☆ドイツクリスマスマーケット★2日目☆バンベルク　バンベルク大聖堂

2013/11/27 - 2013/12/03

ヴュルツブルクを後にしてバスで1〜2時間走った後、バンベルクに到着いたしました。

ドイツ古城街道の町バンベルクは、「バイエルンの真珠」と称えられるドイツの古都です。
ローマと同じく7つの丘に築かれた街で、時に「フランケンのローマ」とも呼ばれています。
1007年、後に神聖ローマ皇帝となるハインリヒ2世がこの地に司教座を置き、キリスト教の町として発展しました。
数多くの宗教建築、石畳の路地に軒を連ねる家々など中世の珠玉の町並みが、1000年以上の時を超えて息づいています。
11世紀以降の伝統的な暮らしと景観を伝えるバンベルクは、第二次世界大戦で被害を受けなかったドイツでは稀な町として世界遺産に登録されています。
街は、宗教施設が占めるベルクシュタット（大聖堂周辺の「山の街」）と市民の街であるインゼルシュタット（レグニッツ川の二つの分流の間にある「島の街」）、そしてゲルトナーシュタット（「庭園都市」）の三つの部分からなっています。


バンベルクの象徴的な建造物はバンベルク大聖堂です。
バンベルク大聖堂は4つの尖塔をともなう後期ロマネスク様式の建造物です。
大聖堂は長さ約94m、幅28m、高さ26mで、尖塔の高さはいずれも約81mとかなりの大きさです。
1004年に神聖ローマ皇帝ハインリヒ2世によって最初の造営がなされ、1012年5月6日に献堂されましたが、1081年に火災によって一部が損壊したため、新たな大聖堂が1111年に献堂されました。
現存する後期ロマネスク様式の大聖堂は、その後の13世紀に完成したものです。
大聖堂内部には皇帝ハインリヒ2世とその妻クニグンデ皇后の壮麗な大理石の墓があります。
これは、彫刻家ティルマン・リーメンシュナイダーが彫り上げたもので、彼の代表作と見なされています。ローマ教皇クレメンス2世の墓もあります。

また、バンベルクの騎馬像として知られる彫像がありますがほぼ間違いなく1200年頃のものであるとされています。
モデルはハンガリー公シュテファンではないかと言われますが、はっきりしていません。
風貌から中世キリスト教世界の王侯・騎士の理想を表現していると言われています。


バンベルグを象徴する大聖堂を見た後は、バンベルグ市街の方へ向かいます。
この日は小雨が降っていて気温も低く道路も凍っていたため滑らないように歩くのに必死でした。
現地のおばあちゃんが大聖堂近くで転んでいたので、冬のドイツは少し危ないです。

エリア バンベルク(ドイツ)

小雨が降っていて少し霧がかかっています

十字架とマリア像

対岸には大きな建物も見えてきました

水辺には白鳥もいます

ベニスと称されるように水辺にある街です

バンベルグ市内に到着

大聖堂までは少し坂になっていて、地面がアイスバーンになっていて滑りそうで怖かったです
現地のおばあちゃんが思いっきりこけていました・・・

大聖堂はかなりの大きさです

大聖堂内部

天井もかなりの高さ

石造りでひんやりとした感じです

クリスマスシーズンなので、エルサレムが表現されていました

左側に有名な騎馬像があります

皇帝ハインリヒ2世とその妻クニグンデ皇后の大理石の墓
リーメンシュナイダーの作品

地下のようになっていました

ドームのところに天井画が描かれています

パイプオルガン

入り口にある彫像

尖塔を下から撮影

ツルツルになったライオン像？

かなりの大きさの大聖堂でした

大聖堂の裏側

旧宮殿

現在は市立歴史博物館になっています

市街の方へ移動します