2013/08/11 - 2013/08/11
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ももんがあまんさん
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ゲントは、ブリュッセルとアントワープに次ぐ、ベルギー第三の町、旧く、先史時代より人が住み、9世紀(864年)には、西フランク王国の傘下から、フランドル伯の町となり、11世紀〜12世紀頃からは、織物産業で町は発展し、歴史的建造物は400を超えるという、ベルギー有数の観光の町、因みに、ホイジンガの「中世の秋」でも、フランス語読みの「ガン」として登場する町です。
写真は、ベルギーに唯一残ると言われる、中世の城砦「フランドル伯の城」、フランドル伯は、西フランク王国の臣下では有るけれど、カロリング朝や、イングランドのアルフレッド大王の血を引くという、ヨーロッパでは有数の大貴族です。
中世ヨーロッパの大イベント、十字軍史の上でも、当然、第1回から参加し(ロベール2世)、第4回の、有名な、脱線十字軍では、コンスタンティノープルを 責め落とし、ラテン帝国の王様になってしまった「ボードゥアン9世」と言う人物をも輩出した、由緒ある一族です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月11日(日) 田舎道 西フランドル州
ブルージュの町を観光しての後、過って、ブルージュの外港であったという、「Domme」の村に向かいます。
同じように、自転車で走っている人も、たくさんいます。 -
田舎道
西フランドルの、田舎の風景が広がります。 -
イチオシ
Domme ダム 西フランドル州
古い風車のある風景。
ダムの入り口の風景です。 -
ダ ム
運河沿いの街並みです。 -
ダ ム
市庁舎前の広場です。
自転車が、たくさんあります。 -
ダ ム 市庁舎前広場
小さな村ですけれど、ブルージュの外港としての雰囲気は有ります。 -
ダ ム
表通りの、街の風景。 -
ダ ム
裏通りはこんな感じ・・・ -
ダ ム
これくらいの小さな村が、好きです。 -
イチオシ
ダ ム
これも裏通り・・・ -
ダ ム
村の一角・・・
「フランダースの美しい村」と言う感じの、長閑な村です・・・ブルージュの喧騒に疲れたら、どうぞ・・・ですね。 -
ダ ム
村はずれの、小川の風景です。 -
田舎道
ダムの村から、次は、ゲントへ走ります。
ちょっと空模様が怪しくなってきました・・・晴れ間も有るけれど、怪しげな雲もだいぶ出てきてます・・・ネーデルランドは平坦で、海からの風も強いので、天候が変わりやすいのです。
8月11日と言えば、夏真っ盛りと思うのですけれど、フランスを出るときに、一雨来て、それ以来、特に、暑いという日が有りません、まあ、助かりますけど、最近は、ちょっと拍子抜けの感じです。 -
田舎道
ベルギーの民家です、白壁で、「ベギン会修道院」の建物に似てる感じですけれど、ちょっと「アート」な感じも有ります。
田舎道ではありますけれど、ちょっと郊外の別荘地と言う感じの街並みの村を走ってます。 -
イチオシ
N 9号線 Maldegem
州境を越えて、東フランドルへ入った最初の町。
道路沿いにあった「マルデゲム」の町。 -
N 9号線 Maldegen 東フランドル州
「鐘楼」と「市庁舎」と「教会」の三点セットです。
無名の町ですけど、ちょっと良い感じ。 -
N 9号線 東フランドル州
ゲントへ向かう「運河」の風景。
そろそろ「ゲント」です。 -
N 9号線 Gent ゲント
標識が有りました、ここより「ゲント」。 -
ゲント
運河沿いの、お洒落な街並みです。 -
ゲント
ゲントは、ベルギーでは、三番目に大きな町。
862年〜1795年まで、代替わりも有り、傀儡も有り、いろいろあったけれど、一応続いたらしい「フランドル伯爵家」の首都なのだそうです。 -
ゲント
先ずは、宿探しです。
昨日は、かなり贅沢をしたので、今日は何とか「ユース」を見つけねば・・・ -
ゲント
ゲントのユースホステル(右側の建物)です。
宿の評価 ★★★★ ドミトリー 20.50ユーロです、部屋は四人部屋だけれど、ベルギーのユースは、あまり人を詰め込まない、バカンスシーズンと言っても、それほど客がいないところも多く、一人でゆっくり眠れるという事が多いし、場合によっては、前もって「シングルかドミトリーか?」と聞かれる場合も多く、シングルを希望すると、少し割高になるけれど、四人部屋を独り占めで、安心して眠れます。 -
ゲント Gravensteen
ユースに自転車と荷物を置いて、ゲントの町の、見物に出かけます、先ずは、ゲントの象徴?(他にもあるかも?) 「フランドル伯の居城」の周辺から。 -
ゲント フランドル伯の居城
その姿は、25年前の姿そのまま。
お城の上からは、ゲントの町が一望できるのですけれど、今回は、中には入りません、入場には、お金が要りますし、前日の、「ブルージュ」のホテルが少し高すぎましたので、今日は、「倹約」です。 -
ゲント 1988年
代わりに、25年前の、屋上からの風景です。
一番背の高い建物は、聖ニコラス教会。 -
ゲント 1988年 フランドル伯の居城
薄暗い、中世の城砦。
地下室の、ハープ弾きさんです・・・衣装が、なかなか良いですね。 -
ゲント フランドル伯の居城
フランドルの城砦は、9世紀中頃のバイキングの襲来に備えた、フランドル伯の「砦」が起源だそうです、その後、1180年に、現在の姿に改築されて、今日に至ります、スタイルは、当時流行の最先端であった、中近東の十字軍の城砦がモデルなのだそうです・・・コンセントリク(同心円)様式と言うそうです。
イングランドの、エドワード1世(在位1,272年〜1,307年)が、イギリスのウェールズ地方に建てた城も、十字軍の城がモデルなので、あちらよりは、だいぶ小さい城砦ですけれど、格好は、何処となく似ています。 -
ゲント
城塞を取り囲む、堀(運河)の風景です。 -
ゲント Sint Veerleplein
城塞前の街並みです。 -
ゲント 聖ヴェーレ広場
城塞前の小さな広場・・・レストランのテーブルが一杯。
-
ゲント 聖ヴェーレ広場
広場の家並み・・・紛れもなく、ベルギーの町です。 -
ゲント 聖ヴェーレ広場 旧魚市場
バロック様式の「魚市場」(17世紀の建造)・・・? たかが「魚市場」に、何故こんなに大袈裟な・・・と言う感じですけれど、魚屋さんも、一つのギルドだったんでしょうね?
因みに、屋根の上の「像」は、海神「ネプテューン」・・・魚屋さんですからね。 -
イチオシ
ゲント レイエ川 Korenlei & Graslei
川沿いの風景・・・ここは何処だったか? ちと「アバウト」です。
ゲントは「レイエ川」と「ヘルデ川」の合流地点にできた町、城砦の隣を「レイエ川」が流れ、その畔に、数多くの、歴史的建造物が立ち並んでいます。 -
ゲント コーレンレイ&グラスレイ
ゲントは、11世紀頃に、織物業が発達し、市民階級が勃興、フランドル伯に抗して「自治権」を認めさせることに成功します。 -
ゲント コーレンレイ&グラスレイ
因みに「コーエンレイ」とは、「穀物海岸」、「グラスレイ」とは、「香草海岸」の意味なのだそうです。 -
ゲント コーレンレイ&グラスレイ
立ち並ぶ「ギルドハウス」です、それぞれの「破風」に、趣向を凝らしながらも、仲よく肩を寄せ合って立っています、当時の市民の「連帯感」を感じさせる、そんな家並みですね。
ゲントは、フランドルの都市同盟の中核都市 (中世後期には、パリに匹敵するほどの人口が有ったのだそうです) として、フランドル伯に対抗して「自治権」を獲得するとともに、フランドル地方に、支配の手を伸ばそうとするフランスにも抵抗します (金の拍車戦争 1302年)。
1337年には、当時悪化しつつあった英・仏関係から、イングランドがフランスの支配下にあるフランドルへの羊毛の輸出を禁止したことから、ゲントの市民が反乱を起こし、フランス派のフランドル伯を追放、これに乗じて、イングランド王・エドワード三世がフランスに攻め込み、英・仏百年戦争の口火が切られることとなります。
1340年には、エドワード三世がゲントを訪れ、フランス王としての戴冠式を実施し、フランドル都市連合は、イギリス側となって、百年戦争を戦う事となります。 -
ゲント
街角の「カフェハウス」です。
百年戦争の最中に、フランス王ジャン二世の末子・フィリップが「ブルゴーニュ公」となり、彼が、フランドル伯の娘「マルグリット」と結婚した事で、フランドルは、フランス配下の「ブルゴーニュ公国」の一部となります(1385年・ブルゴーニュ公がフランドル伯を兼務)・ちなみに、このフィリップ2世は「豪胆公」と呼ばれる人物で、武勇に優れた人物だったのだとか。
けれど後に、フィリップ2世は、オルレアン公・ルイと、シャルル6世(狂気王)の摂政の座を争い、これが、百年戦争後半の「アルマニャック派」と「ブルゴーニュ派」の争いの火種となります。 -
ゲント
街角の「ハウス」です。
フランドルの「ブルゴーニュ公国」は、フィリップ豪胆公〜ジャン無怖公〜フィリップ善良公〜シャルル突進公と4代 93年続き、特に、3代目「善良公」の時代には、ブルゴーニュの領土は最大となり、安定した統治と共に、今に残るフランドル文化の最盛期 (音楽・絵画などの北方ルネサンスと呼ばれる文化)を迎えることとなります。
因みに、1,430年に、ジャンヌ・ダルクを捕えて、イングランドに引き渡したのは、この人「善良公」なのですね・・・まあ、立場が違えば、呼び方も違うので・・・ハハ、何とも。
も一つ因みに、2代目の「ジャン・無怖公」は、オルレアン公・ルイを暗殺した人で、アルマニャック派(王家派)と、ブルゴーニュ派の対立を決定的にした人、ホイジンガの「中世の秋」には、この事件についての「ジャン・無怖公」の自己弁護のありようが、興味深く語られています。 -
ゲント
「グラスレイ」と呼ばれる道を、まっすぐに進むと「コーエン・マルクト」と呼ばれる広場に出ます、道路には、トラムが走っていたりして、昔の儘の「広場」では無いようですけれど、周辺の建物は、往時の面影が残っています。
歴史的建造物が、400は有るというゲントの町ですので、いやでも、アンティークな建物が、視野に入ってきます。 -
ゲント St. Niklaaskerk
「コーエン・マルクト」の近くにある、13世紀に建てられた、ゴシック教会「サン・ニコラス教会」です。
わりと新しく見えます、かなり修繕してますね? -
ゲント Koren Markt
町を走る「トラム」と「コーレン・マルクト」の風景です。 -
ゲント Belfort en Lakenhalle
「コーレン・マルクト」の先にある、1300年頃に建てられた「鐘楼」と、1425年建設の「繊維ホール」です。
鐘楼は、その音の聞こえる範囲が、中世の、町の範囲なのだそうです、背の高い鐘楼だと、遠くまで音が聞こえるのでしょうか?
鐘楼はまた、軍隊や人々の召集、市場の開催など、実用の為に使われるとともに、中世の世界では、疫病を打ち払ったり、荒らしを鎮めたりと言う、呪術的な意味をも持っていたのだとか・・・ -
ゲント 鐘楼&繊維ホール
1337年の、フランスに対する反乱や、16世紀のスペインへの抵抗の時にも、ずいぶんと、活躍したのでしょうね・・・?
手前右側の建物は、市庁舎です。
因みに、隣には、有名な聖バーフ寺院と言うのが有ったのですけれど、あいにくの工事中だったので、写真には有りません・・・「神秘の子羊」と言うのも見られなかった・・・まあ、いいです、どうせ「猫に小判」ですから。 -
イチオシ
ゲント レイエ川 Kraanlei
夕暮れの「レイエ川」・・・こちらは、「クラーンレイ」と呼ばれる地域です、「Kraan」とは何か、調べたけれど、よく解らず。
勿論、こちらも、歴史的建物が鈴なりで並んでおります。
凄いです、経済力と言う点では、明らかに、「ブルージュ」より、こちらが上だったかも?
15世紀までで、ほぼ、歴史が停まってしまった「ブルージュ」より、こちらは、少し長く生き延びたと言う感じに見えます、オランダと共に、スペインの圧政と戦いながらも(80年戦争=オランダ独立戦争)、最終的には弾圧されて、こちらも、16世紀後半には、町は、寂れてしまうのですけれど・・・約100年くらいは、ブルージュよりは、長生きしたのですね。 -
ゲント レイエ川 クラーンレイ
川の畔には、ズラッと「花」と「自転車」が並んでます。 -
ゲント クラーンレイ
反対側からの「レイエ川」の畔。 -
イチオシ
ゲント レイエ川 クラーンレイ
対岸の風景です。 -
ゲント レイエ川 クラーンレイ
対岸の家並み。 -
ゲント レイエ川
対岸の家並みと、自転車の群れです。 -
ゲント レイエ川
同じく、対岸の家並みと、自転車たち。 -
ゲント
クラーンレイの通りです。
多分、この町一番の、レストラン街。 -
ゲント クラーンレイ
年季の入った「ギルドハウス?」。 -
ゲント クラーンレイ
彫刻のアップ -
ゲント クラーンレイ
そろそろ、レストランタイムです。
観光客がたくさん、夜の町に繰り出してます。 -
ゲント クラーンレイ
通りの奥にあった「広場」で、アフリカンな演奏をやってました。 -
ゲント クラーンレイ
音楽も良かったけれど、隣で踊ってた金髪のお姉さんが、とっても、色っぽくて素敵でした。 -
ゲント
夕闇の中を宿(ユース)に戻ります。
町の印象 ★★★★★ ゲントの町は、建物などはブルージュに似てますけれど、ブルージュ以上に、人口も多く、町もデカくて、ブルージュほどに、こじんまりとは、まとまっていないです、ブルージュほど綺麗な街でも無いけれど、その代り、生活感はたっぷりと言う町、どちらを上に取るかは、マア、好みですね、甲乙つけがたしです。
明日は、ゲントの町の「ベギン会修道院」を見物してから、首都「ブリュッセル」へと走ります。
本日の走行距離 50km/累計536km
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