クロアチアとその周辺に行ってみた＠ボスニア・ヘルツェゴビナ☆モスタル編

2013/11/02 - 2013/11/03

今回の旅ではモスタルの他にザグレブ、ドブロヴニク、リュブリャーナと回りましたが一番印象に残った街がこの街でした。

美しいけど街の片隅に残る傷跡。

小さいから半日も在れば見所は回れるけど、もう少しこの街に居たかった・・・

エリア モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

11月1日　夜行バスでボスニア・ヘルツェゴビナへ向かう。

この日ベルリンからザグレブへとやって来たのですが、深夜バスでボスニア・ヘルツェゴビナのモスタルへと向かいます！

チケットは160クーナでした。

22:30発。

405番のプラットホームって書いてあったから15分前から其処に居たけど全然人が集まって来ない。1人でポツンと座っていたら隣のホームのバスの運転手さんが近づいて来て私のチケットを覗き込んだ。「モスタル行きはそっちのバス？」と聞いたら首を横に振り私のチケットを取り別のホームへてくてく・・・着いて行ったら其処がモスタル行きのバスだった。

何故に！？（笑）

中は半分くらいしか埋まっていなかったかな？

隣の席も使えたので思ったより良く眠れた。途中で起こされ「パスポート！！」と言われたので出入国審査が在ったと思うけど、正直言って全く覚えていない（爆）後にパスポートを確認してみるとクロアチア側のスタンプは確認出来たがボスニア側はスタンプが押されなかったようである。

11月2日　美しいけどそれだけじゃない。

で、デカい音の「モスタル」のアナウンスで起床。バスのお世話係の人？にモス足すに着いたのかと確認すると「ツバイ・ミヌーテ！！」と・・・てか何故にドイツ語！？（笑）

そして早朝のモスタルに到着。てか6:05に着いてしまっても困る（笑）ターミナルではwi-fiがフリーだったのでネットをぼちぼちしながら暇つぶし。

頑張って時間を潰し9時になったんで宿に荷物を預かってもらって観光を始めようと動き出す。その宿へと向かう途中で痛々しい過去の傷跡が・・・

ちょっと悲観的な気分になっていたら今度は美しい川が・・・。

街はこのネレトヴァ川を挟んでムスリム人の住む東側とクロアチア人住む西に分かれているらしい。

でもまた別の箇所を見ればこんな建物が・・・

内戦でこの姿になってしまったのか定かではないけど、歩きながらも色々考えてしまう。

で、今回私が予約した宿に辿り着いたのですが人の気配がせずドアに携帯の番号が貼り出されていたので電話してみた。しかし「○○ですか？」と連絡するも全く言葉が通じない。途中、ジャーマニー・スペインと言うので間違えてドイツにかけているのかと思い聞くとブッチと切られてしまった（涙）途方に暮れているとその直後におじさんが出現！どうやらさっき電話をかけた相手らしいくこの宿のオーナーっぽいのだがやはり言葉が通じない(´ε｀ ;)いや、口コミにも英語が通じないって書いてあったけどまさか此処まで通じないとは・・・（汗）

困惑の表情で居ると「フンフ・ミヌーテ！！」と言っておじさんは何処かへ行ってしまった。てか何でまたドイツ語！？しばらくして謎のおじさんその2が登場。その人は英語がしゃべれたんだけど話を聞いたら私が予約した言葉の通じないおじさんの宿は今営業してなくて泊まれないらしい！！は？（笑）何で(´ε｀ ;)!?愕然とする私。てか何でじゃあ予約出来たの？と言うとだから代わりにそのおじさんの所に泊まれと言う話らしい・・・。しょうがないのでそちらに行く事に。値段は一緒で17ユーロ。まあ部屋自体はとても良かったし本来のチェックインの時間の4時間以上前なのに部屋を使えたから良しとするか（汗）

言葉の通じないおじさんも終始笑顔だし人が良さげで言葉も通じないので攻められない・・・(´ε｀ ;)

テレビも在るし・・・

冷蔵庫も在る。

お茶セットも！びっくり。

テレビ付けたらサッカーやってた！！

疲れたし、ちょっと見て休んでから観光に行こう！と思ったらいつの間にか夢の中へ（爆）

ハッと気付いて起きると窓の外は真っ暗！！

・・・やってしまった（涙）

急いで外に出た。辺りは雨が降ったようで濡れている。宿から観光の中心は直ぐで少し歩けば石畳の美しい景色に変わった。6時くらいだけど人はあまりいない。

此処を潜れば街の一番の見所、スターリ・モストだ。

橋の上から見た北側の景色。

霧が掛かってボヤけてはいるけど美しい・・・モスクがたまらない！！

この橋に限らず石畳の道も雨の所為かツルツルスベッてちょっと怖い。

いや〜でもキレイだよ、ここ。

ここら辺は昼間はお店が開いてるのかな！？

あ〜何で寝ちゃったんだろ（涙）バカ、バカ！！

只の道なのに何故そんなに美しい！？

歩いて来た道を振り返ればキラキラ輝くスターリ・モスト！！

見とれちゃうよ・・・

ここはカラジョズ・ベゴヴァ・ジャミーヤだったかな？

もう一つコスキ・メフメット・バシナ・ジャーミャと言うモスクが在るから明日チェックアウトの前にどっちか一つは見学に行こう！！

静かな街にちらほら響く地元の人や観光客の声。

やっぱり私はこの位落ち着いた場所が好きなんだな〜と改めて実感。

歩いて来た道のりを戻るとこんな物が目に飛び込んで来た。

「Don't forget.」

美しく輝くあの橋は93年に紛争で破壊されて04年に復元された物である。

本当に色々考えさせられてしまう。93年って随分前のようで実は結構最近だったりするんだよね。

・・・。

うーーーーん。

コレも行きには気が付かなかった。

色々考えてもお腹はすく（笑）

色々在る中からモスタルの料理盛り合わせ的な物を。

あら、素敵なビジュアルね！オープン！！

おーーー！！トルコ！？（爆）

何かトルコっぽいぞ！！

そしてうまいーーー♪(´ε｀ )！！

猫がご飯を狙ってた（笑）

いや〜中の席は入れなくて寒かったけど美味しくて満足！！

ルンルンで宿に戻る。

部屋に戻ってスーパーで買ったビールしっぽり。

スーパーはユーロが使えなかった。宿代のおつりをボスニアの通貨マルカで貰ったのでなんとか買えた！

明日はお昼くらいにドブロヴニク行きのバスが在るみたいだからそれで移動するつもり。でもその前に明るい旧市街の町並みも目に焼き付けなきゃ！！

11月3日　昼間もまた美しい〜

おはようございます。さあ、時間は限られてるぞ！！昼間のモスタルも目に焼き付けなくては！！

うーーーむ・・・。

あ、昨日は閉まっていたけどお店が開いている！！そっか〜昼間に来れば色んなお店が在るのね。しかし売ってる物までトルコっぽい匂いがプンプンするぞ（笑）面白いな〜♪(´ε｀ )

昨日ご飯を食べたレストランの横の階段を下ってみるとスターリ・モストが目の前にデデン！！と現れた。

あ〜この角度から見る橋も又美しいな〜♪(´ε｀ )

昨日見かけた93年の事を忘れるな！の石の上に昼間はお土産物が置かれて売られていた（笑）

この角度からの景色は夜バージョンの方が好きかも（笑）

うーん、何度見ても色々考えてしまう。

昼間は結構（と言ってもうじゃうじゃ居る訳ではないが・・・）観光客も居るみたい。昨日歩いていた時に結構地元の人に声を掛けられたので「アジア人珍しいんだろうな〜」と勝手に思って居たら早速中国人の団体さんを発見。

本当にヤツらは何処にでも居るぞ（笑）

そしてやって来ました、コスキ・メフメット・バシナ・ジャーミャ！！

いや、モスクも色々見て来たけどこんなに小さな所は初めてかな！？でも規模なんて関係ない！！本当にキレイ。

もう一つのも行きたいけど時間が無い（涙）

何で昨日寝ちゃったかな〜ああ、ホント馬鹿だな〜。

キラキラ☆

もっとこの空間に浸って居たいけどタイムアップ！！

モスクの外に出るとお兄さんに誘導される。！？と思いつつ進んでみるとキレイにスターリ・モストが！！入場した人しか通してもらえないみたい。いいね〜。

さっ、荷物まとめてチェックアウトしなきゃ。

この石畳、濡れてツルツル滑るのかと思ったら乾いていても滑る！（笑）

要注意！！

で、チェックアウトしたらその宿のおばちゃんに「カード、カード！！」と言われてこのカードを渡されました（笑）

次ぎ来ても家に泊まってね！って事！？いや〜モスタル大好きになっちゃったけど次来るかと問われたらとてもビミョーな所（苦）場所が気軽に来れる場所じゃないもんね・・・。

オススメです！！

誰か泊まってあげて！！（爆）

バスターミナルに向かい昨日と全く同じ道を歩いて戻る訳だけど、同じ景色をまた見て再び色々考える。

銃撃された建物がそのまま残るのは何故何だろう？お金が掛かるから！？日本だったら直ぐ修復されるか壊しちゃいそうだけど・・・

うーむ・・・

モンテネグロのコトルとどっちに行こうか迷ったけどこっちに来て本当に良かった。

もう一泊しても良かったくらい。

はい、バスターミナルに戻って来ました。

で、12：30分発のドブロヴニク行きのバスチケットを無事ゲット！！

ユーロも使えて確か13ユーロくらいだったかな？

バスターミナルに向かう途中のパン屋さんで残りのマルカを使う為にパン購入。

コレはチョコクロワッサン。

値段は1マルカもしなかった筈・・・なのに美味しかったし凄くデカかった（笑）

ドブロヴニク行きは15分遅れて到着。

結構込んでいて最初は隣には誰も居なかったけど途中からは乗って来ました。

車窓から・・・

本当に来て良かった。