2013/10/24 - 2013/10/24
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たびたびさん
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青森市内はこれまでもあちこち回ってはいるのですが、まだ見てないところが少し残っています。まずは、それをチェックすることにしましょう。
ところで、青森市って、何で県庁所在地になったんでしょうか。歴史的には弘前が中心だったはず。やっぱり、北海道との位置関係で、将来の発展を期待したんでしょうね。そういう意味では、北海道新幹線の開通は、青森にとってもとても意味あることなのかもしれません。
ただ、青森でも、こちらは弘前に比べて積雪量が格段に違うのだそう。厳しい気候条件の街ではあるようです。
ただ、旅のメインは明日から。今日は軽めの市内探索です。
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東京から、新青森駅に到着。
あおもり旬味館は、お土産店が集まる施設。内部はかなりおしゃれで、雰囲気もあります。 -
しかし、こんなにいい施設なのに、お客さんはまばら。新青森駅は、青森駅への乗換駅となっているのですが、やっぱりここで途中下車するのは実際非効率。駅の構内にあるならまだいいのですが、改札を出て、また一階に降りるロケーションはちょっと不便です。
もったいない。 -
青森駅に到着。
青森市観光交流情報センターは、青森市駅前にあるバスセンターの中にある観光案内所。市内散策のための地図をここでいただきました。最近、市内にはわらっせなど、新しい観光スポットも整備されて、青森なんか分かっているよという人も、念のため、ここで見どころを確認します。 -
さて、まずは、チェックしていたおさないへ。青森駅からは歩いてすぐの新町商店街の入口といった辺りです。青森の新鮮な海の幸を使った郷土料理を出す庶民的なお店として、超人気店なんです。
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私はほたての刺身の定食をいただきましたが、付け合せの品もそれぞれよくできた逸品揃い。さすが超人気のお店です。
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では、続いて向かいのアウガにも寄ってみます。新鮮市場は、アウガの地下。アウガは、空洞化した新町商店街の活性化のためもあって、青森市が中心となった再開発の一環として建築された複合施設ですが、この市場が核となっていて、活気があります。
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そして、ここで新鮮なホタテを見れば、食べたくなるのも自然な流れ。こちらにも隣りに大きな食堂があります。しかし、りんご箱って、お店の名前が変わってますね。人気店だった「魚っ喰いの田」はわらっせの方に移ったんだそうです。
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表に出ると、しんまち商店街。この商店街は、青森駅からまっすぐに伸びる青森の目抜き通りに沿った商店街。青森市では、ここが賑わいの中心ですが、この通りから右折して、古町の方に抜ける商店街もあるので、ちょっと懐が深くなっているような感じもします。
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では、古町の方へ。
浅草焼は青森市内にいくつかあるようですが、この中央古川通り店はアウガの裏手。観光客にとっては一番便利な場所だと思います。 -
これは今川焼なんですが、青森では有名なお店のよう。ホテルに持って帰って、翌日食べましたが、冷えていてもおいしくいただきました。
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青森でいつの間にか有名になっていたのっけ丼。それが食べられるのが、青森駅から歩いて10分。魚菜センターです。
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センターには、ずらり魚屋さんが軒を並べて、市場のような雰囲気。
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イチオシ
そこでしょうゆ皿のような小さなパックに入ったネタを、自分の好きなものを選んで丼に乗っけて行くんです。とても面白い趣向です。
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途中にあるのが中三 (青森本店)。メインストリートからは外れているようにも思うのですが、この中三は青森県五所川原市寺町で呉服店を創業し、屋号を中三としたのが始まりで、バリバリの地元出身の百貨店。経営が傾いた時期もあるようですが、おしゃれな雰囲気は、やっぱり青森の一番店だと思います。
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で、再び新町商店街に戻って、これは甘精堂。羊羹のお店です。明治24年創業の老舗で、昆布羊羹が名物。
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イチオシ
ほんのりした昆布の香りは、昆布茶のようなちょっと塩味っぽい風味ですね。薄い緑色も昆布茶の感じでしょう。ただ、羊羹としての出来は上々。自然な味わいが光ります。
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しんまち商店街をさらに進んで、こちらはさくら野百貨店。仙台に本店があって、東北に展開しているのですが、マイカルグループの傘下にあったりしたイメージもあってか、ちょっと庶民的なお店といった印象があります。ここも、そんな感じ。地元のものを探したい観光客にもあまりメリットはないかもしれません。
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さらにどんどん歩いて、善知鳥神社までやってきました。
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イチオシ
善知鳥とは、変わった名前ですが、鳥の名前だそうで、境内にはその鳥のはく製もありました。
ところで、善知鳥は、「うとう」。能の演目のひとつに、ウトウという鳥を殺して生計を立てていた猟師が死後亡霊となり、生前の殺生を悔い、そうしなくては生きていけなかったわが身の悲しさを嘆く作品があるのだそうです。
ほかには、善知鳥神社は青森市発祥の歴史を今に引き継ぐ神社。奥州街道の終点がここにあったことを示す記念碑もあります。 -
そこから、海岸に向かうと聖徳公園。市内中心部からだと青い海公園からさらに奥の方といった場所です。青い海公園と同じように海岸沿いに整備された公園なのですが、雰囲気はかなり違います。
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海の記念日発祥の地碑や明治天皇の行幸記念碑といった碑も建っていて、何かメモリアルな感じがする公園ですね。
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さらに頑張って、今度は青森県立郷土館です。一応、青森市街なのですが、青森駅からだと歩いて20分くらいかかるでしょう。
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イチオシ
しかし、ここの展示内容は予想外に圧巻でした。
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青森では三内丸山遺跡が有名ですが、
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ここにも古墳時代の出土品などが
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豊富に展示されています。
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紀元2〜3世紀には稲作の文化がすでにこの地方にも到達していたよう。
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坂上田村麻呂が東北の蝦夷を征伐し、大和朝廷の版図を広げたことで稲作も伝わったと考えていましたが、これは大きな誤解。これまで理解していたように思っていた常識が見事に覆されました。
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淡谷のり子も青森出身です。
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さて、青森駅まで帰ります。
途中のおきな屋は、新町商店街。もうアウガのすぐそばです。 -
いただいたのは、りんごどらやき。青森ならえではのどら焼きだし、想像しただけで、これはうまいでしょう。結果もその通り。りんごと餡子とのバランスも良くて、しっとりとした生地も完成度は高いです。
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アウガの地階にある和菓子屋さんのいと福もチェックしていたお店です。
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周囲を魚屋さんに囲まれた場所ですが、年季の入ったショーケースに突きたての大福なんかが並んで、いい感じです。焼きもちをいただきましたが、自然で素朴な味わい。餡子もしっかりしているし、身近にあれば時々寄りたくなるお店だと思いました。
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最後は栄作堂本店。
しんまち商店街から曲がった夜店通り商店街の一角にある小さな洋菓子とパンのお店です。老舗だという情報を見て訪ねました。夕方でしたが、煌々と明かりがついていて、この時間でもお客さんがちゃんと来るのを承知しているような雰囲気。りんごジャムのパンをいただきましたが、洋菓子のサバランの方も独創的な形で、とても気になりました。
さて、旅のメインは明日から、今日は早めにホテルに帰りましょう。
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この旅行記へのコメント (2)
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- picotabiさん 2021/11/01 18:38:40
- 栄作堂
- たびたびさん こんにちは
最後の栄作堂の写真、もう閉店されてるので涙ものです。
よろしければ自分の記事にリンクしたいのですがよろしいでしょうか?
- たびたびさん からの返信 2021/11/01 19:16:15
- Re: 栄作堂
- はい。お役に立てるなら
どうぞお使いください。
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