探したが全くありません。"DO NOT STOP"って書いてあるので、そのまま通過しました。無料？でも、後々罰金とか払わされるのか？と気になって、帰国後調べてみると、
http://www.goldengate.org/tolls/japanese.php
ETC的な装備が無い車は、事前申告振込か、そうでないと後日罰金的に３０ドル徴収されるとのこと。マジっすか？
ハーツレンタカーに問い合わせてみると、「SFO(サンフランシスコ国際空港)のハーツレンタカーには、Platepass(いわゆるETC的なもの)がほぼ100%装備されていて、ハーツが代行徴収するシステムだが、フレズノ空港のハーツレンタカーには、おそらくPlatepassは装備されていない。その場合は残念ながら30ドルが後ほど徴収されるとのこと」　どうやら、ゲートにカメラが付いていて、Platepass無しで通過する車のナンバーを追っかけて徴収するシステムなのでしょう。
この旅行の２ケ月後に、私のクレジット口座からしっかり30ドル引かれていました。こちらは無料で通過するつもりなどなく、システムを知っていれば事前に気持ち良く６ドル払ったのに、知らないばかりに追徴金の様に30ドルも取られてしまうのは、罪人扱いされたような不快感も残りますし、残念です。

「リージョン・オブ・オナー美術館」
真夏の金曜日ということもあり、駐車場がほぼ満車でした

屋外にある、ホロコーストメモリアル

咸臨丸入港100年記念碑　というものあります
ここからも、ゴールデンゲートブリッジが見えるはずなのですが、今回は霧が深く残念！

入館料一人10ドル、「デ・ヤング美術館」にも入館可能です
ギャラリー内はこんな感じ(フラッシュを焚かなければ撮影可能)。
この「リージョン・オブ・オナー美術館」は、映画「めまい」で、キム・ノヴァク演じる謎の女が、絵を観に通っていた美術館でもあります。

昼食は美術館のカフェで

朝、ソノマホテルで調子に乗ってパンを食べまくったので、昼は軽めにスープとパン。でもこれが具沢山で、結構ボリュームあるんです。一人前７ドル。

ロダン彫刻がいっぱい置かれています

修復工房が興味深かったです

次に、ゴールデンゲートパークへ。
この公園は、東西に約5km、南北に800ｍと細長い。造成された公園としては世界一の規模だそうです。

ここも夏休みの金曜とあって、駐車場所に腐心しました。やっとみつけた場所に縦列駐車で滑り込みます。
教習所では、「３本目のポールが見えたらハンドルを思い切り切ってください」などと習いましたが、実地ではポールなど置いていないのです。が何とかなるものです。

これは、世界の各地の植物が集められた「花の温室」

「日本庭園」
無料の時間帯もあるようですが、この時間帯は有料でした。
わざわざお金払って日本庭園を観るとこも無いのでパス。

「デ・ヤング美術館」
９階の展望室などが見どころ

太平洋系やアフリカ系の民族展示から

北米・欧州の絵画

家具。
他に近代美術など、とっても幅広い展示を楽しめます。

お洒落なカフェと庭

庭にはこんなオブジェも

私は、この作品が特に気になりました。

９階の展望室

360度、サンフランシスコの風景を堪能できます。
霧が深いのが本当に残念。

美術館、上からみてもアートな感じ。

公園内の駐車スペースには隙間なく車。

次にアラモスクエアへ。
絵葉書などでも有名な７軒のビクトリア調の家。
ここも、わずかの隙間に停める路駐が大変でした。
この写真の中に、私の停めた収まりがいまいちなクルマが見えています。(汗)

次にロンバードストリートへ。
有名な坂に行きたかったのですが、超渋滞。
ワンブロック進むのに約30分、そしてあと２ブロックもあるので残念ながら断念。

参考までに、前回(2007年５月)の写真。
「世界一曲がりくねった坂」です。

真夏の金曜日、どこに行っても大混雑。
フィッシャーマンズワーフなどにも行く気があったのですが、渋滞がひどいので断念。US101号を南下し、空港近くの本日の宿に向かいます。

US101号もやはり渋滞

SFOにほど近い、Hilton Garden Inn

部屋はこんな感じ

トイレはこんな感じ。
WiFi無料、レンジ・冷蔵庫付き、空港近くというロケーション　を考えると約10,700円はお得感あり。

さて、翌朝。空港へ。
Rental Car Returnのサインに従って進めがOK

ハーツの返却場所もすぐに分かりました

ちょっと心配していた事故処理対応。とっても簡単に終わりました。
事前に書いてあった事故レポートを係り員に渡して、状況を簡単に説明。すると彼は日本語で答えた。ん、空耳？かと思ったが、実際に日本語だった。
私「Do you speak Japanese ?」
係員「ワタシノオクサンニホンジン」
私「Where are your wife from ?」
係員「チバノフナバシ」
私「Relly? I'm also from Chiba Prefecture」などと彼が日本語、私が英語という奇妙な状況が続いた。
彼は、事故レポートに書かれた「Deer Jumped into the car」と読んで、笑った。やはりこの書き方は奇妙ですよね。でも電話対応してくれた日本語対応の方が、そう訳したのだから、そう書いておいた方が良いのです。
事故状況を把握するために幾つか質問のやり取りあり。ドアはちゃんとロックするので運転上に支障ないこと、だけど窓を開けると閉まらなくなる懸念があるので事故後は窓を一度も開けなかったことなどを説明。彼は「ソノホウガイイ」
そして決めゼリフ「ホケンガアルカラダイジョウブ」ホッとしました。
実は、恥ずかしながら保険の適用範囲を十分把握しておらず、免責で数万円はこちらで負担する必要があるのかも？と心配していたのです。現金なもので、こちらに支払い負担が無いと知ったので、急に元気になりました。
なお、今回のドライブでの走行距離は、1248マイル(約2000km)でした。

レンタカー返却場からエアトレインで空港へ
エアトレイン乗り場は簡単にわかります

エアトレインからの風景
やはり、山肌に霧が迫っています。これがこの時期の典型的な天候なのでしょう。

空港で無事チェックインし、セキュリティチェックも無事終了。
ユナイテッドのラウンジへ

サンフランシスコ→成田便、ジャンボ(ボーイング747)です

数日前にアップグレード確定していたビジネスクラス！！

離陸前にシャンペンで乾杯。
事故負担が無かったこともあり、かなりのハイテンションです。

早速、映画鑑賞
まずは、ロバート・レッドフォードの最新作「ランナウェイ 逃亡者」
嫁はんは昔、映画「スティング」のロバート・レッドフォードを観て、「アメリカにはこんな二枚目がおるんや！」と感動したらしいですが、いやいや、そない簡単にこんな二枚目はおりません。

離陸、そしてすぐに太平洋。進行方向右側の席だったらサンフランシスコの市街が見られたのに！とやや残念。
ここから先はずっと海の風景なので、折角の窓側でも風景は楽しめません。

ビールとナッツ

洋食の前菜

和食の前菜

洋食のメイン

和食のメイン

二本目の映画は「人生はノーリターン 僕とオカン　涙の3000マイル」
全く期待していなかったですが、結構面白かったです。

デザート

３本目の映画「L.A.ギャングストーリー」

到着前の食事、とっても空腹だったのでチキンカツカレーをオーダしたら、CAに「品切れ、３食しか用意していなかったから」と言われた。(なぜだ？ビジネスクラスが52席もあるジャンボなのに！！と思う)
仕方なくいつものシリアル。

無事に成田に到着。色々あったので、無事に到着できて何よりです。

次はどこへ行こうかな？

長々とお付き合いいただいた皆さん、訪問ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• sakikumiさん 2013/12/08 12:36:21

  夏のサンフランシスコ

  こんにちは。お疲れ様でした！
  毎回楽しみに読ませていただきました。
  
  夏のサンフランシスコは地形上夏に霧が発生するととが、多いみたいですね。
  以前、夏に行った時にはあまりに寒くて暖房付けた記憶があります。
  
  GGBの通過はひどい事になりましたね。レンタカーもきちんと情報収集しないとダメですね。金額よりも無銭通過の感じにとられるのが嫌な気分ですね。
  
  でも、アップグレードの空の旅。
  最高の旅でしたね！

  はんけんさん からの返信 2013/12/08 15:28:27

  RE: 夏のサンフランシスコ

  saikumiさん、
  いつもありがとうございます。
  
  真夏のサンフランが、あんなに寒いとは驚きでした。
  
  有料道路や橋の料金徴収は、自動化が進んでいるので、今後は事前に情報収集して対処したいと思います。
  
  では、また。
  
  はんけん