2011/09/23 - 2011/09/24
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canonさん
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ついにフランス旅行も最終日。パリのホテルの朝食チケットは時間指定だったのですが、この日は8:30になっていました。夕方のホテル再集合の時間まで最後のフリータイムだったので、時間が惜しくて朝食はパスして観光に出掛けることに。前日、添乗員さんから「ホテル横の道を真直ぐ進んだら5分も掛かからない所にメトロの駅がある」と聞いていたので、そのつもりで歩いていたんですが、一向にメトロも入口が見えて来ません。しかもこんな時に限って歩いている人も少なくて、お散歩中?のおばあちゃんにつたない英語で駅の場所を尋ねるも通じず。つい片言フランス語で尋ねてしまいましたが、付け焼刃のフランス語、片言で話すことはできても、聞き取りはほぼ無理。これまではouiとnonで答えて貰える事以外は極力聞かないようにしてました。
なので、とっても親切に教えてくれた(と思う)のに、ほとんど理解できず。とりあえず、身振りで「もっと向こう」ということは分かったのでお礼を言って、しばらく歩いているとやっと駅の入口が。おばあちゃんとのやり取りもあったので結局ホテルから15分以上かかっての到着でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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メトロに乗って最初にやってきたのは、朝6時から開いているサクレ・クール寺院。私が着いたのは8時頃でしたが、まだ人も少なくて、お天気もいいし、早起きしてよかったです。
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入口までやってきました。
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中欧の扉の上にはキリスト像。ジョルジュ・トマという方の作品だそうです。
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左側の扉の上部と
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右側の扉の上部にもキリストをモチーフにした彫刻がありました。
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中へ入るとちょうどミサ中で、聖歌隊の賛美歌?を聞くことができました。ドーム型の天井のモザイク画がとてもきれいだったののですが、ミサ中に近くでカメラを向けるのはさすがに失礼な気がして、残念ながらその写真はありません。
遠くからミサを見せてもらったあと、主祭壇の後ろ側へ回ってみました。
朝日が差し込んできれいでした。 -
外に出て、「霞んでるけどやっぱり高いところは見晴らしがいいな」と思いながら写真を撮っていると階段に気づかず、こけそうになりました。
というかこけてしまいました。 -
こける瞬間「やばい、怪我して予定通り帰れなくなったら職場には何て連絡すれば・・・それ以前に旅行保険の証書、ホテルに置いたままじゃキャッシュレスで病院にかかることもできないんじゃない?お金ないのにどーしよー!!」といろんな危機が頭をよぎりました。
が、運良く2段ほど下に座り込む形で落ちただけで済みました。 -
ちょっと足首が痛くて、階段で下まで降りるのが少し怖かったので、行きには使わなかったケーブルカーに乗って降りてきました。
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サクレクール寺院の最寄駅、アンベールの看板は今まで見たメトロの駅の看板とは違って、初めて見るタイプでした。
再びメトロに乗って次の目的地に向かいます。 -
そしてやって来たのはシテ島のノートルダム寺院です。
ここに来た一番の目的は -
イチオシ
これ。
私にとってはモンサンミシェルに並ぶ旅のクライマックス「キマイラ越しのパリ」を眺めてみたかったんです。 -
キマイラのいる回廊に上がってくるにはエレベーターはないので、さっき痛めた足首が心配だったんですが、ここまで来てあきらめるわけにはいきません。約400段の階段を上りきりました。
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手前のキマイラ、何か食べてます・・・
高いところなので、落下防止のために奥に見えるようなフェンスで覆われているのですが -
その間からキマイラ越しの街並みを撮影しました。
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遠くにはサクレクール寺院も見えました。
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キマイラ越しにも1枚。
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こっちのキマイラ、体は人間みたいでした。
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たくさんのキマイラとパリの街を見ることができて、楽しかったです。多分、ほかの人よりかなり長い時間を回廊で過ごしたんじゃないかと思います。上がって来て本当によかった!!
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回廊の見学を終えてぐるぐると階段を降りてきました。今度は聖堂の中へ入るための列に並びます。たくさん人が並んでるように見えましたが、列が進むのは早かったです。
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夜中になったら飛び出してきそうな彫刻達。
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右から2番目の穏やかでない彫刻。何だろうと思ってガイドブックを見返すと、斬首された後に自分の首を持って歩いたといわれる有名な聖人「サン・ドニ」だと書いてありました。
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入口の扉の上の彫刻。13世紀に作製されたもので最後の審判がモチーフだそうです。
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そして、中へ入るとここにも立派なバラ窓がありました。
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ステンドグラスの窓が開いているところを見たのは初めてでした。
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こっちのバラ窓もきれいです。
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ベンチに座ってバラ窓を眺めながら少し休憩させてもらいました。
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次にやってきたのは同じシテ島にある、サントシャペルです。ここの2階、王と側近・ミサを行う司教のみが入ることのできた礼拝堂は、
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15の窓に1113の場面が描かれたステンドグラスで埋め尽くされていて、
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光が差し込むとキラキラで
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後期ゴシックの宝石とも呼ばれているそうです。
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2階に比べると簡素な作りで天井も低い1階の礼拝堂は
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一般の人の信仰の場だったそうです。
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サントシャペルを出て
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隣の建物はマリーアントワネットも収容された牢獄コンシェルジュリですが、中へは入らず通り過ぎて
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シテ駅へ向かいます。途中にあった街灯もおしゃれでした。
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メトロをvavin駅で降りて、お昼ご飯を食べにクレープリー・デュ・ヴュー・ジュルナル(Creperie du Vieux Journal)へ。ガレットが食べたくて前もって探したお店です。ここのお店、地元の人向けっぽいのに、なぜか手書きの日本語メニューが置いてあります。地元の人たちに混じってほうれん草とハム卵チーズの入ったガレットとりんごジュースをいただきました。ご主人も奥さんも英語さえほとんど通じないけど、お二人ともやさしい雰囲気でガレットも美味しくて、お店を出るときにはご主人が「ドウモアリガトウ」と言ってくれました。ご馳走様でした。
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予定ではこの後、跡のメダイ教会へ行くつもりだったんですが、お昼の閉館時間に重なってしまい、諦めることに。昨日乗りそびれたセーヌ川クルーズの船に乗ろうかとも考えたのですが、これから移動して乗船するとなると再集合の時間に間に合うかどうか微妙な気がするので、これもパス。
そしてやってきたのが、「無名戦士の墓」 -
の上に建つ、凱旋門です。
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門の下から見上げると、こんな彫刻がありました。
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お花がきれいです。
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門の内側の彫刻はノーマークだったので、すごく新鮮な気持ちで見ることができました。
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凱旋門から見たシャンゼリゼ通り。賑わってました。
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再集合の時間も近づいてきたので、再びメトロに乗ってホテルに戻ることに。
駅からホテルまでの帰り道によく見たら、朝使った入口よりホテル寄りにもう1ヶ所駅の入口がありました。道の向かい側でしたが、こちらからなら確かにホテルまで5分かからないわ。 -
ホテルからバスに乗って空港へ。
嬉しいことに空港にはラデュレのワゴンが。マカロンを2つとラデュレの包装紙柄のグレーの手提げバッグを買いました。マカロン、濃厚で美味しかったです☆
そしてついにフランスともお別れです。 -
帰りの飛行機もモニターはありません。機内食を食べる時間以外はウトウトしてました。
1回目の機内食。味の印象は残ってませんが、エールフランスとの共同運航だったようで、容器に貼ってあったシールの印字はエールフランスになってました。どうせなら機体もエールフランスがよかったな。 -
2回目の機内食。疲れた胃に揚げ物は入らず、ほとんど食べられませんでした。
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上海から関空までの機内食。行きと同じく「さかなご飯?えびご飯?」と聞かれたので、今度はえびご飯にしてみました。
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7日目の夜9時過ぎ、やっと関空に到着。
リムジンバスで梅田まで戻って、南方駅前のホテルに1泊。
近くのコンビニでお茶と梅おにぎりを買って、1週間ぶりの日本の本の味にほっとしました。今までこんなことなかったのに、年かな・・・
翌日の高速バスで自宅に帰りました。
今回は失敗もあったけど、やっぱり旅は楽しかった♪
また次の旅に向けてしっかり働こうと思ったのでした。
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