６回目のソウルは、急遽次男との二人旅になりました。③(２日目・清渓川、63ビルから夕食まで)

2013/10/27 - 2013/10/29

美容師の次男が別の店(会社）に変わるとかで、休職中のところ、11/1より就職が決まりました。
美容業界では、店を変わりながらステップアップしていくみたいで、次が3店めです。
そこで就職祝いにと、急遽息子と親子でソウルへ。

オヤジと息子、フォートラ旅行記にも少ないパターンの組合せ。珍しい旅行ですね。

★平和市場で買物、６３ビルと観光をして、夜はサムギョプサルです。

　①出発から2日目朝食まで
　http://4travel.jp/traveler/entetsu/album/10825805/
　②駱山ウォーキングと昼食
　http://4travel.jp/traveler/entetsu/album/10826553/
★③清渓川、63ビルから夕食まで
　④3日目朝食から景福宮、国立故宮博物館
　⑤南山コル韓屋マウル～帰国

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

「うまいもん横町」から出てきましたが、この一帯は「東大門総合市場」「鍾路シンジン市場」「平和市場」などがあり、休み明けの月曜日ということもあってかごった返しています。

バイクで買付けにきている人、食事中なのか買付け中なのか・・・。

清渓川(チョンゲチョン)です。

朝鮮時代よりも昔、自然河川であった清渓川は1960年代の経済成長期に覆蓋工事が行なわれその姿を消しましたが、2005年人工河川として生まれ変わり、ソウル市民の憩いの場として定着してます。

前の大統領、李 明博（イ・ミョンバク）さんの、ソウル市長時代の功績です。

清渓川 滝・河川・湖

清渓川は、光化門(クァンファムン)、市庁(シチョン)、鍾路(チョンノ)、乙支路(ウルチロ)、東大門(トンデムン)と人気観光エリアを横断する、全長約5.8kmの川です。

昔は、悪臭のする川だったそうですが（そのため、一回は塞いだ）、今では魚も泳ぐ綺麗な水が流れます。

私は、何度か来てますが、次男は初めてのスポット。

次男と言えば、前回訪韓時、面白い体験をしてます。
「ソウル伝統文化体験館」へ韓服体験・キムチ作りに行く際、送迎車が用意できないとかで料金先方持ちでタクシーで向かいました。
そのタクシー、ホテルのドアマンに説明を受けたにも関わらず、迷ってしまい次男達を「まぁ、この辺りでしょう」と全然関係ない場所で放逐。
困り果て、近くにあった交番に飛び込み事情説明。（韓国にも、日本同様街中に交番があります）
交番では、本部に電話して日本語の出来る人と次男が直接会話。
結局、「ソウル伝統文化体験館」まで、パトカーで送ってくれた。
パトカーに乗るなんて・・・。
「写真はないのか?」と私が聞くも、「そんな余裕なかった・・・。」とのこと(笑)。

いつも感じますが、韓国人カップルはベタベタする(怒）or（笑)？

「平和市場」の建物に入ります。
清渓川の南側に沿って、東大門の「五間水橋」から鍾路５街の「馬塵橋」まで延々と続きます。

階段を上がり、二階部分に来てます。

平和市場 市場

「平和市場」について調べました。

平和を願う失郷民＝故郷に帰れない民の思いを市場の名前にこめた「平和市場（ピョンファシジャン）」。1950年の朝鮮戦争の時に３８度線を越えて韓国にやってきた避難民が中心となって作った市場。ただ1958年の大火災によって焼失し、1961年、近代的なビルに再建され、1962年２月に市場としての認可を受けて衣料専門市場に生まれ変わり、以後、繊維輸出産業のリーダーとしての役割を担ってきました。（ソウルナビより）

（引き続きソウルナビより）衣料、運動器具、古本など２,０００余りの店舗が入店しています。１階は書籍・ボタン・ラベル・メンズウェア・子供服などを扱っています。１階の清渓５街側、つまり西側店舗の約８０％はメンズウェアを扱っており、スーツはもちろんTシャツ、パンツ、ジャンパーなどを販売しています。対して東側の売場にはレディースウェア、メンズウェア、子供服、制服、カバン、傘、ベルトなどさまざまな専門店が入店しています。また１階の清渓川側には書店が集中していることでも有名です。

我々が入ったのは、東大門側ですので、レディース中心。

それにしても、延々と続いています。
うなぎの寝床とか言いますが、こんなに長いうなぎはいないという位どこまでも店。

次男は、彼女とおばぁちゃん用に、家内分は私が購入。ストールというんですか。

左は@15000、右は12000ｳｫﾝ。街中の半額程度らしい。

３Ｆは店舗の空きスペースも多く、倉庫みたいな使い方していました。
男子トイレは３Ｆでした。

１Ｆに降りてきて、両替。
１万円→107,000ｳｫﾝでした。交換率は銀行などより良いほうです。

「五間水橋」から眺めます。

左側ずーっと「平和市場」の建物です。
１?ぐらいありますかね。

この後は、前回、漢江クルージングの際に眺めるだけだった「６３ビル」に向かいます。

東大門駅改札近くにも店。
伝統韓服の店でした。

４号線で「鍾路３街」まで行き、５号線に乗り換えます。

東大門駅 駅

４号線のカラーは水色。（しつこい？）

平日のためか混んでます。

「鍾路３街」の駅中ショップ。

韓国地下鉄の駅中ショップは、色んな店があります。

ここは、下着屋さん・・・、のようです。

次男はここで、彼女のストッキングを買う事に。

入店時はモジモジしてましたが、出てくるときはこの顔。
値段は@4000ｳｫﾝとか。
安いのか？

まぁ、品質次第だそうです。

「鍾路３街」で、５号線に乗り換えます。

鍾路3街駅 駅

「汝矣ナル(ヨイナル)」駅に到着。
東大門からは３０分くらいでした。

汝矣ナル駅 駅

遠くにみえるは、６３ビル。

漢江公園です。

平日のため、人影はほんとにまばら。

ここで、レンタルサイクルでも借りて・・・、と思っていましたが貸出場所が分からず、すぐに６３ビルに向かう事に。

汝矣島漢江公園 広場・公園

無料シャトルバスが循環してます。
「汝矣ナル(ヨイナル)」駅４番出口を出て、漢江と反対側に１５０?ほど進んだ場所がバス亭。

思ったより駅から遠く、不安になって異動車で野菜を売っているおじさんに聞くと、「もう少し向こうのオレンジ色の看板のところ」と教えてくれました。
意味はわかりませんでしたが、キーワード「オレンジ」で理解できましたよ。

この時間帯は毎時１０分と４０分発、１時間２本のみ。

少し待ちました。

やがて来ました。

「６３　ＣＩＴＹ」とあります。

乗ったのは、我々とおばちゃん二人の計４名。

５分程で、正面に着きます。

歩いても２０分くらいではありますが、午前中の「駱山ウォーキング」が足にきており、シャトルのお世話になりました。

63ビル 建造物

パンフ類は、韓国語、英語、日本語、中国語と充実。

前回、漢江クルージングできた際は眺めるだけでした６３ビルでしたが、その時のガイドさんがこう言っていました。
「私たちが小学校ぐらいの時は、まだ色んなビルがなくて、高い所に上がるといえばここでした。家族と来たり、もう少し大きくなってからは、ボーイフレンドと来たり・・・。でも、最近はあんまり中には入ったことが無く、随分昔より良くなっているみたいですが・・・。」と。

そこで、調べました。
オープンは1983年。
全長264m、地上60階、地下３階からなる超高層ビルです。
最上階である60階が展望台になっていて、2008年７月のリニューアル後は展望台にアートギャラリーなど文化空間が新設されました。さらに2009年１月には蝋人形館や映画館、ノンバーバルショー公演も続々とオープン。飲食施設も充実しているので、一日遊べるスポットとして、観光はもちろん、デートや家族水入らずのお出かけにもぴったりです（コネストより）

ということで、見るだけではなく一度は中へ。

写真は、フードコート。

まず、休憩。

コーヒーで一服です。
@3000か4000ｳｫﾝだったと思います。

韓国人、落書き多いぞ（怒）。

チケット売場（自販機）。

ここでモジモジしてたら、係りの女の人が「奥に行け」と。

こちらは、有人のチケット売場。

主な見所有料施設は、展望台、水族館、蝋人形館、映画館ですが、このうち、展望台と蝋人形館分を購入。

展望台@11,000ｳｫﾝ、蝋人形館@13,000ｳｫﾝ。
本来は、それぞれもう1,000ｳｫﾝずつ高いのですが、外国人割引料金です。
窓口にて自己申請が必要とのことでしたが、申請なしに引いてくれました。
合計48,000ｳｫﾝ。

水族館受付のスタッフ。

蝋人形館に入場。

アインシュタイン。

63ワックスミュージアム 博物館・美術館・ギャラリー

エリザベス女王。

ここの作品、ほぼすべてを世界的に有名な蝋人形作家である松崎悟氏が担当したとのこと。
（松崎しげるは聞いたことがあるけれども・・・）

フーテンの寅さん。

韓国歴代大統領のみなさん。

キューバの英雄、チェ・ｹﾞﾊﾞﾗ。

ガンジー首相。

裸でも、まぁ頑張って（笑）。

最後の晩餐。

マイケル。

この人、観光客みたいですが人形。

ちょっと驚きました。

マリーナーズ時代のイチロー。

もっといっぱいありますが、この位で。

13,000ｳｫﾝ、少し高いかな。

展望台に行きます。

展望台は６０Ｆ。

地下３Ｆを足して６３ビル。
（普通は、足さない（笑）？）

明洞方面を望みます。

やや、もやってます。もう少し、晴れているといいですが・・・。

景色はカメラＯＫですが、アート類は「×」。
これは、人を撮っていて、たまたまアートが写りこんだという整理。

アートもいっぱいあります。

トイレもアートっぽい。

小便器はこれ。

手洗い。

手を入れると、上からちょろちょろ水が出てきます。

63ビルのある汝矣島(ヨイド)は、漢江の中洲で、63ビルのほか、国会議事堂、証券会社や放送局が集まるエリア。

肉眼では、国会議事堂見えましたが・・・。

日本統治時代の1916年に軍用飛行場が建設され、1953年には国際空港化。
1958年に民間便は金浦国際空港に移転し、1971年にソウル空軍基地が設置されるまで空軍基地として利用されたそうです。

右側は、江南地区です。

1時間ほどのんびりしてましたが、「夜景」になりきるにはまだ時間がかかるので、降りることに。

だいぶ西陽もかげり、ゴールドも弱まってきた。

漢江公園を歩きます。

漢江遊覧船 アクティビティ・乗り物体験

ここから、クルーズ船が出ます。

ん？

ここにあったか、レンタルサイクル。
出払っていたと思われる、自転車も戻ってきていた。

次の機会にしよう。

５号線「汝矣ナル(ヨイナル)」から食事に向かいます。

といっても、場所はホテルの近くですので、一旦ホテルに戻るというわけですが。

通勤時間帯。
混んでます。

「鍾路３街」で3号線に乗換ます。

鍾路3街駅 駅

３号線も混んでます。

ソウルの地下鉄乗って大変気になるには、「ソウル市民が本を読まない」ということ。
もちろん、日本でも殆どの人が携帯触ってますが、これだけいたらさすがに数人は本を読んでます。
大丈夫？（大きなお世話じゃぁ！）

エスカレーターもこんな状態。

ホテルに一旦戻り、一休みしてから夕食です。

この店、Part1でご紹介した「忠武路テジカルビ」と「カツに嵌る」の間にある飲食店。

魚介の店で、分かり辛いですが、水槽には色んな魚介がありますが、「ほや」まであります。

さっきの店で、水槽をのぞき込んでいたら、呼び込みかけられましたが行く店は決めてあります。

「長寿家(チャンスガ)」。
地下鉄３・４号線忠武路駅から徒歩８分。
ホテルからは、3〜4分です。

長寿家 (忠武路店) 韓国料理

ホテルを決めた段階で、忠武路地区に絞って探しました。
焼肉メニューは豚肉オンリーの人気店のようですが・・・。

入店。
混んでて、入口付近の席しか空いてませんでした。
ギリギリセーフ、って奴です。

注文したのは、「済州島産生豚肉(チェジュセンテジ)」180g　@12,000ウォンを二人前。
付けあわせは、行者ニンニクの葉の漬物(ミョンイナムル)、玉ねぎ、チゲ、キムチ、サンチュ、ポテトサラダ、キャベツサラダなどなど。
韓国の食文化は有り難い。

この厚み。

済州島産の豚肉はコレステロールが低いのが特徴とか。
一度素焼きして供され、ハサミで切ってくれます。

素焼きすることで、余分な脂が落ちるようです。

鉄板には、エリンギと玉ねぎも乗ります。

だいぶ焼けてきて、食べごろです。

中央にあるのは、済州イワシ塩辛(チェジュメルチョッ)という薬味です。
これを網にのせ、アツアツの状態でお肉をつけて食べるのが済州島式とのこと。
肉自体には味が付けられてないので、いい風味と塩味です。

さぁ、食べますよ。

美味い！！

肉厚でジューシー。
肉の味がしっかりしていて、それでいて脂っこくもない。

うーん、美味いなぁ、韓国の豚肉。

ビール(@4000ｳｫﾝ)を２本飲みました。

ソジュ(3,000ｳｫﾝ)に切り替え・・・。

美味い！！

途中、焼け具合を何度かチェックしてくれていた店員さんが、写真を撮ってくれました。

なかなか珍しい、親子のツーショットになりました。
感謝。

この方です。

大きい人でした。

韓国人は大きい人多いです。(そう感じるのは私だけ？)

次男、再びの「満足！！」。

これだけ食べ、飲んで35,000ｳｫﾝ。
有り難いなぁ。

ちなみに、客に日本人いませんでした。
日本語メニューはあるようですし、KONESTのメニューページをプリントアウトして指さして注文しました。
客層は、サラリーマン層が多いみたいでした。

この人店長でしょうか。
会計終わって店の外に出ると、リセッシュをシュッ、シュッとやってくれます。

この人もでかい。
私も、１７５?あるんですが・・・。

韓国では殆ど見ることのない、アウディ。

そもそも、国内メーカー保護のため輸入車に多額の関税を掛けているため、外車(韓国以外)はあまり見かけません。

聞くと、最近一番の高級車と認識されているのは、レクサスのハイブリッドだとか。
なるほど。

ホテルに帰って、部屋で軽く飲んでいるうち、バタンキュー。

Part4へ。
http://4travel.jp/traveler/entetsu/album/10826604/