2013/11/08 - 2013/11/09
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つるまるこさん
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ここ数ヶ月関わっていたプレッシャーの大きいプロジェクトが無事終了。その間、休日もたまたま友人や親族の結婚式や法事などちょっとかしこまった用事が続き、あまり気分が休まらない日々を過ごしてきたせいか、解放感から、ふとどこかに遠出したくなりました。
きれいな景色が見られる温泉につかって、美味しい食べ物を味わってゆっくりしたいなーということで、かねてから憧れていた五能線沿線を中心に青森県を旅してきました。
夜行バスで金曜夜発・日曜早朝帰還。土曜の早朝から深夜までフルに楽しみ尽くす0泊3日の弾丸旅行です。
前半は、出発地となる上野駅から到着地の弘前~青森駅界隈~「リゾートしらかみ」に乗って日本海の絶景が眼前に広がる人気の露天風呂、「黄金崎不老ふ死温泉」を訪問するまでの記録です。
【行程表】
22:00 上野駅前発
↓夜行バス「パンダ号」
06:20 弘前バスターミナル着
↓
06:40 弘前駅発
↓奥羽本線
07:28 青森駅着
↓徒歩
07:35 新鮮市場(「アウガ」内)
↓丸青食堂さんで朝ごはん。まぐろ丼定食!
08:23 青森駅発
↓快速「リゾートしらかみ」乗車 ※全席指定
11:20 ウェスパ椿山駅着
↓シャトルバス乗車
11:30 黄金崎不老ふ死温泉着
↓温泉&海の幸を味わうランチ!
13:00 黄金崎不老ふ死温泉発
↓ゆっくり散策しながら
13:20 艫作駅着
13:45 艫作駅発
↓五能線
14:03 十二湖駅着
14:20 十二湖駅前発
↓バス
14:35 奥十二湖駐車場着
↓徒歩
14:45 青池着
↓しばらく散策
15:30 奥十二湖駐車場発
↓バス
15:45 十二湖駅前着
16:03 十二湖駅発
↓快速「リゾートしらかみ」乗車 ※全席指定
18:24 弘前駅着
↓お土産購入&小休止
19:30 弘前駅発
↓弘南鉄道
19:59 黒石駅着
↓徒歩
20:10 創作料理「蔵よし」さん着
↓夜ごはんに「黒石つゆ焼きそば」を☆
20:45 お店発
↓徒歩・黒石駅前のスーパーを探検
21:20 黒石駅発
↓弘南鉄道
21:49 弘前駅着
↓バスターミナル近くのファミレスで旅行記録のまとめ
23:20 弘前バスターミナル発
↓夜行バス「パンダ号」
06:45 上野駅前着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
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-
振り返ってみると、私の旅は、金曜夜の出発が多めです。仕事を終えて明日からお休み。その解放感を温存した状態で一気に旅に飛び出すのは、勤め人にとってこの上ない快楽です。
また、旅に出る上でテーマを設定するのも好きです。今回の旅のテーマは「弾丸旅行で丸1日朝から晩まで楽しみ尽くす」。大きなプロジェクトで疲れた心身を癒すことが目的とはいえ、今年はまだあと2ヶ月弱残っています。気持ちが一気にたるんでしまわないように、楽しむ時間にも制限を設けてめりはりをつけたいと思います。
会社から上野駅へ直行。
現地で朝一から深夜まで動けるよう、今回の長距離移動は夜行バス利用です。
上野駅前から弘前・青森方面へ出ている夜行バス「パンダ号」に乗って、まずは弘前駅を目指します。
青森は旅の途中で下車したことがあるだけで、旅をするのは初めて。未知なる土地での出会いにわくわくします! -
夕飯をゆっくり食べる時間が確保できなかったので、ひとまずおなかが空かないようにお夜食を。
上野駅構内のリトルマーメイドで買ったパンダのクリームパンです。 -
バスは22時に上野を出発。予定より40分も早く、弘前のバスターミナルに到着しました。
本当は弘前駅周辺で朝ごはんを食べた後、そのまま今日のメインの目的地、五能線沿線へと向かう予定だったのですが、時間の都合であきらめていた「青森駅前の市場の食堂で朝から新鮮なまぐろを食べる」というチャレンジがどうやらできそうな予感!
初めて降り立った弘前の町で、バスターミナルから駅方面に向かう道がわからずしばらくうろうろした後(笑)、なんとか弘前駅に到着。
立派な駅舎にびっくりします。 -
駅構内に弘前のねぶたが展示されていました。
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そして、改札前には巨大なりんごのモニュメントが^^
りんご生産量日本一の地域ならではですね。 -
これは・・・(汗
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そうこうしているうちに、青森方面の電車の出発時刻が迫ってきました。
大急ぎで今日の切符を購入します。
こちらの「五能線フリーパス」と、「リゾートしらかみ」号の指定券を往復で購入。
リゾートしらかみは快速列車ではありますが、全席指定なので、旅の前にお席の確保をお忘れなく!
ちなみに、上り・下りとも、日本海側がいちばんよく見える窓辺の席は「A」列の席です。 -
6時40分、青森行の奥羽本線に乗って出発です。
電車の中は通勤通学のお客さんでいっぱい。
窓から初めて見る岩木山の姿に気持ちが浮足立ちますが、写真を撮るのはまだ自粛します。
7時28分、青森駅に到着!
りんご!これはなんだろう。道具入れでしょうか。 -
良い天気。津軽海峡がすぐ目の前です。
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青森といえばねぶたまつり!一度生で見てみたい。
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「青い森鉄道」のキャラクター、かわいい。
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駅のすぐそばが青森港です。八甲田丸が!
そして港には「A-FACTORY」なるオシャレな商業施設が。
青森りんごでつくったシードルの工房もあるそうです。
残念ながら営業時間にはちょっと早い訪問でした。。。 -
この建物は「ねぶたの家 ワ・ラッセ」という、ねぶたの展示や歴史の紹介をしている観光施設だそう。
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そういえば以前、北海道方面へ電車を乗り継いで旅をした際、車内に忘れ物をして青森駅の駅員さんたちにお世話になったなぁ…
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駅前にはこんなお店も。りんごがいっぱい。青森のイメージ通りの風景です。
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さてさて、わざわざ遠回りしてまで青森駅へとやってきた理由はただ一つ。
青森といえば「まぐろ」!せっかくなので美味しいまぐろをいただいて帰りたいところです。
青森駅の前にある「アウガ」という複合施設の地下に、朝5時から営業している市場があります。 -
この市場の中にある食堂で、朝から新鮮な魚定食が味わえると聞いたので、さっそく訪問。
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ニコニコ明るいお母さんたちがさわやかな「丸青食堂」さん。
観光客から地元のおじちゃんまで、朝から様々なお客さんが訪れています。
私は迷わず「まぐろ丼定食(1,000円)」を注文。 -
口に運んだ瞬間、まぐろが…とろとろとろ〜
赤身なのに、とろけるような食感が絶品です。
普段口にしている、硬めであっさりした食感の赤身のまぐろとはまるで別物。
このクオリティ、東京にいたら1,000円ではとても味わえないことでしょう。
朝からぜいたくなごはんをいただき、大満足。美味しかったです!ごちそうさまでした! -
さてさて、ここからは日本海側へと電車移動です。
大きな窓から日本海の絶景が楽しめる快速列車「リゾートしらかみ」号。
外装のカラーが緑色の「木無(ぶな・漢字1文字)」、青色の「青池」、赤色の「くまげら」、3種類の編成があります。
私が今回乗車したのは、往路・復路ともに、こちらの「木無」でした。 -
車内はこんな感じ。
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無事に窓際の席をゲット。座席もゆったりして実に快適です!
青森みやげの「りんごスティックパイ」をおやつに(朝から食べてばっかり・笑)津軽の車窓風景をゆっくり楽しむことにします。 -
青森駅を8時23分に出発し、まずは新青森駅に到着。新幹線が止まる立派な駅舎です。
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一旦、弘前駅まで向かった後、逆走するかたちで、五能線の起点駅となる川部駅へと戻ります。
川部駅を出た後は、しばらく、りんご畑の風景が広がります。 -
こんなふうに広いりんご畑、しかも収穫の時期の風景を見るのは生まれて初めて。まるで外国に来ているかのような気分です。
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赤いりんごがたわわに実ったりんご畑の向こうに、高くそびえる岩木山。
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駅の表札にもりんごマーク。かわいい。
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五所川原駅からは、冬季のストーブ列車で知られる津軽鉄道が。
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そして、車内ではなんと、津軽三味線の生演奏が始まりました!
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リゾートしらかみの車内には個室もあり、家族やグループでゆったり旅を楽しむこともできます。
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もうしばらく行くと、やがて電車は日本海側へと抜けていきます。
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鰺ヶ沢の風景。
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千畳敷のあたり。
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深浦のあたり。
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日本海の風景が大好きで、訪れるたびにたくさん写真を撮ってしまう私です…
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ゆったり快適な車内で3時間ほど車窓風景を堪能した後、電車はウェスパ椿山駅に到着。
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こちらの駅一帯は温泉施設や宿泊施設、レストランなどを兼ねそろえたリゾート施設のようです。
なんだか建物がメルヘンチック。 -
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SLもありました。
さてさて、いよいよここからは今回の旅のお目当てのひとつ、黄金崎不老ふ死温泉へと向かいます。
リゾートしらかみ号の到着時刻に合わせて無料シャトルバスの送迎があります。(予約不要。在来線の場合は要予約) -
ここから海辺の道を揺られること約10分、不老ふ死温泉に到着!
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本当に日本海の目の前!びっくり!こんなロケーションの温泉が日本に存在するとは…
日帰り入浴の入館料は大人600円、子供300円。
名物の海辺の露天風呂はシャワー施設がないので、まずは内風呂で体を洗い、一旦服を着てサンダル履きで露天風呂へ出て、備え付けの脱衣所で服を再度脱ぎ入浴する形となります。
露天風呂は混浴と女湯の2つに分かれています。あの有名なひょうたん型のお風呂は混浴用の風呂です。
ちなみに、こちらの海辺の露天風呂からは美しい日本海の夕焼けが一望できることで有名ですが、日帰り入浴の場合、16:00(最終入館受付:15:30)で終了となります。
夕焼けを眺めてゆっくり温泉を楽しみたい場合は、宿泊が必須となりますので、その点くれぐれもご注意を…
私は、真昼の青空のもと日本海の絶景を楽しませていただきました!
本当に海が、波が、目の前まで迫っているのです。すごい!
こんなロケーションでお風呂に入るなんて、人生であと何回体験できることかしら。そのくらい、貴重な体験をしました。
風は強いですが、温泉に浸かっているので不思議と寒くありません。
お湯は鉄分をたっぷり含む褐色で(そのため、すごく鉄の匂いが強いです)、海辺の温泉ということもあり、しょっぱいです。
しかし、上がった後もしばらく湯冷めせず体がぽかぽかしておりました^^ -
さっぱりした後は、絶景を見下ろす館内のレストランでランチタイム。
朝もしっかりまぐろ丼をいただきましたが、ここでもやっぱり海の幸をいただくことに…というわけで、刺身定食を注文しました。
やっぱり、名物のイカが美味しい☆
こちらの温泉がある深浦町では「深浦マグロステーキ丼」なる名物料理があるようで、生のまぐろをさっと炙ってご飯にのっけていただくお料理だそうです。
私は朝食でまぐろをいただいてきてしまったのであきらめたのですが^^;見る限り一番人気のメニューだったようです。
青森といえば大間のまぐろが有名ですが、実は深浦町が県内でもっともまぐろの水揚げ高が多い地域なのだそうです!)
後半では、世界遺産として知られる白神山地にほど近い神秘の湖沼群・十二湖と、リゾートしらかみの車窓から眺める日本海の美しい夕焼け、旅の最後を締めくくる青森のB級グルメ・黒石つゆ焼きそばレポートをお届けします^^
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