ひとり旅2013 3日目 ブダペストからブラチスラバ日帰り旅行

2013/10/10 - 2013/10/15

2013/10/12（土）

6時ごろ起きる。
7時過ぎに朝食を食べにダイニングへ。
今日はチョコクロワッサンがなかった（涙）
あんずジャムをつけて、
クロワッサンをたくさん食べる。

8：45ごろホテルを出発し、駅に行ったけれど･･･
駅の入口に警備員？の人が、いて「クローズ」と。
えーーーと思っていると、
「どこに行きたいの？」と聞かれ、
「東駅に行きたいの」と答えると、
「教会を曲がったところから9番バスに乗って」と、
あまり得意そうではない英語で、一生懸命伝えてくれた。
ひとまずお礼を言って、教会の方に行ってみる。

今日は日帰りで、お隣の国、
スロバキアの首都 ブラチスラバに行こうと、
ネットで国際列車のチケットを予約してあったのだ。

でも、今からバスに乗って、間に合うだろうか？
バスを降りる場所は、分かりやすいんだろうか？
タクシーで東駅に行こうか？
タクシーでも間に合わないか？
徒歩とトラムで行かれそう？

じゃ、それで間に合ったらブラチスラバに行って、
間に合わなかったら、ブダペストを観光すればいっか。
と考えながら、歩き始めようとしたら、
ちょうど運休している地下鉄M2ラインの代行バスが来た！
かなり混んでいるけど、私も乗車する。

回数券に刻印をする必要があるのかもしれないけど、
混雑していて改札機まで進めないので、
そのままにしておく。

普通のバス停ではなく、
駅ごとに停車するようなので、
3つ目で降りればいいのかな？と思ったけど、
なんだか違う。
近くにいた女性に、
「ここは東駅ですか？」と聞くと「ノー」と。
ちょっと冷たい感じで言われたので、
英語が分からない「ノー」か？
と思いながら、とりあえず信じて、
そのまま乗車しておく。

次のアナウンスで「東駅」と流れたら、
さっきの女性が「ここよ」と、
今度はにこやかに教えてくれた。
ありがとうございます〜！！！

エリア ブラチスラバ(スロバキア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

東駅に到着したのが列車出発の15分前。
これなら大丈夫だろうと、駅構内に入っていく。

まずはチケットを発券しなければ。
発券機はすぐに見つかった。
予約番号を入力すれば、発券される。

ネットに1番線から発車すると出ていたので、
すっかり信じ込んで、ろくに掲示板も見ずに、
1番線に行ってみたけれど。

どうも到着したばかりの電車で、
これから出発する気配がない。
車内にいたお掃除の人に、
チケットを見せて聞いてみたら、違う電車だよ、と。
もう出発ギリギリなのに（汗）

急いで掲示板の方に戻ってみるも、
ホームは長い・・・

あー　もう間に合わない、と諦めかけていた時、
隣りに停車している電車が、どうも出発間際っぽい。
そして、車両のドアに貼られた進行方向を示す紙が、
「ブラチスラバ⇔ベルリン」となっていて、
私が乗る列車と同じ行き先。
車両Noも近い数字が並んでいたので、
イチかバチか賭けて乗ってみることに（苦笑）

ドアオープンボタンを押して乗り込むと、
すぐに発車した。

9：25発のブダペスト発 ベルリン行き　私はブラチスラバまで。

車両Noは255という、日本では見かけない数字だけど、
ちゃんと車両に書いてある。
4人用ボックス席が並んでいる車両だった。

座席番号66に行ってみると、
お父さんと、小学生ぐらいの娘2人の3人組が。
私の座席には、親子の荷物がドサっと置いてある。

でも、ここでいいんだよね？
電車間違えた？と思って、
少し戸惑っていると、
通路の反対側の座席のファミリーの女性が、
私のチケットを見てくれて、
あそこで合ってるわよ、と。
ありがとうございます。

親子に、そこに座りますと断ると、
すぐに荷物をどかしてくれた。

無事に座席はあったものの、
本当にこの電車で合っているのか。

少し落ち着いてから、あたりを観察していると、
座席番号が書いてあるところに、
利用区間が記載された黄色の用紙が。

私の66番のところには、
ブダペスト→ブラチスラバの後、
ほかに2人が利用するようで、
それぞれの区間が記載してある。
うん、やっぱりこの電車で合ってるみたい！

少しして車掌さんによる検札が。
チケットを出したら、
問題なく返されたのでこれで本当に安心。
ちなみにEU加盟国内の移動なので、
パスポートチェックはない。

スロバキアの国境を越えてから、
スロバキアの車掌さんの検札。

電車を降りる前トイレに入ろうかと思ったけど、
降り遅れたら困るので入らないでおく。

車両のドアに貼られた、車両Noと、
進行方向の用紙。

これが貼ってなかったら、
乗り込まなかっただろうなぁ。

12：10にブラチスラバ駅に到着予定だったけど、
途中の駅で長く停まっていたので、
13分遅れぐらいで到着。

私が乗ってきた電車。

ブラチスラバ駅のホーム。

ブラチスラバ駅の外観。

中心地に行くのに便利なトラムなどがないけれど、
ブラチスラバは小さな町なので、徒歩で移動。

大統領官邸。

交差点の向こうに、
「テーブルをひっくり返したような」
シルエットのブラチスラバ城。

旧市街の入口とも言えるミハエル門。

観光客が下の方を覗いているので、
何だろう？と思ったら、
お庭のようなところに、ネコがたくさんいた。

ミハエル門。

フラヴネー広場と旧市庁舎。

お腹が空いたので、ランチを食べようと、
「ウォルカー」というお店へ。
分煙されているのが嬉しい。

近くにはドイツ人と思われる団体さんがいて、
にぎやかだった。

アイスティーがあるか聞いたら、
グリーンティーならあるよ、と。
日本の緑茶をイメージしていたけど、
飲んでみたら、普通の紅茶と同じ感じ。
けっこう甘い。

葉っぱは同じだから味も変わらないのかな。
日本には売ってるの見たことないけど、
ブダペスト、スロバキア、ロシアでも、
グリーンティーは普通に売っていた。

ガーリッククリームスープ。
チーズもたくさん。
すっごい美味しい〜！！
体も温まる。

シュニッツェルと付け合せのフライドポテト。

揚げ物だらけになってしまったけど、
シュニッツェルはすごい美味しかった！！！
全部込みで13.2ユーロだった。

旧市街をブラブラ。

聖マルティン大聖堂。

結婚式シーズンなのか、
あちこちで写真を撮っているカップルがいた。

聖マルティン大聖堂の内部。
入場料は2ユーロ 。

地下の納骨堂にも行ってみたけれど、
他の観光客が誰もいないし、
ひんやりして、何か別世界な感覚が。

坂を上ってブラチスラバ城へ。

博物館の中には入らなかった。

ブラチスラバ城から、
ドナウ川とUFOの塔を臨む。

旧市街に戻って、国立劇場の前へ。
目の前の広場には、お土産店の屋台が並んでいた。

Panska 通りとRybarsla brana通りが
交わるところにいる、
ブラチスラバ名物！？
マンホールおじさん。

最初に通った時は、
数人の人に囲まれていたようで、
気付かなかった（苦笑）

ブラチスラバの街並み。

帰りの電車の時間が近づいてきたので、
歩いて駅方面へ。

途中、大統領官邸近くの、
Tatra Centrumというショッピングセンター内の、
BILLAというスーパーで、
帰りの電車用のネスティーとキットカットを購入。

駅に到着し、掲示板を見ると、
私が乗る電車は20分遅れと。
少し待機していると25分遅れと。。。
ホームが決まっていないので、構内でそのまま待つ。

ブラチスラバ駅構内。

同じ電車に乗ると思われる人が、あちこちに。
イスがないので、ちょっと疲れる。
駅近くは見どころがないし。

駅構内には売店はある。

ようやく掲示板にホーム番号が表示され、
民族大移動。
1番線から乗車する。

15：50発の電車だったけど、30分近く遅れて出発。

帰りは6人用コンパートメントの車両だった。

ブラチスラバから乗車して、
ブダペストに到着するまで、
誰も同じコンパートメントに来なかった。

発券機から出てきた3枚のチケットは、
一番上が予約票、二番目が行きのチケット、
三番目が帰りのチケット。

一人の車掌さんには予約票の提示も求められたので、
最後まで全て持っているのがベスト！

もちろん帰りもスロバキアの車掌さんと、
ハンガリーの車掌さんの検札があった。

あまりブラチスラバでユーロを使わなかったので、
はちみつ入りハンドクリームをお土産に7個購入。
1個2ユーロ 。
あとで調べたら、ドイツの製品みたい（笑）

旧市庁舎近くの露店で買ったもの。
ニオイをかいでいい？と聞いたら、
テスターがあるよ、と使わせてくれた。
そんなにスベスベになるわけでもないけど、
気は心ということで〜

出発も遅れ、途中でも遅れて、
18：35ブダペスト到着予定だったけど、
45分ぐらい遅れて19：20ごろ東駅に到着。

東駅の構内。

地下鉄M2ラインは運休なので、
78番のトロリーバスに乗車して、
リスト広場の近くの通りで下車。

トロリーバスは10分間隔ぐらいで出ているし、
停留所に路線図が書いてあり、
停車場所も通りの名前が書いてあるので、
けっこう分かりやすかった。

今日こそフォアグラを食べようと、
調べておいたお店に行こうとしたけれど・・・

地図上は絶対に合っている。
通りの名前も合っている。
なのにお店がない・・・
近くの別のお店もない・・・
閉店？と思ったけど、出発前にHPは見ているし。
地図が間違っているのか、移転したのか、
私の地図の見方が悪いのか。

少し薄暗い寂しい場所なので、
あまりウロウロする気にもなれず、
諦めてアンドラーシ通りに出て、
ホテル方面に歩いて行く。

国立オペラ劇場。

途中にレストランぐらいあるだろうと思い歩いていても、
なかなかレストランがない。

やっとカフェがあり、表に出ていたメニューに、
グヤーシュがあったので入ってみたけれど、
カフェはやってるけど、キッチンはクローズと。
まだ20時だよ！

Bajcsy-Zsilinszky駅の近くに、
レストランを発見。
外の黒板にツーリストメニューがあり、
グヤーシュがあったので入店。

入って分かったけど、イタリアンのお店だった（笑）

アラカルトメニューには、
グヤーシュが載っていないけど、
店員さんに聞いたら、あるよというので、
グヤーシュを注文する。

海外でパスタを注文すると、9割方ハズレなので、
あまり注文しないようにしているけど、
周りの人が食べているので、
カルボナーラを注文してみる。

15分ほどかかって、グヤーシュ登場。

美味しい！

この後、カルボナーラが全然出てこない・・・
でも、周りのお客さんにも、
なかなかお料理が出てきていない。
日本人はせっかちだから遅く感じるのか？と思い、
21時まで待って出てこなかったら帰ろうと思ったら、
2分前ぐらいに出てきた（苦笑）

細いパスタでアルデンテ。
かなり しょっぱいけど、まぁまぁ美味しかった。
ただ、量が多すぎて残してしまう。
スープとパスタ食べるだけで、
1時間近くお店にいた。。。

ホテルの近くのミニスーパーで、
飲み物を買おうとしたら、すでにクローズ。
少し引返して別のミニスーパーで飲み物購入。

土曜の夜のブダペストは閉店が早いみたい。。。

朝はどうなることかと思ったけれど、無事に一日が終わって良かった。