2013/08/07 - 2013/08/08
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ももんがあまんさん
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体調もいくらか戻って、今回は、いよいよベルギーとの国境地帯になります、特別有名な町も、観光地も有りませんけれど、フランス人には人気があるという「マロワイユ」の町と、ヴォーバンの要塞のある国境の町「モブージュ」が、今回の中心になります、本来このあたりは、一日で、一気に走りたいのですけれど、病み上がりですので、あまり無理をせず、ボチボチと走ります・・・しょうがないですねえ・・・・。
表紙の写真は、「マロイユ」の村にあった、旧い水車小屋の風景です、このあたりは、七世紀の中ごろに、St.Humbertによって設立された修道院の跡地なのだそうで、ちょっと風情のあるところ。
フランス革命時に破壊されて、修道院の姿は、もうありませんけれど、当時の建物と雰囲気は多少残っていて、写真の風景は、その一枚です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月7日(水) N 2号線 La Capelle
二晩泊まった「ヴェルパン」のホテルを出て、当初の予定通り、今日は、フランス人に人気のあるという、「マロイユ」(Maroelle)の村へ向かいます。
今日は朝から雨模様、こちらへ来て初めての雨です、でも、このところの体調の事を思うと、晴天よりも、こちらの方が有り難いです、マア、あまりズブ濡れにならない程度に、雨宿りしながら、ボチボチ行きます。 -
N 2号線 Flamengrie
道端の教会、これはマア、普通の、田舎の教会ですね。 -
N 2号線 Avesnes-sur-Helpe
北フランスの、ベルギーとの国境地帯、名前も知らなかった町ですけど、何と読むのでしょう・・・「アヴェヌ・シュ・エルプ」?
雨を避けて、暫しカフェで休息、暖かい、カプチーノが美味しい・・・ -
イチオシ
アヴェヌ・シュ・エルプ
地味ですけれど、フランスの町らしい、広場と建物です。 -
アヴェヌ・シュ・エルプ
雨にけぶる、町の教会。 -
アヴェヌ・シュ・エルプ
小降りになるまで、しばらく雨宿りします。
暗い教会です、ゴシックだと思うのですけれどね、その割には暗いです。 -
アヴェヌ・シュ・エルプ
多分、聖王ルイさんです。 -
アヴェヌ・シュ・エルプ
教会の側廊です。
雨がなかなか小降りにならないです・・・・ -
アヴェヌ・シュ・エルプ
パイプオルガンとステンドグラスの「アート」写真・・・と言うほどでも・・・ですね、たまたま、ピンボケに撮れただけです。 -
D 962号線 Maroilles
雨の中、マロワイユに到着です。
フランス人に人気のある村で、ベストテンに入っているらしいのですけれど・・・さて、それほどのことも無しの街並み・・・工事中のところも多いし、何処が良いのか? -
マロワイユ
実は、この町は、「Maroilles」と言う「チーズ」の原産地として有名なのだとか、でも、それだけで、フランス人に人気があるという事でも無いと思いますけど・・・何処に秘密があるのでしょう? -
マロワイユ
町はずれの風景です。
この町は、元修道院(7世紀創建)の町、フランス革命で破壊されて、当時の建物などは殆ど残っていない感じですけれど・・・多分、このあたりは、修道院の敷地内だったところ・・・? -
マロワイユ
シトシトと雨が降っています、金子由香里さんのシャンソンをどうぞ。
♪ 静かな雨 並木の雨 あなたを待つ 胸に降る
♪ 流れる歌 懐かしい歌 夢を囁くあのメロディー
♪ いつの日にか また逢いみん あふれ来るは涙
♪ 静かな雨 並木の雨 痛む心に しのび泣く
「小雨降る径」 歌 金子由香里
http://www.youtube.com/watch?v=8ynlEywBSBI -
マロワイユ
雰囲気のある、雨の小道です。
♪ 静かなあ〜め ♪ 並木のあ〜め -
イチオシ
マロワイユ
雨の中、緑が眩しいです。 -
マロワイユ
このあたりは、ウォーキングコースなっているようで、歩かなければ、この村の良さは解らないのかも・・・?
でも、この雨じゃねえ・・・ -
マロワイユ Eglise de Village
村の教会です、多分、昔の修道院の教会でしょうか・・・? -
イチオシ
マロワイユ
「St. Humbert」の頭蓋骨(聖遺物)だそうです。
若いころに、近くの「Laon」の町でベネディクト派の修道僧となり、AC 652年、この土地に修道院を設立、自ら修道院長となったとか。 -
マロワイユ 修道院教会
七世紀の昔、この村に修道院を建てた人「St. Humbert」の肖像画?ですね。
七世紀の絵だとは、とても思え無いので、多分、想像画・・・ハハハ。
町の印象 ★★★ 町中の風景は、あまり写真に撮りたくなるほどじゃないです、晴れた日に、周辺を散歩でもすれば、印象は変わるかも・・・? -
D 233号線 Foret de Mormal
マロワールの村にはホテルが無かったので、「Office de Tourism」で近くの「Chambre d`hote」を予約してもらいました。
しとしと雨の、森の中を走ります、森は、マロワールの北に広がる「モルマルの森」。 -
Locquignol ロキニョル 今宵の宿
ロキニョルの村は森の中。
広い庭のある「Chambre d`hote <La Touraille>」です。 -
ロキニョル Chambre d`hote La Touraille
綺麗な部屋に、清潔なベッド・・・シャンデリアまであります。
こちらの宿は、わりと新しい、シャトー風の建物で、シャンブルドットを営業することを意図して建てられている感じの、立派な建物です。 -
ロキニョル La Touraille
清潔なバスルーム、これが「シャンブルドット」の魅力ですね。
-
Foret de Morml モルマルの森
「Chambre d`hote」で近くの「レストラン」を教えてもらって、そちらへ向かいます、雨も止んで、心地よい夕暮れです。 -
イチオシ
モルマルの森 レストラン
森の中のレストランです・・・実は、この森の中には、何か所か、この様な、ちょっとお洒落な「レストラン」が点在しているのです、ハイキングやらサイクリングを楽しんで、森の中で食事と言う、どうやらそんな楽しみが、このあたりの人気の秘密なのかも?
今日のメニューは、エスカルゴのつぼ焼きにウサギ料理、エスカルゴは、昔食べたことも有りますけど、ウサちゃんは初めて・・・味は。鶏肉に似てますね・・・でも、なかなか、写真は、恥ずかしくて撮れなかったです。 -
ロキニョル Chambre d`hote La Touraille
今宵の宿のお庭の風景です・・・牛が放牧されてます。 -
ロキニョル Chambre d`hote La Touraille
同じく、宿の庭園です。
フランス庭園と言うのは、人工的なところが特徴的ですけれど、それは、各家庭の庭においても、言えるようで、綺麗な芝生に、人工的な何かをあしらうという、そういうタイプの庭づくりが多いと、そんな気がします、イギリス人の庭づくりとは、だいぶ違う気がしますし、この後に訪れた、オランダなどとも、だいぶ違う気がしました。
宿の評価 ★★★★★ 45ユーロ(朝食付き) バスタブ付きの部屋と言うのが、長旅にはとてもありがたいです、勿論、新しいので、とても清潔です。
http://www.jadorelenord.com/z4953e9_fr-locquignol-chambre-d-hote-n-4380-maison-d-hotes-la-touraille.aspx?Param/CodeOs=ITEAC-29474
本日の走行距離 53km/累計326km 当面はボチボチ走ります・・・ -
8月8日(木) ロキニョル Chambre d`hote La Touraille
今日は、フランスを抜けて、ベルギーのモンスまで。
写真は、昨夜泊まった「Chambre d`hote」です。 -
モルマルの森
森には鹿がいるようですけど・・・
建物は「祠」中にはキリストさんがいます。 -
D 33号線
「モルマルの森」を抜けて走ります。 -
Berlaimont ベーレイモン
森を抜けた最初の町、お洒落な「Mairie」(町役場)。 -
N 2号線 Maubeuge
今日の最初の目的の町、北フランスの国境の町「モブージュ」です。 -
モブージュ
この町の見どころです、実は、世界遺産の要塞、12個ある、ヴォーバンの星型要塞の、その一つが有るのです、すっぽりと町を包んだ、拠点タイプの要塞ですね。
ヴォーバンの星型要塞を見物するのは、これで六カ所目です、他は「アラス」「サン・マルタン・ド・レ」「ブライ」「サン・ルイ」「ヴィルフランシュ・ド・コンフラン」で、今回はもう一ヶ所、ドイツ国境のアルザスの村「Neuf Brisach」を訪ねる予定。 -
モブージュ Place Vauban ヴォーバン広場
要塞見物の前に、町の広場で、ビールを一杯・・・
正面の建物は、要塞の建築物の一部で、現在はお役所のようです、中には「Office de Tourism」が入っています。 -
モブージュ ヴォーバン広場
広場にあった「記念碑」です、服装からは、多分、革命時代か、ナポレオン時代の、戦争の記念碑だと思います、わりと良い感じだったので、撮っときました。
モブージュの町は、中世の時代には修道院の町だったようですけれど、支配者は、その後、エノー伯〜ブルゴーニュ〜ハプスブルグ家と替り、フランス領となったのは、ルイ14世の時代、1678年の事で、この町の要塞は、その一年後に、ルイがヴォーバンに命じて造らせたものなのだそうです。 -
モブージュ ヴォーバンの星型要塞
それでは、要塞見物に出発します。
要塞の保塁の上には、樹木がたくさん生えてます。、 -
モブージュ ヴォーバンの星型要塞
要塞の堀です、今でも現役として使えそうな要塞です、実際、此処よりずっと大きくて立派でしたけど、「アラス」の要塞などは、第二次大戦でも、使用されたようですし、確か、ピレネーの「サン・ルイ」等には、今もフランスの軍事施設が有ったような・・・記憶が有ります。 -
モブージュ ヴォーバンの星型要塞
石畳の要塞風景。
遠くの方に、城門らしき建物が見えます。 -
イチオシ
モブージュ ヴォーバンの星型要塞
石畳の向こうに、城門です。 -
モブージュ ヴォーバンの星型要塞
城門前の掘割です、掘は、二重・三重になっていて、間に、保塁を挟むという、複雑な構造になっています、ヴォーバンさんには計算が在っての構造なのでしょうけれど、ワタクシは、軍事オタクじゃないので、詳しくは解りません。 -
モブージュ ヴォーバンの星型要塞
中世の城門とは、感じが違うでしょうか?
もう、17世紀も半ばの時代、此処へ来る途中に見てきた「要塞教会」と時代的には同じです。 -
モブージュ ヴォーバンの星型要塞
奥行きが有ります -
モブージュ
城門から、来た道を眺めて・・・
鎖の付いた跳ね橋がかかってます、このあたりは中世の城門に、スタイルは同じですね。 -
モブージュ
城門から、内側の眺め、町が有ります。 -
モブージュ Place Vauban
城門を抜けると、先ほどの広場ですね・・・?
何処をどう廻ったのやら・・・? あっという間に戻ってきた感じです。
まあいいか・・・ハハ。
町の印象 ★★★ 町並みはマア平凡な感じです、お値打ち品は、ヴォーバンの要塞と、この広場でしょうか・・・? でもまあ、さほどでもなし・・・ -
N 2号線 Belgium
国境の町「モブージュ」を出て、暫く行ったたところに、立て看板が有ります・・・ここから、ベルギーだそうです、立て看板以外な〜んも無い国境の風景・・・ちょっと、あっけない感じですけど、これが今のヨーロッパですね・・・政治の世界では、未だいろいろと課題も多い様ですけれど・・・ -
N 6号線
ベルギーに入ったとたんの、近代アートな建物です・・・ベルギーと言う国は、実は意外と、前衛的なアーチストがたくさんいるのだそうです・・・でも、この建物は、タダの「カジノ」ですね。
フランスだと、ビーチや温泉などのリゾート地に多い「カジノ」ですけれど、ここベルギーでは、町の郊外の、何処にでもあるという感じ・・日本の、郊外型の、パチンコ屋みたいです。 -
N 6号線
ベルギーの、田舎の家並み、名も知らぬ、ベルギー・最初の村です。
フランスの田舎の村よりは、小奇麗かも・・・ハハ? -
N 6号線
平坦な土地には、風車がたくさん廻ってます、これは、フランスに同じですね。 -
N 6号線
またありました、洒落た建物のパチンコ屋・・いや?・・「カジノ」です。 -
Mons モンス
モンスの土地に着いたようですけど・・看板だけですね・・・まだまだ、町までは、3km〜5km位は有ります。 -
モンス
ちらりほらりと、民家が現れてきました、町は近いか・・・ -
イチオシ
モンス
遠くに、「鐘楼」が見えます、いよいよ「モンス」、ベルギー最初の町です。
モンスの町中は、次号、「ベルギー編」にて、ご紹介します、乞う、ご期待です。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- 一歩人さん 2013/11/01 15:48:53
- ふ、ふ、要塞といえば、江戸では、見附という城門でしょうか。
- ももんがあまんへ
体調、大丈夫でしたか。
ふ、ふ、要塞が名所というので、とても興味が湧きました。
そういえば、江戸でも、見附という城門があたとかで、要塞でしょうかね。
それだけ、重要な拠点だったということでしょうかね。
国境の近くとか。銅像があるというのも、すごいですね。
初めて知った地名で、とても、よかったです。
ありがとうございました。失礼しま〜す♪
ツール・ドならではの真骨頂ではないでしょうか。
- ももんがあまんさん からの返信 2013/11/01 19:04:27
- RE: ふ、ふ、要塞といえば、江戸では、見附という城門でしょうか。
- こんばんは、一歩人さん。
> 体調、大丈夫でしたか。
マア、何とか、以降は慎重に、無理をせず、無事に帰ってまいりました。
> ふ、ふ、要塞が名所というので、とても興味が湧きました。
> そういえば、江戸でも、見附という城門があたとかで、要塞でしょうかね。
> それだけ、重要な拠点だったということでしょうかね。
そうですね、「見付け」と言うのは、僕の理解では、番をしているところと言う意味で、その目的は、一般庶民や曲者が入り込まないようにとの「監視所」だと思うので、どうでしょうね? この町のように、外国の敵から、国境を守る、軍事施設としての「要塞」とは、少し概念が違うかも知れませんね、どうでしょう・・・?
昔(中世)は、「要塞」と「城」と言うのは、多分、区別が無くて、城=要塞だったと思うのですけれど(これを一般に「城塞」と言う風に書かれているケースが多いです)、ヨーロッパでは、このころ(16〜17世紀)から、王や貴族の住む「城」は、「城館」として、平地に、豪華に建てられるようになって、軍事用の「要塞」とは、その建築スタイルが、明らかに、分かれてきたのだと思います、言葉においても「シャトー」(城館)と言うのと「シタデル」(要塞)と言う、違った言い方が有り、明らかに、このころに、「城」と「要塞」が、分化してきたという印象が有ります。
日本の場合は、江戸時代が終わるまで、城と要塞は、ほぼイコールで、ヨーロッパの中世と、それほど変わらない状況が続いていたのだと思います、日本に初めて、要塞の概念が生まれて、初めて建てられた「要塞」は、多分、函館の「五稜郭」ですね・・・多分?
> 初めて知った地名で、とても、よかったです。
> ありがとうございました。失礼しま〜す♪>
> ツール・ドならではの真骨頂ではないでしょうか。
有難うございます、今後とも宜しくで〜す、「見付け」と「要塞」の違いについての指摘、少し考える「ヒント」になりましたです。
by ももんがあまん
- 一歩人さん からの返信 2013/11/02 04:30:04
- RE: RE: ふ、ふ、要塞といえば、江戸では、見附という城門でしょうか。
- ももんがあまんさんへ
ふ、ふ、御意!
ありがとうございました。
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