2013/10/29 - 2013/10/30
1位(同エリア3件中)
ばねおさん
レンタカーで巡るノルマンディの旅3日目
リジュー郊外のシャンブルドットを発ち、リヴァロへいったん南下、その後反転して北上し、ル・アーブルを目指す。
ル・アーブルではアンドレ・マルロー美術館訪問が楽しみ。
そして今夜の宿泊地エトルタへ。
どうみても賢いルート作成ではないが、時間がないところであれこれ前後して決めていったら、こんなおかしな結果になってしまった。
リヴァロではチーズ工場を見学、ノルマンディチーズの名品と出会うことができた。そしてシードルも...
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
リジュー郊外の宿から、車で20分でリヴァロに到着。
奥に見えるのが街のシンボルであるサントゥエン教会。
リジューからリヴァロへはバス便もある。 -
菊の花で飾られたリヴァロ役場。
ここに駐車させてもらい、地元の観光案内所へ向かう。 -
こちらがリヴァロ観光案内所。
あれやこれやと情報と資料を入手。
お勧めは、Le village fromage チーズ村なるところ。 -
街中を通り、「チーズ村」へ向かう。
フランスの祝日であるトゥサン(「万聖節」)が近いので、花屋さんは車道上にまで菊の鉢植えを並べていた。
日本のお彼岸と同様に、フランスでも墓参に菊の花を携えていくが、花束ではなく鉢植えを供えるところが多いようだ。 -
昨日の昼食とりそこないに懲りて、ついつい総菜屋さんのケースを覗き込んでしまった。
今日は然るべきところで昼食をとる決意をもって、購入は断念。 -
こちらはパン・ケーキ屋さん。
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ホテル兼レストラン。
こうしたコロンバージュの建物が多くみられる。 -
さて、お目当てのチーズ村へ到着。
中心部にある観光案内所から車で5分とかからぬ場所。
村といってもGraindorge のチーズ工場である。 -
観光バスが停まっているところをみると、団体客もある模様。
-
ここが正面入り口。
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昔、運搬作業に活躍したであろうシトロエン製トラック。
きちんと手入れされ、ここの看板娘に変身。
日本でも稀に2CVが走っているのを見かけるが、さすがにこれは珍しい。 -
右手の建物入り口から、見学ルートになっている。
VISITEの表示あり。 -
左側は物産品売り場の入り口。
Boutiqueの表示
製造工程の見学を省略して、売り場だけに用事のあるひとはこちらから。 -
見学コースの建物に一歩入ると、こういう感じ。
誰もいないのが不思議。 -
受付カウンターらしきものはあるが無人。
どうぞ、勝手にやってください、ということらしい。 -
人は居ないが、牛さんが愛想よくお出迎え。
「ようこそ!」 -
ここが最初の展示室。
「さあ、乳搾りの時間だ。早く帰ろう!」と書かれてある。
ここは、あくまで牛さん中心に考える必要がある。 -
次に進む扉の横に細かくいろいろ書いてあったが
面倒なので、省略。 -
すると画面いっぱいの迫力で解説者が現れ
チーズのうんちくを傾けてくれる。
あれやこれや、奥深い話がぎっしり。
たぶん -
いよいよ実際の製造工程がガラス窓越しに見えてきた。
-
よーく見てね、
とルーペが語っている。 -
製造現場はすっかり機械化されて、作業ロボットが絶え間なく動いている。
なるほど、なるほど -
その先に、人間発見
チーズ村で初めて見かけた生の関係者。
ロボット機械の手入れをしているようだ。 -
いったん製造工程を離れて
今度はチーズの歴史をお勉強するコーナーへ導かれる。 -
時代の移り変わりや
-
いろいろな道具類
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型容器もさまざま
-
お勉強のあとで、次に目にしたのはガラス窓越しのチーズの山
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チーズ、チーズ、チーズ.....
とにかくチーズだらけ -
成形されて次のステップへ向かうところ
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こちらは出荷前の作業工程
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これぞリヴァロの誇る葦巻き作業
長い葦を、チーズの側面にぐるぐる巻いている
この工程は完全手作業である。
チーズに巻かれた葦の3本線が、フランス陸軍大佐の軍帽に似ていることからコロネル(大佐)の愛称があるとのこと。 -
なぜ葦を巻くのかというと、チーズの型崩れを防ぐためである。
なぜ葦なのか、笹では駄目なのかと問われると困るが、
このあたりの解説は知識のある方のご教示を乞いたい。 -
葦巻作業の向かい側では、見学者に見えないように秘密な作業が行われている?
実は秘密でもなんでもない
こちらは葦ではなく紙テープを巻いている
あとで購入して分かったが、やはり葦巻のほうが高い -
ビデオ画面でも作業の説明がされているが、実際に眼前で行われている作業を見ているほうが楽しい。
-
結論。
みなさん! ノルマンディのおいしいチーズを食べましょう! -
結論が示された先には
ノルマンディチーズを活かしたレシピの数々が写真で展示されているブース。
味覚を視覚に訴える戦略室。 -
次に登場したのは、巨大なラベルマークの陳列。
写真ではサイズが分からないが、縦横各2メートルくらいの大きさで
まるでモニュメントである。
これはポン・レボック。
ノルマンディ地方で最も古い歴史がある。 -
プチ・リヴァロ。
-
カマンベール。
-
ハート型が特徴のヌフシャテル。
なぜハート型かというと.....
100年戦争にまで遡る古いふるい由来がある -
これで見学コースはおしまい。
最終コーナーを曲がると、椅子とテーブルが目に飛び込んできた。
次には、お楽しみ試食コーナーが待っているはず、と期待が高まる。
日本だったら、きれいなオネーサンたちが「おひとつどうぞ」と勧めてくれる場面である。 -
しかしここでは、販売コーナーで何種類かのチーズの小片を試食させてもらえると言ったほうが正しいだろう。
もちろん、コーナーに立つのはきれいなオネーサンたちであることは日本と同様で、食べつくすと切り足してくれる。
チーズはリヴァロだけでなく、ポンレボックやカマンベールも取り揃えてある。 -
また、チーズだけでなく、シードルやカルヴァドス、ノルマンデイー地方の関連物産(モン・サン・ミッシェルの土産品まで)も種類多く取り扱っているので、お土産目当ての人には便利である。
-
こちらで購入した2種のプチ・レボックのひとつ
勝手に赤レベルと名付けた
価格は3ユーロ。
あとで調べたら、日本では2000円以上で売られているようで、びっくり!!
フランスは何もかも物価高の感があるが、酪農製品の安さだけは救いである。 -
こちらは青ラベル(あくまで勝手な名づけです)。確か3.4ユーロ
青ラベルは、ここだけでしか手に入りません、とのオネーサンの宣伝文句に釣られて買ったのだが、後日食べ比べて両者の味の差異はなかった。
赤ラベルと青ラベルの違いは、チーズを巻いている材料が葦か紙テープかの違いだけであろう。
でも、葦を除きながら食べるのは何となく趣がある。 -
購入したリヴァロはパリに持ち帰り、あっという間に食べつくしてしまった。
すっかり、その味の虜になって、その後パリ市内のマルシェで買い求めたリヴァロがこの一品。
製造業者は別だが、AOPマーク(製品の高品質を保証するEU共通のマーク;酪農製品はEU全体で約150種あるが、その1/3はフランス製品)のシールが示すように品質は高く、旨いの一言に尽きる。パリ農業コンクール金賞受賞のシールも貼られていた。 -
こちらも後日、パリ市内のスーパーで購入したポン・レヴォック
2.7ユーロ
リヴァロに比べると硬度が少ない食感である。
濃厚でこちらにもはまりそう -
チーズ村ではリヴァロのほかにこのシードル1本を購入。
できれば生産農家を訪ね、じっくりと味わってみたいところだが、次の予定が詰まっていて断念。
シードルに関する知識は乏しく、分からない場合はだいたいが価格帯の中間品を選ぶのが常で、このシードルも値段は中くらいであったが、実に逸品であった。
シードルがこんなに旨いものとは知らなかった。
もちろんAOPマークが付されていた。
こうなるとカルヴァドスを買い求めなかったことが惜しまれる。 -
見学&チーズ購入を終えて、反対側から振り返った工場風景。
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周辺は彼方まで牧草地が広がっている。
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さて、チーズだけでこの一篇を締めくくるのも芸がないので、町のシンボルであるサントゥエン教会を訪問した。
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15世紀の創建らしい。
パイプオルガンが「歴史的遺産」に指定されているようだが、内部に入ることはできなかった。 -
後方からの風景
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教会前庭にある周囲を砲弾型で囲まれた慰霊塔。
ノルマンデイー地方には戦争被害者や故国に殉じた人々の碑が各所に見られる。 -
教会裏手の司祭館の窓辺には小さなリンゴの木が植えられ、けなげに可愛い実をつけていた。
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