フィンランド一人旅　七日目

2013/03/21 - 2013/03/29

女一人、フィンランドへ行ってきました。
なぜフィンランド？とよく聞かれますが、縁あって小中学校の頃に2度フィンランドを訪れたことがありました。
その後、ずっといつかまた行きたいと思い続け、大学に在学中に実現させました!
今回の旅の目的は、オーロラを見ることと、友人に会うことでした。
ラップランド地方（サーリセルカ、ロヴァニエミ）とヘルシンキで過ごしました。
お目当てのオーロラは、かすかにしか見れませんでしたが、とっても素敵な旅になりました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ヘルシンキのホテルはこの旅の中で一番こじんまりとしたサイズでした。
朝食のそれ相応のスタイルでしたが、カレリアン・ピーラッカがあったので、文句なし!

そして欠かさずヨーグルト。
ベリーは、どこでも美味しい。

このホテルの特徴的だった、エレベーター。
フィンランドでも最近見なくなったというくらい、古いものらしい。

というもの、扉は手動で開いて、エレベーター自体として上下する箱は四面のうち一面が閉鎖されていないのです。
うまく説明できませんが、上に上がるときに目の前にあったはずの扉はそのまま置いてきぼりになり、目の前の壁はずーっと変わっていきます。
つまり、目の前には固定された扉がないため、万が一子どもがエレベーターの上下中に手を出そうものなら、指が…
危険ですよね。
だから、最近はめったにないらしいです。
安全第一!!

朝の凛とした空気の中、大聖堂を横切って港で来ました。
世界遺産でもあるスオメンリンナへと。
海にぷかぷか浮いている氷。
初めてみました。

大聖堂と同じくらい存在感を示す、ウスペンスキー大聖堂。
友人の友達が今度、ウスペンスキー大聖堂で結婚式を挙げるそうで、式だけで2時間もあるとか…
それも立ちっぱなしだとか…
普通はそんなに式が長いことはないと言っていましたが。

海から見たヘルシンキ大聖堂。

デッキはさすがに風が冷たかったけど、気持ちよかった!

ヘルシンキの港からはエストニア行の大型フェリーも出航しているそうで、彼と一緒に旅行に行ったとか。
日本では簡単に海外に行けないけど、ヨーロッパってささっと海外行けちゃうからいいな〜

上陸!
こじんまりとした島で、歩いて一周することができます。

昔、要塞として使われていた建物が多く残っていますが、今でも生活している人もいるとか。

とても綺麗に保存されていました。

大砲は、今でもロシアの方向を向いているとか、いないとか…

私の大好きな友人です。
今回、私のために私の希望を取り入れて、観光のスケジュールを年密に立ててくれました。
Kiitos!!

島で唯一のスーパー。
ここで私の大好物の進化したものと、友人お勧めのシナモンロールを購入しました。
だけど、フィンランドを離れてからシナモンロールを受け取り忘れたことを思い出しました。
残念ですが、またの機会に…

これが、思わず購入したアイス!
大好きなmarianneがアイスになってました!
友人も初めて見たらしく、たぶん最近できたのではないかと。
味は、バニラが強めのmarienneでした。

港から街へ戻るために、大聖堂の前を通過しようとしたら
んっ!?
ん、ん、んっ!?
まさかのシロクマ!?

友人もびっくりしていましたが、どうやら環境保護団体が環境保護を呼びかけるための広告撮影の一環として着ぐるみのシロクマがいたようです。
びっくりした〜
ラヌア動物園でシロクマ可愛いとか言ったけども、こんなところでまたお会いするとは。
中に人が入っているとは思えないほどよくできた着ぐるみで、動きも上手でした。
あっぱれ!

これが旅の表紙になっている写真です。
やっとここにきて、ネタばらしが出来ました。
驚いた方もおられるかもしれませんね…

昼食は、これまでの旅の話もしたところ、「せっかくならバーガー制覇した方がいい!」と友人に言われ、ヘスバーガーへ。

ケチャップの入った紙の容器の本当の使い方、ご存じですか？
本当は左側のようにヒダを開いて、たくさんケチャップが入るようにするのが正しいんですって。
知らなかった〜
まぁ、そんなに量いらないけどね。笑

せっかくならということで、でっかいバーガーを頼んでみました。
おっきかったなぁ…

フライトが夕方だったため、余裕をもって中央駅からヴァンター国際空港へ移動しました。
中央駅からの直行バスを利用しましたが、ほぼ満員でした。

免税の手続きをして、端っこの方でスーツケースを開いて荷物の詰め直しをしました。
ヴァンター空港では預ける荷物の手続きをセルフで行わなければならず、困っている日本人がちらほら。
私も知らなかったのですが、友人がさくさくやってくれて助かりました。

別れのときがきて、観光の計画を立ててくれたお礼や、会えた喜びを伝え、またすぐに会おうと話をしているうちに涙が…。
私につられ、彼女も泣いてしまい、2人で号泣（T＿T）
「来年の結婚式の招待状を送るから来てね!新婚旅行は沖縄の予定だから、その前に会いに行く!!」と言ってくれました。
姿が見えなくなるまでずっと見送ってくれました。
ありがとう。

今回の旅は、大好きな人に会い、大好きなものを食べ、素敵な時間を過ごすことのできた、最高の旅でした。

縁あって訪れたフィンランドに10年越しの訪問ができ、大満足です。

そして、縁が切れることなくここまで付き合ってこれた友人の存在に、感謝してもしきれません。

たまたま生まれ育った街と、フィンランドの小さな街が姉妹都市提携を結んでいた。
そんなひょんなことから始まった、このご縁を大切にこれからも過ごしていきたいと思います。
いつかまた、必ずフィンランドへ。
Kiitos!!