2013/08/09 - 2013/08/10
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ももんがあまんさん
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ベルギー2日目、今日の目標は、ベルギー最古の町とも言われ、最古の王都(AC5世紀)でもあった「トゥルネー」の町です。
鄙びた古都、あまり近代的な、箱型の建物も殆ど無く、フランス・イギリス・スペイン・オランダ・オーストリアと、様々な国の支配下に置かれ、町の至る所に、旧い歴史が積み重ねられてきた、そんな感じの街並みです・・・勿論、ド派手で煌びやかな広場も有り、しっかり「ベルギー」をやっている町。
表紙の写真は、勿論、「グラン・プラス」の風景、ベルギーのビールは、とても美味しいです、ヨーロッパで一番かも?
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月9日(金) モンス ワロン地方
今日は、モンスの町を後にして、トゥルネーの町へ向かいますけれど、その途中では、「Chateau de Beloril」と。ワロンの美しい村「Aubechies」の村を訪ねる予定です。
写真は、昨日訪れた「聖ウォードリュ教会」。 -
N 526号線 ワロン地方
先ずは、「ベロイ城」へ、田舎道を走ります。 -
N 526号線
途中で出会った、お馬さん。
なかなか人懐っこいのですけれど、柵が邪魔です。 -
Beloeil ベロイ ワロン地域
お城(Chateau)のある町です、また、雨が降ってきました・・・涼しくて助かりますけれど・・・街角のカフェで一休みです。 -
ベロイ
雨が上がった、ベロイの街並み。
お城の町にふさわしく、ちょっと雰囲気のある町です。 -
ベロイ Chateau de Beloeil
到着が少し早すぎて、建物の中は見学出来ませんでした・・・マア、入るには、多分、お金が掛かりますし、外観を見るだけで満足です。 -
ベロイ城
14世紀以来の貴族の居城だそうですけれど、現在の建物は、1680年の建造なのだそうです、主の「リーニュ家」は、ヨーロッパ有数の貴族なのだそうです。
建物の向こう側の、広大な庭園が有名なのだそうです、でも開館時間、Pm1時まで待つのも面倒なので・・・パス。 -
ベロイ
代わりに、町の公園を撮っておきました・・・代わりになりませんけど・・・ハハ。 -
N 526号線 ワロン地区
田舎を走りながら見つけた、雰囲気のある家屋、多分、お百姓さんの、昔ながらの家のようです、中に入って、見せてもらいたいくらいです・・・国宝クラス・・・? -
田舎道 Aubechies
次は「ワロンの美しい村」に登録されている「オブシ―」の村ですけれど・・・・フランスの様には、道路に案内板が無いので、手持ちの、やや大雑把な地図(30万分の1のベネルクスの地図)では、なかなか道が解りません・・・まだまだ、このシリーズは、マイナーな感じで、これはこの後、旅の後半で「ワロンの美しい村」を廻った時にも、散々、苦労させられ要因になります。
チラホラと家が見えてきました、なんとかかんとか、その村に、辿りついた処でしょうか・・・? -
オブシー
でも、村が何処にあるのか・・・緑豊かで、美しい土地ですけれど、村らしい村が有りません、「散村」と言う感じでしょうか・・・? -
オブシー St Gery Romanesque Church
やっと見つけた「村の教会」、ロマネスク教会なのだとか・・・でも、去年たくさん見た、南フランスのロマネスク教会とはかなり違います、まあ、小さな教会ですしね、ゴシックで建てるほどのことも無いという・・・そんな感じです。 -
オブシー St Gery Romanesque Church
小さな教会の、小さな祭壇です。 -
オブシー
教会の前には、カフェが有りましたけれど、あいにく休業中・・・8月の観光シーズンなのに・・・あまり観光客は多くないようですね、フランスの「美しい村」とは、かなり違いますね。
このあたりが、村の中心なのでしょうか?(教会も有るし?) でも、チラホラと家は有るけれど、村と言うほどでは・・・? -
オブシー
村らしい村のない「ワロンの美しい村」、特別美しい家並みも無く、あっけないほど、あっという間に通り過ぎてしまいました・・・
この村の売り物は、「ドムス・ロマーノ」と言う、ローマ時代の遺跡だそうですけど、入場料金は9ユーロ、少し高すぎると思ったので「パス」しました。 -
田舎道
仕方ないので、次は、今日の目的地「トゥルネー」に向かいます。
写真は、ベルギーの田舎の麦畑。 -
田舎道
ホルスタインもたくさんいます、このあたりは、フランスの田舎と良く似た風景です。 -
田舎道
風車もたくさん廻ってます、だいぶ平坦な土地になってきました。
もう少し行けばフランダース地区になります、フランダースまで行けば、あとはオランダまで、ず〜っと平坦の土地のはずです。 -
田舎道
花の咲く田舎道を「トゥルネー」へ走ります。
でも、田舎道の魅力は、イギリスやアイルランドの方が、やっぱりずっと上かも? 風景も変化に富んでいますしね・・・疲れるけど・・・ -
田舎道
ロバ君に挨拶しながら走ります・・・なかなか、美男・・・? -
田舎道
何処をどう走っているのか、やや不安ですけれど・・・何とか、「トゥルネー」に近ずいているようです。 -
Tournei トゥルネー ワロン・エノー州
ようやく到着・・・「モンス」よりは、やや大きめの町。
「モンス」よりは、清潔な感じの町です。 -
トゥルネー Beffroi
トゥルネーは、フランク族・メロヴィング朝の創始者、クローヴィスが生まれた町、紀元5世紀には、フランク王国の最初の王都となった町です、その後、イギリス・スペイン・オーストリア等、様々な国家の支配下となり、ベルギーの独立と共に、ベルギーの一員となるに至ります。
手前の「鐘楼」は1188年に建て始められて、13世紀に完成、高さは72m、モンスの「鐘楼」87mよりは低いですけれど、これもやっぱり世界遺産、この町に2つある世界遺産のうちの一つだそうです。 -
イチオシ
トゥルネー
「鐘楼」の脇を抜けていくと「グランプラス」が有ります。
この広場もなかなか、広々として良い感じ・・・ -
トゥルネー Gran-Place
広場「グラン・プラス」には、ここでも「噴水」が設置されてます・・・でもまあ、今日は曇り空で、少し雨も降ったし、それほど暑くも有りません。 -
トゥルネー グラン・プラス
期待以上に美しい「グラン・プラス」です、派手は派手ですけれど、何処かしら品が有ると感じるのは、古都と言うイメージが、ワタクシの脳にインプットされているからなのか・・・? -
グラン・プラス
広場の片側にあるスタチューと教会です、教会は、12世紀のロマネスク「聖カンタン教会」、スタチューの方は、誰だか不明、ご存知の方は宜しくご連絡を・・・ -
グランプラス St. Quentin 聖カンタン教会
教会のアップ、姿かたちは、可愛いですね、それほど大きくないし。 -
聖カンタン教会
教会のタンバンです。
これはマア、愛嬌は有るけれど、新しく造りなおされたものだと思う・・・? -
聖カンタン教会
教会の中はマア、特別どうと言うことも無いですけれど、ステンドグラスの写真だけ撮っておきます。 -
イチオシ
グラン・プラス
広場を取り囲む建物は、「モンス」以上に雰囲気が有ります、これは◎。
なかなかに華やかです・・・これらベルギーの「グラン・プラス」の華やかさのルーツは、フランスのブルゴーニュ公等、貴族社会の、絢爛・華麗・華美なる生活に影響されてのもので有るそうです、ホイジンガの「中世の秋」には、その呆れかえるほどの、華麗・華美の有りようが、見事に描き出されています。 -
イチオシ
グラン・プラス&鐘楼
鐘楼は、さすが世界遺産で、姿の美しい「塔」です。
ブルゴーニュ公の庇護のもとで、経済的にも力を付けた市民たちも、そんな貴族たちのまねをして、自分たちの市庁舎やギルドハウスを飾り立てたのですね・・・でもまあ、この「鐘楼」は13世紀の完成なので、ブルゴーニュ公の支配時代(15〜16世紀)よりは、2世紀も以前のもの、そう思って見ると、「グランプラス」の他の建物よりは、心なしか簡素・・・? 気のせいかも?
塔のてっぺんのテラスからは、赤屋根の街並みが見渡せるらしいのですけれど、階段が257段あるとかで、登る気力が有りません・・・ハハ・・・自転車は良いのですけれど、階段を上るのは苦手になりました・・ハハ。 -
イチオシ
グラン・プラス Halle aux Draps
市庁舎かと思っていたのですけれど、「繊維ホール」なのだそうです、グラン・プラスにふさわしい、煌びやかな建物です。
1610年に建てられた「ルネサンス様式」だそうです、この時代は、すでに、スペインの支配時代ですね。 -
繊維ホール
建物の真ん中の「黄金の像」、聖母かと思ったけれど違うようです、誰でしょう? -
グラン・プラス
広場の家並みです、家並の向こうの、「塔」のある建物はノートルダム大聖堂、この町2つ目の「世界遺産」です。 -
グラン・プラス
ひときわ目立つ、印象的なハウスです・・・何時、誰が、何の為に建てたかは解りません。 -
Cathedrale Notre-Dame
グランプラスの裏側に廻って、メートルダム大聖堂へ向かいます。 -
ノートルダム大聖堂
12〜13世紀にかけて建てられた、ロマネスクとゴシックの折衷様式だそうです。
5本の塔と、正面を見た感じは、ロマネスクな感じ・・・? -
ノートルダム大聖堂
正面から見た「薔薇の窓」とオルガン。
教会の内部は、それほどでも無いですけれど、この薔薇の窓は良くできてます。 -
イチオシ
ノートルダム大聖堂
薔薇の窓のアップです。 -
ノートルダム大聖堂
祭壇の聖母子像です。
やっぱり親子だなあ〜と言う感じで、良く似てます。
♂は神様かも知れませんけれど、♀は間違いなくマリアですね・・・ハハハ。 -
トゥルネー Maisons Romanes
トゥルネーの町の真ん中を流れる「Escaut川」の向こう側にある、この町で一番古い街並み・・・ロマネスクの家と言う名前が付いています。 -
ロマネスクの家
中に入って行く人がいます、中はどうやら、「プロテスタント教会」になっているようです、カソリックの国ベルギーにも、やっぱり、プロテスタント派は居るようです・・・カルト系かも知れませんけど・・・カソリックの教会の様には、気楽に入っていけないですね。 -
トゥルネー
石畳と、旧いレンガ造りの家の多い、町の一角。 -
トゥルネー
石畳の細路地です、突き当りは「Escaut川」、その向こうには、大聖堂が見えます。 -
トゥルネー L`Escaut
エスコー川、川沿いの風景。 -
トゥルネー エスコー川
上の写真の反対側です。 -
トゥルネー
チップスの看板のあるお店は、夕食を食べた「レストラン」、地元の高校生なども来る、ざっくばらんなお店。
スパゲッテーは「ボローニャ=ナポリタン」のみでしたけれど、これが美味しい! -
トゥルネー
この旅で食べた「スパゲティー・ボローニャ」では、一番おいしかった「スパゲッティ」、細く削ったチーズが、細麺の上に、雪のように積もってました・・・こんなナポリタン見たことないので、ホント、感激です・・・味も最高。
体調もようやく落ち着いて、食べ物も問題なく食べられるようになりました、とは言っても、昨日も今日もスパゲッティですけれど・・・芸が無いなあ・・・ -
トゥルネー
夕暮れのシルエット・・・ -
トゥルネー
再び、グランプラスへ戻ります。
これはその手前の味のある建物。 -
グラン・プラス
夕暮れのグランプラスです。 -
イチオシ
グラン・プラス
赤レンガの建物が、夕陽に映えます。
グランプラスは、世俗的な場所です、思い切り、飲んで食べて、飾りたてて、楽しむ場所なのです、けれど、その感覚は、あくまでも現代人の感覚で、中世人にとって、世俗と聖なるものは、それほど明瞭に分離してはいなかったと、「中世の秋」には、書かれています、己を飾り立て、虚飾を纏う事は、貴族も聖職者も変わりなく、その同じ魂に、敬虔なる信仰が同居していたのだとか・・・逆に言えば、いわば近代とは、それが分離した時代だという事になるようです。 -
グラン・プラス
夕陽の中で、鐘楼の写真を1枚。 -
トゥルネー
繊維ホールの脇道を入ったところ、このあたりも旧い建物の密集しているところです。
石畳で、雰囲気も悪くないところ。
-
トゥルネー
トゥルネーの民族博物館のようです、多分、何処かの貴族の「シャトー」だった建物か?
大昔とはいえ、元王都ですので、シャトーの一つや2つくらい・・・と思っていたのですけれど、見付けた、其れらしい建物は、これだけでした・・・イメージよりは、庶民的な町です。 -
トゥルネー Auberge de Junesse
今夜の宿です。
宿の評価 ★★★★ ドミトリー20.50ユーロ 相場です、昨日も今日も、ドミトリーですけれど一人で部屋を占有、バカンスシーズンの割には、暇そうです、でも、おかげで良く眠れて助かります、ベルギーのユースは、むやみに詰め込んだりしないようで、客優先と言う感じ、なかなか素晴らしいです。
本日の走行距離 51km/累計417km まだまだ、ボチボチ・・・これくらいだと疲れも残らないので、良い感じです。 -
8月10日(土) トゥルネー ワロン地区
今日は、「トゥルネー」の町を出て、「コルトレイク」を経由して、「ブルージュ」方面へ、適当な宿あれば、「ブルージュ」の手前で、泊まるつもりです。
先ずは、宿を出て、昨日見れなかった処を、少し見物・・・この写真は、ユース・ホステルの隣の「美術館」、建物は、ヴィクトル・オルタと言う人が設計した、アール・ヌーボー様式なのだそうです。 -
トゥルネー Hotel de Ville
こちらは、町の「市庁舎」です、これもユースのすぐ近くにありました、さすがに大きいですけれど、デザイン的には、ちょっと凡庸・・・?
普通は、グランプラスに在るはずなのですけれど、多分、だいぶ後年の建物ですね? 地下聖堂が在って、それは13世紀のものらしいのですけれど、何処から入ればよいのやら・・・?
どの町へ行っても、一応「Hotel de Ville」とか「Mairie」等は、注目しているので、平凡でも撮る事にしています。 -
イチオシ
市庁舎前広場
建物よりも、前の庭園が良い感じです。
遠くの建物は、多分、博物館です、このあたりは、博物館が密集している地域。 -
Parc
市庁舎裏の公園です、散歩道としては良い感じです。 -
エスコー川 Pont es Tours
最後に、町はずれの旧い橋を見物して、次の町へ向かいます。
この橋は、13世紀に建てられたもの、「橋」と名は付いているけれど、元は、町の城壁の一部だったのだとか、ここだけ残して、あとは解体してしまったのでしょうね・・・中には、レストランが入っているのだそうですけど、今は、朝も早いので、其れらしい気配も有りませんでした。 -
トゥルネー
エスコー川の河畔の風景です。
白い、瀟洒な建物が、この町に似合っている気がします。 -
エスコー川 トゥル橋
町の印象 ★★★★ 町の雰囲気、佇まいは、「モンス」より気に入ったし、清潔感のある良い町なのですけれど、カテドラルの魅力はイマイチで、「モンス」の「聖ウォードリュ教会」の方が上です、全体としては、モンスより美しい町だと思うのですけれど、五つ星にするには、今一息か・・・マア、評価は、人によって見るところが違うので、あくまでも参考に・・・なるかな?
次は、「コルトレイク」から「ブルージュ」へ向かいます、いよいよ「フランダース」です。
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