2013/07/02 - 2013/07/03
25位(同エリア61件中)
クッキーさん
カルカソンヌを7:30に発ち、トゥールーズに8:40着、乗り換えて9:02発の列車でアルビに10:16着。
事前に鉄道チケットを手配したのは翌日の移動、ここアルビからロデスまで。ロデスからサルラまでの4泊5日の行動は現地に行ってからの情報次第です。
個人で、しかも公共交通機関を利用しての旅行は至難の業だと聞いている、ミディ・ピレネーを縦断する旅です。
4トラベラーさん達だけでなくフラツーからの情報には本当にお世話になりました。これらの情報がなければ、そもそもこの旅は思いつきもしなかったでしょう。
私の旅の記録が、後に続く方達の参考になればと、特に、列車やバス、タクシーなどの移動の時刻や料金に関して、できるだけ詳しく記していこうと思います。
最初の街、アルビとは・・・
『アルビジョワ十字軍を経て、13世紀以降のアルビは、ローマ・カトリック教会が権勢を振るう都市となった。その司教都市は、アルビを流れるタルヌ川左岸に位置し、アルビの歴史的中心地にあたる。
アルビには歴史的な記念建造物が多くある。市の中心部はきわだって保存状態がよく、アルビの黄金時代を伝える数多くの建造物が残っている。
旧市街には、中世の趣きを残す街路やルネサンス期の建造物群が多く残り、タルヌ川とその橋などとともに、独特の都市景観を呈している。
このことから、1996年には「タルヌ県のアルビに残るレンガ造りの都市建造物群、大聖堂、ベルビ宮殿およびタルヌ川にかかる橋」の名で世界遺産暫定リストに掲載され、2010年に正式登録された。』
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝のシテを見たくて、5時半過ぎに起床。旅先では朝早くても起きられる。
6時20分にホテルを出てボン・ヌフへ。
朝早いせいかシテが霞んで見える。 -
6:45にチェックアウト。
テレビを見ていたら、1ユーロが130円という数字を知り、キャッシュで支払いを済ませる。
20分で駅に到着。
ここは駅に至る橋の手前の建物、たぶんホテル。
カルカソンヌの町はやや寂しげな印象。早朝のゴミ収集車は走っているが、道路清掃車は見かけない。
改札を入ってすぐの、ホームへの入口はふさがれていて、階段を下りなくてはいけない。 -
カルカソンヌ、7:30発
今日の列車はTERのせいか、今までにもまして揺れること。
車窓に広がる畑。 -
畑の中にポツンとある駅。
駅に停まると、こんなホームから人が乗り降りする。 -
8:04、8:10、8:12、8:17、8:23、8:25、8:30と全くの各駅停車の旅。
-
8:43、トゥールーズ着。
降りた人は右へ左へと進んでいく。
ここで乗り換えだから、人の後をついていく訳にはいかない。
自分の行き先を自分で探さなくては・・・ -
降りたホームには各行き先が表示されていた。
列車番号を発見。11番ホームだ。
階段を下りて地下通路の一番奥、11番ホームに上がる。
列車番号だけでなく停車駅も表示されている。
トゥールーズからアルビへは代替バスが運行されることもあると聞いていたので、一安心。 -
9:02、トゥールーズ発。
車体広告で飾られた列車。
この列車のほうが揺れも少なく走行中の音も静か。
沿線のホームの落書きや汚れが少なかい気がする。
Galliyac から Tessonnieres の間は今まで以上に美しい田園風景が広がっている。
が、悲しいことに、この車体広告で窓一面が覆われ、カメラの出る幕はなし。 -
10:16、アルビ着。
トゥールーズからアルビには1日に3〜4本しか列車が走っていない。だからもっとこじんまりとした駅を想像していたのだけど、アルビの駅は想像したものよりずっと立派。 -
グーグルマップのストリートビューの記憶を頼りに旧市街を目指すも、最初の出だしでつまずいて、このロータリーがわからず、早速人に訊く羽目に。
ロータリーは駅を出て左手だった。
でもこの後は大丈夫・・・のはず。 -
ロータリーから左に進み、緑十字のマークのある薬局のところで左に曲がり、道なりに。
途中の像も応援してくれている? -
道路の補修工事が目立つ大通りから旧市街への方向は雰囲気でなんとなくわかった。
左手には立派な城門のような建造物が見え、その奥は公園だったような・・・
後で見に来ようと思っていたが、来る機会はなかった。 -
誰が何と言おうと、ここが旧市街であることは明らか。
ここまで約20分。
この後、ホテルへの道がわからず、何人もの人に訊いたが、皆、親切で、一生懸命に教えてくれようとする。
アルビの好感度アップ。 -
やっとたどり着いたホテルは、このアルビの旧市街を代表するような建物のすぐ隣という立地だった。
迷路のような旧市街を歩いてホテルに戻る時には、この建物を目指した位。 -
猫がお出迎え。「あんた誰よ」っていう雰囲気だったけど。
時刻は11時。
チェックインはまだできないということだったので、スーツケースを預かってもらい、早速街歩きにお出かけ。 -
煉瓦色の町といわれるアルビの旧市街。
旧市街には約1000人が暮らしていて、その建物は大部分が16世紀から19世紀にかけて建てられたそうだ。
アルビは建築資材となる石が取れなかったために、大聖堂だけではなく住宅も全てレンガで造られ、レンガ造りばかりの独特な景観が造りだされた。
建物がレンガ造りであるということよりも、木組み風という印象のほうが強い。 -
建物は、同じような色が多いのに、雨戸の色は、家によってさまざまで個性が感じられる。
建物の向こうに見えるのはサント・セシル大聖堂。 -
やっぱり木組み風に見える。
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大通りに面したサン・サルヴィ教会。
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サント・セシル広場を目指している。
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脇の通りの奥に見えるオープンカフェはまだ準備中。
あそこは多分、チェックしていたレストランのはず。 -
サント・セシル広場の角。
-
11:20
サント・セシル大聖堂。
外観はまるで要塞のように見える、と聞いていたが、想像をはるかに超える威圧感がある。
一歩中に足を踏み入れるとその華麗な装飾に驚かされる。
驚きのあまり写真が膨大な量になってしまったので、旅行記を別に作成することにした。 -
大聖堂を出て、まずしなければいけないのは、ロートレック美術館の隣にあるツーリスト・インフォメーションに行って明日のロデスからコンクへの移動を確定すること。
アルビからロデスまで列車で移動できるのは確認済みだが、ロデスからコンクへはバスがあるのか、タクシーでの移動になるのか、現地へ来てみないとわからないという状況。
ここでタクシーの予約をお願いするつもりが、スタッフの女性は、「管轄が違うので予約はできない、駅前にはタクシーが並んでいるから大丈夫」と言うだけ。
拙い英語力ではそれ以上のことは聞けないので、明日は明日の風が吹く、出たとこ勝負だと居直り、ロートレック美術館へ。 -
サント・セシル大聖堂とロートレック美術館の間の通り。
この奥がベルビ宮殿(庭園)への入口。
ただしこれは悪戦苦闘した後でわかったこと。 -
ロートレック美術館から見たサント・セシル大聖堂。
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12:34
ロートレック美術館の入口。
大聖堂の横にあるベルビ宮殿はかつての司教の住居で、現在はトゥールーズ・ロートレック美術館になっている。
19世紀末にパリの画壇で活躍したロートレックは、1864年にアルビで生まれた。
ここにはロートレックの膨大なコレクションのほか、ユトリロやデュフィなどの近代絵画も展示されている。
入場料は8ユーロ。
ロートレックに特に興味があったというわけではないのだけど、日程にゆとりがあったので入場してみることに。 -
13:13
ロートレックと言うのは肉体的なハンディキャップを負った人物だそうで、皮肉っぽい、いかにもひねくれたともいえる画風も頷ける。
ロートレックの人となりを少し調べていったせいか、その雰囲気がすんなりと理解できたような気がする。
ポスターが有名なロートレックだが、初期の作品や油絵や落書きのようなデッサンまで見ごたえのある展示。
撮影を許可されたのは、鑑賞が終わるころのこのロビーの天井だけ。 -
ベルビ宮殿で楽しみにしていたのは、ロートレックの作品よりも、実は美術館の庭園。
館内を巡っている途中、窓の外に素晴らしい庭園と、そこを散策する観光客が垣間見える。
それを見て、美術館の庭園なんだから、館内と庭がどこかでつながっていると思い込み、庭園の入口を探しても、ちっとも見つからない。
何人ものスタッフの方に訊いても、ちっとも訳が分からない。スタッフの一人は、最後にはイラついていた様子。
それもそのはず、『え〜!』と衝撃の事実。
美術館の中から外に出て見るものだと思い込んでいたのに、これが、大間違い。庭園は、美術館の入口を出て、美術館の建物沿いに細い道を上った所に。
勝手な思い込みは、拙い英語力をさらにひどいことにさせるという見本。 -
13:30
庭園は入場無料。 -
坂道を上がっていくので、そこからは階段で下りていく。
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階段を一つ下りたところから。
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ブドウ棚の下を行くと、
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タルン河の展望が。
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川べりの土手ではのんびりとくつろぐ人々。
この日差しの下で日光浴をするには暑すぎるんじゃないかな。 -
タルン川にかかる新橋と旧橋、ポン・ヌフとポン・ヴィユ。
1040年に建造されたポン・ヴィユは、中世にはアルビの商業的発展に大きく貢献した。 -
見事に刈り込まれた庭。
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建物とのコラボでは、さらに庭園美が引き立つ。
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都市としてのアルビはローマ時代からの歴史を持つが、13世紀以降にアルビジョワ十字軍の拠点となって繁栄した。
その後は、ローマ・カトリック教会の権威の下、ベルビ宮殿(Le Palais de la Berbie)とその庭園は、大聖堂とともにアルビジョワ十字軍後に打ちたてられた司教都市として発展してきた。 -
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色が入ると緑が映える。
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タルン川の向こうには対岸の街並み。
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14:15
昼前にメインストリートから入口だけを見ていたサン・サルヴィ教会は、教会よりも回廊が有名なのだとか。
入口がなかなか分かり辛く、ようやく入ることができた教会。
美しい回廊と聞いていた割にはあまり手入れの行き届いていない雰囲気。
飛び交う鳩の群れが、辺りを汚している感じ。 -
回廊に囲まれた中庭。
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この角度から見ると、家庭菜園の様相。
教会の庭だからかな。 -
教会に面した庭。
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14:27
一度ホテルに戻りチェックイン。
ホテルが旧市街のど真ん中にあるので出たり入ったりが楽ちん。 -
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ツーリスト・インフォメーションでもらった市街マップを持って、またお出かけ。
でも地図の通りに歩けないのが私流。 -
部屋はこんな階段を上がった二階。
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15:00
ここが、泊まったホテル。 -
ホテルの裏口に続く入口。
翌日の朝、早いのでここから出発。 -
ホテルの左隣のお店。
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その左隣の木組み風レンガ色の建物。
ピュシュ・ベランギエ通り(rue Puech Béringuier)とクロワ・ブランシュ通り(rue Croix Blanche)の角にあるヴィエイユ・アルビの家(La maison du Vieil Alby)は、ルネサンス様式の木骨造の住宅である典型的なアルビの住宅。
人気があるらしくて、いつも観光客に囲まれていた。
もっと道路を入れて写したら、街の雰囲気がよくわかるのだが、このレンガ色の建物にこだわる余り、アップのし過ぎかも。 -
15:02
旧市街を散策中。 -
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通りはこんな具合にとても狭い。
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サント・セシル広場では観光馬車が待機中。
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15:20
サント・セシル広場の右側に見える建物。 -
サント・セシル広場からタルン川に向かって歩く。
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石畳の坂道。
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タルン川に出てきた。
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15:30
橋のレンガ色が素敵。 -
橋を渡った向こう側の建物もレンガ色。
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旧市街側。
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橋の向こう側の通りも歩いてみる。
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15:45
この辺りに来ると、普通の家が立ち並ぶ。 -
15:55
かなり大回りをして二つ目の橋にたどり着いた。 -
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かなり歩き疲れたので同じ通りを戻ろう。
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こんな脇道がタルン川に向かって通じている。
階段を下りなくてはいけないので写真で俯瞰するだけ。 -
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16:10
このお家の色の統一感が素敵。
二階の窓はメンテナンスが必要かも。 -
17:02
街歩きでもうヘトヘト。
ふと見つけたビアレストランでビールを一杯。3.7ユーロ。
オープンテラスということでちょっとおっかなびっくりだったのだけど、ビールを飲みながら旅日記を記録するなどして、一人旅の醍醐味。
歩き疲れた足もちょっと楽になったみたい。 -
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メイン・ストリートでもこれくらいの狭さの旧市街。
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17:30
夕食をどこで摂ろうかと思案したが、この時間ではレストランはまだ準備中。
サント・セシル広場に面した角のお店で売っていたサラダとほうれん草のキッシュを買い求めて、部屋食。 -
サラダとキッシュで10.5ユーロ。
ハイネケンビールは多分4.2ユーロ。 -
19:42
外はまだ十分に明るいのに、メインストリートの商店街はもうほとんど閉まっており、人通りは絶えている。
キッシュとサラダを買ったお店も8時には店じまい。
聖堂周辺のレストランが数軒開いているだけ。
アルビの夜はとても健康的。でも、観光客の夜は寂しいかも。
ビアレストランで飲んだビールがおいしかったので、部屋食の後、もう一度訪れてビールを注文。
でも、もうディナータイムになっていたらしく、ビールだけならオープンテラスではなく店内で飲むように勧められた。
ヨーロッパでの食事ってそんな風になっているんだな。 -
20:25
ここアルビからバスで50分という、 空に浮かぶ美しき小さな村、コルド・シュル・シェルへも行きたいという気持ちはあったのだが、そのバスの便は少なく、タクシーの利用も考えたものの決心がつかず、断念。
でもアルビの街をゆったりと歩き、大聖堂も堪能できたのでこの旅程でよかったのだと納得しよう。
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